前記事・MTBで走る三田周辺の道(1) 母子大池に至る 「紅葉とせせらぎの道」 と「林道大根谷線」の続編です。永沢寺地区から林道大根谷線を下って小野地区に入り、見比峠を越えて、小柿、高平の里にやってきました。写真は高平の高売布神社の大鳥居と大船山です。大船山はその大部分を落葉樹に覆われているようで、冬枯れの木々が山肌を覆っていました。そうであればこそ、新緑や紅葉の季節に神々しいまでの美しさを見せてくれるのでしょう。
今回の記事では、高平から木器に入り、西谷に続く「猪ノ倉峠」を経て西谷地区から県道68号線を西に進み、「千刈湖周辺の道」をMTBで散策した様子について述べようと思います。
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ここは、三田市木器(こうづき)から大坂峠を経て宝塚市上佐曽利へと続く、兵庫県道323号上佐曽利線沿いにある「木器亭」です。この近辺を走るロード乗りには有名なお店で、しばしばランチで利用されているようです。山村の食堂なのに魚介料理がウリという評判のお店です。この木器亭から入る脇道から、猪ノ倉峠を経て宝塚市・西谷地区へ向かいます。
明治の時代に創業したという造り酒屋「岡村酒造」を過ぎて先に向かいます。先日、ここで買った「しぼりたて」という名の原酒はすっきりとした飲み口で口の中でお酒の香が広がる感じの美味しいお酒でした。新年のお正月用のお酒はこれに決定!!
岡村酒造からほど近くにある木器「天満神社」。地域の鎮守の森といった風情です。自転車で幾度となく訪れているこの木器の里に感謝と安寧の祈りを込めてお参りしました。
道に戻って、この四つ辻を真っ直ぐ進んで行きます。青いクルマが止まっている方向です。
地域の古いお墓の横を通り過ぎて行きます。
道をそのまま進んで行くと、竹林の脇をかすめるように舗装された小道に入って行きます。
前回、この道を訪れた時は、日暮れで道も暗くてよく見えませんでしたが、今回はよく分かります。前回と同じように舗装路はデコボコになっていて落葉で覆い尽くされているので路面の様子がよく分かりませんが、暗いのと明るいのでは大違い。安心して進めていくことができます。
ため池の横の急な登りの道。落葉でタイヤが滑りやすいのですが、体重をフロントにかけて登ると大丈夫。
猪ノ倉峠、登りのピーク付近です。この辺りまで来るともともと舗装があるのかないのか分からないくらいに路面がデコボコになっています。道の右脇に流水用の溝があるので、ここにタイヤを取られないようにさえすれば大丈夫。
ピークを過ぎると、登ってきた道と同じようなデコボコ落葉の道のダウンヒル。斜度はそんなに急ではないので、下りを楽しめますが、デコボコにタイヤを取られるとコケますよ。下りを過ぎると写真のような穏やかな道になります。
三叉路になっています。今回は左の道へ進みました。また次の機会に右の方へも行ってみたいと思います。
緩やかに下っていく道が続きます。落葉も減って舗装路が顔を出しています。この辺りは田圃もあり、クルマの出入りがある様子なので道も安定していますね。
落葉樹の雑木林の中を抜けて行きます。冬枯れの木々の中を抜けていくというのもまた趣きがあって良いですね♪
林間の道を進んで行くと、西谷の集落が近くなってくる雰囲気を感じます。もうすぐ県道68号線に出そうな感じです。
県道68号川西三田線に出てきました。この周辺には気になるような脇道や小道が幾つもあるので巡って見ても面白いかもしれません。
今回のルートをMAPで見るとこんな感じです。
さて、ところ変わって。
さて、今度は県道68号を西へ、三田方面に走っていくと沿道にあるのが、この鳥居。波豆(はず)八幡神社の境内へ入る鳥居と森の向こうには千刈湖が見えます。これは是非入っていかねばなりますまい。
苔生す小道を下っていくと、その先には千刈湖があります。写真では湖面に日光が反射して上手く映せなかったのが残念でした。
湖岸に小道があるので、のんびり湖を見物しながら進んで行きます。
千刈湖(千刈水源地)は、千刈ダムのダム湖で、三田市、宝塚市、神戸市北区の3つの地域にまたがり、満水時面積は1.12km²となります。冷え込みの厳しい冬の朝に千刈湖の傍を通ると、まるで湯気のように川霧が大量発生している様子を見る事ができます。
千刈湖岸にある波豆八幡神社です。本殿は国の重要文化財に指定されている由来のある神社です。川西の多田神社の創始者である多田源氏とも縁の深い社のようです。
神社を離れ、県道を西へ少し進むと、「JR道場駅8.3km」という気になる標識がありました。写真には写ってはいませんが、近畿自然歩道の標識もあり、千刈湖や千刈ダムを伝ってJR道場駅まで行けるなら、新たなルート開拓になると思い行ってみることにしました。
千刈湖に架かる善明寺橋を越えて行きます。
小さな集落の中の道を行きますが、民家の脇にある小道が近畿自然歩道の様子。標識もなにもないので分かりにくいです。
鬱蒼と木が茂る中の小道。この辺りはまだ踏み跡がしっかりしているのでMTBでも走り易い。
竹林の中へ道が続いているけど、あまり人の手が入っていない様子で道が荒れてきました。
湖面スレスレの斜面にある僅かな踏み跡がルートに間違いありませんが、MTBで走っていくのは難しい。所処では押し担ぎが入ります。
湖岸の脇の道というロケーションは良いので、「近畿自然歩道」を謳うなら、もう少し整備がされてもいいのかな・・・という印象です。いやこの手付かずの自然な感じが良い!という意見もあるのかな・・・。いずれにしてもこの調子で、8kmも山中を歩いていると日が暮れてしまうのは間違いなし。ライトも装備していないので、ここも撤退です。
帰宅後、ブログ等々でこのルートの記事を読んでみると相当険しいルートの様。しかもルートがほったらかし状態にされているので、倒木や茂みで道が相当荒れている様子。あの時点で撤退した判断は良かったようです。それにしても良いコンテンツだけに荒れ放題は勿体ない気がしますね。