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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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丹波篠山の城下町巡り 篠山といえば和菓子でしょ!の巻

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今週の木曜日は久しぶりの平日の仕事の休みの日。けど、篠山市まで行って書類を渡すという用事があったので、もちろん自転車で向かいます。用事が終わったら、篠山の城下町をぶらぶらと探索してみようかなと。篠山は和菓子が有名なんで、2、3有名なお店にも立ち寄って、和スイーツ巡りでも楽しめたらいいな〜ということで、小雨も降るのも構わず篠山に向かうことにしました。スタート地点は久しぶりの千丈寺湖。母子から美濃坂峠を下りて篠山に入るルートです。


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母子に至るまでの尼ん滝の登り。尼ん滝が見えますが、あそこまで降りる時に濡れた岩場でスッテンコロリンするのは嫌なので下には下りません。




茶畑と「茶香坊きらめき」が見えてくると、いよいよ母子の集落に入ります。ここに来るの今年になって初めてだな。




母子の側から美濃坂峠まではわずか700メートル。少し登って、あとは爽快にダウンヒルと行きたいところですが路面も濡れているので、ゆっくりと下ることにしましょう。




美濃坂峠付近からの篠山市街地の眺め。低い雲が流れ込んで霧のようになっていますが、厚い雨雲はなさそうなので天気は大丈夫そうですね。




篠山川を渡る橋の欄干に篠山デカンショの踊り子さんの像がお出迎えです。この橋を越えると篠山市街地に入っていきます。




用事はささっとと済ませて、早速、城下町巡りです。まずはお決まりの観光MAPから。お城は前に行ったので、今回は歴史美術館というようにまずは寄ってみようと思います。




美術館というようりはお寺のような昔の和風な感じの建物ですね。




中に入ると赤絨毯敷きで、狭い通路を中心に部屋が分かれているようで洋風な設え。展示品の撮影はNGなので、篠山縁の美術品等は写真には撮れませんが、もっと面白いものをこの美術館で見つけてしまいました。




なんと、この外見は和風、中は洋風の建物は、、1891年竣工の日本最古の木造裁判所「篠山地方裁判所」だったようです。そうか、建物自体が美術品という訳ですね。そして、建物の中は、日本最古の法廷がそのまま残されていました。ここは撮影OKだそうです。




被告人が立つ場所からの眺め。半円の台あるある。なんかテレビでよく見る光景だ。可能な限り一生御厄介になりたくない場所ですね。




さて、いよいよ今度は城下町巡りを楽しみます。篠山といえば、ぼたん鍋がまず有名。今冬は一度も猪を食べることなく過ぎてしまったなぁ。1年に1度で良いから篠山の美味しいぼたん鍋を食べたいですね。




篠山市出身の職場の先輩から、篠山の美味しい和菓子はどこか、事前にリサーチしていました。その時に教えてくれたのが、商店街の少し外れにある梅角堂。楽しみに来たらなんと今日は定休日で開いてない。が〜ん、いきなりショック。石井ダムのカード入手もできず、今日もお店が定休日。なんか良くない流れだなぁ。



同店ホームページの写真の転載です。オープンしてたらこんな店構え。明治42年創業の老舗らしい雰囲気ですね。


こんな小さな写真でしか紹介できませんが、梅角堂の人気商品と言えば、これ「丹波栗最中」。篠山といえば、やはり名産の「栗」を使った和菓子が有名なんですよね。他にも生どら焼きやタルトなど、美味しい和菓子が目白押し。いや、残念。また次の機会に期待しましょう。。




目当てのお店の1つが休業ということで、小腹が空いてきたので、有名な篠山黒豆パンを食べることにしました。可愛らしい女の子の売り子さんが出迎えてくれる(けどちょっと怖いよ・・・)「パンのプー」というお店に入ってみることにしました。




あっ、くまのプーさんがいる。だから「プー」なのか?? 手前の3個360円の黒豆パンはたっぷりあるけど、後のパンは品数が少ないなぁ。まだ午前の早い時間なのに、もう随分と売れてしまった様子。なんか色々と気になるパンはあるけど、やっぱり黒豆パンでしょ、ということで1袋購入。




店内にある電子レンジで一つを温めてもらって、店内で食べさせてもらいましたが、凄く美味しい。パン生地はモッチモチで、たくさん入っている黒豆が甘く煮詰めてあってしっとりした味わいでモチモチのパンとぴったりマッチした食感でした。もっと買っときゃ良かった。それと、このお店で知ったのですけど、ちょうど今、篠山城下町のお店や歴史施設など50の場所を巡るスタンプラリーをやっていて、この「パンのプー」は初参加らしいです。スタンプもさっき完成した出来立てホヤホヤのやつ。スタンプ台帳を300円で買って、スタンプを早速押しました。偶然にもスタンプ第一号というので、売り子のお姉さんに第一号の証明まで書いていただきました。

スタンプラリーは5個、10個、20個と集めると、ちょっとした景品がもらえるそうです。5個は色々な場所に行ってスタンプ押せそうですね。ちょっと遊びで参加してみようかな。




ということで立ち寄ったのが「大正ロマン館」。この味わいのある建物は大正12年に建築された旧篠山町役場です。なるほど、洋風モダニズムを取り入れたデザインがレトロでお洒落な感じですね。




ロマン館といっても中はレストランと篠山名産品が多数置いてある物産展なんですけど、私の目を引いたのはこの展示物。お城!なぜにお城!プラモデルかと思って近づいて見てみると、篠山市在住の方がオリジナルで作ったペーパークラフトのようですね。




それにしても良く出来ているな〜〜。感心しきりでした。こんなの見たら、久しぶりにお城の模型を作りたくなってきたぞ。




昭和百景観。ここでスタンプラリーの景品をもらって、お約束の黒豆ソフトクリームを食べたいと思います。




スタンプ5個を押したので、山鉾シール小をもらいました。




そして、ロボコンが羨ましそうに見つめるなか、黒豆ソフトクリームをいただきました。ほのかな甘味と黒豆の香りがナイスバランス。




次に訪れたのが、羊羹と栗納豆で有名な和菓子屋、「栗屋西垣」。町中からは少し離れたところにあるので、この店をあらかじめ知らないと訪れることは難しい場所にあります。




落ち着き払った店内の様子。商品は3種類の羊羹と栗納豆と栗最中の5種しかありません。1つ1つの商品に自信があるということの証なのでしょう。黄金色の純栗羊羹は1本なんと1,980円もします。美味しそうですが、そんなに高いのは買えないので、丹波栗羊羹を買ってお店で切っていただきました。




羊羹らしからぬプルンとした食感と上品な甘さが素晴らしいですね。おまけにちょっこと添えられた栗納豆も少ししかないのに、存在感抜群の味わいでした。いつかの日にか純栗羊羹も食べてみたいなぁ。




和菓子屋巡りを終えて帰途に着く途中で青山歴史村というところに寄りました。江戸時代に篠山藩を統治した青山家の別邸を見学することができます。今まで一度も入ったことはありませんが、せっかくの機会なので見学してみることに。




外観はこんな感じ。




いつ頃まで実際に使用していたのだろうか・・・。私が子どもの頃の田舎の家とそっくりです。玄関というか、家の入口は土間になっていて、畳敷きの部屋に上がるには大きな段を登って入らないといけないよう感じ。入口の近くの部屋は襖で隔てることもできる大きな畳敷きの和室。そして決まって左手側にガラス戸と雨戸があって、板敷の廊下があって・・・まるっきり同じですね。古い時代のものというより、リアルな懐かしさを感じてしまいました。




次に寄ったのは、御徒町通り。篠山城の外濠の外にあります。徒士とは、現代の区分でいうと下級士官にあたります。士分ではありますが、馬には乗れない武士ということです。その徒士たちのお屋敷があった一画を保存してあるということです。




篠山藩士の安間家の屋敷を見学することができます。旧安間家は篠山藩の下級武士でした。その屋敷は茅葺で曲屋形式の母屋です。




こちらは確かに古めかしいお屋敷という感じです。




竹で組まれた瓦葺の骨組みや濡縁が良い感じ。こんな家に住むと不便なんでしょうけど、一度はこんな家で暮らしてみたいような気もしますね。




篠山見学も終わって、国道176号線を走って三田の自宅へ帰りました。短い時間ですが、色々と見て回って美味しいお菓子を食べて満足のツーリングでした。

走行距離 : 73.14?
走行時間 : 3時間35分
平均時速 : 20.4?/h
最高時速 : 49?/h
平均rpm   :  70rpm

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