今日も続けています。自宅から職場のある宝塚市までの自転車通勤。写真は三田市内、対中(たいなか)という地名にある古るめかしい道標。『右、播磨三木、左、神戸、有馬、大坂』とありますね。宝塚に行くのですから、左の方へと進んで行く訳ですけど。
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国道176号線から見ると屏風のようにどすんと横たわって見える六甲山の山並み。そう言えば、今年はまだ一度も六甲山ヒルクライムをしていないなぁ。ららさんやmozzmarrさんのリクエストに応えて、六甲山頂まで登ってから出勤してみようか。時間が問題だけど。
名塩に建設中のトンネル。国道176号線が名塩の集落の中心地域を横断しないで済むように、中国道の傍の山あいの場所にバイパスを建設中です。このバイパスが完成すると名塩の町の風景がガラリと変わることになるんだろうな。
折り畳み小径車KHS号でいつも通る「花乃みち」。今日は珍しくケルビム・ピューマ号で走るので写真を撮ってみました。
自宅からの自転車通勤をするということは、帰りは仕事終りに自転車を走らせて自宅まで帰らないといけない訳で。行きは意気揚々としている面もあるので身体も軽いけど、帰りは仕事終りに疲れた身体を引きずって名塩の坂を越えて三田に戻ってこないといけない。億劫で気だるい感じもあるけど、夜の道をずっと一人で淡々と走るのはそう悪くはない、というより、むしろ馴染みのある感じで心地良さを感じます。これが結構好きなのかも。
私のこれまでの人生の中で『夜の道を自転車で走る』ということの原点といえば、高校生の時に5ヵ月くらい続けていた新聞配達のアルバイトです。初めて『自転車』というものに興味を持って、マウンテンバイクが欲しくなって始めたアルバイトです。大きな前かご、頑丈な荷台、ぶっといタイヤを備えたクッション性抜群で重量感溢れる新聞配達用の自転車号に乗って新聞を配りながら暗闇の中を走り続けました。
新聞配達が終わる頃には夜が白んできたり、季節によっては朝日が昇って街に朝が訪れます。毎日、同じ時間帯に同じ場所を走るのですが、季節の移り変わりによって気温が違ってくることや夜が白んでくる時間の変化を肌で感じるというのが面白かったですね。真っ暗な街がつーっと滑るようにゆっくりと明るくなってくる変化の様子が好きでした。配送を終えて、すっかり明るくなった街をたらたらと自転車で走らせて家に帰る時の気だるさが何とも言えずに心地良かったという記憶を今でもしっかり身体で覚えています。夜明け前と夜が明けてからって街の匂い(空気)も変化します。言葉で説明するのは難しいけど、色々なモノがほわーっと滲み出てくるような感じ。色々なモノの境界線が緩んでほわ~っとなる感じですね。自分で書いていてぴったりきました。「境界が緩んで色々なモノが自分の中に入ってきやすくなる感じ」逆もまた然りです。夜を体験してるからこそ、夜明けを味わうことができる。そんなものなんでしょう。