峠を下りてきたと思ったら急に雅な景観に
日吉ダムから京都嵯峨野の隠れ里、越水、樒野、水尾を経て保津川渓谷を越えて清里までやって来た、「京都嵯峨野の隠れ里を巡るまったりフォトポタ」の後篇です。写真の場所は保津川渓谷沿いの六丁峠を越えて、清滝へと向かう道と合流する地点「落合」。ここから後篇が始まります。
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清滝へ向かう途中、トンネルと峠越えの道。「どっちを選ぶ?」「峠でしょ!!」 という事で800?の短い峠道を登ることに。帰りはトンネルでいいね。
あのミラー見て、対向車気を付けろって!?
これが「試峠(こころみとうげ)」。なんだ!?このコンクリートで固められた切り通しの峠は。真下を向いているミラーがご愛嬌ですな。
清滝に到着。実はここには初めて来ました。それにしてもモミジの緑が艶やかだこと。紅葉の季節で人がごった返すのが分かります。人の混雑を避けて是非早朝に訪れてみたい。
清滝から少し南に下った化野(あだしの)念仏寺前。化野は平安時代からの風葬の地。風葬とは、遺骸を捨てに来る場。現実界と異界との接点であったこの地に空海が念仏時を建立したとされています。そのような場所が人の集まる観光の場となっているのはごく自然なことですね。そうした土地は人を呼び集める力を持っているのだと思います。
「誰とてもとまるべきかはあだし野の 草の葉ごとにすがる白露」人の一生は葉の裏に付く露のように儚いものと詠んだ西行の歌。
人力車に乗ってお兄さんの話を聴きながら嵯峨野を巡るってのも良いな
「京都嵯峨野に吹く風は〜♪」という昔懐かしのCMソングが思い出させる嵯峨野の景色。京都観光というと、清水寺や八坂神社、河原町のある鴨川周辺がメインという感じだけど、平安貴族の別邸が置かれた、嵐山、嵯峨野、清滝といった場所の方が雅な風情があって好きですね。
所変わってこちらは貴船口
右は鞍馬、左は貴船。一度、鞍馬寺に立ち寄ってから貴船に戻ってくるルートを取りたいと思います。
貴船川と鞍馬川が合流するこの地点に祀られている「梶取社」。貴船川と鞍馬川は合流して南に下り、さらに雲ケ畑を流れてくる鴨川本流と出町柳で合流して、三条や四条といった市街地を流れる鴨川となります。
鞍馬寺といえば、牛若丸と鞍馬天狗?
鞍馬寺山門前にて。寺に入るには拝観料を取られるので山門前で記念撮影。神社は拝観料を取られるところはあまりありませんが、お寺は取るところ、取らない所と両方ありますね。どういった基準でそういうことになるのだろう?
清流貴船川沿いの道
鞍馬寺を訪れた後、貴船口まで戻り今度は貴船川沿いに貴船神社を目指します。こちらの川沿いの道も清々しい。
京の町にはいたるところに短歌
その道沿いにあった「蛍岩」。貴船川にある蛍の名所らしいですが、和泉式部は切なくもなんと甘美なことか。
貴船神社までの参道道。川床で有名な料理旅館の並ぶ観光名所の通りです。この道の右側に川があって、川床が組まれています。
貴船川の流れの上に床を組んで畳が敷かれています。この時期、この辺りはまだ朝夕は冷え込むのですが、夏になると涼やかで気持ちよさそうですね。でも、ここで食べる料理はお高いのでなかなかその機会がありません。
ピンボケ〜
貴船神社への参道。赤い灯篭が並ぶ石段。貴船川沿いの旅館に泊まって川床料理を食べて、この神社に夜間参拝する。贅沢な遊びですね。
貴船神社本宮は水神である高龗神を祀り、古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、古くから祈雨の神として信仰されてきました。この地域の緑の豊かさが水性の豊穣なるを生み出すのですね。
同じく貴船川沿いにある貴船神社奥宮。緑にあふれ、樹齢の大きい大木が何本も聳え立っています。
奥宮の境内にあるご神木の「桂」の木。このような木が育つのもこの地の水性の豊かさがあってこそですね。
貴船神社奥宮を過ぎると、いよいよ芦生峠へと至る登坂路へと入っていきます。人通りの少ない道のようで路面は荒れ気味でした。
杉が覆い尽くす芦生の山並みの中を登っていきますが、急な勾配の登り道が続きます。
貴船神社奥宮、芦生峠までの道のり
貴船神社奥宮〜芦生峠 距離:3.1? 平均斜度:11.1% 距離は短いものの、平均斜度が11.1%という急斜面の道のり。登っても登っても峠に到着しないので険しい峠だとは思っていましたが、これほど平均斜度が急だとは驚きました。
峠を越えると、杉の森と清流の流れの傍を通る道をひたすら進むという感じ。そういえば、貴船に着いた頃にポツポツと降ってきた雨が峠を越えると一層はっきりとしてきました。京北に入るといつも雨。この傾向は今日も同じです。
どこを走っても杉、杉、杉。杉の山並み。いわゆる北山杉の植林一帯を走り抜けました。雨でなければもう少し景観を楽しめるのだけど。。
京北町の道の駅「ウッディ京北」までようやく辿り着きました。ここまで来るとスタート地点の日吉まで指呼の先です。
「あらクマさん」とばかりにツキノワグマの剥製がお出迎え。小さい熊なので、まだ成獣になりきっていない状態だったのだろうなぁ。
後篇のルートです。
日吉ダムから京都嵯峨野の隠れ里、越水、樒野、水尾を経て保津川渓谷を越えて清里までやって来た、「京都嵯峨野の隠れ里を巡るまったりフォトポタ」の後篇です。写真の場所は保津川渓谷沿いの六丁峠を越えて、清滝へと向かう道と合流する地点「落合」。ここから後篇が始まります。
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清滝に到着。実はここには初めて来ました。それにしてもモミジの緑が艶やかだこと。紅葉の季節で人がごった返すのが分かります。人の混雑を避けて是非早朝に訪れてみたい。
清滝から少し南に下った化野(あだしの)念仏寺前。化野は平安時代からの風葬の地。風葬とは、遺骸を捨てに来る場。現実界と異界との接点であったこの地に空海が念仏時を建立したとされています。そのような場所が人の集まる観光の場となっているのはごく自然なことですね。そうした土地は人を呼び集める力を持っているのだと思います。
「誰とてもとまるべきかはあだし野の 草の葉ごとにすがる白露」人の一生は葉の裏に付く露のように儚いものと詠んだ西行の歌。
人力車に乗ってお兄さんの話を聴きながら嵯峨野を巡るってのも良いな
「京都嵯峨野に吹く風は〜♪」という昔懐かしのCMソングが思い出させる嵯峨野の景色。京都観光というと、清水寺や八坂神社、河原町のある鴨川周辺がメインという感じだけど、平安貴族の別邸が置かれた、嵐山、嵯峨野、清滝といった場所の方が雅な風情があって好きですね。
所変わってこちらは貴船口
右は鞍馬、左は貴船。一度、鞍馬寺に立ち寄ってから貴船に戻ってくるルートを取りたいと思います。
貴船川と鞍馬川が合流するこの地点に祀られている「梶取社」。貴船川と鞍馬川は合流して南に下り、さらに雲ケ畑を流れてくる鴨川本流と出町柳で合流して、三条や四条といった市街地を流れる鴨川となります。
鞍馬寺といえば、牛若丸と鞍馬天狗?
鞍馬寺山門前にて。寺に入るには拝観料を取られるので山門前で記念撮影。神社は拝観料を取られるところはあまりありませんが、お寺は取るところ、取らない所と両方ありますね。どういった基準でそういうことになるのだろう?
清流貴船川沿いの道
鞍馬寺を訪れた後、貴船口まで戻り今度は貴船川沿いに貴船神社を目指します。こちらの川沿いの道も清々しい。
京の町にはいたるところに短歌
その道沿いにあった「蛍岩」。貴船川にある蛍の名所らしいですが、和泉式部は切なくもなんと甘美なことか。
貴船神社までの参道道。川床で有名な料理旅館の並ぶ観光名所の通りです。この道の右側に川があって、川床が組まれています。
貴船川の流れの上に床を組んで畳が敷かれています。この時期、この辺りはまだ朝夕は冷え込むのですが、夏になると涼やかで気持ちよさそうですね。でも、ここで食べる料理はお高いのでなかなかその機会がありません。
ピンボケ〜
貴船神社への参道。赤い灯篭が並ぶ石段。貴船川沿いの旅館に泊まって川床料理を食べて、この神社に夜間参拝する。贅沢な遊びですね。
貴船神社本宮は水神である高龗神を祀り、古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、古くから祈雨の神として信仰されてきました。この地域の緑の豊かさが水性の豊穣なるを生み出すのですね。
同じく貴船川沿いにある貴船神社奥宮。緑にあふれ、樹齢の大きい大木が何本も聳え立っています。
奥宮の境内にあるご神木の「桂」の木。このような木が育つのもこの地の水性の豊かさがあってこそですね。
貴船神社奥宮を過ぎると、いよいよ芦生峠へと至る登坂路へと入っていきます。人通りの少ない道のようで路面は荒れ気味でした。
杉が覆い尽くす芦生の山並みの中を登っていきますが、急な勾配の登り道が続きます。
貴船神社奥宮、芦生峠までの道のり
貴船神社奥宮〜芦生峠 距離:3.1? 平均斜度:11.1% 距離は短いものの、平均斜度が11.1%という急斜面の道のり。登っても登っても峠に到着しないので険しい峠だとは思っていましたが、これほど平均斜度が急だとは驚きました。
峠を越えると、杉の森と清流の流れの傍を通る道をひたすら進むという感じ。そういえば、貴船に着いた頃にポツポツと降ってきた雨が峠を越えると一層はっきりとしてきました。京北に入るといつも雨。この傾向は今日も同じです。
どこを走っても杉、杉、杉。杉の山並み。いわゆる北山杉の植林一帯を走り抜けました。雨でなければもう少し景観を楽しめるのだけど。。
京北町の道の駅「ウッディ京北」までようやく辿り着きました。ここまで来るとスタート地点の日吉まで指呼の先です。
「あらクマさん」とばかりにツキノワグマの剥製がお出迎え。小さい熊なので、まだ成獣になりきっていない状態だったのだろうなぁ。
後篇のルートです。