Quantcast
Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
Viewing all articles
Browse latest Browse all 521

春のクラシック観戦記? プリマヴェーラ ミラノ〜サンレモ

$
0
0
さぁ、いよいよロードバイク、春のクラシックが始まりました!!  

これから1週間に1度、あるいは2週間に1度のペースで、ヨーロッパ最高峰のロードレース放送を楽しむことができます!!って睡眠時間を削ってテレビを見てしまうので、翌日の仕事に響いてしまいそうですが(-_-;) でも好きなものは止められません。

「 ミラノ〜サンレモ 」については、拙ブログでも簡単に紹介したので、そちらをご覧ください→→  「ミラノ〜サンレモ」

春のクラシックシーズンの訪れを知らせる、プリマヴェーラ(春)の異名をもつ 「 ミラノ〜サンレモ 」 がトップバッターです。ツール・ド・フランスを狙ってくる、有名な選手たちが本気で優勝を獲りにくる真剣勝負です。優勝候補で言うと、スロヴァキアの怪童、ぺテル・サガン、今シーズンは輝きを取り戻せるか、スパルタカス・ファビアン・カンチェラーラ(スイス)、今シーズン、好調な滑り出しをみせているメッシーナの鮫・ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)、そして、今シーズンは世界チャンピオンジャージ、アルカンシェル(虹)を着て走る、クラシックハンター・フィリップ・ジルベール(ベルギー)、等が挙げられます。もちろん、レース展開次第でゴール前の集団スプリント勝負となれば、間違いなく現在最高のスプリンター、マン島超特急・マーク・カベンディッシュ(イギリス)が駆け抜けてくれる筈!!

にしても、選手の名前にいちいち異名を付けたけど、外国人スポーツ選手はこういうのが似合いますね。日本人でいうと・・・「ハマの大魔神」とか「ハマの番長」とか、「兄貴」金本知憲とか、「山の神」柏原竜二とか、そんな感じですか。あっそうそう引退しちゃったけど「ゴジラ」松井もそうですね。「ウルフ」高橋由伸はいまいち流行らなかったけどね。イチローはあれだけ偉大な選手にもかかわらず、異名は「安打製造機」なんて平凡なものしかないですね。こういう異名のセンスはヨーロッパの方が上かなぁ。「マン島超特急」はチトださいけど。


当ブログをお読みいただいてありがとうございます!

こういうもので、少しでも交流の輪が広がればという思いで
ブログランキングに参加しています。順位が上がれば、記事を
書くモチベーションもアップします!!

もし良ければ、こちら「自転車ブログ」のバナーにポチッとクリック
よろしくお願いします。
 
にほんブログ村 自転車ブログへにほんブログ村




ドキドキワクワクで、Jスポーツのチャンネルを入れると、「ただ今レースは中断されています」だって。えっ、何事!?と思って話を聴いていると、何でもミラノから地中海へ至る山間部のルートで大雪が発生、走行不能と判断し、レースを一時中断して、走行可能な場所まで移動してレースが再開されるとのこと。これにより、298?というクラシックレース最長の距離を誇るレースが、240?くらいに削減された模様。こういう事態は珍しいようですが、ともかく再開されるらしいのでひと安心。




レース再開。中断前のタイム差が再現されるので、追走グループのスタートは待ったをかけられています。ブルンブルン、早く走りたい!!まるで、競馬のゲートのようです。




地中海沿岸の街並みの中を疾走するロードバイク。ヨーロッパはこういう映像だけで絵になりますね。




残り9?、必死で逃げる先頭集団と、それに追い付こうとする追走集団(後ろに見えますね)。タイム差は27秒!!




追走集団のプロトンから、3名の選手が飛び出した!! 先頭から、ぺテル・サガン、ファビアン・カンチェラーラ、ゲラルド・チオレックです。前2人はバリバリの優勝候補ですが、チオレックは活躍が嘱望されながらも十分な結果を残すことができなかったドイツの26歳の選手。もちろん、これまで名前を聞いたことのない選手だったので、優勝候補の選手たちに喰らい付くのは意外でした。




プロトンから飛び出した3人は逃げ集団と合流。ここまでゴールが迫ってくると、カンチェラーラの得意なアタックも難しく、ゴール前のスプリント勝負となります。




スプリントに強いのは、サガン(緑色)とチオレック(黄黒)、カンチェラーラ(黒白青)は単独走が持ち味で集団スプリントはあまり得意ではありません。カンチェも追いすがりますが、ここはサガンとチオレックの一騎打ち!!




サガンの後ろから飛び出したチオレックが僅かの差でサガンを差し切りました!!先頭でゴールを駆け抜けたチオレックの歓喜の雄叫びと、サガンの悔しそうな顔!!

ゴール手前20?くらいからは白熱の展開でした。それまでは先頭集団がそのまま逃げ切ってしまうのか・・・と不安がよぎりましたが、やはり逃げ切りは難しいようです。きっちり有力選手たちが追い付いて白熱のゴール争いを演じてくれました。カンチェラーラの独走と、それに迫ろうとするプロトンの絵は今回は見られませんでしたが、カンチェは手堅く3位をキープ。4位は逃げ集団を形成して逃げ切りを図ったフランスのシルヴァン・シャバネルが粘りました。なかなか手に汗握る展開になりました!!

*詳細なレース展開と解説はこちらをどうぞ→→→cyclo wired.jp

次のクラシックは3月31日(日)Jスポーツ4で放送の「ツール・デ・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン)です。楽しみ楽しみ。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 521

Trending Articles