突然ですが、これは何でしょう??
答え(はやっ)、昨今復旧された、東京駅構内ドームの天蓋です。
ということで、先週の土曜日、日曜日と東京まで行ってきました。東京駅かぁ・・・さすが首都東京の陸の玄関口、明治以降の我が国の近代化の歴史と重厚さを感じさせる外観です。
それはさて置き、今回東京まで来たのは、埼玉に住む親族に会うためなのですが、東京で数時間過ごす時間的余裕があります。そこで、スカイツリーも、東京タワーも、国会議事堂も、ジブリ美術館にも、その他数多ある東京の観光名所には見向きもせず、青山にある自転車ショップ巡りをすることに決めました。
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今回は自転車で巡るのではなく、徒歩、地下鉄中心ですが、日比谷公園などを散歩しつつ青山を目指しました。このブログを始める前に東京自転車巡りをしたことがありますが、色々な名所を短い時間で回れて、しかも一つ一つの名所が味わい深いので相当面白かったです。
「Pen」という雑誌の中に青山自転車巡りの記事が掲載されているのを目にしました。今回はその記事に触発されて青山までやって来た訳です。
まず最初にやって来たのは、あのシマノが直営する、カフェ 「OVE(オーブ)南青山」外観は完全にお洒落なカフェという雰囲気で、店内に見え隠れする自転車がなければ、シマノらしさを表すようなモノは全くありません。OVEのコンセプトは、東京の街を自転車で楽しみませんか?という散歩ならぬ「散走」というプランを提供し、東京の歴史、文化、風景などを愉しもうというものです。なるほど、街ポタリングの愉しみを紹介してくれるカフェということですね。OVEは中之島にもあるので、ここの走行会に参加すると大阪を愉しむツボに触れられるかもしれませんね。
OVE店内のバイクスタンドに、散走用の自転車がスタンバイされていました。前後フルサスペンションのクロスバイク?ハブダイナモにリアブレーキはディスクブレーキ。ハンドル周りにはサイコン(?)や用途不明のスイッチ、ペットボトル入れ色々と装備豊かな自転車ですね。これに一度乗ってみたいですね。大阪でも乗れるのかな。
OVEはシマノ直営店にもかかわらず、コンポにカンパニョーロを使ったケルビムのバイクが2台置かれていました。手前の赤色のバイクが「Racer」、奥の青色のバイクが「Steel master」ですね。自転車のハンドメイド工房のケルビムは、ノーマルなロードバイクももちろん作っていますが、このバイクたちのようなデザイン性溢れるモデルも意欲的に発表していますね。
こちらの「Steel master」、ステム一体型のハンドルバーと独特のブレーキレバーが目に付きますが・・・
このサドルもSteel製のモノ。いかにケルビム社長の今野真一氏といえどもこれは流石にやり過ぎてしまったのでは・・・でも一体どんな座り心地なんだろう。長時間のライドにも堪えられる代物なんかなぁ。そうは見えんけど。
OVEはカフェなので、珈琲や紅茶といったメニューも充実。ナチュラルテイストなランチメニューも豊富に用意されています。私が店を訪れた時も多くのお客さんがランチを楽しんで会食をされているようでした。
自転車関連の書籍も何冊か置いてあり自由に読む事ができます。そして偶然、今回の青山自転車巡りについての記事が雑誌「Pen」にて掲載されていました。ちょうど、この青山界隈の自転車ショップ巡りをしようと思っていた所なのでこのMAPを写真に収めて地図代わりに使うことにしました。
OVEを後にして最初にやって来たのは、 「ビアンキ・コミュニティ青山」 というイタリアの老舗自転車メーカービアンキの専門店です。このチェステのロードバイクには以前憧れたこともありました。
店内では、ビアンキのロードバイクを中心にマウンテンバイク、クロスバイク、フォールディングバイク、シティバイク等々色々なジャンルの自転車あパーツ、ウェアなどたくさんおアイテムが販売されていました。写真はビアンキロードバイクのトップグレード、オルトレをはじめ、ロードバイクもフレームたちですね。オルトレのダウンチューブ下部には何か絵が描かれていますね。流石デザインの国イタリアといったところでしょうか。
南青山3丁目の交差点から、外苑西通り(青山キラー通り)を明治神宮外苑の方へ進んで行く道沿いに何軒もの自転車関連のショップが建ち並んでいます。
まず一番近くにあったのが、「バイクフォーラム青山」 という、ブリジストンサイクルのショールームです。また、ロードバイク、MTB、色々な種類のバイクの試乗もできるみたいですね。
ブリジストンといえば、「ANCHOR」ですね。アンカーのロードバイク、マウンテンバイクのほとんどの種類が展示されていました。
アンカーといえば、「ネオコット」チューブ。こんな展示もあったりします。
そしてMTBも展示されています。ただ、ネオコットチューブを使ったアンカーXCN7というクロモリMTBは展示されておらず残念でした。それが試乗できるならやってみたかった。
そこで試乗したのは、650Bという従来の26インチより少し大きなホイールを装備したカーボンフレームの「ANCHOR XR9」というMTBを試乗させてもらいました。乗り心地?街の中で短い時間転がしただけなので何とも・・・ですが、ホイールが大きく、タイヤも大きいということは必然的に重くなり、カーボンの軽さを生かした、という感触ではなかったですね。山に入ると走破性は良いのでしょうけど、やはり取り回りの問題を考えると、まぁコースにもよりますけど、従来の26インチで十分のような気がしました。
そして次に訪れたのは、「ケルビム青山店」 です。ケルビムの本店・工房は東京都町田市にありますが、いよいよ東京都心にも出店して更なる業務拡大を狙うといったところでしょうか。ここ数年のケルビムの勢いは凄いものがありますね。
店舗はこじんまりとしたものですが、ハンドメイドバイクが所狭しと置かれていました。上に置かれているフレームはオーダー受注されたものが完成し納品を待っているフレームたちなのかな。
ケルビムの新モデル 「Racer」 です。様々な新技術を取り入れ、スチールバイクにして7kg台前半、使用するパーツ次第では6kg台も可能なレーシングバイクです。ケルビムは新しいモデルをまさに矢継早に世に問うてきていますね。
ピンボケ写真で残念ですが、こちらも意欲作、「R-2 stainless」です。店員さんに色々と説明を聞いてみたろころ、ステンレスは鉄よりも強度が高いため、パイプをより薄く作ることができるので軽量化が可能となる。そして錆に強いというメリットがあるそうです。乗り心地は、スチール製のものより硬い乗り心地になるみたいですね。ただ、ステンレスは加工が難しく、特殊な技術が必要になるので、値段はかなり高価なものとなるそうですね。基本フレームセットで43万500円かぁ・・・。メーカーによっては、カーボンフレームのトップグレードが買えるなぁ。
東京青山界隈のバイクショップ巡りの締めは、ロードバイク販売店の老舗「なるしまフレンド」にしようと思ってたんですけど・・・時間切れでOUTでした。残念。しかし、さすが東京は違うなぁ・・・今回は自転車で東京巡りをすることはできませんでしたが、ポタリングを愉しむには最高の街なんですよ東京って。このブログを始める前に数時間だけ東京の街をポタリングしたことがありますが、東京は歴史、文化、商業、自然、様々な分野で見所があり過ぎて1日、2日ではとても巡り切れません。でもまた、時間をじっくりかけて東京ポタリングを楽しみたいと思います。