マドン6に乗るのはずいぶん久しぶりです。最後にマドンで走ったのはいつだったかと調べてみると、10月26日に千丈寺湖周回トレで走った時でした。もう2ヵ月近く前のことなんですね。10月下旬から11月、12月中旬にかけて親戚の不幸があったり仕事が忙しい時期があったり、他にも色々とあったりで、なかなか集中してロードバイクに乗れる気分になれずトレーニングもほったらかし状態。この秋に目標にしていたアワイチ5時間切りの挑戦もさっぱり駄目でした。だって結局アワイチを一度も走ってないんだもの。2010年の秋頃からロードバイクでツーリングをしたりトレーニングに励んできましたが、この2014年の秋は図らずもいったん小休止という形になりましたね。
けど、まぁいいんです。あくまで自転車は趣味ですから。日々の生活を自分なりに充実させるための一つの要素でしかありません。走りたい時には走り、気分が乗らない時には走らない。そのことに何の不満があるでしょうか。けど、ロードバイクに乗らない分、MTBで千丈寺湖周辺ポタを楽しんだり、KHS号で花山院の坂を登ったり、通勤前に武田尾温泉や清荒神、紅葉谷などを走ったりしてゆったりまったり自転車を楽しむことが出来ましたし、久しぶりに自転車でのヒルクライムではなく山道を歩いて山に登る、いわゆる登山の楽しさも思い出しました。
そして12月中旬、久しぶりにマドン6に乗りたいなという気持ちが昂まってきたというところで早朝に千丈寺湖に繰り出してみました。ずいぶん久しくロードバイクにも乗っていないのでトレーニングという程でもなく、ロードバイクの感覚を思い出すための試走という程度に過ぎませんけど。それにしても今朝は寒かった。雪が降らないのが不思議なくらいの厳しい冷え込みと快晴の冬の空の中、千丈寺湖から乙原や高平、木器といった馴染み深い場所を走ってきました。
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気持ち良い!! マドンで走り出したものの、あまりの寒さに気分が萎えてしまうんじゃないかという心配もあったのですが、微塵もそんなことはなく、ロードバイク、マドン6の持つ圧倒的な走りの軽快感に惹きこまれてしまいました。やっぱりMTBや小径車とは「走ること自体の楽しさ」が全然違う。ロードバイクはやっぱり凄い。
千丈寺湖ん湖面からは「蒸気霧」が発生して湖面を霧状の水蒸気が風で流され幻想的な風景を作り出しています。冷え込みの厳しい冬の朝に見られる風物詩ですね。
沿道の冬枯れの桜の木が朝日に照らされています。冬の朝日は暖かい色合いですね。葉が一つもない冬枯れの枝の広がりもなんとも魅惑的です。
厳しい冷え込みの冬の朝にここまで出向いて来たことへのご褒美でしょうか。
こちらは飯盛山の麓の住宅群と千丈寺湖。まるで温泉の湯気のように蒸気霧が吹き出して、湖面をサラリと流れていく様子に見惚れてしまいました。マドン6を走らせる爽快さと冬の景観の見事な様子の連続に楽しくて仕方ありません。
おはよう乙原。永沢寺へと続く美しい平野部の道のりを爽快に走ります。奥の山並みが朝日に照らされて綺麗ですね。
おはよう千丈寺山。この山は千丈寺湖の湖畔の向こうに雄大に見える山です。数年前に一度だけ登ったことがありますが、また近いうちにこの山にも登らなければね。この冬のうちに登ってみたいね。
乙原から隣の高平へと峠を越えてやって来ました。稲穂が刈り取られた田圃の向こうに見える三角錐の見事な山が大船山です。先日もこの山への登山の様子を記事にしましたが、山は観る角度によって全然違う姿を見せてくれるのが面白いですね。
この季節に麦の若葉の緑はとても眩しい。今まであまり知らなかったですけど、麦の栽培には「麦踏み」という工程があって芽が少し育ってきた頃に敢えて麦の若葉を踏み付けて痛めつけることで麦がより丈夫に育つんですって。そう言えば、そういう話を小学生の頃、「はだしのゲン」という漫画でゲンのお父ちゃんが力説していた場面があったことを思い出しました。麦畑の向こうには木器方面から見た羽束山が聳え立っています。前回は山の向こう側の香下からの登山でしたが、木器側からも登れるらしいので、こちらも登ってみたいですね。どんな登山風景になるのでしょうか。
これまで木器には何度も足を運んできましたが、ここは初めて来た場所です。木器も高平もまだまだ知らない場所がたくさんありそうです。
ちょっとした高台にある林から高平方面を眺めてみました。快晴の冬の朝は清々しくて良いですね。
木器の旧郵便局の建物です。神戸市北区大沢や篠山市今田の旧郵便局はリノベーションされてカフェに生まれ変わっていますが、この建物も趣があって何かの施設に利用できると良いとは思いますが、どうやら個人宅の敷地にあるのでそういうことは難しい感じですね。
千丈寺湖に戻ってきました。湖面の向こうに見えるのが先ほども紹介した千丈寺山(589m)です。どうやら三田市で唯一一等三角点が設置されているらしい。乙原付近にある「てんぐの森」で森林浴を楽しみながら山頂を目指す登山が面白そうです。森林浴ということなのでやはり新緑の季節(4月から5月にかけての時期)が気持ち良いでしょうね。
久しぶりのマドン6での出走でしたけど、トレーニングというよりすっかり身近な地域のポタリングになってしまいましたね。まぁいいんです。マドンに乗って走ったということが大事なんですから。また時期が来たらトレーニングに打ち込む時期がやって来ることもあるでしょう。でもやはりマドンの爽快な走りは他のバイクとは別格のものでした。