今日は、いつもお世話になっている尼崎武庫元町のアップル自転車商会に集うMTB仲間たちとのMTB走行会に初めて参加させていただきました(^O^)/
場所は三田市の奥座敷、母子(もうし)を巡るルートです。母子は僕にとってはロードバイクで走るホームコースなので、よく知っているのですが、ロードとMTBの生息地は全然違います。ロードは地図にしっかり載っている国道、県道、市道といった地域の表舞台が中心ですが、MTBはさにあらず。裏山、裏道といったまさに地域の裏舞台こそが生息地。今まで自分の知っていた母子とは違う表情を堪能することができました。
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今日、ご一緒させてもらったメンバーのMTBです。今回のルート設定、道案内をしていただいた、おっぴがしさんのチタン製(多分)MTBです。ホイールのラチェット音が良い感じでした。高さを自動コントロールできるシートポストが良いですね。
資産家で左うちわの生活をされている(?)という噂の意氏戸個さんのGTカーボンフルサスです。フルサスは流石にゴージャスな雰囲気がしますね。こちらも可変式シートポストが装備されています。
このメンバーでの走行会には4度ほど参加されているという、意名画さんのトレック29erMTB。「29erの具合はどうですか?」とお聞きすると、「持て余しています」とおっしゃっていました。担ぎの時にタイヤが地面に当たって大変とのこと。やはり日本の里山には従来の26インチがベストということなんでしょうか。
ここはどこ??
母子の裏街道です。今まで走ったことのない道で、「へえ〜この道がこんな所に繋がっているんや〜」と感激しきりでした。
母子の雰囲気ですね。茶畑が山裾に沿って広がっています。そんな中、シングルトラックに入るまでにしばしば立ち止まってGPSやスマホに落とした地図でルート確認をされるOK本さん。そうそうOK本さんのバイクはSワークスのダブルサス。ダブルサスはダウンヒルでもコントロールしやすそうでしたね〜。
グジュグジュのオフロードもMTBで走れば雰囲気がでますね。その代わりお尻と背中は泥の跳ね返りで悲惨なことになりました(T_T)
下って走れるポイントまで、そろそろを押し歩きます。地面は雪解けの水で落ち葉や木の根が濡れに濡れて、かなりスリッピ―な感じになっていました。
MTB走行会での写真撮影で思ったこと。
最も面白い 「下りの場面」 は写真を撮ってる余裕など皆無
なので、この写真はもう下り終わって山から出てきた時の写真です。母子から山中を走って篠山市小枕の集落あたりに降りてきたので、数百メートル、数キロ?は走っている筈ですが、シングルトラックの下りは初めてなもんで、距離感が全然掴めません。もう下り道を楽しむのに必死のパッチ状態。ちょっとしたルート取りのミスやスピードコントロールミス、バランスの失敗でスッテンコロリン、下手したら大怪我なので、転倒しないよう、でもスピードを出来るだけ維持するよう、全神経をバイクの操縦に傾けていました。
シングルトラックのダウンヒルはめっちゃ、面白いですね〜〜!! コケルか、上手く走り抜けるかってところが紙一重って感じなので一層心地良い緊張感を引き起こします。
母子から篠山市側に下りたので、もう一度山を登って母子へ戻る別ルートを行きます。龍蔵寺だったっけな。そこの広場で少し休憩を取りました。お昼にはまだ早い時間なんだけど、さっきのダウンヒルで腹減った!!昼食に用意してきたおにぎり3個のうち2個をここで食べちゃいました(-_-;)
ほうほう、こんな場所があったのですね。この辺りは綺麗な舗装路が整備されているのでロードでも登ってくることができます。川が流れていて秋には紅葉が綺麗そうな場所ですね。
母子への登り返しで、愛宕山という山を目指して進みます。いちおう林道みたいなんだけど、ずいぶん荒れ果てていて、林道なんだか登山道なんだか判別しませんね。
杉林の斜面をひたすらに押し歩き、担ぎ歩きの連続です。時にはこんな木の橋があったりしますが、木が少し腐りかけているのかグニュグニュと柔らかいうえに水気でスリッピ―。ビンディングシューズで慎重に渡っていきます。
杉の斜面をエンヤコラサ〜♪バイク担いでえんや〜こらさ〜♪
もうずっとこんな道ばっかり。久しぶりに登山を楽しみました。嗚呼、この感覚懐かしいなぁ〜。ひと踏みひと踏み、足元を見て安全な靴の置き場を選んで顔を上げて進む道を探して・・・・。
杉林はどこを見ても道があるように見えるので、先人の残したテープや踏み跡を手掛かりにルートファインディングに気を付けながらバイクを担いで厳しい斜面をへばり付くようにして登って行きます。
道中、こんなところで昼食休憩(笑)。杉林の中は登山道がはっきりしなくて迷いやすいからあんまり好きではない。
昼食後もほとんど担ぎ登りで、なんとか愛宕山山頂に到着しました。里山というにはけっこう立派な標高ですね。
山頂といっても眺望が開けている訳でもなく、畳何畳分かといった狭いスペースしかありません。しかも写真では分かりづらいですが、けっこう吹雪いてきています。でもここからの下りが楽しみだ〜!!
あ〜〜〜もう到着。苦労して登って、下りは一瞬。でもその一瞬は全神経を集中させてバイクと一体になって道を駆け下りるのでその瞬間が楽しくて仕方ない。登りの苦労を十分に取り戻せて、お釣りが返ってくるぐらいです。MTBにハマった人が、結局、ダウンヒルマシンを買って特設のダウンヒルコースを走る気持ちが分かったような気がします。
でもMTBライドでは、一番楽しい所を写真で紹介しようがないのがなんとももどかしいなぁ。そうそう、OK本さんから、「fumitaroさんは
今日が山道初めてとは思えないほどに下りを飛ばしますね」 とお褒め?の言葉を戴きました。ロードでのダウンヒルは相当走っているので、身体のバランスの取り方とか、細かいルート選びとかも自然に身に付いているのかもしれませんね。オンロードとオフロードでは違っても、乗り方の基本は同じってなところでしょうか。
予定のコースでは、もう一本下りの設定があったみたいですけど、母子は生憎の吹雪模様。愛宕山を登るのに時間をだいぶ使ってしまったということもあって、今日はここでお開きということになりました。でも初めてのMTB走行会、バイクを押して担いでの時間が長かったですけどとっても楽しかったです。OK本さんは「今日は消化不良だなぁ」とおっしゃっていましたが、僕は全然、そんなことなくて楽しめましたよ。今後もぜひご一緒させていただいて、たくさんルートを教えてくださいね。皆さん今日はお疲れさまでした。またご一緒させてください(^^)/
走行距離:18.89キロ
走行時間:1時間48分
これは実走距離と時間なので、移動距離はもっと多いのですが、担ぎ登りの時間がとても多かったってことですね。でも、この実走距離で、この充実感。ロードとはまた違った自転車の楽しみ方ですね。