念願の小豆島へ、平日の仕事休みの日を利用してやってきて寒霞渓まで登ったはいいものの、ダウンヒルの途中からまさかのにわか雨に遭遇。颯爽と小豆島1周を完遂させようというプランも足元から崩れさり、昼食を取り終えた段階ですでに午後4時。「これからどうしようかな〜」というところで後編のスタートです。
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道の駅のレストランで遅い昼食を食べている時も晴れ間が指したり、雨が落ちてきたりと本当に安定しない天気でやきもきとしていましたが、お土産コーナーを見ているうちに雨雲が消え去って嘘のような良い天気になりました。雨上がりの道の駅「小豆島オリーブ公園」でもう一度記念撮影。
海岸沿いまで下りて、東に見える立派な山並みと海を背景にもう一度撮影タイム。これまでの悪天候で良い写真が撮れなかった恨みを存分に晴らしました。けど、こんなことしてるうちに時間はどんどんと過ぎていく。さて、これからどうしようか。
福田港発姫路行きのフェリーの最終便は19時30分発。福田港に19時20分までに戻ってこれるように走れば良い。さて、どうしようかと思案しましたが、せっかく来たのだから、やはり1周しかないでしょ〜ということでガーミンの地図とにらめっこ。もともと今日は小豆島に来る予定でなかったので、小豆島1周が何キロくらいあるのか分からず全くの準備不足。
そんな中想い出すのは、行きのフェリーで出会ったTさんが言っていた「小豆島1周って110?くらいでしょ」という言葉。110?かぁ。。海岸線を隈なく回っての110?なのか、岬を回ったりせず、幹線だけで1周しても110?なのか。もしそうだとして福田までは残り80?くらいかな。だったら、平均時速25?/hで飛ばして3時間ちょっとで回れたらフェリーには間に合う。だいたい、ガーミンのMAPを見る限り80?もなさそうだし、ま、なんとかなるか。
もし途中で「これは無理だ!!」と気付いても、「明日は明日の風が吹く〜」なんてお気軽な調子で、別ルートを検討すれば良いだけの話。お気楽な独りツーリングということもあり、結局時計回りで島を1周することに決定。そうは言っても、けk明日の風が吹かず、小豆島で1泊なんてことになったら仕事的に悲惨。気持ちは背水の陣を敷いた感じでスタートしました。
出発してすぐの町中にあった「東洋オリーブ」。パンに付けたり、チーズに載せたり、サラダにかけたり、もうオリーブオイル好きの私にちっては、こういうお店たまんないんですよね。オリーブを使った美味しいお料理がいっぱい出てきそう。「あぁ立ち寄りたい・・・」という気持ちを抑えて、「次来た時は必ず寄ろ」と心に決めて、バイクを先に進めます。
雨を含んだ灰色の重たげな雲の塊は影も形もなく消え去って爽快な青空と小豆島の緑の山が背後に広がります。強風と強い雨で大気中の汚れが落とされたのか、視界がクリアで景色がはっきりと見えます。
ここは「土庄」という小豆島の一番の町の中。学校帰りの子どもたちの姿がちらほら。民家と民家の間から、迫力の奇岩の山頂(トップ)が顔を覗かせます。小豆島の子どもたちは常日頃、あの迫力の山頂をどんな思いで見ているのだろうか。
道端の花畑越しに見える瀬戸内の風景。島巡りツーリングはこうでなくっちゃ。小豆島の西側から北側に回り込んでいく辺りまで来ました。天気が良いと自転車も進む進む。
岩肌がごつごつした山並みがすぐ右手に迫ってきているので、風景に飽きがありません。道も平坦だし言うことなし。
小豆島は、大坂城建築にあたって石垣の石を切り出した島としても有名です。ここに来るまでにあれだけの岩山を見せられたらそれも納得ですけどね。で、その記念館がこちら。あいにく17時で閉園なので、10分程間に合いませんでした。まぁ次回に来た時の楽しみに取っておきましょう。
迫りくる緑と岩の山並みを背景にマドンの撮影。快調なペースで進んできたおかげで時間も余裕あるし、小豆島を楽しみながら行きましょう。
日もずいぶんと傾き、薄らと西日が差しこんできました。道の前に聳える岩肌に西日が当たると岩が赤く染まっていく様子がまた素晴らしい。
岩の壁だ!!って、島の北側はこんな風景がゴロゴロしてます。
あまりに凄すぎてまた写真撮影。この岩の削られ具合は天然のものなのか、切り出し工事のためなのかよく分からないけど、とにかくダイナミック。
島の北側から東側に回り込んでくる付近はアップダウンの険しい岬の道。けど、勢いに乗って走るマドンにとっては何の障害にもなりません。すいすいとアップダウンをこなしていくと、もう福田港はすぐ近く。なんか案ずるより産むが易しで、楽だったなぁ。時間もたっぷりあるし、こんなことなら、島の北側から寒霞渓に登る小豆島スカイラインを登れば良かったよ・・・と思いながら走りました。まぁけど、スカイラインに乗ったら、島の北側海沿いの道の西日が当たって赤壁と化す岩壁の群れを見ることもなかったし、まぁ良しとするか。
岩肌がゴツゴツとしていて雄々しい山並みと岩の掘削現場の荒々しい様子を堪能しながら島の北側の道を進んでいると、追い風にも乗って18時に福田港に到着してしまいました。早や!!というか、小豆島って小さいんやなぁと。小豆島4分の3周ほどしましたがあっと言う間に到着って感じ。オリーブ公園から2時間もかからずにここまで来てしまいました。
フェリー出発は19時半なので、ここで1時間半の待ちぼうけはもったいないという思いがムクムクと湧き、ここから南に下った坂出港から20時40分発の神戸行きジャンボフェリーがあるとのことで、またしばらく走ることに決定。
福田から草壁地区までの島の東部の道はアップダウンの道ですが、ここまで走ってきた勢いで変なテンションになっていたのか、あっと云う間に走り抜けたという感じでした。
一番しんどい峠(橘峠)にも新しいトンネル(橘トンネル)ができていたので登りがずいぶん省略されてましたし。前に小豆島に来た時はトンネルは工事中だったのでキツイ峠を登った記憶があります。
醤油造りで有名な醤の郷の代名詞、「マルキン醤油」。真っ暗で周囲は何もみえません。フラッシュをたいて撮影すると、白壁にマルキンのマークがくっきりと浮かび上がりました。
坂出港に到着。ここでも出航時間まで1時間半くらいの待ちです。まぁしゃーない。大人しく待合所で船を待ちました。
船の到着時間になったので乗りこみ口に移動して船の到着を待ちます。遠くの海に明かりが見えますが、動いている感じがしないので船とは思いませんでしたが、少しずつこちらに向かってきているようです。
やっとのことで坂出港にフェリー接舷しました。遠くに船が見えてから接舷するまでの時間が長かったなぁ。
坂出の港にお土産も売っている売店があり、そこでこの2本の小豆島名物サイダーを購入。醤油サイダーは名前と見た目よりもまろやかな味で美味しいですよ。
0時半、ようやくのことで三宮に上陸しました。船中では熟睡とはいかないものの、3時間薄く眠れたので疲労は取れました。
帰りは六甲山に登ってやろうかと思っていましたが、寒さに打ち震えることは間違いなさそうなのでそれは断念して、大人しく山手幹線を走って176号で三田まで帰りました。家に着いたのは3時。船の到着時間のせいでもありますが、こんな深夜に走ったのは初めてです。まぁこれらかのブルベのためのトレーニングにもなりました。
小豆島、行きそびれた所もけっこうあったので、また次に行く機会を楽しみにしています。
1日のトータル走行記録
走行距離 : 218.75?
走行時間 : 10時間34分
平均時速 : 20.7?/h
最高時速 : 59.6?/h
平均rpm : 68rpm
獲得標高 : 2608m
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海岸沿いまで下りて、東に見える立派な山並みと海を背景にもう一度撮影タイム。これまでの悪天候で良い写真が撮れなかった恨みを存分に晴らしました。けど、こんなことしてるうちに時間はどんどんと過ぎていく。さて、これからどうしようか。
福田港発姫路行きのフェリーの最終便は19時30分発。福田港に19時20分までに戻ってこれるように走れば良い。さて、どうしようかと思案しましたが、せっかく来たのだから、やはり1周しかないでしょ〜ということでガーミンの地図とにらめっこ。もともと今日は小豆島に来る予定でなかったので、小豆島1周が何キロくらいあるのか分からず全くの準備不足。
そんな中想い出すのは、行きのフェリーで出会ったTさんが言っていた「小豆島1周って110?くらいでしょ」という言葉。110?かぁ。。海岸線を隈なく回っての110?なのか、岬を回ったりせず、幹線だけで1周しても110?なのか。もしそうだとして福田までは残り80?くらいかな。だったら、平均時速25?/hで飛ばして3時間ちょっとで回れたらフェリーには間に合う。だいたい、ガーミンのMAPを見る限り80?もなさそうだし、ま、なんとかなるか。
もし途中で「これは無理だ!!」と気付いても、「明日は明日の風が吹く〜」なんてお気軽な調子で、別ルートを検討すれば良いだけの話。お気楽な独りツーリングということもあり、結局時計回りで島を1周することに決定。そうは言っても、けk明日の風が吹かず、小豆島で1泊なんてことになったら仕事的に悲惨。気持ちは背水の陣を敷いた感じでスタートしました。
出発してすぐの町中にあった「東洋オリーブ」。パンに付けたり、チーズに載せたり、サラダにかけたり、もうオリーブオイル好きの私にちっては、こういうお店たまんないんですよね。オリーブを使った美味しいお料理がいっぱい出てきそう。「あぁ立ち寄りたい・・・」という気持ちを抑えて、「次来た時は必ず寄ろ」と心に決めて、バイクを先に進めます。
雨を含んだ灰色の重たげな雲の塊は影も形もなく消え去って爽快な青空と小豆島の緑の山が背後に広がります。強風と強い雨で大気中の汚れが落とされたのか、視界がクリアで景色がはっきりと見えます。
ここは「土庄」という小豆島の一番の町の中。学校帰りの子どもたちの姿がちらほら。民家と民家の間から、迫力の奇岩の山頂(トップ)が顔を覗かせます。小豆島の子どもたちは常日頃、あの迫力の山頂をどんな思いで見ているのだろうか。
道端の花畑越しに見える瀬戸内の風景。島巡りツーリングはこうでなくっちゃ。小豆島の西側から北側に回り込んでいく辺りまで来ました。天気が良いと自転車も進む進む。
岩肌がごつごつした山並みがすぐ右手に迫ってきているので、風景に飽きがありません。道も平坦だし言うことなし。
小豆島は、大坂城建築にあたって石垣の石を切り出した島としても有名です。ここに来るまでにあれだけの岩山を見せられたらそれも納得ですけどね。で、その記念館がこちら。あいにく17時で閉園なので、10分程間に合いませんでした。まぁ次回に来た時の楽しみに取っておきましょう。
迫りくる緑と岩の山並みを背景にマドンの撮影。快調なペースで進んできたおかげで時間も余裕あるし、小豆島を楽しみながら行きましょう。
日もずいぶんと傾き、薄らと西日が差しこんできました。道の前に聳える岩肌に西日が当たると岩が赤く染まっていく様子がまた素晴らしい。
岩の壁だ!!って、島の北側はこんな風景がゴロゴロしてます。
あまりに凄すぎてまた写真撮影。この岩の削られ具合は天然のものなのか、切り出し工事のためなのかよく分からないけど、とにかくダイナミック。
島の北側から東側に回り込んでくる付近はアップダウンの険しい岬の道。けど、勢いに乗って走るマドンにとっては何の障害にもなりません。すいすいとアップダウンをこなしていくと、もう福田港はすぐ近く。なんか案ずるより産むが易しで、楽だったなぁ。時間もたっぷりあるし、こんなことなら、島の北側から寒霞渓に登る小豆島スカイラインを登れば良かったよ・・・と思いながら走りました。まぁけど、スカイラインに乗ったら、島の北側海沿いの道の西日が当たって赤壁と化す岩壁の群れを見ることもなかったし、まぁ良しとするか。
岩肌がゴツゴツとしていて雄々しい山並みと岩の掘削現場の荒々しい様子を堪能しながら島の北側の道を進んでいると、追い風にも乗って18時に福田港に到着してしまいました。早や!!というか、小豆島って小さいんやなぁと。小豆島4分の3周ほどしましたがあっと言う間に到着って感じ。オリーブ公園から2時間もかからずにここまで来てしまいました。
フェリー出発は19時半なので、ここで1時間半の待ちぼうけはもったいないという思いがムクムクと湧き、ここから南に下った坂出港から20時40分発の神戸行きジャンボフェリーがあるとのことで、またしばらく走ることに決定。
福田から草壁地区までの島の東部の道はアップダウンの道ですが、ここまで走ってきた勢いで変なテンションになっていたのか、あっと云う間に走り抜けたという感じでした。
一番しんどい峠(橘峠)にも新しいトンネル(橘トンネル)ができていたので登りがずいぶん省略されてましたし。前に小豆島に来た時はトンネルは工事中だったのでキツイ峠を登った記憶があります。
醤油造りで有名な醤の郷の代名詞、「マルキン醤油」。真っ暗で周囲は何もみえません。フラッシュをたいて撮影すると、白壁にマルキンのマークがくっきりと浮かび上がりました。
坂出港に到着。ここでも出航時間まで1時間半くらいの待ちです。まぁしゃーない。大人しく待合所で船を待ちました。
船の到着時間になったので乗りこみ口に移動して船の到着を待ちます。遠くの海に明かりが見えますが、動いている感じがしないので船とは思いませんでしたが、少しずつこちらに向かってきているようです。
やっとのことで坂出港にフェリー接舷しました。遠くに船が見えてから接舷するまでの時間が長かったなぁ。
坂出の港にお土産も売っている売店があり、そこでこの2本の小豆島名物サイダーを購入。醤油サイダーは名前と見た目よりもまろやかな味で美味しいですよ。
0時半、ようやくのことで三宮に上陸しました。船中では熟睡とはいかないものの、3時間薄く眠れたので疲労は取れました。
帰りは六甲山に登ってやろうかと思っていましたが、寒さに打ち震えることは間違いなさそうなのでそれは断念して、大人しく山手幹線を走って176号で三田まで帰りました。家に着いたのは3時。船の到着時間のせいでもありますが、こんな深夜に走ったのは初めてです。まぁこれらかのブルベのためのトレーニングにもなりました。
小豆島、行きそびれた所もけっこうあったので、また次に行く機会を楽しみにしています。
1日のトータル走行記録
走行距離 : 218.75?
走行時間 : 10時間34分
平均時速 : 20.7?/h
最高時速 : 59.6?/h
平均rpm : 68rpm
獲得標高 : 2608m