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カンパ・バレットウルトラとフルクラム・レーシングゼロの走り比べ。須磨田TTトレーニング

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スズカ8時間エンデューロまでちょうど2週間となりました。いよいよ本番が迫ってきました。

そこに向けて集中して練習ができるのはこのGW中ということですね。今日も快晴、練習日和ということで、須磨田TT練に励みます。

今回、スズカのために50?ディープリムのバレットウルトラをマドン6に履けるようにしました。そこで、せっかくなので同一フレームで、カンパ・バレットウルトラとフルクラム・レーシングゼロと履き比べて、平坦地での両ホイールの特性の違いを体感してみるなんて遊びも組み入れてみました。

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1走目はバレットウルトラCULTから。

コース   : 須磨田TTコース1st
走行距離 : 13.48km
走行時間 : 22分11秒
平均時速 : 36.5km/h
最高時速 :  47.1km/h
平均CAD :  94rmp

今日も風が強く、気象情報によれば風速4〜5m。立ち止まっていても風がそこそこ吹いているのが分かるので、自転車を走らせると風の流れが壁となって自転車の推進を阻害している感じが強まります。最近、どうにも風強すぎやろ〜。

前回の記録を上回るよう追い込みましたが、結果はまさかの同タイム。最後2Kmを残してave37を維持できたのですが、最後の逆風区間で粘り切れずに沈没。風が悩ましいですね。

(バレットウルトラ、平坦地での印象)
比較的強い風が吹くなかでの走行となりましたが、平坦地での速度の出しやすさ、維持しやすさという特性がレーゼロとの比較でより鮮明になりました。

50?のリムが風を切り裂いてグングンと伸び進んで行く感じが強く、かつ高速を出して維持するためのぺダリングに専念できるという印象です。重量がある分だけ漕ぎ出しが重く、ダンシングで思うように加速できないという問題もあります。

TT練では自分では追い込んで走っているつもりでいても、「もっと速度出さんかい!!」「わしゃもっとスピード出したいんやで!!」とバレットに怒られているような気になります。そして、ホイールに背中を押されてついつい頑張ってしまうような、踏み込めば踏み込んだ分だけ、しっかりと反応してくれる高速仕様のホイールという印象。

下りや追い風基調になった時には50Km/h出るとこもありますが、その時はホイールが風を巻き込んでゴォォォォーーーーとすごい音で啼きます。まさに「これや、この感じや!!」ってホイールが大はしゃぎしてるみたいに。

しかし、私の脚力では平坦地を普通に50Km/h巡航するのは無理。せいぜい巡航速度範囲は40Km/h±3Km/hってところでしょう。


2走目はレーシングゼロで走ります。本番を想定して1走目から40分ほど時間を空けて休息を取りました。



コース   : 須磨田TTコース2nd
走行距離 : 13.47km
走行時間 : 23分24秒
平均時速 : 34.5km/h
最高時速 :  43.9km/h
平均CAD :  84rmp

1走目の後ということで疲労は残っているのですが、それ以上に気持ち的に追い込んで走ることができずに終わりました。心拍計がないので、どれだけ追い込めたかという数値はないのですが、明らかに1走目より楽に走り終えてしまいました。ホイール特性云々というよりも、全力を尽くすという気持ちの問題の方が大きいような・・・。

(レーシングゼロ、平坦地での印象)
ホイール重量1410gということで、踏み出しが軽い。バレットで走った後だけにそれを如実に感じる。瞬間的にケイデンスを上げて速度を上げやすいけど、バレットほど速度の維持しやすさはなく、脚を回すのをさぼるとすぐに失速。重いギアを高ケイデンスで回せないと高速を維持できない感じ。今回はちょっとタレていたのかケイデンスが上がらずスピードも乗らずってな感じになってしまった。

バレットが「もっと脚を回せ!」「もっと速度出せ!」と追い立ててくるホイールだとしたら、レーゼロは「もっと気楽に楽しもうぜ」「速度もほどほどでイイよ。無理すんな」と優しく囁きかけてくれているような気の良い相棒のような存在。本来はそんな筈はなくて、もっと硬派なホイールの筈なんですけど、バレット履いて追い込んで走った後だけに余計にそんな風に思うのかもしれない。もっと追い込んでいかんとアカンですね。

で、こちらのホイールは巡航速度範囲はこれまでの感覚からも37km/h±3Km/hってな具合ですかね。

インプレにもならない簡単な感想ですけど、今回の走り比べで平坦地を走る上でのディープリムホイールのメリットをはっきりと実感することができました。やはり今回のスズカはバレットの一択だな。

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