とある平日・・・仕事終わりに、皆さまお馴染みのウエムラパーツ梅田店、通称「梅パー」買い物に出掛けてきました。目的は唯一つ、マドン6に新しく導入しようと考えているハンドルバー 「PRO・VIBE 7S コンパクト」 を購入するためです。仕事終わりに疲れた体を押してわざわざ梅田までやって来たのは、このハンドル、アマゾンやSANA、アスキーといった通販ではすでに在庫がなく、入荷待ち状態になっているので、梅パーなら置いてあるかも???という淡い期待を寄せてやって来たという訳なのです。。
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流石の梅パーにも、「PRO VIBE 7S コンパクト」はありませんでした。しかし、「アナトミック」 タイプの物は置いてました。最近のハンドル形状のブームは 「コンパクト」 もしくは 「アナトミックシャロー」と呼ばれる短いリーチと小さいドロップが特徴のハンドルで、完成車のほとんどにこのタイプのハンドルが装備されています。ブラケットの握りやすさと下ハンを持った時にブレーキレバーを引きやすい形状が評価されているようです。
それに対してアナトミックは・・・・
この図のような形状になっており、下ハンが2つの直線部分で構成されているのが特徴です。コンパクトタイプが登場するまでの主流でした。下ハンを握る場所が限定されてしまうので、下ハンを握った際にブレーキレバーまで指が届きにくいというデメリットがあるそうです。ですが、梅パーで、たった一つだけ残っていた420mmのPRO・VIBEのアナトミックを握ってみると、そんなに違和感もないし、下ハンを握ってもブレーキレバーまでは問題なく届きそうな感じもあったので、「アナトミック」とはどのようなものか、を試す意味でも購入してきました。
帰宅後、ハンドルバーの入れ替えのために、ボロボロになっていたリザードスキンのバーテープを剥がします。すると、ハンドルとワイヤーケーブルを固定するために入念にリボンテープが入念に巻かれていました。まずはハンドルのカーブの部分とステム側の2箇所でハンドルとワイヤーを固定し、その後、その上から更にバーテープを巻くようにしてリボンテープを巻いてありました。マドン6はトレックのプロジェクトワンによる完成車販売なので、この処置を施したのは一条宝塚店のスタッフなのですが、プロの丁寧な仕事ぶりに感服です。
マドン6に装備されていたハンドルバーは、「ボントレガーRace XXX Lite」 というカーボン製のハンドルですが、「PRO・VIBE」 と見比べてみると、PROのハンドルの圧倒的な太さが分かります。PROは、上ハンのほとんどがステムに固定する太い部分の径31.8mmのままで、いわゆるゴン太ハンドルです。この太さが圧倒的な高剛性の所以でしょう。
お約束の重量測定。流石、上位グレードのパーツだけあって軽い。このハンドルは下ハンを強く握った時にたわみが出るのが不満で今回交換ということになりましたけど、カーボン製の高級パーツということでいずれ出番が訪れるでしょう。そこそこ剛性がありながらも軽量なハンドルなのでブルベなどのロングライド用にぴったりのハンドルバーです。
続いて 「PRO・VIBE 7S アナトミック420mm」 は・・・ボントレガーと約100gも違う。今回は重量増は承知の上とはいいながらもハンドルバーだけで100g違うっていうのは相当だな。
そしてハンドルバーを装着。ステムはカーボン製品なので、ハンドルとの接合部にファイバーグリップを塗ってありますが、カーボン×アルミや他の金属パーツの組み合せでもファイバーグリップは有効なのかな?よく分からなかったけど、塗っておきました。トルク管理も不十分ですが、ハンドルバーはアルミ製なので、そこまでナーバスにならなくてもいいかな。でも一応、ハンドルが動かないくらいの固定で済ませました。
バーテープはまだモノがなくて巻けないけど、このままで明日の朝は試乗してみようかな♪ 乗り味がどんな風に変化しているのか楽しみです。
そして翌朝、バーテープを巻いていないハンドルのまま、僅かな近所を時間走ってきました。
少しの時間、緩くしか走っていませんが、予想通りハンドルの「たわみ」は一切なし。マドン6はよりシャッキリとした乗り味に変わりました。しかし、それが全体的な走りの向上に繋がるかどうかは分かりません。短期的なスピードは上がりそうですが、あまりにガッチガチなので疲労のしやすさ、その他にも損なうものも多いようでちょっと怖いですね。