2月の松阪のブルベ以来、嫁さんの病気もあってブルベはもちろん、ロングツーリングもしばらくは封印という事でケルビム・ピューマ号に乗る機会もありませんでした。しかし、この夏にようやくロングツーリングも復活ということでピューマ号で阪神間に下りてぶらりと走りに出ることにしました。
短い時間のポタリングなのに、わざわざキャラダイスのサドルバッグを付けて気分だけはロングツーリング(笑)。武庫川沿いに道場から川下川ダム経由で宝塚へと向かうルートで進みます。茹だるような暑さです。
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新名神の橋梁工事。道路が少し繋がって伸びています。けど平日の真昼間なのに工事の出入りは少なめ。もっとトラックの往来が激しいのかと思ったら意外にもそうでもなかったり。
下草も伸び放題でダムまでの道のりはかなりアドベンチャーな感じ。この道のことを知らずに夕方ここに迷い込んでしまったらら焦って泣いてしまうかも。
川下川ダムの石碑ですけど、文字がオドロオドロしい感じに。それにしても「かわしもがわ」ってややこしい名前だな。
十万辻の下り。故杉原輝雄プロの在りし日の姿の看板を横目に坂を下って行きます。
すみれが丘、御殿山の住宅街から坂を下って宝塚市街地を目指します。急坂の路地が何かイイ感じ。
水路が流れる細い裏道もポタリング気分を盛り上げてくれますね。新しい住宅街は整えられずぎているのでこんな隠し道のような面白い道はありません。
坂を下り切って、古びた商店街のゲートを通って宝塚の駅前に到着。ここからは平坦路です。
宝塚から武庫CRを下って尼崎のアップル自転車商会にやって来ました。いつもながらの店外の様子ですね(*_*;
カンパのブレーキシュー交換をお願いしました。以前にお願いして置いてもらっていた補修用パーツがあってラッキーでした。
それにしてもカンパのブレーキシュー交換は力技ですな。専用工具がなければなんとか手を使って強引に押し込むしかない。
武庫川、「髭の渡し」。対岸に見えるのは高校野球で有名な報徳学園です。地区大会には勝ち進んでいるのかな、野球部の練習中の掛け声が対岸にまで聞こえて来ました。
この説明によると明治時代に入るまで武庫川にはきちんとした橋が架けられていなかったんですね。阪神間を東西に行き来するのに武庫川を渡らない訳には行かないので、茶屋があったり、渡し人足がいたりで、ちょっとした駅のような様相だったに違いありません。
伊丹市に入り、新幹線高架下の道を東へ進みます。新幹線下は東西を繋ぐ良い抜け道なんですよ。信号は多いけど交通量は少ないので自転車にとっては気楽に走れる道です。
新幹線下をずっと東へ進むと阪急伊丹線の線路を横切ります。伊丹で育った私としては、この周辺も行き慣れた道なのですが、このツーリング仕様のバイクで走ると気分が違うものですね。不思議にあんまり知らないところに来たような?
猪名川沿いを北上します。右手に見える山は五月山です。猪名川は実に空が広い。広大な空間が眺望できますね。
武庫川に架かる国道171号線の橋、「軍行橋」の手前、川沿いの通りに瀟洒な洋館が見えてきます。
ここはヒロコーヒー伊丹猪名川店です。川沿いの交通量の多い道路に面し、工場地帯の只中にあるという立地の悪さからは思いもよらないほどの人気店です。駐車場にはたくさんの車が停まっていました。
建物の一角はコーヒー工場になっており、コーヒー豆の入った麻袋が積み重ねられていますね。
建物の1階はケーキ店とコーヒー豆の販売所になっていますが、コーヒー豆には海外のコーヒー生産者の顔写真が貼られているほどの手の込みようです。南米の国々がやはり多いですね。
階段を2階に上がると喫茶コーナーがあります。ご覧の通りお客さんでいっぱいです。カウンターの端の席が空いたのでそのに座りました。空調の効いた店内で暑さで火照った体を冷ますのには丁度いい。
ダッチ水割りアイスコーヒーを飲んで、体の中にも涼を入れましょう。水割りコーヒーを飲むのは初めてなのですが、深いコクで大変美味しかったです。
2杯目の珈琲はおかわり価格ということで1杯200円で飲むことができます。これは良い制度ですね。これはニカラグアの珈琲ですが、香りと酸味が強いタイプの味わいで好みとはちょっと違っていました。
ヒロコーヒーを出て伊丹の台上に上がってきました。伊丹は平地ではなく、少しだけ標高の高い台地になっていますが、その台地の東の縁のラインには古来より重要な造られてきました。例えば、ここ伊丹廃寺や荒木村重が居城とした有岡城、等々です。現在でも自衛隊の中部総監部や県立伊丹高等学校、緑ヶ丘の武道館などの公共の施設がありますよ。
こんな立派な寺院がここにあったとは驚きですね。伽藍の配置があの奈良の法隆寺と同等であったという大きなお寺です。
伊丹市は空港もあったり、戦前は軍都でもあった訳です。現在でも陸上自衛隊第三師団があったり中部方面総監部があったりと自衛隊との関わりが大変深い街なんですよね。勤務を終えられた自衛官が自転車に乗ってチャリチャリと道路を転がしているところを良く見かけます。友達のお父さんが自衛官ということも多かったですね。小さい時に自衛隊祭りで戦車に乗ったこともありますよ♪当時の主力戦車74式でした。
さて、三田に帰らないといけません。阪神間都市部から三田に入るには残念ながらどの道を通って山越え、峠越えのルートしかありません。最も勾配の緩やかなのはR176ですが、それでは面白くないので、今日は宝塚市の五月丘の住宅街の坂道を登って行きました。長い坂道を振り返っての写真です。
そしてこの長尾山トンネルを越えると都市部から山間部へと入って行きます。
一気に緑が濃くなります。宝塚市の切畑、西谷に続く道です。夕暮れが迫ってきました。
西谷の道路の脇にあるこの道路、一体どこに行くんや?という雰囲気ですが、ここから川下川ダムを抜けて道場駅方面に向かう道路の入口です。行きはこの道を通ってここに出てきた訳ですが、帰りも同じルートを走ります。下り中心なので楽なんですよね。
暗がりの中の道を走り抜けてJR道場駅前まで戻ってきました。ここからは武庫川沿いに走る平坦な道なので気分もぐっと楽になります。コンビニでジュースを飲んで一息入れてから出発しました。
ひさしぶりに5時間も走りましたが、ゆったりと自転車で走り巡る遊びもやはり楽しいですね。土曜日は播磨中央公園での2時間エンデューロ大会早朝版ですが、これが終わったら、しばらくはツーリングや街ポタを楽しもうと思います。