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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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お墓にゼロ戦? ゼロ戦墓場と光が丘の高台からの眺望です。

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今日は久しぶりに輪行通勤で朝早くに宝塚までやってきました。先日登った紅葉谷の道の先を目指して登ってみようという目的です。ここ2、3日の寒波は弛んで今日はまだ温かく感じられますね。

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川沿いの道をゆっくりと登って行きます。どうやら中学生たちの通学時間と重なってしまったようです。


甲子園大学の方向に行くと東六甲縦走路の入口にあたる塩尾寺へと道が続きますが、今回はそちらへは行かず谷に沿って東へ進んで行きます。


谷沿いの小道は自動車やオートバイが入れないように車止めがありますね。


淀川サイクリングロードの車止め以上にやっかいな車止め。一体こんなに執拗に設置する意味があるのだろうか。


階段はあるし車止めもあるし、とても自転車で気持ち良く走れる道ではありませんね。


高台に上がって見た風景です。紅葉の季節には綺麗な色合いを見せていたであろう山の木々もすっかり古錆び色。


光が丘という東六甲山の山裾に広がる高台の住宅地からの眺望がなかなか素晴らしい。ポコッとした山は甲山。


朝日に照らされて遠く大阪都心のビル群まで見通すことができますね。


こんな空中の住宅地で暮らすというのはどういう感じなんでしょうね。


この付近のお墓ですが、あれ・・・何か向こうにお墓に似つかわしくないものが写真に映っているような。分かります?


そうなんです。ここは第二次世界大戦時の日本の軍用機、通称ゼロ戦が祀られているお墓なんです。ゼロ戦墓場などと呼ばれているようです。


石碑を読んでみると、ここは特攻隊として祖国を守るために戦場に散った若者たちの命の霊を慰めるために建立されたようです。「お国のため」と若者たちが壮絶に戦い命を散らした時代を経て、今日の私たちの生活があるということを忘れてはいけないと常々思っています。


高台の住宅地を下り職場へと向かいます。宝塚はどこへ行っても阪急電車。阪急電車の似合う街なのです。そうだ、作家の有川浩さんも似たような感慨をもって「阪急電車」という小説を書いたのかも知れませんね。映画化もされました。そんな事をすっかり忘れていましたが今朝急に思い出しました。

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