昨日の朝は、千丈寺湖畔にあるたくさんの公園をまったりとMTBポタリングで過ごしました。ロードバイクで長距離のツーリングをしたりヒルクライムをしたり、タイムトライアルをするのもそれぞれに面白いし、MTBでも山に入りシングルトラックを駆け下ったりするのも面白い。それと同じような感覚で、悪路にも強いMTBで自然の中をのんびりと道々のちいさな局面をブロックタイヤを転がしていくような感覚で楽しむポタリングもなかなか乙なものです。
ロードバイクが道や風景を大きな局面で捉えて楽しむ乗り物であるとすれば、MTBはこの道のちょっとした段差とか、木々の中を分け入る短い道を走るとか、僅かな下り坂、上り坂、細かい路面の変化を身体感覚で味わって楽しむことができる乗り物って感じですね。山の中に入ってガンガンに走るような楽しみもできますが、近所の公園をちょっとゆったりと走ってみるだけで十分楽しいのがMTBっていう乗り物だと思っています。MTBポタリングなかなか楽しいですよ♪
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今日走るコースはいつもの千丈寺湖なんですけど、車道ではなく、千丈寺湖南岸の縁にある加茂山第1~4公園という公園をメインに巡ってきたいと思います。千丈寺湖畔は舗装路をロードバイクで走って楽しむのも良いですがMTBポタリングもかなり面白い場所なんですよ。
緑に包まれた南岸の舗装をまずは走って行きます。
すると丸太で作られた階段と斜面が道沿いに出てくるので、この斜面をMTBで下ります。こういうちょっとしたギャップが楽しいんです。
斜面を下ると湖岸の淵に作られた小道があります。向うに釣人が見えますね。千丈寺湖は釣りポイントとしても有名なので、湖面にボートを浮かべて釣りをしている人や湖岸から釣り糸を垂らしている人、たくさんの釣人の姿が見られます。
ちょっとした湿原(菖蒲が生えていました)に架かる板橋をMTBで渡る。落ちるわけないけどちょっとドキドキ。この辺りが加茂山第1公園ですね。
一度舗装路に戻って東へ走るとすぐに加茂山第2公園への入口があります。どうぞ!脇道に入ってください!と言わんばかりの道があります。ロードバイクなら躊躇しますが、MTBはこういう道が大好物なんです。
良い感じだ!
最近の高気温で伸び盛りの下草と湿気た空気を纏った木々たちの間を抜ける道。
ラクウショウの広場の向うでボートを湖面に浮かべようとしている親子の姿。
淡い新緑の葉をつけて周囲を緑色の光で包み込んでいるのはラクウショウ(落羽松)の木。スギ科の落葉高木で、メタセコイヤと似ているのですが葉の付き方の違いで区別します。
湖岸縁の階段状のスペース。ボートを湖面に下しやすくするために作られた場所なのかな?この辺りが加茂山第2公園。
加茂山第3公園に下ります。
この公園が湖水面のぎりぎりまで下りていくことができます。写真はダムサイト公園を見ていますね。
水面が上昇すると完全に沈んでしまう場所に今日は行くことができました。ちょっと不思議な風景です。
MTBが淡い緑の光の中に。
千丈寺湖南岸の道から有馬富士共生センター広場にある「風のミュージアム」に入ることができます。風に吹かれてクルクルと不思議な回転運動を続けるモニュメントが数基。ぼーっと眺めているだけで時間の感覚がおかしくなってしまうような異空間です。
複数の回転が組み合わさった複雑な回転体。動き続ける回転体のこの瞬間と同じ写真を撮ることは、おそらく不可能。
風のミュージアムの広場の脇を走る小道で脱出。ブロックタイヤはなんとも心強い。
千丈寺湖畔にある花山院の看板。見上げる先に花山院がありますが、今日は「十二尼妃の墓」の方へ。
なるほど。小野公園から花山院の参道のふもとまで「琴弾峠」という小さな峠があるのですが名前の由来はこういうことなのですね。それにしても花山天皇はずいぶんと想われ者であったことで・・・。