コンポをXTグレードに一新し、生まれ変わったMTB 「VOODOO」 の初陣ということで、三田の母子大池(もうしおおいけ)に至る林道を目指すことにしました。ロードではこれまで何度となく母子の里に登ってきましたが、MTBで非舗装路を走って母子に登るには初めての体験です。写真は、千丈寺湖北辺の青野川の流がダムに注ぎ込む大堰橋にて。
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青野川沿いの県道308号線を走り北上します。冬の澄み切った青空が綺麗ですね。
三田の最も北に位置する集落、母子(もうし)への登りの道の途中に標識があり道が分岐しています。右に行けば、尼ん滝を経て母子に至る車道。母子ヒルクライムに利用するいつものコースです。左へ行くと母子大池へと続くダート道。ロードに乗っている時はダートの道があっても入ってみる気には全くなれないのですが、今日は違います。MTBで初めて左の道へ入ってみます。
いきなりのダート道。林道っぽい薄い砂利の坂道を登って行きます。
青野川の分流を渡る橋を越えて行きます。橋の向こうは舗装路になっています。
舗装路と砂利道が入り混じりながら登って行きます。
ため池がありました。水の透明度が高いので、周囲の山林が鏡のように綺麗に写り込んでいます。どちらが水面でどちらが実物なのか見分けが付かないくらいで驚きました。
ダート道と舗装路を交互(何故か所処だけ舗装路になっているのは不思議??)に登っていくと、祠がありました。
県道308号の車道が出来るまでは、この道を登って母子へ向かっていたようです。それほど急峻な道というほどでもありませんが、日常的にこの道を登り下りしないといけなかったというのは大変なことだったと思います。
標高が高くなるにつれて道の脇にちらほらと雪が残っていましたが、その雪も次第に深くなってきました。
雪混じりの砂利道は道も荒れていて、デコボコなのでMTBの良さが生きる道になるので楽しみながら登ることができました。
母子大池の設備が見えてきました。良い季節には訪れる観光客も多いのか、立派な駐車場がありました。もちろん今日は人の姿はありません。
母子大池に到着しました。母子大池は灌漑用に作られたため池で、千丈寺湖に注ぎ込む青野ダムの水源の1つになっています。池の周辺は爽やかな遊歩道もあって、新緑や紅葉の季節はとても綺麗なことでしょう。そう言えば、母子には何度も来ているのにここに来るのは全くの初めてです。ロードバイクに乗っているだけだと、活動範囲は舗装路周辺に限られるので、案外見落とすことも多いのでしょうね。
大池沿いに続いている遊歩道を行きます。車両は乗り入れ禁止なので、MTBを降りて歩いて行きましたが、MTBのタイヤに雪が付いて白くなっています。雪道のMTBというのも絵になりますね。
冬の雪とMTB。なんかいい感じ♪
遊歩道の入口では広場があり、そこはラクウショウの群生があり、その枯葉が辺り一面に落ちているので赤味がかった褐色の絨毯の上を歩いている様でした。
母子大池を離れて、いつもの見慣れた母子の集落へと向かいます。
母子から峠を越えて永沢寺地区にある 「甘味処シュガー」に立ち寄りました。いい時間になったので、ここでランチを取ろうという算段です。
カフェ、甘味処という触書ですが、このお店は、お好み焼き、広島焼き、焼きそばといった粉モンもメニューにあります。以前にマスターが当店自慢といっていたお好み焼き(豚肉)を注文しました。700円でなかなかのボリュームで、お腹いっぱいになりました。写真じゃ分かりにくいですが、厚みがけっこうありますよ。
もうお腹いっぱいですが、ここのデザートを食べずに帰る訳にはいきません。ケーキセットを注文しました。柚子のシフォンケーキとロールケーキと珈琲で600円は安い、そしてこのスイーツもボリュームたっぷり。女将さんも気さくな方で色々とお話しをしながら美味しくケーキを頂きました。
たっぷりと腹ごしらえをした後は「林道大谷根線」を通って下山します。シュガーから永澤寺(ようたくじ)方面に少し向かうと、昔はMTBの常設コースがあった旧柴田ファーム(今は閉園)の看板があるので、そちらに向かいます。
舗装路を少し登っていくのですが、道は完全に凍結しています。しかし、さすがはMTB。路面凍結もなんのその、あまり滑ることなく登っていくことができます(流石に下りは怖いかも・・・)。
登り詰めて行くと林道の入り口があります。道は雪も深く残って、やや凍結もしていますが、ダート道の凍結は舗装路の凍結よりも走り易いです。
しばらくは雪混じりのダートだったのですが、ある標高まで下がった途端に道にも周囲の景色からも雪が消えました。ダートと舗装路が混じった道を下って行きます。
走り良い良い道です。この道を走るのも初めてですが、青野から母子大池に至る「紅葉とせせらぎの道」よりも勾配がキツイですね。登る方は結構大変だと思いますが、それも面白そうです。
林道の名前を記した木の標識が道の脇に立てられていました。木の板に毛筆で書かれた感じが良い味を出しています。「延長八一五米」というのが渋いですね。
この林道を下りきると三田市乙原の集落に出ます。
これは、乙原の隣にある高平の集落から見た風景ですが、山の上は積雪で白くなっています。あの山の麓にあるのが母子、永沢寺の集落です。それにしてもエライところにありますね。