この苔むした茅葺の屋根の色合いにウットリとしてしまいました。なんと綺麗なんだろうと。水気を多く含んだ苔が太陽に照らされて艶めかしいばかりに鈍く輝く緑色です。
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美山民俗資料館の茅葺の屋根も幾重にも苔が張り着いていて、滑らかな肌触りのような艶っぽさを感じます。この苔むす茅葺の屋根を眺めているだけで、もうお腹いっぱいなんですけど、ここに入る機会もそうそうないだろうということで入ってみました。大人1人300円の入場料が必要です。
資料館になっている茅葺屋根の家は、母屋、納屋、倉庫の三棟で家を構えてあり、外から見えいるよりもかなりの広さがあって驚きました。写真は入口から入って土間があって板敷きの床の台所には囲炉裏があって家族が顔を揃える中心の部屋になっています。
お風呂や雪隠、と色々と見所はあるのですが、母屋の茅葺屋根の構造が見えれる屋根裏部屋です。屋根裏部屋は天井が高く、床も広くて立派な部屋でしたが、倉庫にしか使われていない様子でした。ただ窓がなく密閉されているので暗かったです。
このお家には漆喰の白壁の立派な倉もあります。漆喰というのは不思議なもので、こうやって写真を見るとただの白い壁にしか見えませんが、触ってみると、柔らかくて厚みがあってフカフカとした感触がして心地が良いものなんですよね。初めてそんなことを思いました。
茅葺屋根の家たちを撮影する観光客を撮ってみました。撮影会の集まりのようで指導者のもと皆さん懸命に写真を撮っておられました。
茅葺の郷付近にある橋から由良川上流に向かって写真を撮ってみました。雪混じりの曇天から青空の広がる晴天に変わってくれて良かった。やはり今日、美山に来て正解でしたね。
さて、ここらで腹ごしらえ。と言っても私のお腹ではありませんよ。私はパンを食べたり補給食を随時摂ったりしているのでお腹はそう空いていません。「美山粋仙庵SAI」というお店に寄ってみました。
美山はサイクルイベントがあったり市民レースが開催されていたりと、自転車の受け入れが行き届いているようで、どこのお店を覗いてもこのような自転車置き場が設置されていますね。ありがたいことです。雪の降る中を走ってきたりもしたので自転車もドロドロ。
お腹が空いていたのはガーミンでした。珈琲を飲んで休憩している間に、モバイルバッテリーを使ってガーミンを充電させてあげます。ガーミンも使用歴が古くなってくるとバッテリーの持ちが落ちてきてすぐにお腹を空かせる子になってしまいます。また、電池の交換をしないといけないかな。
ガーミンのお腹も一杯になったところで、次の行き先を考えながら由良川沿いにぶらりと美山の平屋地区をぶらりとポタリング。
茅干しをしている民家を脇目に集落をまったりと走ります。
朝一番に渡ったこの橋にまた戻ってきました。朝はこの橋を渡って東へ、佐々里峠方面へ向かいましたが、これからは橋を渡って西へ。由良川沿いに大野ダム方面を走ろうと思います。ほんと行き当たりバッタリを楽しむ旅です。
美山町平屋地区と静原地区を結ぶ九鬼ヶ坂を越えて、大野ダム方面へ。
峠の広場で黒目しかない怖い顔をしたユルキャラ発見!ユルキャラなら、建設会社じゃなくてキャラの名前も書いて欲しいところ。ところで、この子が右手に持っているのは朱筆?何?
大野ダム方面へは由良川沿いに走る右岸の快走路を行きます。左岸にも川沿いを走る小道があるみたいなので後でそちらも走ってみよう。
西に傾き始めた太陽の光に川面が揺らめいて反射するので目に楽しい時間を過ごせます。
由良川の両岸を繋ぐしっかりとした吊り橋を渡って左岸へ。吊り橋とはいえワイヤーの束の力強さをみていると頼もし過ぎて味がないですね。
杉林の間を走る小径。これは雰囲気良さ過ぎでしょ。
わ!重機が道を塞いでいます。作業は進行中で通行止めかと思いました。作業中の方に向こうに行けるかと訊いてみると、作業中にもかかわらず、杉の倒木を片付けながら重機を道端に寄せて自転車を通していただきました。美山の林業組合の方、丁寧な対応ありがとうございます。
右手、眼下に由良川の眺めを目の端に移しながら小径は崖に沿って続いていきます。これは良い道ですね~~。由良川左岸、この小径をメインにゆったり走るだけで面白いかもしれません。そういえばMedakaさん主催のポタでこの道を走っていたような気もします。
崖を走る小径から由良川を見下ろすと、そこには頼りなげな吊り橋が掛っているではありませか。細い。ロープと木製の橋?これは是非行ってみなければ。
由良川沿いにある大原神社。ここが今日の折り返し地点です。ここにはご神木となっている古いケヤキの大木があるとかで、それを見納めとして出発地点に引き返すことにします。
コレです。ケヤキのご神木!すごいですね。樹齢300年だそうです。でも、どうしてもタコがひっくり返っているような姿に見えてしまいます。
大原神社です。苔むした石段が古格を顕してしますね。この神社は、飛鳥時代、五穀豊穣、安産の神 伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀るために建てられた丹波六社の一つだそうで、相当に古いものらしい。
大原神社を出発し、由良川右岸を戻ります。さっき眼下に見下ろした頼りなさげな吊り橋を探してみることにしました。上から見た時には橋の近くに墓場が見えたのですが、これがその墓場でしょう。この脇の道を行くとあの吊り橋に辿り着く筈です。
ほらね!でもロープは鉄製だし、コンクリートの橋でして。遠目には風が吹くだけで揺れるような木製の吊り橋に見えたのになぁ。でも鉄のロープが錆び気味なのはちょっと怖い感じ。向こうに渡ってもみたかったけど、時間も押しているので、由良川左岸探索はまた今度の機会に、ですね。
橋を引き返して元の道路に戻りましょう。橋から墓場に戻る場所はまるで鬼太郎のOPで流れる場面みたいにオドロオドロしいです。真っ暗だったら相当怖いと思いますよ。
出発地点の美山ふれあい広場に戻ってきました。ふらっと美山でお土産や夕食を買って帰りましょう。今日はすっかり満喫した美山ポタになりました。美山には今年は何度も訪れて、その時々の季節をたっぷり楽しみたいですね。
雪の美山ポタリング 後篇
由良川左岸の林道や小径はルートラボではよく調べられません。これは実地探索あるのみですね。面白そうな道です。次のポタリング対象はここです。また美山には林道もたくさんあって走り応えがありそうなのでMTBを持ちこんで走ってみたいですね。