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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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大阪レトロ街ポタリング。中津高架下トンネルから弁天埠頭へ。そして日本橋も。

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夏ですね。白く沸き立つ雲。誰が何と言おうと心躍る日本の夏です。

ロードバイクで山に行こうか、小径車で街に出ようか、と迷いましたが今日は小径車に乗って大阪の街を色々と巡ってみようということで、猪名川沿いを走り大阪都心を目指しました。

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赤、白、黄、黒と各色、自己主張が騒がしい十三の通り。

仕事終わりのちょっと年配のホステスさんがヨレヨレのおじさんと一緒に路地を歩いているところとか、場末の繁華街の朝っぽくて妙な風情がある。


十三大橋を越えていざ梅田へ!

阪急沿線民として育った私にとって、はやっぱりこの橋を渡って梅田に行くのが一番しっくり来る感じ。

小さい頃は梅田に遊びに行くなんて、年に何度あるかという一大イベントだったから、阪急に乗ってこの橋を渡るのにどれだけ心ときめいたことか。


でも、やって来たのは梅田じゃなくて、その少し手前、淀川沿いの古びれた町中津。

その中津にある高架下のトンネルは昨今の大阪駅周辺の都心開発とはまったく無縁な感じでひっそりと佇んでいます。


高架下トンネルの奥まった箇所。「野宿禁止」の張り紙が何とも・・・。  


トンネルの壁面に自転車?何かのオブジェ?


と思ったら、真剣に実用的な自転車置き場でした。でもまるでアート作品といったような風貌。


なぜかチャップリン(?)の壁画。ジロリと睨まれているような気がします。


突然、壁から白い煙がモクモクと湧いてくるではありませんか!! 何かの事故?火事?かと思いましたが。


煙など意にも介さず颯爽と自転車で通り過ぎるおじさん。


こちらも何事もないかの如く通り行く親子。この煙は日常の姿のようだ。


表に回って確かめてみると真っ白い煙の正体はドライアイス。なーんだ。


所変わってこちらは中之島。日本銀行大阪支店旧館。大阪を代表する重厚な近代建築の横を歩く人たち。

大阪ってキタやミナミといったコテコテの喧噪溢れる人情の街っていうイメージもありますが、中之島周辺は明治以降、都市の近代化が進んだ先進地域でもありました。


中之島を堂島川に沿って西へ進みます。


中之島の商業的利用も良いが、近代以降の歴史ある街としての再評価をより厚くしてみてもいいのではと、こうした風景を見ていると思いますね。


弁天町にある弁天埠頭。往時はここが大阪の海の玄関口でした。関西汽船と加藤汽船のフェリーターミナルがあり、四国や九州への航路がありました。しかし、平成10年にターミナルは閉鎖となり、旅客船の航路は弁天埠頭から大阪南港に移り変わりました。


加藤汽船、関西汽船のターミナル跡はすっかり廃墟ですが、実は中に入ることができます。


完全な廃墟ではなく、小さな喫茶店、ギャラリー、オフィスなど廃墟の建物の中でひっそり活動している人たちがいるようです。


火を熾すインディアンの男性の壁画。


こちらには2頭の暴れ馬の壁画。


往時の遺物も所々に。


船への乗り込み口だろうか。


弁天町から中央区船場へ。1927年に建てられたレトロな芝川ビルの中の地階にある喫茶店「Mole & hosoi coffees」で珈琲を飲んで休憩を取ることに。


このビルの地下金庫室を喫茶店に改装したお店。「Mole」とはモグラに意味です。なるほど。


ここで飲んだ珈琲、「カモク」sp(深)を楽しみました。香り高くまったりと濃厚な味わい。今まで飲んできた珈琲の中でもかなり濃厚なタイプですね。


大阪の近代建築におけるランドマーク的シンボルである大阪ガスビル。昭和初期のモダニズム建築を代表する建物だそうです。


蔦に覆われたこのビルも歴史ある有名な建築物。大阪の船場には大阪大空襲の戦禍を逃れることができたモダンなビルが至るところに残っており、その多くが今でも現役です。


絵になりますね。中之島、船場、この辺りの街並みに興味深々です。


高麗橋にある小径車専門店「LORO」で涼んでいくことに。


BROOKSの革サドル。いつかはBROOKS。でもKHSではないんだよな。ブロンプトンならよく似合いそうだ。


そして、電脳の街「日本橋」へ。平日とはいえ夏休みに入っているので少年たちの姿が多かったです。こんな街がすぐ近くにある少年時代というのはどのような感じなんでしょうかね。私など日本橋に来たのは高校生になってからですよ。


今日ここに来たのはジョーシン、キッズプラザ3Fにあるタミヤワールドを見るためでした。


戦車模型を見に来ました。ここで前記事の英国軽機銃装備兵員輸送車の模型を買った次第です。

子どもの頃、近所のイズミヤや模型店でプラモデルの箱を見ることに夢中になったものですが、三つ子の魂は何とやらで、何歳になっても魅力を感じてしまうものなんですよね。

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