千丈寺湖・青野ダムサイト公園
今年も大晦日を無事に迎えることができました。
すぐ先に何が起こるか誰にも分からない、ということを身を持って体験する1年となりましたが、2012年の3月から始めたこのブログもなんとかここまで書き続けることが出来ました。本当に多くの方に読んでもらっているようで、コメントを頂いたり、自転車で走っている時に声を掛けられたり、fumitaroさんのブログを読んでいる方が大勢いますよ、という話を頂くだけで大変ありがたい気持ちになります。自分の書いたものが大勢の人に読まれ、さらに楽しんでもらえているという歓びは何事にも代えられないものですね。
自転車を通じて知り合った皆様に感謝申し上げるとともに、皆様にとって良い年の瀬と年の初めを迎えられるよう心からお祈り申し上げます。
大晦日ということで、今年1年の出来事を振り返ってみるとしましょう。冒頭の写真は千丈寺湖畔の青野ダムサイト公園です。私の三田での自転車生活の基盤は間違いなくこの千丈寺湖にあります。今年も何度この湖畔とその周辺の道々を自転車で走ったのか分かりません。この自然豊かな三田の地で、四季折々の風景に触れ、たくさんの人に出会い、「自転車生活」というだけではなく、私の人生そのものにも色々な形で大きな影響を与えてくれたのがこの場所ですね。そんな場所から今年1年を振り返ってみます。
当ブログをお読みいただいてありがとうございます!
こういうもので、少しでも交流の輪が広がればという思いでブログランキングに参加しています。
順位が上がれば、記事を書くモチベーションもアップします!!
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1月11日「まさかのリアディレイラー脱落にもめげずに能勢、三田の寒中ライド」
今年の乗り始めはいきなりコレだったんですね。おしょうさん、プロテイン君、おさるさんとの乗り初めライドでいきなりRディレイラーの根本がポッキリ折れた。長谷の棚田からサイノカミ峠に向かう途中の出来事でした。もちろん走行不能ですが、一緒に走っていたメンバーに助けられて車で回収することができました。
その後、自転車を乗り換えて、場所を千丈寺湖に移してその周辺を走るということで何とかリカバリーできました。
アップル自転車商会
尼崎の西武庫公園近くにある「アップル自転車商会」です。1月18日に訪れていますね。それ以降はなかなか訪問できませんでしたけど、新年は早々にお世話になります。よろしくお願いします。
2月の初めに三田でも珍しいくらいの大雪が降ったんです。青野ダムサイト公園もすっかり雪の中に埋もれてしまいました。
ウッディタウン、エスコヤマ前もこの様子です。ニュータウンにもしっかりと雪は積もるんですよ。
2月17日 「強風に翻弄され続けたBRM216 松阪200Km伊勢の記録」
今年のブルベは結局この1回だけになってしまいました。この写真は頑張って用意したキューシートが大風に煽られて雪の残る田圃の中に飛ばされて探し集めるのに難儀したの図です。残りの1枚がどうしても見つけられませんでした。キューシートが風に吹き飛ばされて行方不明 (笑) になるなんて走る前には想像もしていませんでした。でもガーミンがあるので問題なく走り終えることができましたけどね。デジタルツールのガーミン不調時に備えてアナログのキューシートをしっかり用意したのに逆にガーミンに助けられる事態になるとはなんとも皮肉なことです。
2月22日「サイクルエンデューロ in グリーンピア三木2014、ラヴゾンビーズ躍動の巻」
2回目の出場となったグリーンピア三木での2時間エンデューロです。ラヴ・ゾンビーズのメンバーとして参加しました。この日のために2月中にトレーニングを重ねてきたので個人的には昨年よりも速く走れていました。成長を実感できて嬉しかったですね。チーム的にはラヴ・ゾンビーズCチームがチーム戦の2位に入るという奮闘ぶりを見せてくれました。チーム戦の楽しさをこのレースとこのチームが教えてくれました。来年もチームは走るかな。走るならここに向けてのトレーニングのモチベーションがググッと上がってきますね。
3月20日「NO BIKE NO LIFE」
3月20日に 「NO BIKE NO LIFE」 なる記事を書いていますが、今年を振り返って大きな衝撃を受けたのはやはりこの事です。3月の初めに妻が突然、尋常ではない背中の痛みを訴え始めました。すぐに入院して色々な検査を受けたところ、肺がんのステージⅢbという末期に近い状態という診断(確定ではない)を受けたのです。色々と調べてみましたが、いくら医療が進んだ今日とは言え癌は手強い病気です。ステージⅢbというのは癌がリンパ節に転移している段階で手術は出来ず、抗がん剤で治療するしかないという段階ですが、色々と調べてみる限り、大変厳しい状態であることだけがハッキリと分かりました。果たしてあと何年の命があるのか。妻がそんな状態になった際に書いた記事ですね。
でも最後の最後、腫瘍の組織を採取して肺がんの種類を判別するために病理検査にかけたところ、肺がんではなかったんです。CTやPETなどの画像診断で見る限り、癌であろうという何人もの医師のほぼ間違いのない確定的な物言いから、その事態を受け止めつつあった矢先の出来事です。安堵した、というより何が何だか分からないという感覚の方が近いかな。肺に腫瘍ができる病気であることには変わりはないのですけど、それは良性というか、癌に比べると命に深刻なダメージを与えるものではないので、投薬治療を受けながらしばらく安静にして過ごすうちに治癒する可能性が高いという病気だったんです。妻は今でも社会復帰こそまだですが元気に趣味を楽しみながら毎日を暮らしています。全く、人生何が起こるか分からない・・・っていう感慨をこの時に強く思いました。
上の住宅の写真は、妻が肺がんで余命も短いかもしれないという状態だった時に、妻が趣味を少しでも楽しめるように、作業部屋を買ってあげようかと安い物件を何となく探して実際に見て回っていたんですね。
そんな時に中古物件の近くにあったのがこのお家。「早瀬野菜研究所」さんです。去年の春のイベントで地元三田のショップが屋台を出して販売会をしている時に偶然に知りました。ご夫婦で野菜や果物を自家栽培したり、三田産の野菜や果物を使ってジャムや各種保存食を作って販売しているお家です。その早瀬野菜研究所のお家が偶然目の前にあったのです。これまた偶然にも、丁度その時、ご家族で家の前に出ておられたので、声を掛けさせていただいたことがきっかけとなって、家庭用のジャムを買ったり色々な贈り物をお願いしたりという付き合いが始まりました。他にもお家に招かれてご馳走になったり子どもたちと一緒に遊びに行ったりと色々とお世話になっています。今年は大変お世話になりました。また新年もよろしくお願いしますね。
早瀬野菜研究所さんも、新年を迎えると苺のジャムの季節がやってきます。新年はどんなジャムで楽しませてくれるのでしょうか。
春到来。千丈寺湖畔の桜も満開です。
通勤路の宝塚・花乃みちの桜は三田より一足早く春爛漫を迎えていました。
春の選抜高校野球を甲子園球場に行って見ていました。履正社が後半怒涛の攻撃で豊川を打ち砕き勝利は目前でした。しかし、8回裏に一挙5点を挙げた豊川が優勝候補の履正社に勝ち越し、これで勝負あったかと思われました。しかし、9回に履正社が追い付き、10回に勝ち越しを決めて勝利しました。この2転3転する展開を目の当たりにした当時の私(この時は妻は肺がんの診断が出ていました)は、妻の病気にもこの試合のように「最後まで何がどう転ぶか分からない」という事が生じるのではないかと仄かな期待を浮かべたことを覚えています。
あまりに濃密な1年の振り返りは4月でいったん置きます。5月に入ると妻の病気も癌ではなく別のものと確定し、自宅に戻ってきてのんびりと暮らす日々が始まりました。私の自転車生活もスズカの8時間エンデューロに向けてのトレーニングに割く時間が増えてきました。この頃は本当にトレーニングに専念した自転車生活だったんですね。
今年も大晦日を無事に迎えることができました。
すぐ先に何が起こるか誰にも分からない、ということを身を持って体験する1年となりましたが、2012年の3月から始めたこのブログもなんとかここまで書き続けることが出来ました。本当に多くの方に読んでもらっているようで、コメントを頂いたり、自転車で走っている時に声を掛けられたり、fumitaroさんのブログを読んでいる方が大勢いますよ、という話を頂くだけで大変ありがたい気持ちになります。自分の書いたものが大勢の人に読まれ、さらに楽しんでもらえているという歓びは何事にも代えられないものですね。
自転車を通じて知り合った皆様に感謝申し上げるとともに、皆様にとって良い年の瀬と年の初めを迎えられるよう心からお祈り申し上げます。
大晦日ということで、今年1年の出来事を振り返ってみるとしましょう。冒頭の写真は千丈寺湖畔の青野ダムサイト公園です。私の三田での自転車生活の基盤は間違いなくこの千丈寺湖にあります。今年も何度この湖畔とその周辺の道々を自転車で走ったのか分かりません。この自然豊かな三田の地で、四季折々の風景に触れ、たくさんの人に出会い、「自転車生活」というだけではなく、私の人生そのものにも色々な形で大きな影響を与えてくれたのがこの場所ですね。そんな場所から今年1年を振り返ってみます。
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今年の乗り始めはいきなりコレだったんですね。おしょうさん、プロテイン君、おさるさんとの乗り初めライドでいきなりRディレイラーの根本がポッキリ折れた。長谷の棚田からサイノカミ峠に向かう途中の出来事でした。もちろん走行不能ですが、一緒に走っていたメンバーに助けられて車で回収することができました。
その後、自転車を乗り換えて、場所を千丈寺湖に移してその周辺を走るということで何とかリカバリーできました。
アップル自転車商会
尼崎の西武庫公園近くにある「アップル自転車商会」です。1月18日に訪れていますね。それ以降はなかなか訪問できませんでしたけど、新年は早々にお世話になります。よろしくお願いします。
2月の初めに三田でも珍しいくらいの大雪が降ったんです。青野ダムサイト公園もすっかり雪の中に埋もれてしまいました。
ウッディタウン、エスコヤマ前もこの様子です。ニュータウンにもしっかりと雪は積もるんですよ。
2月17日 「強風に翻弄され続けたBRM216 松阪200Km伊勢の記録」
今年のブルベは結局この1回だけになってしまいました。この写真は頑張って用意したキューシートが大風に煽られて雪の残る田圃の中に飛ばされて探し集めるのに難儀したの図です。残りの1枚がどうしても見つけられませんでした。キューシートが風に吹き飛ばされて行方不明 (笑) になるなんて走る前には想像もしていませんでした。でもガーミンがあるので問題なく走り終えることができましたけどね。デジタルツールのガーミン不調時に備えてアナログのキューシートをしっかり用意したのに逆にガーミンに助けられる事態になるとはなんとも皮肉なことです。
2月22日「サイクルエンデューロ in グリーンピア三木2014、ラヴゾンビーズ躍動の巻」
2回目の出場となったグリーンピア三木での2時間エンデューロです。ラヴ・ゾンビーズのメンバーとして参加しました。この日のために2月中にトレーニングを重ねてきたので個人的には昨年よりも速く走れていました。成長を実感できて嬉しかったですね。チーム的にはラヴ・ゾンビーズCチームがチーム戦の2位に入るという奮闘ぶりを見せてくれました。チーム戦の楽しさをこのレースとこのチームが教えてくれました。来年もチームは走るかな。走るならここに向けてのトレーニングのモチベーションがググッと上がってきますね。
3月20日「NO BIKE NO LIFE」
3月20日に 「NO BIKE NO LIFE」 なる記事を書いていますが、今年を振り返って大きな衝撃を受けたのはやはりこの事です。3月の初めに妻が突然、尋常ではない背中の痛みを訴え始めました。すぐに入院して色々な検査を受けたところ、肺がんのステージⅢbという末期に近い状態という診断(確定ではない)を受けたのです。色々と調べてみましたが、いくら医療が進んだ今日とは言え癌は手強い病気です。ステージⅢbというのは癌がリンパ節に転移している段階で手術は出来ず、抗がん剤で治療するしかないという段階ですが、色々と調べてみる限り、大変厳しい状態であることだけがハッキリと分かりました。果たしてあと何年の命があるのか。妻がそんな状態になった際に書いた記事ですね。
でも最後の最後、腫瘍の組織を採取して肺がんの種類を判別するために病理検査にかけたところ、肺がんではなかったんです。CTやPETなどの画像診断で見る限り、癌であろうという何人もの医師のほぼ間違いのない確定的な物言いから、その事態を受け止めつつあった矢先の出来事です。安堵した、というより何が何だか分からないという感覚の方が近いかな。肺に腫瘍ができる病気であることには変わりはないのですけど、それは良性というか、癌に比べると命に深刻なダメージを与えるものではないので、投薬治療を受けながらしばらく安静にして過ごすうちに治癒する可能性が高いという病気だったんです。妻は今でも社会復帰こそまだですが元気に趣味を楽しみながら毎日を暮らしています。全く、人生何が起こるか分からない・・・っていう感慨をこの時に強く思いました。
上の住宅の写真は、妻が肺がんで余命も短いかもしれないという状態だった時に、妻が趣味を少しでも楽しめるように、作業部屋を買ってあげようかと安い物件を何となく探して実際に見て回っていたんですね。
そんな時に中古物件の近くにあったのがこのお家。「早瀬野菜研究所」さんです。去年の春のイベントで地元三田のショップが屋台を出して販売会をしている時に偶然に知りました。ご夫婦で野菜や果物を自家栽培したり、三田産の野菜や果物を使ってジャムや各種保存食を作って販売しているお家です。その早瀬野菜研究所のお家が偶然目の前にあったのです。これまた偶然にも、丁度その時、ご家族で家の前に出ておられたので、声を掛けさせていただいたことがきっかけとなって、家庭用のジャムを買ったり色々な贈り物をお願いしたりという付き合いが始まりました。他にもお家に招かれてご馳走になったり子どもたちと一緒に遊びに行ったりと色々とお世話になっています。今年は大変お世話になりました。また新年もよろしくお願いしますね。
早瀬野菜研究所さんも、新年を迎えると苺のジャムの季節がやってきます。新年はどんなジャムで楽しませてくれるのでしょうか。
春到来。千丈寺湖畔の桜も満開です。
通勤路の宝塚・花乃みちの桜は三田より一足早く春爛漫を迎えていました。
春の選抜高校野球を甲子園球場に行って見ていました。履正社が後半怒涛の攻撃で豊川を打ち砕き勝利は目前でした。しかし、8回裏に一挙5点を挙げた豊川が優勝候補の履正社に勝ち越し、これで勝負あったかと思われました。しかし、9回に履正社が追い付き、10回に勝ち越しを決めて勝利しました。この2転3転する展開を目の当たりにした当時の私(この時は妻は肺がんの診断が出ていました)は、妻の病気にもこの試合のように「最後まで何がどう転ぶか分からない」という事が生じるのではないかと仄かな期待を浮かべたことを覚えています。
あまりに濃密な1年の振り返りは4月でいったん置きます。5月に入ると妻の病気も癌ではなく別のものと確定し、自宅に戻ってきてのんびりと暮らす日々が始まりました。私の自転車生活もスズカの8時間エンデューロに向けてのトレーニングに割く時間が増えてきました。この頃は本当にトレーニングに専念した自転車生活だったんですね。