ここ2週ほど、土日に雨が集中するという嫌な流れ。いや、渇水気味だった我が国にとってはまとまった大雨ってのはまさに恵みの雨なんですよ。でもなんで平日に雨振らないで土日に降るんだよ・・・って休日ローディの多くは同意を頂けるはず。とは言っても雨の止み間の間隙を衝いて近場を走りに行ったりするんだけど、予定していたロングライドは全てパー。ぽてとさんの小浜ツーリングは中止、明日のMedakaさんの林道ツーリングはどうなるんだろう。先週も雨で中止に追い込まれたのに。
ま、天気に対する恨み節はここまでにして、ロングに出れないなら、普段からお世話になっているパーツ達を労ってあげましょう、ということで、ツーリング用バイクとして利用しているケルビム・ピューマ号に装着しているペダル、Shimano PD-A600をクリーニングしました。
クリーニングって言っても、ベアリング部分には手を出していません。自分でもできるかな〜と思ってネット検索してみると、このペダルのメンテナンスの記事→KONGの散在日記があったので読んでみましたが、道具もちゃんと揃っていない素人が手を出さないほうが良さそげな雰囲気。まぁ、ベアリングの回転は今のところ問題なくクルクルよく回るので、無茶する必要もなく、汚れを落とすメンテに留めておきました。
去年の3月から使用しているので、傷や削れも多少ありますが、金属磨きの定番「PiKAL(ピカール)」で、ゴシゴシとペダルを磨いてやると、新品当時の光沢が甦りました。研磨剤で磨いてピカピカってはの、カーボン製のパーツでは得られない充足感ですね。
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インプレということで、お約束の重量測定。カタログ値288gに対して実測は上の通り。シマノ製品の重量に関する信頼性は恐ろしいものがありますね。まさに信頼のジャパンブランドの一端を見た!という感じです。重量そのものは、シマノのビンディングペダルのラインナップでいうと、ロードバイク用の最高峰モデルPD‐9000が248gと最軽量(値段もすんごいよ)。アルテグラモデルのPD‐6800で、260gなので、それに次ぐ軽さになるんじゃないかな。上記2種のモデルはカーボンボディ採用なので、金属ボディの製品としてはシマノのラインナップとしては最軽量ということになりますかね(確たることは言えませんが)。
このペダルの特徴はまずは、ツーリングモデルということでSPDを採用していることですね。SPD(シマノ・ペダリング・ダイナミクス)という事で、ロードバイク用のSPD−SLとは違って、クリートが小さく、シューズも歩きやすさを前面に押し出したモデルがラインナップされています。ロードバイク用、あるいはMTB用のレースモデルは勝負に勝つために作られたモデルなので、バイクを降りた時の歩きやすさなんぞ、二の次三の次の話。スチールバイクのケルビム・ピューマ号は、ロングツーリングや街乗りを想定に置いているので、バイクを下りてからの歩きやすさを考えると、このSPDモデルがぴったりなんですよね。
それでいて、PD−A600は軽量でありベアリングの精度もよくクルクルと良い回転をします。 「SPDペダルは両面じゃないと使いにくい」なんて言う人もいますが、そんなのは全然感じませんよ。慣れてしまえばなんてことない程度の問題。ビンディング面とは違う面にシューズが乗っかっても、そのまま漕ぎ出しながらビンディングを嵌めれば良いだけの話。確かにビンディングが両面ある方がシューズと接着させる時に楽といえば楽なんですけど、その為に失われる重量というデメリットを考えると片面で十分。
このツーリング・街乗り用のビンディングペダルはシマノから3種のラインナップが出ています。このPD−A600の他にも、PD−A530とPD−A520があります。
上の写真がPD−A530。街乗り用に特化したモデルというか、ビンディング面ではない方の面がスニーカーでも普通に踏めますよって感じになっている。ビンディングシューズでも普通の靴でも、どちらでも、その時の気分に合わせて!なんて感じの水陸両用モデルみたいな感じ。そのために重量がかさんで380gもある。このモデルは・・・まぁ要らない。最近はビンディングシューズにも普通のスニーカーっぽお洒落なシューズもたくさんあるし、ビンディングシューズでない靴を履いて乗らないといけないような状態だったら、最初からフラットペダルを付けた方がいいや。アマゾン価格で約4000円。
こちらは、PD−A520。私のKHS−F20RC号に付けているペダルです。基本構造そのものはA600と同じ。アルテグラグレードのA600が主にアルミ製なのに対してA520は鉄部分が多くて重量が少し増える。回転性能もA600に比べると落ちる(ような気がする)けど、街乗り用の折り畳み車には必要十分ってな感じ。こちらもアマゾン価格で約4100円。ツーリングにはこのモデルでも十分なんですけどね。このモデルと、上位グレードのA600を比べて、アルテグラとデュラエースみたいな値段の差があったら考えてしまうけど、A600もアマゾン価格で5700円程だし、2000円弱の値段差なら上位モデル買っちゃうかな。
まぁ、他のメーカーのペダルと比べてみた訳ではないけど、この価格でこの品質なら、別の他ブランドじゃなくてもシマノ製品で十分だよなって感じです。自分の持っている製品を褒めてばっかりじゃインプレにもならないけど、何も不満はないんだよね。強いて言えば、6700系アルテグラに合わせたようなアイスグレー色ではなくて、シンプルなシルバーカラーで良かったのに、変に高級感を演出した(成功しているとは思えないけど)カラーリングになっているのがチト残念。他はクリック感も小気味良いし、回転も不満はない。そして何より頑丈そうで耐久性が高そうだ。ペダルってパーツはそういうことが最も重要だと考えると、6,000円弱で良い製品が買えるなと。