久々の県道リポート、復活第一弾は、宝塚市の奥座敷西谷地区のから、武庫川渓谷周辺の山深い地域を抜けてJR道場駅や国道176号線に至る 「県道372号切畑道場線」 を取り上げます。このルートでは、目下建設中の新名神道路(川西神戸区間)の巨大な橋脚や山と山を渡る高速道路の橋を見ることができ、ダイナミックな景観に見惚れてしまいます。平日は工事作業の車が出入りするので、このルートをゆっくり堪能するには日曜祝日に限ります。
兵庫県道327号切畑道場線のルート
当ブログをお読みいただいてありがとうございます!
こういうもので、少しでも交流の輪が広がればという思いでブログランキングに参加しています。
順位が上がれば、記事を書くモチベーションもアップします!!
もし良ければ、こちら「ロードバイクブログ村」のバナーにポチッとクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村
県道327号線の起点は宝塚市の西谷地区切畑なのですが、今回は終点の神戸市北区道場地区からのレポートです。スタートは、国道176号線、東道場の交差点から直ぐ、有馬川に掛る橋からJR道場駅方面、東へ向かって走り出します。
神戸市北区道場地区は有馬川と武庫川流域にある平坦部で、K372は有馬川沿いの平坦の快走路を東へ進んで行きます。
道を進んで行くと、やがて道の左手側には三田の羽束山(右側のお椀を伏せた方の山)が遠望することができます。
道は有馬川沿いから主流の武庫川沿いへと変わり、南東方面に進路を変えて進んで行きます。ずっと平坦な道が続くので自転車は気持ち良く走ることができます。
武庫川を渡る橋を越えるとJR道場駅周辺となります。ルートは西へと転進します。
JR道場駅前。私が小径車輪行で通勤するのはこの駅からの場合がほとんど。三田からですと川沿いにほぼ平坦のゆったりライドで辿り着きあす。駅前には2つの商店があるので、補給品を調達することも可能です。
JR福知山線の高架に沿って道は進んで行きます。この辺りは道場の中の「生野」と呼ばれる地域のようです。
JR高架の北側では荒々しい岩山が雄大な姿を見せています。この周辺は登山に訪れる人も多く、ちょっとした観光名所?でもあります。
高架沿いの道をそのまま真っ直ぐ進んで行くと、その先に突如出現するのは・・・
巨大な3本の建設中の橋脚です。本当にいきなり現れるのでかなり驚かされます。
角度を変えて見てみてもはやり大迫力。こんな工事を随所でやっているはずなので、高速道路の建設費用がバカ高いものになるのも納得です。
橋脚の建設現場を抜けると道は武庫川沿いの平坦路に変わります。この周辺の道は高速道路の建設作業車の通り道となっているので、昔に比べると格段に走り易い道路になっている筈です。
武庫川上流浄化センターを越え、武庫川を渡る1車線の橋を越えて行きます。
橋を越えると、それまでの幅の広い道路ではなく、武庫川沿いを行く小さな小道に変わり、とても県道とは思えず、この先道は続いているのかと心配になりますが、大丈夫。道は続いて行きます。
分岐点に出くわします。K327のルートは左側の坂を登っていく方の道ですが、右側の道もどうなっているのかと思い先に進んでみました。
右手にJR福知山線の高架があり、目前の山塊と武庫川の渓谷のために道は行き止まり。線路はトンネルの中へと消えてしまいます。
さきほどの分岐の道を左へ進むと若干の登り坂。高速道路の完成区間と川下川ダムの堰堤が見えてきます。
高速道路の高架を振り返って見てみると、向こうの小さな山の頂上から道路がグイーンと伸びて来ています。他の高速道路でも道を車で走っていると分かりにくいですが、地上から高速道路を見てみると、とても高い高度のところに道路が出来ているものなんですね。
川下川ダムに到着です。小さなダムですが、人気のない山間地域に突然出現するので、こんな所にダムがあったのかと驚かされるダムです。
ダム周回路は平坦なのでのんびりと行くことができます。
ダム周回路を離れると、今度は小川沿いを走る爽やかな木立の道を少しばかりの坂道で登って行きます。といっても「登る」という表現もしっくりこないような僅かな坂道なんですけどね。道幅は狭いので車同士の離合が大変そう。
道はこんな感じで、登りとも言えないような道をずっと進んで行きます。例えば、宝塚の市街地からは十万辻の登り、三田市からも結構なアップダウンを経て、けっこう苦労して西谷地区に入って行くので、この道はこんなに薄い登りを進むだけで宝塚の奥座敷たる西谷地区に辿り着くのかと半信半疑な思いをしてしまいます。
雑木林に陽が当ると、紅葉した落葉樹のパラパラとした葉が照らされてほんのりと道が黄金色に輝きます。
道路は兵庫県道33号塩瀬宝塚線と合流して終了です。軽くポタリングを楽しむのに良い道でしたね。
道路評価はまた後日にしてとりあえずのUP。