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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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三田篠山レトロ探訪 丹波立杭焼の里と篠山今田のギャラリー&カフェ 

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三連休の最終日、午前中は前日のウッディタウンポタの記事などを作成しつつのんびりと過ごし、午後から千丈寺湖のコースへLSDトレへ出掛けました。ゆったり2時間ほど走った後、ギャラリーパーシモンのブログに載っていた篠山市今田にあるカフェ、colissimo(コリッシモ)へ向かうことにしました。道すがら丹波立杭焼きの里などにも寄って、のんびりポタリングを楽しみます。

写真はJR相野駅前のおそらく廃業したであろう自転車屋さんの風景。この佇まいは昭和の生活を感じさせる文化的な遺産とも言えるのではないでしょうか。よくも当時の姿でこれまで残ってくれていたものです。

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これらの看板はいつ頃の看板なのかは分かりませが新家のツバメ号自転車は戦後すぐに製造が開始された国産ブランドの自転車ですね。この閉ざされた扉の向こうに古い昭和の自転車が眠っていたりして・・・。


兵庫県道141号黒石三田線から峠を越えて292号下立杭柏原線に入ります。


先ほどの分岐から峠道を下ると、日本六古窯の一つ丹波立杭の里に入ります。ちなみに、日本六古窯とは、瀬戸、常滑、越前、備前、信楽、そして丹波立杭を指します。


今のところ、自分自身で焼き物を作ったりするようなことに興味はあまりありませんが、焼き物の里としての立杭の歴史にはすごく興味があります。今度時間のある時にゆっくりと見て回りたいですね。県立陶芸美術館も近くにあるのでそこにも行ってみたい。


道端に無造作にありましたが、これはいわゆる登り窯ってやつでしょうか。ウィキで調べる限りちょっと違う気もするんだけど。気にはなるけど先を急がなくてはいけません。


丹波立杭の里からそう遠くない場所にある、篠山市今田のカフェ、coplissimoに到着です。こちらの建物、見るからに古い建物の感じですが、旧今田郵便局舎を利用したギャラリー&カフェなのです。


相当に年季の入った建物であることは間違いありませんが、この塗装の剥げ具合や古びた感じに何とはなく心惹かれるのは何故なんでしょうか。


建物の中は元の郵便局の雰囲気を生かしながらカフェとして再生している感じ。ガラス窓のカウンターそれ自体が美術品の様。


建物の外からでは分かりませんでしたが、店内は結構な人数のお客さんが居ました。お客さんもどことはなくお洒落な雰囲気を醸し出していますね。そんな中、レーパンとジャージの私・・・。かなりの場違い感を感じますが、そこを気にしちゃ負けですね。


「no photo」って小さな看板が何枚か出てたから、店員さんに聞いたら写真OKだって。一体どっち?って思うけど、こういうのって日本らしいところなんだろな。「人を不快にさせるような写真の撮り方しちゃだめよ」って感じなのかもしれないし、何か悶着があった時に「店としては禁止しています」ってことなんかな。


森彦という珈琲と、キャロットケーキを頂きました。「森彦」は深煎りながらも飲みやすい優しい味。キャロットケーキは洋酒が良く浸み込んで甘くシットリとした味でした。なかなか美味しかったですね。ランチもあるので、今度来たときはランチメニューを食べてみよう。


2階に上がると、そこは小さな美術館のようなスペースになっています。


この時は、石川祐樹 写真展「蝶々の心臓」というイベントをやっていました。重篤な心臓病を持って生まれた愛娘の成長を綴った写真集です。


この建物は、colissimoから100mの距離にあり、元々は農協の米蔵だったそうですが、colissimoと連動したギャラリースペースになっています。


内部は吹き抜けの気持ちの良い空間になっていて、写真展やライブスペースとして使用されているようです。今回はここを初めて訪れましたが、三田や篠山に創作的な場所が増えてきているような気がします。

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