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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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クレオ号で巡る芦屋川周辺ポタ。

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GW最終日の今日は、仕事で長らくお世話になっている大学の先生のお自宅でのお食事会に招待されたので、御影まで行きます。今日はKHSではなく、クレオ(ルイガノ・LGS-CM)で輪行して持ってきました。

その会が始まるまで少し時間があるので、阪急芦屋川駅を下車して、芦屋川沿いに海辺までクレオでぶらりと走ってみることにしました。駅前の広場では六甲山に向かうハイカーで溢れかえっていました。今日は快晴で少し涼しく感じる風が吹くという最高の天気です。

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阪急芦屋川駅を少し六甲山の方に上がったところにある橋です。川沿いに左の道を登っていくのが六甲山への道。橋を渡って急坂を上っていくのが、ローディご用達の「ライト坂」と呼ばれるヒルクライムコースです。


急坂を上ってすぐの所にあるのが、この「ヨドコウ迎賓館」です。世界の近代建築三大巨匠の一人と呼ばれるフランク・ロイド・ライト(1867〜1959)の設計であることが有名です。

これがあるから、ここからの長い登坂路を通称「ライト坂」と呼ぶのですね。


入場料を払わなくても建物の玄関口までは入れます。今日は時間がないので建物の中の見学ができないのは惜しいことですが、後日の楽しみにとっておくことにしましょう。

旧山邑家住宅であるヨドコウ迎賓館は、ライトが設計した建築物として日本に完全な形で現存する唯一の作品だそうです。そして国の重要文化財にも指定されています。


ヨドコウ迎賓館からの眺望。少し小高い丘の上から芦屋市街地から芦屋浜までの風景が一望できます。


芦屋川の河川敷まで下りて、土の道を走ったり手で押して進んだり。


河口付近までやって来ました。芦屋川の駅から5Kmくらいの距離かな。カヤックの練習をしている若者たちがいますね。芦屋川の川の水はまぁまぁ綺麗な感じでしたが河口部の水はお世辞にも綺麗と言えるものではありませんでした。

向こうに見えるのが阪神高速湾岸線と、それに併走する兵庫県道573線鳴尾浜芦屋線です。自転車でもあの橋を登っていくことができますよ。


湾岸線を越えた辺りの埋め立て地は芦屋市総合公園となっていて、芝生の広場やグラウンド、BBQ会場、浜辺などがあり家族連れで大賑わいでした。

写真の場所は公園の先端です。この一帯では海釣り公園のように大勢の釣り客が釣り糸を垂らしています。


今度は六甲山の方へ向かって戻って行きます。埋め立て地と本土(なんて呼ぶのがいい?)を繋ぐ橋の上からの風景。それにしても威風堂々の六甲山系の連なりですね。


芦屋川沿いの地域は有名なレトロ西洋建築が並ぶ一体でもあります。そこもふらっと見て回ることにしました。

ロマネスク様式の芦屋警察署。旧庁舎の玄関とファッサード(建物正面のデザイン)を建て替えの新庁舎に保存したものです。


玄関の正面にあるミミズクのレリーフが睨みを利かせています。フクロウやミミズクは夜行性。夜も目を光らせて治安を守るという象徴でしょうか。それにしても、これほど大胆に動物をシンボリックに使用した公官庁の建物を見たことがありません。


カトリック芦屋教会。こちらも素敵な建物です。正面の花模様のガラスが綺麗ですね。


芦屋川沿いの芦屋仏教会館を背景にクレオ号。こちらの建物も背景のある歴史的建造物ですので、また後日ゆっくり見学してみたいです。


阪急芦屋川駅付近、芦屋川沿いにある洋菓子屋さん「ダニエル」に立ち寄りました。芦屋のイメージそのままに上品でお洒落な雰囲気のお店でした。


カヌレという焼き菓子が人気のようです。手土産として購入しました。形こそ焼売のようですが、しっとりとした味わい深い焼き菓子で色々な種類があり、どれも大変美味しかったです。


阪急電車の線路沿いに阪急御影駅方面に向かいます。ここらあたりは、なんとも爽やかな街路樹と花いっぱいの素敵な街並みでした。


食事会を終え、輪行で三田まで戻ってきました。三田、武庫川沿いに見える西の空。今年のGWの終幕を飾る素晴らしい夕焼けでした。

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