【急募!】ということで同行者を募りましたが、参加者は0人。まぁそりゃそうだろうな。同行者がいても楽しいかととも思いましたが、こうなったら独りで気ままな山岳ツーリングを楽しむことにしましょう。しかし、千丈寺湖上空には厚い鱗雲で覆われていて、秋らしいというよりも不気味な様子。なんか今回のツーリングを予言しているような・・・。
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マドン復活。落車で右手のバーテープがズタボロになりましたが、交換してフレームやパーツに支障がないか再チェック。どうやら大丈夫そうなので今日出動です。
いきなり永沢寺の坂というハード設定です。ここはラスト2Kmは斜度12%〜14%ですからね。ゆっくり登っても脚に応えます。
この坂の詳細案内はこちら→【永沢寺の坂】
永沢寺地区で新しく開業するというパン屋、「パン工房のら」さんです。建物の中から人の声が聞こえます。開店準備に向けて大忙しといった感じなんでしょうね。
ここはパン焼き窯、ピザ焼き窯もあって本格的なパンを作る店。アンティーク調のカフェも併設されているようで、めちゃくちゃ楽しみです。オープンは9月26日(金)11時。平日は行けないけど、次の土曜日に必ず行きます。
永沢寺に上がってからは美濃坂峠でサクッと篠山に下りる予定でしたが、猪名川町の大野山、能勢町の妙見山も登るためにルートチェンジ。単独ツーリングだとルート変更も気楽にできちゃいます。西峠を篠山側から越えて杉生交差点を目指します。
杉生交差点からぼちぼち車道を登っていくと、右手に大野山頂付近が見えてきますね。バス停が無人の野菜直売所。長閑だなぁ。ポストもある。
長い登坂路をゆっくりと登って大野山天文台広場に到着。どんより曇りの天気ですが眺望はまぁまぁ良い感じ。篠山や丹波の峰々が遠望できますね。 大野山ヒルクライムの詳細はこちら→【大野山ヒルクライム】
奥の方に薄っすらと見える高い山は兵庫県で一番高い山、氷ノ山と隣の鉢伏山です。分かります?
こちらは南方の眺望。山の陰から大阪平野と大阪都心のビル群がこちらも薄っすらと浮かび上がるように見えました。
大野山を下りて、杉生交差点から東へと進み名月峠などを経て、能勢・野間の大ケヤキ様です。あ、ローディが1人憩ってるわ、と思ってみたら・・・
なんとフーさんでした(笑)。今日は篠山の方に向かう筈の私がいて「なんで?」と不思議がっておられました。「ちょっと予定変更で〜云々」とおしゃべりをしていましたが、フーさんは、新しいハンドルの慣らし走行だそうで、妙見山を登って、次は瑠璃渓谷に登られるそうです。
えあろ〜なハンドルバーが輝きを放っていました。ただリーチが長くて前傾姿勢が厳しくなるようで、「じゃあステムを短くするしかないですね」 と言うと 「でも、このステム買ったばっかりなんだよな〜」と嘆いておられました。ハンドル交換は慎重に・・・。
瑠璃渓に向かったフーさんを別れ、私は野間峠からの妙見山ヒルクライムです。ゆったり登っていると、坂の後方から猛スピードで山を登ってくる集団が見えました。抜かれた時にジャージを見ると花園大学の自転車競技部のようです。皆バラバラに登って来たのでヒルクライムTTでもしているのでしょう。先頭の子のスピードは只事じゃなかった。
野間峠はこんな峠ですよ→【野間峠】
野間峠まで登ってしまうと妙見山までの登りはそう大したことはない。だらりと登って山門前で写真撮影。名物の桜川サイダーも柚子ジンジャーも飲まずにさっさと下山します。
ここは初めて登ります。「逢坂峠」ってやつですね。集落の先に山を登って行く道が見えます。ゆったりと登れる穏やかな峠で良かったですよ。
広野交差点(広野小学校手前)で左折すると瑠璃渓までの登坂路です。ここで瑠璃渓から引き返してくるフーさんとすれ違ったのですが、フーさんは気付いておられない様子でした。
瑠璃渓に向かう道との分岐に出ましたが、右手の瑠璃渓には向かわず、左に曲がってR173号線に向かいます。そろそろ篠山市に入って行かないと時間が・・・。
R173号から天王トンネルを越えて長い下り道を進んで行きます。向こうからローディが登ってくるけど、ここは相当の獲得標高だろうな。
篠山市に下りて先ほどの道を見上げます。あの赤い橋がさっき写真を撮った橋ですね。エライところに道を造るもんですね。反対側の旧道(はらがたわ)はなんとか自転車も走れますが、こちら側の旧道は廃道になっているようで枝や落石が散らばっているアドヴェンチャーコース。ロードバイクでは不快な思いをするだけの道なのでよう使いません。この道を整備してくれたら坂好きのローディは集まりそうなんですけどね。
午後1時頃、篠山市のR372沿いにあるコンビニで昼休憩。この時点で獲得標高は2000mオーバー。ただここからのコース取りに頭を悩ませます。今日は青垣の「岩屋山」に登るのが最重要課題。篠山から青垣は遠いんだよな〜。ここからオオタワ登って春日から青垣に入るルートを取って時間を掛けると岩屋山を登っている時に暗くなりそうで。でもR372からR176で青垣まで向かうとド平坦で獲得標高稼げないし・・・。うーむ。
と悩んでいましたが、「岩屋山を楽しむことが優先!」ということで平坦路を走ってとにかく岩屋山に向かうことにしました。
休憩を取ったR372のコンビニから青垣の岩屋山登り口までほぼ平坦路を約36Kmの道のり。しかも逆風で速度が上がらず山岳ツーリングのはずが平坦路をヒタヒタと走る行程になってしまいました。大野山や妙見山登って標高を稼げたのは良かったけど、日程にやはり無理が出たようです。まぁ、今日は岩屋山を登りたかったんやし、これはなんとか達成できそうだからまぁ仕方ないか。
青垣にある丹波少年自然の家への分岐。岩屋山ヒルクライムはここからのスタートになりますね。
道をまっすぐ進むとそのまま丹波少年自然の家の敷地に入ります。実はここ小学5年の自然学校の時に来たので、じつに27年ぶりの再訪ということになります。小4の転地学習は三田木器の野外活動センター、小5の林間学校はここ。なんとなくやけど、敷地を走ってみると「そうそう、こんな所だったわ〜」と感激ひとしお。三田の野外センターもそうだけど、ここも昔とあんまり変わっていなさそうな雰囲気。
薄暗い杉林の細い道を登っていると道の脇に不自然に白い物体が目に留まり注視してみると、それは小さい野獣の頭蓋骨でした。落ち枝で触ってみると「コツコツ」と硬い感触。歯も残っているししっかりしたお骨でございました。
丹波少年自然の家の敷地内を走って、道を登り詰めていくと山頂付近のパラグライダー基地まで車道があって、その道を登っていくことができます。緩い目の斜度の道をひたすら進んでいく感じ。樹木で覆われていてほとんど眺望が効かないのと、目印になるようなものが少ないので、登坂路はあまり面白くないですね。
流石に頂上も近づいてくると眺望が開けた場所もあって遠くを気持ちよく見渡すことができます。先に進むと山頂の鉄塔とパラグライダーの滑走路?のような施設が見えてきました。いよいよ山頂は近いです。
お!この折り返しの坂道はもしや・・・
パラグライダー基地!!
うぉぉぉぉ!! ここに至るまでの視界不良っぷりもここに至るまでの伏線かと思うような最高の眺望。でもパラグライダーの滑走路、怖ぇぇぇ〜〜〜〜。
ここに来るまでの疲労が全て風に飛ばされてしまいそうな絶景。今日、ここに来て良かったぁ〜〜。
もう何も言う事はないね。ただ、この眺望に見惚れるのみ。
風を見る吹き流しも恰好が決まっていて凛々しいなぁ。
岩屋山下山。満喫、堪能しました。これは未体験の方は是非いとお勧めしたいヒルクライムコースですね。
岩屋山から下りた後に日が残っていたら、オオタワから美濃坂越えで三田に帰ろうと思っていましたが、どうも日没が近いようです。岩屋山で感動してちょっと気が抜けたかな。もう峠はいいや、って気分にもなってきた。獲得標高も3000mを越えたし、R 176で真っ直ぐ三田にかーえろ。
篠山市の鐘が坂トンネルを越えたところ。夕闇が迫っています。久しぶりの200?越えライドと獲得標高3000m越え。でもそんなことより、初めての岩屋山の眺望に見惚れてしまって少し放心状態。そんな中、暗闇のR176を走って無事に帰着しました。今度は車でデポして、丹波や朝来、あの辺の山々をどっぷり堪能しよう。
今回のコース
今回の全体記録
走行距離 : 226.60km
走行時間 : 11時間36分
平均時速 : 19.5km/h
獲得標高 : 3363m