Quantcast
Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
Viewing all articles
Browse latest Browse all 521

春雨の中の小豆島一周ツーリング 

$
0
0


年に数回ある、平日木曜日の仕事休みの日。最近、長い距離をじっくりと乗っていなかったので今日は早朝からみっちりと走り込もうと思っていました。コースは丹後半島や氷ノ山周辺を予定していましたが、天気予報で日本海側は荒れ気味との知らせ。そこで、予定を変更して、瀬戸内の小豆島ツーリングに行くことにしました。今回はこれまで走ったことのない、名勝「寒霞渓」や島の北側を回ってみたいと思います。


当ブログをお読みいただいてありがとうございます!

こういうもので、少しでも交流の輪が広がればという思いで
ブログランキングに参加しています。順位が上がれば、記事を
書くモチベーションもアップします!!

もし良ければ、こちら「自転車ブログ」のバナーにポチッとクリック
よろしくお願いします。
 
にほんブログ村 自転車ブログへにほんブログ村



ともあれ、小豆島へ行くには、神戸か姫路から船に乗らなくては。姫路9時45分発、小豆島の北東にある福田港行きに乗ります。準備等々に手間取り、家を出発したのは6時半。3時間ちょっとで三田から姫路まで間に合うかなぁ。。。不安ながら、道中休憩も取らず、全力で姫路に向かうことに。上の写真は、加古川河川敷でトイレ休憩を取った際に撮影したもの。この時はまだ余裕があったからなぁ。




加古川から姫路までの道のりの遠いこと。なかなか距離が縮まらないことで、何度も途中で諦めかけたのですが、必死のパッチでペダルを回し続けて、なんとか出港5分前に姫路港に到着しました。乗船切符と補給を売店で急いで買い、飛び乗るようにフェリーに乗りこみました。フェリーにはもう一台のロードバイクの先客がありました。Sワークスのルーベに乗る西宮市のTさんです。カモシカのような細い脚を持った銀髪のベテランローディです。もちろん初対面なのですが、小豆島への船中でロードバイクのことやブルベのことなど、色々とお話しをすることができました。Tさんは、一泊の予定で小豆島を1周するとのこと。




小豆島の福田港に到着です。島の北側を回るTさんとは別れ、私はまず第一にこの場所から小豆島の中央山岳地帯「寒霞渓」を目指します。




福田の集落。八幡神社から左折すると寒霞渓に登るヒルクライムコースです。




頭上を見上げると粗々しい尖った石の山頂と橋が見えます。これからあそこを渡っていくんだろうなと思うとテンションが上がります。もうどうしようもない性ですね。




下から見上げた橋から今度は福田の集落を見下ろしました。港を中心にした小さな集落であることが一目瞭然です。




寒霞渓までの登りの道。今日は平日だからか、車ともほとんど出会わず、気楽に登り詰めていくことができました。標高が高まるにつれて寒さがだんだんと身に染みるように。ヒルクライムをしていると体は温まるだずなのに、急に寒くなるってことは、天候の悪化が懸念されます。そういえば黒っぽい雲が広がってきたような。




登りきったところにある分岐。右へ行くとまたしばらく登って寒霞渓。左へ行くと島の南東部の町、草壁へと繋がるダウンヒルコースです。まずは、右へ行き寒霞渓を目指します。ずいぶん登ってきたので寒霞渓はもう少し。




山頂の施設に到着。雨は降らないものの、見るからに天候悪化で気温が下がって寒いことこのうえなし。はやくお店の中に入って暖を取りたい。




この施設の一角に寒霞渓を眺めて渡るロープウェイの駅があります。寒霞渓はこのロープウェイに乗って上から眺めるか、トレッキングで山中を歩くしか近づく方法はないのかな。少なくとも車道からでは、これといった景色は見られませんでした。




頂上の展望台。南方の草壁、坂出といった町を見下ろすことができます。でも曇ってきたので景色もイマイチ。こればかりは仕方ないですね。




寒霞渓の施設を離れ、さきほどの分岐まで戻って島の南の方へ降りていくことに。このダウンヒル中に小豆島の中央山岳部の粗々しい様相を垣間見ることができました。寒霞渓頂上までのヒルクライムよりも余程わくわくして景観を眺めることができました。




岩が剥き出しの山頂部が目立ちます。写真では伝わりにくいのですが、岩が大きくて結構な迫力なんですよ。




屏風のように聳え立つ山岳部と深い緑に覆われた稜線部が一望できます。阪神間ではなかなか見ることができない雄大な景色です。




ずいぶんと山を下ってきました。山の中腹のオリーブ畑越しに町が見下ろせます。しかし、ついに雨がポツポツと降ってきましたと思ったら、またたくまに夕立のような豪雨になりました。雨と風が強くて、顔に雨粒がピシピシ当って痛い!! 雨に濡れるのも嫌だけど、痛すぎて目を開けていられない。




町の中に降りて、雨宿りにつくだ煮屋さんに飛び込みました。写真は雨が上がった後なのであまり濡れている感じはないですが、それはもう酷い雨でした。




雨宿りに飛び込んだのは地元でも結構有名なつくだ煮屋さんだったようで、観光客もよく訪れるお店。店内に畳敷きの座席と昆布茶がいただけるコーナーがあり、店員さんの親切でしばらく休ませてもらいました。座席の近くに暖房があって、冷えた体がすっかり温まりました。




このお店で、佃煮ソフトクリ―ムを買いました。星形の昆布の佃煮がチャームポイントです。味は醤油の仄かな香りで、まろやかな甘みがして美味しくいただきました。




雨は激しく降ったり、小降りになったりの繰り返しで安定しませんが、ずっとここに居る訳にもいかないので、小降りになったタイミングで出発しました。昼食を食べる予定の道の駅オリーブ記念館を目指します。たいした距離ではないのですが、今にも雨が降り出してきそうな感じ。




海沿いの快適な歩道・・・のはずが、頭上のどんよりとした黒い雲が気になってきました・・・と思ったらやっぱり降り出した〜〜。大粒の雨に曝されながら道を急ぎます。




なんか入れそうな観光者向けの施設を発見!! とりあえず雨宿りだ〜。




小豆島のオリーブや醤油造りといった名産物の歴史や小豆島の風土と紹介する施設でした。色々な展示があったので、雨宿りしながら小豆島の歴史等々色々なことを学びました。こういう施設良いですねぇ。無料ってのがまた良い。




見てのとおり結構、力の入った展示内容。オリーブオイル好きのfumitaroとしては興味津々です。




雨が小降りになったところで、斜面の上にある道の駅「オリーブ記念館」を目指します。丘の上にあるギリシャ風?地中海風といった白い建物が目指す道の駅です。




雨がまた降ってきた。この雨はこのままもこんな感じなら、これからどうしようかな〜〜。ともあれ、しっかり昼ごはんを食べながら様子を見るしかないか。




道の駅の中にあるレストランでランチ。といっても雨宿りの時間が響いて、もう3時だよ。オリーブオイルのしっかり効いたパスタとオリーブオイル付け放題のパンをいただきました。




食後は道の駅でお土産を物色。醤油とオリーブオイルという和洋の代表的調味料が名産という妙な組み合わせ。今更ながら不思議ですね。




色々と並ぶオリーブオイルの中で・・・でた!!超高級オリーブオイル。108gで6000円弱!? 缶コーヒーよりも少ない量で6000円。どんな味なんだろうな〜〜。摘み立てのオリーブをそのまま絞って飲んだようなフレッシュな味がするんだろうなぁ。でも値段が高すぎておいそれと料理に使えないぞ。

そんなこんなで、遅い昼食を食べて、お土産を眺めていたらもう午後4時。なんてこった!!

その後雨はどうなったのか・・・・小豆島1周ツーリングはどうなってしまうのか・・・それは後編を乞うご期待ということで。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 521

Trending Articles