ロードバイク乗りにとって、「六甲山」と言えば、おそらく東六甲から一軒茶屋、裏六甲、表六甲、再度、といったヒルクライムコースと、各ヒルクライムコースを繋ぐ、県道16号(明石神戸宝塚線)の六甲山上道路のこと。もちろん、サイクリングマップでは、その辺りのルートがメインになると思いますが、六甲山はそれだけではありません。
六甲山上にはロードバイクで走って楽しい道、地域がまだまだたくさんあります。そういう、あまり知られていないけど実は良い所なんですよ、という場所、コースを紹介しないで何がサイクリングマップだ、という思いもあり、そういった道々を調査ポタリングしてきました。今までは漠然と「いい道やなぁ~」と感じていましたが、マップ作りのための調査となるとかかる時間も道や景色を見る視点も全然違ってきます。また新たな気持ちで六甲山に取り組みたいと思います。
ここは六甲山記念碑台交差点すぐ近くの場所。ここから潜り込んでいく道や風景が楽しいのです。
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この道を入ってすぐ右手に、神戸市立六甲山小学校と幼稚園があります。六甲山上、最盛期には約2,000人もいたという住民たちも現在のところ約150人ほど。幼稚園、小学校に通う児童数もさぞかし少ないことでしょう。それにしても標高約800mの学校での生活。六甲山という環境で子どもたちはどのような小学校生活を過ごしているのかな。
色々とありますね。大学のセミナーハウスや企業の研修所に保養所。そして神戸ゴルフクラブとヴォーリズ六甲山荘。
この周辺の地図です。メインの県道16号線からは外れるけど、結構広い地域なんです。
名物カレーが懐かしい、登六庵の跡地にはプレハブ倉庫が立っていました。
在りし日の登六庵を偲んで。
春先の雪を喜ぶ登六庵。雪から逃げるようにして我々はここに飛び込んだっけ。
店内は更にファンタスティック! 物事が消え去るのはアッという間ですね。
苔生す石垣と杉の並木の間をゆく小路。ひんやりと肌寒くもあり。木々の匂いに満ちた道。
ちょっとだけ坂道。ロードバイクでも十分に走れます。
ヴォーリズ六甲山荘。タイミングが合わないとなかなか中には入れない。2013年の春先に一度だけヴォーリズ六甲山荘に入ったことがあります。今となっては良い思い出です。その記事はこちらから。
ヴォーリズ六甲山荘の向うにも小路は続く・・・。
ここから先は登山道でロードバイクでは無理ですね。引き返します。
道の雰囲気をよく捉えた写真です。
場所を確認。神戸ゴルフ倶楽部の中を通って行く道ですね。
ボール避けのネットの中を行く道です。路面は部分によっては舗装されていたり土の道だったり。
時折、ゴルフコースが見えます。ゴルフコースを作るくらいだから、この辺り一帯はある程度平坦な場所なんでしょうね。
しばらく土の道が続きますが、踏み固められているのでロードバイクのタイヤでも問題なしです。この道は六甲山全山縦走路にもなっていて、平坦の道が続くので歩きやすい箇所なんです。ずっとこの道が続けば良いのに、といつも思っていました。
散策を楽しまれている方もいます。
車道(サンライズドライブウェイ)と合流しました。
真っ直ぐに行くのが六甲全山縦走路で、山のうえに六甲ガーデンテラスの建物が見えますね。平坦の楽しい区間は終わってまた坂道を登らないといけない訳です。道なりに左の方へ行くと、メインの山上道路に合流するはずです。
六甲高山植物園の隣のカフェにバイクスタンドがありました。なかなか洒落た感じの特注品ですね。さすが六甲山。「いこう六甲」なんてコピーが書いてありますが、六甲山上全域でこんなバイクスタンドを置くような展開になっているんでしょうか。それ気になるところ。
店内はオシャレっぽく、山小屋をイメージした雰囲気。ランチメニューなんかも色々とありそうでしたが、やはり気になるのはバイクスタンドのこと。店員さんに、バイクスタンドのことを訊いてみました。色々なところに電話してお聞きくださったそうで、面倒な客ですみません。
調べてくだったところ、バイクスタンドは、六甲カンツリーハウスで使っていたものを譲り受けたモノらしい。それがなぜここに来たのかは分かりませんが、六甲山上の各施設やお店でバイクスタンドを共通して置くようなことにはなっていない、ということです。そう言えばこの辺りで自転車に乗ってる人なんてほとんど見ませんでした。メインルートはロードバイク乗りの姿を頻繁に見るんですけど、例えばレンタサイクルで山上ポタリング、なんて感じではないのですね。
六甲山上を歩いて楽しいのは勿論なんですけど、せっかく舗装された道が張り巡らされていて眺望も良いし、各所に見所もあるし、自転車に乗って颯爽と六甲山上を楽しむなんていうのはなかなか面白い遊び方なのだと思うんですけどね。
その2に続く。