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ツール・ド・フランス グレートヒストリー

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仕事帰りによく寄る本屋さんで、偶然 「ツール・ド・フランス グレートヒストリー」 という、400ページ弱の大判の本を見つけました。こういう思いもよらない出会いが起きるのが本屋さんの良いところ。アマゾンではこうはいきません。ま、それは別の話。

中身をペラペラっと開けて読んでみると、ツール・ド・フランスの100年間の歴史について、当時の写真や新聞記事、ポスター等々、様々な資料を用いて、ツールの黎明期から現在に至るまでの主要なエピソードや小ネタまでが掲載されたこの1冊。ずっしりと歴史の重みを感じるこの1冊がなんと、破格の3500円。

この2013年、第100回を迎える世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」のメモリアルブックを躊躇なく手に取ってレジに向かったことは言うまでもありません。


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実は・・・・お恥ずかしい話ながら、私が、ツール・ド・フランスをテレビで見るようになったのは、2011年、カデル・エヴァンスが総合優勝をものにした大会からで、それ以前は、大会の存在を僅かに知ってはいたものの、その中身については詳しくは知りませんでした。2011年大会と、チームスカイが圧倒的な強さを見せた2012年大会は、睡眠部不足になりながらJスポーツのLive放送を楽しむなかで、ツールや、他の自転車レースの世界にも興味がぐぐっと開かれてきました。

でも、ツールの黎明期から、現在に至るまでの100年の歴史について、ほとんど何も知らない私。この本を読めば、そんな私でも、ツールの世界に少しでも触れられるようになるのではないか、という拙い望みを抱いて、この本をこれから読み込んでいきたいと思っています。

過去から現在と時間幅が大きく、幾つものエピソードが重複している長大な物語を読むのに似て、最初はどこを読んでも何のことだかさっぱり分からないことがほとんどでしょう。しかし。読み込んでいくにつれ、引っかかりができた点と点が結びつくように、物語の筋が繋がりはじめて物語世界の全体像が掴み取れるようになるような、そんな読み込み方がこの本を相手に出来てくるようになれば、これからのツールをより深く楽しめるようになるのではないかと、そんなことを想いながら、悪戦苦闘を始めたいと思います。

そこで、少しばかり、この本をご紹介。



1902年、自転車メーカー、ラ・フランセーズのポスター。ツールは、全てのクラシックレースを束ねる存在?そんなことを示しているポスターらしいです。当たり前ですけど、ツールを知るためには、それ以前の自転車レース(クラシックを含め)についての知識が土壌になるようですね。それはまたおいおいですね。




1922年。アルプスに挑む選手たちの出で立ちは、まるで登山家のよう。重そうなザックにたすき掛けのタイヤ。メカトラブルは自分で処理するしか方法がなかったのでしょう。

「ツール(Tour)」の名の通り、「レース(競技)」というよりも 『旅』 そのものだったのでしょうね。




時代はぐっと下がって、1990年代、この辺りからようやく馴染みが出てきます。黎明期の白黒写真の時代から1980年代までのツールは私にとっての手がかりが少な過ぎて、全くの暗闇状態です。

この選手は、ランス・アームストロング時代の前の王者、ミゲル・インデュライン。といってもよく知りませんけど、偉大な選手なのでしょう。




ツール7連覇の絶対王者、ランス・アームストロング。ドーピング疑惑に関する最近の動向によって、この7連覇というレジェンドの記憶を私たちはどう処理したらいいのだろうか・・・・。この人の著作、「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」を発売当時に読んだ感動の全てが雲散霧消となるものではないにしても。




ツールの事をほとんど何も知らないまま、テレビ放送にどっぷり浸かった2011年大会。トマ・ヴォクレールが予想外の奮闘を見せるなかで、本命視された有力選手の中から誰が抜け出すのか、ハラハラドキドキの展開。そして、カベンディッシュを擁するHTCトレインの美しさと圧巻の力強さ。ツールってこんなに面白いものだったのか!?こんな面白いスポーツを今まで知らずに生きてきてなんて愚かだったのだろう、と身をもって実感した大会。毎日寝不足になりました。

今回はここまでですが、相当に中身の濃いこの本。私にとってのツールの空白の時代、7月までにそこに少しでも光が当てられるように読み込んでいきたいと思います。本に描かれている世界が見えてくるのにも、スポーツや勉強と似たところがあって、まずは反復練習からのスタートです。

ブルベ練習会 300?ツーリング 宝塚→赤穂→宝塚

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この1週間は仕事が忙しく、久しぶりのUPとなりました。ようやく暖かくなってきたのに、3月はなにかとバタバタしていて落ち着いて自転車にも乗れません。

さて、来る3月16日、初のブルベ参加となる 『BRM316近畿 300?京都』 が迫ってきました。これまでに300?近く走ったのは、去年の初夏に走った「あわ2ツーリング」の一度のみ。300?という距離に体を馴らしておくのと、ライトやGPS等の装備の確認のために、BRM316を一緒に走るおしょうさんとブルベ用のテストライドに出掛けました。

行き先はとりあえず、出発地点の宝塚から西へ西へと進むことにしました。赤穂あたりで折り返すとちょうど300?になるというだけの事で、赤穂浪士ゆかりの地、兵庫県の赤穂市へ向かうことにしました。

JR宝塚駅を朝の4時半に出発。GO!WEST! しっかし3月に入ってもずとっと寒いまま。テンション上がらんな〜〜。


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今日の使用バイク。ブルベ用バイクと想定しているケルビム・ピューマ。ホイールは最近購入した50?リムハイトのカンパニューロ・バレット。サイコンはガーミンエッジ800Jとその予備バッテリーにエネループ単三電池6本。メインライトにDOSUN・A2、サブライトはジェントス・SF−152X3。収納はトピークのサドルバッグとトライバッグ、ツールボックス、ドイタ―のリュックサック。

今日の確認ポイントは大きく4つ

○ガーミン800のバッテリーの持ちとバッテリー補充量
○エアロホイールの効果
○収納(サドルバッグ・トライバッグ・ツールボックス・リュック)の効率性
○フロントライトの持続性と明るさ

長距離を走るブルベにおいては、収納をどう使い分けるかは大きな問題です。今回は、リュックを背負っていったので、バイクに装備するバッグの収納量は少なくて済みました。しかし、リュックは身体に対する負担も大きいので、できるだけ背負いたくない。とすれば、もっと容量の大きなサドルバッグが必要になります。

サドルバッグは 「キャラダイス・ペンドル(11ℓ)」 を持っているのですが、サポーターも含めて1?前後の重量があり、重さが嵩みます。それに、300?〜400?を走るブルベに対しては容量が大きすぎる感じもあります。それでもこいつを装備するのか、リュックを背負うのか、軽量で適切な容量をもつサドルバッグを新たに購入するのか、その辺りも検討してたいと思います。




こちらは、同行するおしょうさんの愛車。ケルビム・R2。サドルバッグにキャラダイス・ネルソン(15ℓ)。今回は補給食を大量に入れてきたとのことで、めちゃくちゃ重たくなってしまってます(・_・;)。ネルソンは大きすぎるので、普段使っているバーレイで十分なのではないかと。あと、トライバッグがあれば、小銭入れや携帯を入れておくことができるので便利ですよ。




JR宝塚駅から、国道2号線、43号線を西に進んで、神戸ハーバーランドに到着。1995年の阪神・淡路大震災の傷跡を保存している一画にて記念撮影。液状化現象のため地盤が歪み街灯が斜めに傾いています。

R2、R43は早朝のため神戸までの交通量は少なかったので、余計に信号の多さに辟易しました。ヒト漕ぎする度に信号STOP。寒さも相まって調子が出ない感じ。都市部を走るのはこれだから嫌だなぁ。




神戸市街地を抜け、須磨から明石市、加古川市へ。日が出て明るくなってきたものの、R2ではなく郊外の県道を走ったので信号も少なく調子良く走ることができました。加古川に到着して、西進を一時中断して、前から走ってみたかった「加古川右岸自転車道」を北上することにしました。




加古川右岸道路は、河川敷を走る整備された自転車道路。しかし、武庫川サイクリングロードとは違い、「自転車専用」の標識もないので、ランニングしている人、犬の散歩をしている人、自転車に乗っていない人が多く利用しています。この道は、自転車専用道なのかどうかもよく分かりません。基本的に人出は少ないので走り易い道なのですが。




加古川を10?ほど遡って、「加古川大堰」に到着。ここはダムカードが貰えるダムなんです。ダムカードも揃ってきてウホウホ。


       

兵庫・大阪・京都・奈良で集めたダムカードはこれで11枚。兵庫県内のダムカードはこれで残り5枚となりました。今年中に県内は全部揃えられそうです。ダムカード、集めたからといってどうって事はない(当方、ダムマニアでもないので)はずなのに、何となくツーリングの目標にしてしまいますよね。




加古川から15?ほど西へ進んで、国宝姫路城へ。まだまだ天守閣改装中です。工事は今年中に終了だったかな。改装終了して新しくなった天守閣をバッグにまた写真を撮りに来たい、というより、姫路の街を小径車でポタリングするのも面白そうです。




今回のツーリングで最も景観を楽しめた区間は国道250号線の海岸沿いのワインディングロードです。地元でも有名なドライブコースのようで、オートバイツーリングやこの地域名産の牡蠣を求めて集まった観光客が大勢いました。




「道の駅みつ」でパンク修理。今年初パンクですが、チューブ交換もスムーズに出来、携帯ポンプでの空気入れも苦労することもなく8気圧まで入り、完璧なリペアができたと自画自賛です。ちょうど疲労が溜まってきて眠気に襲われていたおしょうさんは、この間に仮眠を取ってリフレッシュができました。




ワインディングロードの景観はこんな感じです。伊勢志摩のパールロードの方が見応えはあるかな。




小さな半島の付け根にある漁港室津。瀬戸内の小さな漁村という鄙びた雰囲気が気持ち良い場所だったので、国道から降りてみました。




すると、牡蠣を求めて集まった観光客の多さに驚きました。小さな漁村に完全にミスマッチの大きな観光バスが何台も乗り付けていました。牡蠣の無料試食なんてのもあったので、食べていきたかったのですが、長い行列が出来ていたので断念です。




半島のワインディングロードを抜けて、相生市から赤穂市へ入ります。ここまでで走行距離150?ほどの道のり。赤穂の市街地まではまだしばらくあったのですが、市街地に入った頃で13時半ごろ。ダムや姫路城の寄り道やパンク修理、漁村見物などツーリング的に観光も入れてのここまで、トータル9時間。平均時速は20?/hほどのペースです。



JR播州赤穂駅前。赤穂四十七士、おそらく大石内蔵助の銅像?前にて記念撮影。赤穂の町を少し回ってみたのですが、日曜日の午後という時間帯にもかかわらず、人出もなくしーんと静まりかえった町でした。流石に赤穂浪士はシーズンオフ(あれは年の瀬ですものね)とはいえ、物寂しい雰囲気でした。ずっと小さい頃、潮干狩りにこの町に来たことがありますが、もっと活気があったような・・・。

事前情報を押える作業もしてこなかったせいもありますが、スマホで検索しても外食出来そうな手頃なお店も見つけられず、あえなく駅前のすき屋で昼食を取る始末。残念無念・・・・。

15時半、赤穂の町を出発して帰途に着きました。帰りは寄り道をせず、国道2号線で東進する道を選びます。17時半ごろに姫路市街地に到着。付近のコンビニで大休止。カップ麺と食べたり、ゼリー飲料を飲んだりしてエネルギー補充に努めます。同行のおしょうさんは眠気に襲われていたので、このコンビニでしばし仮眠を取りました。おしょうさんは疲労が溜まってくると少し眠ることで体力が回復するようです。

姫路を出発して、高砂市・・加古川士・・・明石・・・明石海峡大橋・・と経由して神戸中心部に戻ってきたのが21時頃だったかな。夜の国道をひたすら走って、信号で止まって、また走っての繰り返しが続きなかなか先に進んでいかないという感覚です。

宝塚の出発地点に戻ってきたのは22時半頃。出発してから17時間のツーリングとなりました。

走行距離 : 298.25?
走行時間 : 16時間1分
平均時速 : 18.6?/h
最高時速 : 42.5?/h
平均心拍 : 103bpm
最大心拍 : 155bpm
平均rpm   :  68rpm
獲得標高 : 1021m

300?には僅かに届きませんでしたが、十分な距離を走ることができました。平均時速は20?/hは出したかったのですが、市街地を走ることが多く、信号停車のため速度は伸びませんでした。平均心拍103って、ずいぶんのんびりと走っていたということですね。

さて、今回はブルベの試行を兼ねたツーリングということで、以下の観点の結果を記していきたいと思います。


○ガーミン800のバッテリーの持ちとバッテリー補充量
手持ちのガーミン800は、購入から1年が過ぎ、頻繁に使用しているので内蔵のリチウム電池の消耗の影響か、8時間くらい使用するとバッテリーが切れてしまいます。そこでエネループを利用したブースターで電気を補充しながら走りました。6本のエネループを持参しましたが、4本は完全に使い切り、6本目の時にはまだバッテリー残量に余裕がありました。300?のブルベ使用ならなんとかギリギリ使用できる圏内という感じでしょうか。

ブルベ本番には、コース確認のためにMAPを見る機会も多いでしょうし、夜間はバックライトを点けて走りたいと考えると、エネループを利用した予備バッテリーだけでは少々不安ですね。電池入れ替えも手間だし、電池を何本も持っていくのは重たい。効率性を考えると、スマホやモバイル用の容量の大きい予備バッテリーからの給電を模索する方が良いかもしれません。

あと、このガーミンのバッテリーが切れてしまうと、走行記録も途切れてしまうので、ガーミンとは別に長時間使用できるサイコンをバイクに装着しておく方が安心感があります。ガーミンのGPS機能とMAP機能に限定し、走行記録はサイコンで拾っておくと。400?、600?の走行時はまさにそんな使用法になるのではないかな。


○エアロホイールの効果
これはもう体感でしか分かりませんが、平地巡航速度を維持するのには良さそうな印象を受けました。逆風の中を走ると、バイクは前に進みたがっているのに、人の体が大きな抵抗となって前に進まない感じが如実に伝わってきました。効果があるのかどうかははっきりと数字で出せないので分かりませんが、少なくとも使用していて悪い印象は全くなかったです。平地巡航に限らず、登りでもホイールの重さのせいで苦しめられた感じもないので、50?ハイトのホイールって平地巡航専用というよりも、もっと汎用性の高いホイールのようです。普段使いのホイールとしても十分な力があるようです。


○収納(サドルバッグ・トライバッグ・ツールボックス・リュック)の効率性 
今回はドイタ―製の軽量リュックを背負いましたが、特に背中や腰に負担を感じることはありませんでした。寒い中での走行だったので、逆に保温効果もあって良かったぐらいです。しかし、夏場の走行となるとリュックのせいで背中が蒸れてしまうので、あきらかな体力低下を招きます。やはり大きめのサドルバッグを装備して、リュックを背負わない方が良いのでしょう。初ブルベは重さが心配ですが、キャラダイス・ペンドルを使ってみるとします。それで支障があるなら、もっと軽量のサドルバッグ購入を考えるとしましょう。トライバッグはガーミンのバッテリー補充用のブースターを入れておくのに丁度い感じです。後は雨天時にどうか、ということですね。


○フロントライトの持続性と明るさ
早朝の時間と合わせて、5時間程ライトを使用しました。基本的に交通量が多く街灯や車のヘッドライトで明るい道が多かったので、あまり必要度も高くなかったのですが、主力ライト、DODUN・A2は十分な働きをしてくれました。省エネのためセンサーモードで走りましたが、バッテリーにも余裕があって300?走行には十分だと思います。真っ暗な山間部を走る時には、強力なライトがもう1つあるとより安心して走ることができそうです。メインライトとサブライトというよりも、メインライト2つ体制が取れれば十分でしょう。







ロードバイク界におけるクラシックって何??その? プリマヴェーラ 「ミラノ〜サンレモ 」

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ヨーロッパの自転車レースといえば、5月のジロ・ディ・イタリア、7月のツール・ド・フランス、8月のブエルタ・ア・エスパーニャのような、3週間に渡って行われる『 グランツール 』に目が奪われてしまいますが、3月中旬に行われる「ミラノ〜サンレモ」を皮切りに行われるクラシックと呼ばれる、ワンディレースもグランツールに劣らず見応え十分で、有力選手たちが本気で優勝を狙ってくる数々のレースです。だいたい毎週日曜日毎に行われます。

ツール・ド・フランスは知ってるけど、クラシックって何?どこを走ってるの?どんなレースなの?という方のために、というより、未だよくクラシックのことを知らない自分のために、クラシックについての情報を整理してみたいと思います。


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以下はウィキペディアの説明。

『 クラシック (Classic) とは、ヨーロッパ各地で開催されている ロードレースの形態の一つである「ワンデイレース(シングルデーレース)」(1日で競技を終了するレース)のなかで、特に長い歴史を持ち、高い格式を誇るレースを指す。
クラシックでの勝利は極めて価値の高いものであり、1勝でもすれば生涯の勲章となる。自国で開催されるクラシックに対してはグランツールでの勝利以上に重きを置く選手も多い。ファンらは俗に彼らのことを、「クラシックハンター」と呼んで尊敬している 』

ふむふむ、なるほど。で、クラシックには、どんなレースがあるのかというと・・・・


クラシックレースの種類

?ミラノ〜サンレモ(イタリア) 3/17

?ヘント〜ウエヴェルヘム(ベルギー) 3/24

?ロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・デ・フランドル)(ベルギー) 3/31

?パリ〜ルーベ(フランス) 4/7

?アムステルゴールドレース(オランダ) 4/14

?フレッシュ・ワロンヌ(ベルギー) 4/17

?リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(ベルギー) 4/21

以上が、春のクラシックと呼ばれ、3月から4月にかけて毎週のように行われる歴史あるレースを指します。クラシックは夏や秋にもありますが、春に行われる上記のレースがメジャーなようですね。夏〜秋に行われるクラシックの中で有名なのはクラシックの最後を締める?のジロ・ディ・ロンバルディアですね。

?ヴァッテンフォール・サイクラシックス(ドイツ)
?クラシカ・サンセバスティアン(スペイン)
?チューリッヒ選手権
?パリ〜ブリュッセル
?パリ〜ツール
?ジロ・ディ・ロンバルディア(イタリア)

これらクラシックの中でも、

?ミラノ〜サンレモ(イタリア)
?ロンド・ファン・フラーンデレン(ベルギー)
?パリ〜ルーベ(フランス)
?リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(ベルギー)
?ジロ・ディ・ロンバルディア(イタリア)

の五つは、クラシックの中でも、とりわけ古い歴史があり、記念碑的なレースという意味合いを込めて、モニュメント (The Monuments) と呼ばれています。

これらレースの開催地を見ても分かる通り、フランス北部からベルギー、オランダにかけての地域とイタリア北部と、開催地がヨーロッパの中でも限定的ということが分かりますね。特にベルギーは国技が「自転車」というだけあって、古い時代から自転車レースとの結びつきが強い地域だったといえるのでしょう。ベルギーは人口1千万人強の小さな国ですが、『自転車王国』と呼ばれ、世界選手権優勝のフィリップ・ジルベールや、去年のクラシックを席捲した、トム・ボーネンといった有力選手を多く輩出していることからも、その盛んさが窺えます。

? ミラノ〜サンレモ(イタリア) 3/17 *モニュメント

まずは3月17日(日)直近に行われる、クラシックシーズンの開幕を告げるこのレース。イタリア語で春を意味する「プリマヴェーラ」の愛称で呼ばれます。秋に開催されるジロ・ディ・ロンバルディアと兄弟レースとも呼ばれ、ミラノ〜サンレモを「スプリンターズクラシック」、ジロ・ディ・ロンバルディアを「クライマーズクラシック」と呼ばれます。

地中海沿いの街並みを走るプロトン(大集団)。イタリアらしい瀟洒な街並みを駆け抜ける鮮やかなプロトンが絵になりますね。


どの辺を走るコースかと言うと↓↓のMAPをご参照ください。


イタリア北部中央のロンバルディア州の州都「ミラノ」をスタートして、地中海岸まで南下した後に、フランス国境近く地中海岸沿いの街「サンレモ」を目指すコースです。テレビ中継では地中海を横目に眺めながらの風景も楽しみの1つです。

コース図はこんな感じ。


すべてのワンデーレースの中で最長の距離(2008年や2010年は298km)を走るのが特徴であり、その異名どおり、スプリンターたちからは、最も勝ちたいレースに挙げられる。コースレイアウトは年により若干微調整されるが基本的には変更が無く、スタートとゴール地点も名前の通りミラノとサンレモに固定される(ウィキぺディアより)。



レース展開としては、スプリンターは途中の登りで脚を使わずにゴール前でのスプリント勝負に持ち込みたい、と考え、ルーラーやパンチャーは、スプリンターの脚を削るために幾つかある登り区間でペースを上げようとする。各チームもエースの勝利のために様々な戦術を繰り出してくるスリリングなレース展開になります。ウィキによると「ラスト1キロは非常にカーブが多く、最後の直線も短いため、3〜4人のトレインで最高速度を稼いで勝負というスプリンターよりは、単独あるいは少人数トレインで爆発的な加速を持つタイプのスプリンターの方が有利になる」とのこと。ゴール手前のスプリントに全てを賭けるピュアスプリンター(例えば、カヴェンディッシュやグライペルのような)よりも、登りもこなせるタイプのスプリンター(ジェランスやゴスもその典型ですね)が有利に働く傾向があるようです。

最近5年間の優勝者

2012年 サイモン・ジェランス オーストラリア
2011年 マシュー・ゴス   オーストラリア
2010年 オスカル・フレイレ スペイン
2009年 マーク・カヴェンディッシュ  イギリス
2008年 ファビアン・カンチェラーラ  スイス

この顔ぶれを見ても分かるように、スプリンタータイプやアタッカータイプ(単独での逃げ切りが得意)の選手が優勝を飾っています。

昨年は、サイモン・ジェランスが優勝を飾りましたが、それよりも強烈に印象に残っているのが、2位となったファビアン・カンチェラーラの走りです。

レース終盤、プロトンからの逃げ切りを図るカンチェラーラが果敢にアタックを仕掛け、集団から飛び出しました。それに付いていくジェランスを初め数名の選手がカンチェラーラを追いトレインを組んでプロトンから必死に逃げる、逃げる。トレインの先頭をグイグイと牽くカンチェラーラ。それを逃さじと迫り来る大集団。カンチェラーラはプロトンに追い付かれたら勝機はないと考え、圧倒的なパワーでずっと先頭を牽き続けました。長時間、一人で先頭を牽くのはカンチェにとっても最後の脚を残すためには損なはず。トレインを組む別の選手が前を牽こうともしましたが、なんとカンチェはそれを拒否。他の選手に任せていては集団に追い付かれてしまうという危機感から再び牽引役を買って出ました。

逃げるカンチェトレインと怒涛の勢いで迫ってくる大集団の映像は圧巻の一言。最後は、大集団から逃げ切ったカンチェと、その後ろをぴったりマークしてきたジェランスとの一騎打ち。圧倒的なスピードでトレインを1人牽き続けたカンチェにもはや脚はなく、スプリンターのジェランスに差し切られてしまいました。

勝者はジェランスですが、より鮮明に記憶に残ったのはカンチェラーラ。ジェランスもカンチェの走りに称賛と敬意を送っていました。それまで、噂では聞いていましたが、その凄い走りっぷりに惚れ込んでしまいました。しかし、残念ながら、昨年のこのレース以降、大事なところ(パリ〜ルーベ、ロンドン五輪ロードレース)で落車続きで骨折もしてしまい良いところがありませんでした。それゆえに今季に賭ける想いは相当に強いはずです。今季もミラノ〜サンレモで見せたあの爆走が見てみたいですね。

今年のミラノ〜サンレモはどんな展開になるのかなぁ。1週間前の今からドキドキわくわくとても楽しみです!!

「ミラノ〜サンレモ」は、3月17日(日)CS放送の「Jスポーツ3」にて22:30〜26:00でLive放送があります。

早春の千丈寺湖周回トレ

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長く厳しい冬が去り、ようやくうららかな春の日差しが包み込む千丈寺湖でいつものように周回トレーニングを行いました。同じところをクルクルと回るだけなので、いい加減面白くはありませんが、地力を上げるために短い時間で行える地道なトレーニングです。今週土曜日のブルベや、5月の鈴鹿8時間エンデューロに備えて、脚力アップを目指します!!

使用バイクはカンパ・バレットを履いたCAAD10。MADONE6の購入で使用場面が限られてしまったCAAD10ですが、トレーニング用バイクとしてのポジションが固まりました。ブルベでも使えますしね。




トレーニング終了後、クールダウンに軽く湖周辺をならします。これが散歩がてらに湖周辺の季節の移り変わりを写真に収めるのに丁度いい。ブロ友の皆さんの記事では梅の便りが聞こえてきたり、色々と春の兆しが見られていますが、この地域はまだまだ寒い冬の余韻が強く残っているようです。

薄雲がかかったような空のもやを昔は春の風物詩として春霞なんて優雅な呼び方をしていましたが、昨今はやれ汚染物質の混じった黄砂だ、PM2.5だ、と隣国中国の発展の影として生じた公害の象徴のように言われている始末。

トレーニング結果


平均心拍から見ると、軽く・・ではなく、ちょっと力を入れて走っているという感じ。スピードよりケイデンスを意識して走っていたのですが、あまり高くはないですね。トレーニングなので平均100ぐらいで回せるようにギアを調整しないといけません。でもケイデンスを増やすのってしんどいですよね〜。自分的には80台前半くらいで回すのが気持ちよく走れるケイデンスなので。でもこの地味なトレをこれからも続けていきたいと思います。


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ブルベ初参加 『 BRM316 近畿300? 京都 』 の事前準備・装備確認

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3月16日はいよいよブルベ初参加の日となりました。事前準備で300?を走ったとはいえ、本番となるとまた違った緊張感が迫ってくるものですね。いよいよ始まるという感じです!! ブルベ初参加ということで、今後の備忘録として、装備のチェックをしていきたいと思います。

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今回のコースはこんな感じ。



?宇治市から東進して滋賀県の南部に入り、滋賀県と三重県の県境「御斉峠」を越えて、上野から関を目指します(93.9?)。



?関からは北上して「関ヶ原」を目指します。関ヶ原からは琵琶湖方面へと西進して湖岸の街長浜市を目指します(101.3?)



?長浜市からは、琵琶湖東岸の湖岸道路に沿って南下、さらに瀬田川と宇治川に沿って宇治市ゴールを目指します(105.8?)

合計距離:301? 獲得標高:2584? の長丁場となります。この距離にして2500?の獲得標高の走行は初めての体験となります。さぁ体力がどのくらい持つのかな。楽しみでもあり不安も若干というところでしょうか。


       

ルート確認のためGPS:ガーミンエッジ800J、サイコン:キャットアイ・CC−MC100W、重要な予備バッテリーは、5400㌂の容量をもつパナソニック・QE−QL201、SANYO:エネループ6本とそのエネループを給電するためのUSB出力付ハンディ電源。

予備電源はほとんどGPSガーミン用です。ガーミン本体だけの充電容量だけでは途中でバッテリー切れは間違いないので、大量の予備電源が必要となります。ルート確認の多くをガーミンに頼る(一応キューシュートやコマ図も持参しますけど)ので欠かせない措置です。キャットアイのサイコンは万が一ガーミンにトラブルやバッテリー切れが起こっても走行記録を残しておくための予備サイコンです。

夜間走行の必須アイテム、フロントライトとリアライト。夜間走行の肝となるFライトに、DOSUN・A2、キャットアイ・HLーEL540RC、といった主力級ライト2つ。リアライトは、キャットアイ・TLーLD650ラピッド5、ファイバーフレアライトロング、Dixna・ドロップエンドライト。光量は前も後ろもたっぷりとゆとり仕様です。


       

今回装備する収納バッグは2つ。メインバッグに、キャラダイス・ペンドル(11ℓ)、バッテリー充電用にトップチューブ上に設置するトピーク・トライバッグ。ペンドルは収納力十分ですが、あくまで連泊ツーリング用の装備。ブルベにはもう少し容量が少なくて軽量かつ防水カバーが装備しやすいモノの方が良さそうですが、今回はこれで。天候も良さそうなので雨装備はなくて済みそうですし。

修理キットは基本的なものだけ。予備チューブ・パンク用パッチ・タイヤレバー・携帯ツール・ビニールテープ・携帯ポンプ。本当はここに、チェーン切れに備えた予備チェーンとチェーンカッターを加えたいのですけど、今回は用意できませんでした。チェーン切れだけはご勘弁願うに尽きます。

       

その他、言わずもがなの装備です。キューシート、コマ図、MAP、輪行袋、ボトル、貴重品袋です。コースに関してはガーミンで事足りれば、これらの物は使う必要がありまんが、道がどうしても分からない時には活躍してくれるでしょう。300?という長丁場を走る中で体力を維持するために必要なのが補給食。羊羹、チョコレート、饅頭、キャラメルというった高カロリー食品。塩分補給用の岩塩。そして、疲労回復の切り札として用意したのが、「amino VITAL タブレット」。数年前、大峯奥駈(吉野から熊野まで、1日10時間の登山を5日連続)を行った際に、このタブレットを飲んで疲労回復を如実に実感。長時間の運動継続が求められるブルベにおいても効果を十分に発揮してくれるでしょう。



流石にブルベ仕様なので、色々とゴチャゴチャとしてましますが、それは致し方なし。快適性(バイクの重量)と利便性(装備の充実)のバランスを追い求めるのも楽しい作業ですね。

       

ハンドル周りはスッキリとさせておきたいですね。ベル装着はブルベの必需品、チーン ♪ と使う機会もほとんどなさそうですが。

では、この土曜日、初挑戦のブルベをしっかり走って楽しんできたいと思います!!

ブルベ BRM316 近畿300? 京都 走ってきました!

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先週の土曜日、3月16日(土)ついにブルベ(BRM316 近畿300? 京都)に参戦してきました。

初参加で雨天だったら嫌だな・・なんとか良い天気でありますように・・と祈っていたら、当日は快晴の素晴らしい自転車日和となりました。これまでの準備が功を奏した点もあるし、反省点もたくさんあって、課題山積なんですけど、走り終えた今ではすでに次回のブルベに対しての気持ちが昂ってきています。


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スタート地点は久御山JCTの近くにある久御山中央公園。今回のブルベは練習会で一緒に走ったおしょうさんと2人で参加してきました。公園にはたくさんのブルベ参加者とブルベ仕様自転車が置いてあって、みながどれくらいの装備、どんな工夫をしているのかを見物して回りました。キャラダイスのような大きくて重いサドルバッグを使っている人はあんまりいない感じ。好天時の300には過剰装備だよな。


       

受付を済ませて、ブリーフィングに参加。コース変更があったようで、前半の早い段階で大きくコースが変わった模様。修正のキューシートが渡されましたが、この辺りの土地勘もないので係員さんに、用意した地図を見てもらいながら変更コースを教えてもらいました。


       

出発前に車検を済ませれば、各々スタートOKとなります。朝焼けで眩しい東に向かって朝7時に出発しました。




みなさん、もっとゆっくりを走るのかと思いきや、時速30?/h以上でのトレインで結構ハイペース。皆さん走り慣れているのかルート確認もあまりされないでスイスイと進んでいきます。何度もこのコースで走っているのかな。ガーミンにチェックしたルートを気にしながら、トレインにくっ付いていきます。




スタート地点から約20?付近の和束町。見ての通りのお茶の里。写真のように青々と!という訳にはいきませんが、お茶畑が山の斜面に広がり、場所によっては茶を焙じる匂いが漂ってきたりと、旅情を盛り上がってきたところで思わず記念撮影。




その和束町にある和カフェ「山甚」が最初のチェックポイントです。大勢のブルベ参加者がチェックを受けつつ憩っていました。最初に軽く休憩するのに良いポイントになりました。


       

店内でブルベカードを見せてチェックを済ませて、隣で売っていた茶だんごと桜もちを戴きました。




じゃーん!! 青空と深い緑色の茶団子のアップ写真。




山甚さんを出発して、写真のような山間の道をひたすらに漕いで行く感じ。青空の下汗ばむ感じで爽快です。




そして、京都府と三重県の県境にある「御斎峠」に到着しました。ここは前から一度来たかった場所なんです。司馬遼太郎の小説に「梟の城」という忍者を題材にした作品があって、小説の冒頭に御斎峠が登場します。

『 伊賀の天は、西涯を山城国境い笠置の峰が支え、北涯を近江国境い の御斎峠がささえる。笠置に陽が入れば、きまって御斎峠の上に雲が湧いた。 』

うん。良いですね。この冒頭から始まるストーリーにぐいぐいと惹き込まれていきました。



小山の上に登った場所にある展望台からの伊賀盆地の眺望。春霞でもやっていてすっきりは見えませんが、意外に広々としている感じです。




御斎峠を颯爽と下り、伊賀盆地の平坦地を東進しますが、追い風に乗って時速35?/h前後の巡航速度で快調に飛ばすことができました。道草を食ってロスした時間を取り戻せ〜。前を走っている人たちにも追いついちゃえ〜〜。




前走者にも追いついて合計4人でトレインを組ませてもらいました。先頭の方が頑張られていてぐいぐい飛ばしていくので楽しかったです。




えっ、この砂利道が国道!?というような林道っぽいR25を走って、関宿に到着。昔の東海道の宿場町になっていたようです。




いかにも古い町並みがそのまま?残されているようで町屋が続く路地が観光地化されていました。結構な人出で賑わっていました。




関宿の傍にあるPC1サークルKに到着!! ここで買い物をしてレシートを貰っておく必要があります。レシートをくれない店員さんもいるので、「レシートください」の一声を掛け忘れないように要注意です。




補給はついつい甘い物ばかりになってしまいますね。ガリガリ君のあずき大福大好きだ〜。




PC1の関宿のコンビニからは一転北上して関ヶ原を目指します。途中、員弁(いなべ)市という鈴鹿山脈の麓の街を通過していきます。荒涼とした平地に屏風のように聳え立つ鈴鹿の山並みも存在感がありますね。雪を被っている高い山もありました。




ようやく関ヶ原に到着。クイズポイントで写真を撮らなきゃいけないとのことで古戦場の写真撮影。




ちょっとルートから外れて、石田三成の陣があった笹尾山で記念撮影。去年の9月にも関ヶ原に来たのですけど、その時はひどい雨の中を関ヶ原巡りをしたことが思い出されました。




関ヶ原からは少し北西に走って、琵琶湖畔の街長浜市に出ます。そこのチェックポイントのカレー屋さんに立ち寄りましたが、先を急ぐために店内で食事を取らずに去りましたが、美味しそうなカレーやっぱ食べとくべきだったかな(結局、後でコンビニで思いっきり夕食休憩をすることになったので)。




琵琶湖さざなみ街道を走っているうちに陽が沈んでしまいました。




キューシートの備考にもあった、ファミリマートから分岐する真っ暗な道へ。湖岸沿いのワインディングロードですが、街灯もなくまさに真っ暗。そんな中、DOSUN・A2とキャットアイHLーEL540RCという2つの主力ライト2連灯が大活躍。暗闇の中の走行も楽しめる程の十分な明るさで道を照らしてくれました。




琵琶湖畔を走っているうちに夜になってしまったので、飛ばしているつもりでも速度は思ったよりも伸びません。この宇治の瀬田橋に着いたのも何時くらいだったかな〜〜。ずいぶんと遅くなってしまった感じ。ここからゴール地点まで残り30?ほどもあるかな。瀬田川、宇治川に沿って宇治市街地に出てゴールの久御山のジョイフルを目指します。



宇治川沿いを走るこの区間も真っ暗で路面意外は何も見えなかったのですけど、日中に走るときっと気持ちの良いコースなんだろうなぁと想像しながら走って行きました。しかし、対面通行用の信号機の連続には閉口でしたが。

その後、宇治市街地から久御山にかけて道を間違えてしまって四苦八苦しましたが、なんとかゴールまで辿り着くことができました。初のブルベ完走、そして初めての1日300?オーバーの走行距離となりました。同行のおしょうさん、お疲れ様でした。

走行距離 : 305.97?
走行時間 : 17時間19分(グロス)
平均時速 : 17.7?/h
平均rpm   :  68rpm
獲得標高 : 2830m


今回のブルベの反省点

ガーミンのMAPにルートの目印を打ち込んでいったので、ほとんどキューシートに頼らずにコースを走れたので道迷いは少なかった、のは良いが、最後の最後で大きな道迷いに遭う。ルートをガーミン頼みにするのではなくてキューシートを読み込んで地図上でイメトレしとくことが大事ですね。

ガーミンの予備バッテリーとして用意した、パナソニック・USBモバイル電源QEーQL201(下の写真)が大活躍。17時間を超えるガーミンの駆動時間しかもバックライト付にもかかわらず、給電はこれ1個で済みました。まだまだ余裕があったので、ブルベ400?と600?は、こいつが2〜3つあれば事足りそうな感じ。かなり不安だったガーミンの長時間連続使用にも目途が立って良かったです。もちろん、ガーミンの駆動時間を長引かせるために、今回のブルベに不要なページやデータ項目をすべて省略しり、MAPも最も簡素な情報量の少ない設定に変えた節電バージョンで臨みましたけどね。



補給食の食べ過ぎ。食べ過ぎくらいがちょうど良いのかもしれないけど、それにしてもカロリーの摂り過ぎだろって感じ。確実に出走前よりも体重増えてるわ〜〜。怖くて体重計乗れません。

荷物(手持ちの補給食)多過ぎ。それとやはり、300?にキャラダイス・ペンドルはオーバースペック。他のブルベ参加者のバイクの装備を見たら、皆さん結構な軽装だったので驚きました。

以上のような反省点をまた次のブルベに生かしたいですね。次回はBRM608 近畿400? 和歌山1周が目標です。次は今回よりも1段も2段もハードでしょうけど、やってやりますよ!

吉備自転車道 (一般県道岡山総社自転車道線)

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3月20日(水)の春分の日に、仕事関係の研修会が岡山にあったので、その機会にブルベで同行したおしょうさん(同業なので)と一緒に倉敷や岡山方面をサイクリングしてきました。そこで見つけたのが、吉備自転車道(一般県道岡山総社自転車道線)。写真のようにMAPもしっかりしているし、岡山市近辺の名所、旧跡などを巡れるとあって、さっそくこの道を辿っていくことにしました。久しぶりの自転車道レポートです。スタート地点は岡山県総合グラウンドの北西の角にあるこの看板。


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ルートラボには「吉備路自転車道(一般県道岡山総社自転車道線)」で登録してあります。





スタートしてしばらくは国道53号線の南側の歩道上のルートを西へ進みます。交差点で国道の北側の歩道に渡り、京山中学校の前を通る小道を通ります。




国道を離れ、笹ヶ瀬川沿いの道がルートになります。青い看板と木の門柱が目印になっています。




吉備自転車道には、このように部分的なルートを詳しく示した看板があるので迷わずに行けます。




赤と青のケルビム揃い踏みですね。この後しばらく吉備路は川沿いの穏やかな道を行きます。天候はイマイチですが、穏やかな田園風景が広がります。




終点の総社までは21?。そこに至るまでの名所の距離まで看板に記載されています。こういう看板がちらほらと立っているとサイクリングロードを走っているという気分が盛り上がってきますね。




川沿いの道を離れ、住宅地の中を入って行きます。




すると、そこに現れたのは吉備津彦神社。立派な山門の前で記念撮影。




早咲きの桜の木を脇を走っていくと今度は・・・




吉備津神社が現れます。先ほどの吉備津彦神社は備前の国の一の神社、吉備津神社は備中の国の一の神社という区分です。ただし、吉備津神社は官幣中社なので、國幣小社の吉備津彦神社よりも各上とされます。




岡山といえば、「桃から生まれた桃太郎」のおとぎ話が有名ですが、吉備津神社は桃太郎伝説の起源とされる「大吉備津彦命」を祀っています。この大吉備津彦命がこの地を支配していた豪族「温羅」を打倒し大和政権の拡大に貢献したことが、桃太郎伝説として後世に語り継がれるようになったとか。




この神社の本殿及び拝殿は国宝に指定されています。




吉備津神社を後にすると今度は田園風景の中の道を北に向かって進んで行きます。




山陽自動車道と岡山自動車道が交差する岡山JCT下付近で、「吉備路自転車道」と「吉備高原自転車道」が交差します。これまで走ってきた吉備路自転車道を離れて、吉備高原自転車道に入ります。その沿道に、歴史の分岐点となった重要な旧跡があって是非そこに立ち寄ってみかたったのです。




それは、備中高松城跡。羽柴秀吉の高松城の水攻め、中国大返しの発端となった場所です。




公園の敷地内に資料館があったので雨宿りついでに立ち寄ってみました。




史料館内の様子。こじんまりとした室内ながらも、秀吉の高松城の水攻めに関する史料がずっしりと展示されていました。




展示物を興味深く見ていると、この資料館の職員のおじさんから、秀吉の水攻めに纏わる歴史の講義を何故か受ける羽目に・・・。もともと歴史好きの私からすると、既に知っていることも多くありましたが、知らなかったことも色々と教わりました。その一つがこの写真。1985年、梅雨の大雨で高松城付近一帯が水没した際の写真です。今は秀吉軍が水攻めのために作ったとされる堤防のほとんどは消失していますが、堤防がなくともこの一帯は写真のように水が溜まりやすい地勢にあるとのこと。つまり延長数キロの堤防を作るというような土木工事をせずとも大雨さえあれば、自然に写真のような洪水の状態になるということで、太閤記に記されているように、近隣あるいは隣国の農民から大量の土嚢を大金で買い上げるといった威勢の良い話は創作ではないかということでした。なるほどなるほど。あり得る話だなぁという感じ。

資料館の職員さんから「ちょっとコーヒーでも飲んでいかんか」と勧められましたが、先を急ぐのでと失礼をして資料館を出ました。時間があればもっと色々なことを訊いてみたいところだっただけに残念でした。




高松城跡を後にして、ふたたび吉備路自転車道を走ります。田園風景の中に忽然と現れる広大な敷地と立派な五重の塔。絵になる風景です。




小雨の降りしきる中、この風景を写真に納めようとする方もいましたが、なるほど、頷ける良い景色です。




自転車道はその後、総社駅へと向かって住宅地の中を走り抜けていきます。自転車道も分かりやすい道ではなく、標識がなければただの歩道のような感じなので路を見失いそうになりますが、シンプルに真っ直ぐに進んで行きます。




そして総社駅手手前の交差点で終点。路の途中の標識や案内板はすごく丁寧なのに起点の場所がすごく分かりにくく、しばらく総社駅の周辺をぐるぐると探しました。折角の良い自転車道なので、もう少し目立つ標識や地図を掲示して欲しいものです。


コース名   : 吉備路自転車道(一般県道岡山総社自転車号線)
始点     : 岡山県総合グラウンド
終点     : JR総社駅前
距離     : 22.1?

コースの評価



交通量 [S]

スタート地点の岡山県総合グラウンド周辺は国道沿いを走るので交通量は多いので自歩道を走りましょう。その他、大部分は自動車通行不可の道です。集落の中を走る時は普通の車道や歩道となるので車通りはありますが、ほとんど車とは出会いません。吉備彦神社や吉備神社は観光名所なので車や歩行者に注意。

路面状況 [A]

土手の道や田園のなかの畦道がほとんど、一部住宅地の中を走る道ですが、路面状況は良好。

安全性 [A]

路は幅が狭く、コーナーが多いので、路面が濡れている時には転倒注意。

信号機 [A]

スタート地点、終点の総社駅周辺のみ。田園地帯を走る時にはほとんど信号はなく快適。

エイド [D]

国道や大きな県道に出るとコンビニや食堂などがありますが、自転車道沿道には自販機くらいしか補給はありません。

景観 [B]

岡山市街地からすぐ北の地域は一面の田園風景。山沿いに昔ながらの寺社や古墳が点在し、それらを結ぶように自転車道が繋がっているので、のんびりと吉備の国のどこか雅な田園の景色を楽しみながら走ることができます。

用途 [ポタリング] 

吉備の国の穏やかな風景をゆったり楽しむのに最適な自転車道。道はコーナーが多く分かりにくいところもありますが詳細な標識に助けられながら道を辿ることができるでしょう。ほとんど平坦な道のりなのと、車通りの少なさから老若男女誰しもが楽しめる道です。岡山市に来る際には一度は通っておきたい自転車道です。

春のクラシック観戦記? プリマヴェーラ ミラノ〜サンレモ

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さぁ、いよいよロードバイク、春のクラシックが始まりました!!  

これから1週間に1度、あるいは2週間に1度のペースで、ヨーロッパ最高峰のロードレース放送を楽しむことができます!!って睡眠時間を削ってテレビを見てしまうので、翌日の仕事に響いてしまいそうですが(-_-;) でも好きなものは止められません。

「 ミラノ〜サンレモ 」については、拙ブログでも簡単に紹介したので、そちらをご覧ください→→  「ミラノ〜サンレモ」

春のクラシックシーズンの訪れを知らせる、プリマヴェーラ(春)の異名をもつ 「 ミラノ〜サンレモ 」 がトップバッターです。ツール・ド・フランスを狙ってくる、有名な選手たちが本気で優勝を獲りにくる真剣勝負です。優勝候補で言うと、スロヴァキアの怪童、ぺテル・サガン、今シーズンは輝きを取り戻せるか、スパルタカス・ファビアン・カンチェラーラ(スイス)、今シーズン、好調な滑り出しをみせているメッシーナの鮫・ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)、そして、今シーズンは世界チャンピオンジャージ、アルカンシェル(虹)を着て走る、クラシックハンター・フィリップ・ジルベール(ベルギー)、等が挙げられます。もちろん、レース展開次第でゴール前の集団スプリント勝負となれば、間違いなく現在最高のスプリンター、マン島超特急・マーク・カベンディッシュ(イギリス)が駆け抜けてくれる筈!!

にしても、選手の名前にいちいち異名を付けたけど、外国人スポーツ選手はこういうのが似合いますね。日本人でいうと・・・「ハマの大魔神」とか「ハマの番長」とか、「兄貴」金本知憲とか、「山の神」柏原竜二とか、そんな感じですか。あっそうそう引退しちゃったけど「ゴジラ」松井もそうですね。「ウルフ」高橋由伸はいまいち流行らなかったけどね。イチローはあれだけ偉大な選手にもかかわらず、異名は「安打製造機」なんて平凡なものしかないですね。こういう異名のセンスはヨーロッパの方が上かなぁ。「マン島超特急」はチトださいけど。


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ドキドキワクワクで、Jスポーツのチャンネルを入れると、「ただ今レースは中断されています」だって。えっ、何事!?と思って話を聴いていると、何でもミラノから地中海へ至る山間部のルートで大雪が発生、走行不能と判断し、レースを一時中断して、走行可能な場所まで移動してレースが再開されるとのこと。これにより、298?というクラシックレース最長の距離を誇るレースが、240?くらいに削減された模様。こういう事態は珍しいようですが、ともかく再開されるらしいのでひと安心。




レース再開。中断前のタイム差が再現されるので、追走グループのスタートは待ったをかけられています。ブルンブルン、早く走りたい!!まるで、競馬のゲートのようです。




地中海沿岸の街並みの中を疾走するロードバイク。ヨーロッパはこういう映像だけで絵になりますね。




残り9?、必死で逃げる先頭集団と、それに追い付こうとする追走集団(後ろに見えますね)。タイム差は27秒!!




追走集団のプロトンから、3名の選手が飛び出した!! 先頭から、ぺテル・サガン、ファビアン・カンチェラーラ、ゲラルド・チオレックです。前2人はバリバリの優勝候補ですが、チオレックは活躍が嘱望されながらも十分な結果を残すことができなかったドイツの26歳の選手。もちろん、これまで名前を聞いたことのない選手だったので、優勝候補の選手たちに喰らい付くのは意外でした。




プロトンから飛び出した3人は逃げ集団と合流。ここまでゴールが迫ってくると、カンチェラーラの得意なアタックも難しく、ゴール前のスプリント勝負となります。




スプリントに強いのは、サガン(緑色)とチオレック(黄黒)、カンチェラーラ(黒白青)は単独走が持ち味で集団スプリントはあまり得意ではありません。カンチェも追いすがりますが、ここはサガンとチオレックの一騎打ち!!




サガンの後ろから飛び出したチオレックが僅かの差でサガンを差し切りました!!先頭でゴールを駆け抜けたチオレックの歓喜の雄叫びと、サガンの悔しそうな顔!!

ゴール手前20?くらいからは白熱の展開でした。それまでは先頭集団がそのまま逃げ切ってしまうのか・・・と不安がよぎりましたが、やはり逃げ切りは難しいようです。きっちり有力選手たちが追い付いて白熱のゴール争いを演じてくれました。カンチェラーラの独走と、それに迫ろうとするプロトンの絵は今回は見られませんでしたが、カンチェは手堅く3位をキープ。4位は逃げ集団を形成して逃げ切りを図ったフランスのシルヴァン・シャバネルが粘りました。なかなか手に汗握る展開になりました!!

*詳細なレース展開と解説はこちらをどうぞ→→→cyclo wired.jp

次のクラシックは3月31日(日)Jスポーツ4で放送の「ツール・デ・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン)です。楽しみ楽しみ。




吉川〜三木市街地から石井ダムへ 休日の御一人ツーリング

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先週の日曜日は軽く近場を走ってきました。この頃はブロ友さんが企画するツーリングに微妙なタイミングのズレで参加できないことばかりで残念なのですが、仕方がないのでお一人様でお気楽ツーリング。どこ行こうかな〜。まぁあまり行先を決めずにとりあえず家を出て、交差点は右に曲がるか左に曲がるかはその時の気分次第。今日はそんな感じのツーリング。


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今日の出発地点は、三田郊外にある関西学院大学神戸三田キャンパス。正面の門での撮影。頭上に輝く関学のエンブレムがカッコいいな。そういえば、今日のバイクは久しぶりのマドン6。やはり抜群の乗り味。走りの軽さが際立っています。




今日は特に目的もなく、ぶらりと走るだけのちょこっとツーリング。走る道もその時その時の直観で決めていきました。とりあえず、県道17号線に乗って三木方面へ走ります。三田市から吉川地区を抜けて三木市街地へ。ほぼ平坦の快走路。追い風にも乗って快調に飛ばしていきます。




吉川町の有名スポット「よかたん温泉」。今朝はまだオープン前ですが、休日ともなると地域の特産品を求める人出で賑わいです。温泉もなかなかいい感じですよ。七蔵さんも先日訪れていた台湾料理「美食城」はこの「よかたん」のすぐ隣にあります。




吉川町のみどころMAP。吉川と言えば、ゴルフ場ばかりというイメージですが、色々な名所があるものなんですね。ついつい見入ってしまいました。気になったのは、真ん中近くにある「ヤホー神事」。地域の伝統行事なんでしょけど不思議な名前です。




「よかたん」から1時間ほど西に走って、播州三木市街地に到着。三木市街は去年、三木城跡を訪れて以来です。




こちらは三木市街地の観光MAP。




この三木市街地でどこか一箇所立ち寄ろうと思い選んだのは、三木市金物資料館。この手の資料館は無料で入れてしまうので結構好きです。ツーリングで訪れた町の歴史を知ろうと思えば、地域の歴史資料館、民俗資料館に立ち寄るのがまずは手っ取り早いですね。




ふむふむなるほど。




他に来館者もなく、1人の職員さんに付っきりで展示物の案内をしてもらい、三木金物について色々な事を教えていただきました。




三木金物は江戸時代以降、大工道具や農作業具造りで興隆を極めました。しかし現在では、手造りの大工工具の需要は少なく、農具も工場で大量生産されるような取り替え刃式の製品が中心になり、三木金物のような伝統的家内工業による製品のニーズは限られたものになっているそうです。鍛冶家業も昼夜を問わず働いても年収200万円程にしかならないために、後を継ぐ若者も少なくなっているということもまで教えていただきました。そうそう、昭和の香り懐かしい折り畳みナイフの代名詞「肥後の守」は三木で作られていたそうです。




播州三木を後にして向かう先は神戸市北区にある「石井ダム」に決めました。ここはダムカードがあるので貰いに行くことにします。神戸市北区の丘陵地帯を越えて行きます。




鈴蘭台を走る兵庫県号52号線の一本松交差点から石井ダムに向かう小道に入っていきます。道が分かりにくいし、「石井ダム」なんて看板も出ていないので要注意ですね。




神戸電鉄の車両工場の脇を抜けていく道を南に下っていきます。




車止めを越えて行きます。車が入れないので、近隣住民の良い散歩コースにもなっているようです。




さぁいよいよダムが見えてきました。思っていたよりも立派なダムでちょっと驚きました。




ダムをバックに記念撮影。周囲の山は六甲山系特有の花崗岩質の山肌で荒々しい雰囲気です。




ダムの向こうの山の上、鉄塔が2本立っている山は菊水山といって、六甲山全山縦走路のコースともなっている山です。距離は短いけど勾配が急なので脚にきます。




ダムで堰き止められている川は湊川の源流で、この先、川は神戸市街をめがけて山を降りて行きます。六甲山系から神戸市街地に下る川が距離が短いのと、急勾配なので大雨が降り続くと洪水などの被害が大きくなってしまいます。その治水のためにダムが必要不可欠だったのでしょう。




ダム見物もしたし、あとは管理事務所でダムカードをもらって帰るだけ。事務所は開いていないので、インターホンを押してと・・・あれ・・
誰も出ない。職員さんトイレにでも入ってるのかな。時間を置いてもう一度ピンポーン。やはり反応なし。「え、まさか誰もいないとか??」いやいや、これまでダムカードを10枚以上貰っていて休日でもインターホンを押すと職員さんが対応してくれたので、きっとダムの見回りにも行っているのかと思い、しばらく待ってみたけど見回りから帰ってくる気配もなし。

再度呼び出しても誰も出ないので、ドアに書いてあった神戸市役所の担当部局に電話をしてみると「休日なので職員はいません」とツレないお返事。「え〜〜休日でもどこのダムでも職員さんいはるや〜〜ん」という想いも空しくダムカード入手ならず。

平日にここに来る日があるのだろうか・・・・。「残念だったけど仕方ないね」という思いと共に三田まで帰りました。

おまけ



西六甲ヒルクライムコースのスタート地点「小部峠」より少し南に下った場所にある「神戸スカイアドベンチャー」。早い話、非常に高い場所に設置されているアスレチックですね。昔、職場仲間たちと有馬温泉に泊まった翌日に遊びに来たことがあります。わたくしfumitaroは、高くて不安定な場所がとっても好きなので、こういうのを見るだけでウズウズとしてしまう質なのです。どれだけ速く1周できるか、タイムトライアルしたいわぁ。



頭上では、小さい男の子がお母さんの応援のもと必死にトライしていました。「もう無理〜行けへ〜ん」と立ちすくんでしまいましたが、なんとかガッツで頑張っていました。

走行距離 : 94.26?
走行時間 : 4時間43分
平均時速 : 20.1?/h
最高時速 : 60.5?/h
平均rpm   :  70rpm

丹波篠山の城下町巡り 篠山といえば和菓子でしょ!の巻

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今週の木曜日は久しぶりの平日の仕事の休みの日。けど、篠山市まで行って書類を渡すという用事があったので、もちろん自転車で向かいます。用事が終わったら、篠山の城下町をぶらぶらと探索してみようかなと。篠山は和菓子が有名なんで、2、3有名なお店にも立ち寄って、和スイーツ巡りでも楽しめたらいいな〜ということで、小雨も降るのも構わず篠山に向かうことにしました。スタート地点は久しぶりの千丈寺湖。母子から美濃坂峠を下りて篠山に入るルートです。


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母子に至るまでの尼ん滝の登り。尼ん滝が見えますが、あそこまで降りる時に濡れた岩場でスッテンコロリンするのは嫌なので下には下りません。




茶畑と「茶香坊きらめき」が見えてくると、いよいよ母子の集落に入ります。ここに来るの今年になって初めてだな。




母子の側から美濃坂峠まではわずか700メートル。少し登って、あとは爽快にダウンヒルと行きたいところですが路面も濡れているので、ゆっくりと下ることにしましょう。




美濃坂峠付近からの篠山市街地の眺め。低い雲が流れ込んで霧のようになっていますが、厚い雨雲はなさそうなので天気は大丈夫そうですね。




篠山川を渡る橋の欄干に篠山デカンショの踊り子さんの像がお出迎えです。この橋を越えると篠山市街地に入っていきます。




用事はささっとと済ませて、早速、城下町巡りです。まずはお決まりの観光MAPから。お城は前に行ったので、今回は歴史美術館というようにまずは寄ってみようと思います。




美術館というようりはお寺のような昔の和風な感じの建物ですね。




中に入ると赤絨毯敷きで、狭い通路を中心に部屋が分かれているようで洋風な設え。展示品の撮影はNGなので、篠山縁の美術品等は写真には撮れませんが、もっと面白いものをこの美術館で見つけてしまいました。




なんと、この外見は和風、中は洋風の建物は、、1891年竣工の日本最古の木造裁判所「篠山地方裁判所」だったようです。そうか、建物自体が美術品という訳ですね。そして、建物の中は、日本最古の法廷がそのまま残されていました。ここは撮影OKだそうです。




被告人が立つ場所からの眺め。半円の台あるある。なんかテレビでよく見る光景だ。可能な限り一生御厄介になりたくない場所ですね。




さて、いよいよ今度は城下町巡りを楽しみます。篠山といえば、ぼたん鍋がまず有名。今冬は一度も猪を食べることなく過ぎてしまったなぁ。1年に1度で良いから篠山の美味しいぼたん鍋を食べたいですね。




篠山市出身の職場の先輩から、篠山の美味しい和菓子はどこか、事前にリサーチしていました。その時に教えてくれたのが、商店街の少し外れにある梅角堂。楽しみに来たらなんと今日は定休日で開いてない。が〜ん、いきなりショック。石井ダムのカード入手もできず、今日もお店が定休日。なんか良くない流れだなぁ。



同店ホームページの写真の転載です。オープンしてたらこんな店構え。明治42年創業の老舗らしい雰囲気ですね。


こんな小さな写真でしか紹介できませんが、梅角堂の人気商品と言えば、これ「丹波栗最中」。篠山といえば、やはり名産の「栗」を使った和菓子が有名なんですよね。他にも生どら焼きやタルトなど、美味しい和菓子が目白押し。いや、残念。また次の機会に期待しましょう。。




目当てのお店の1つが休業ということで、小腹が空いてきたので、有名な篠山黒豆パンを食べることにしました。可愛らしい女の子の売り子さんが出迎えてくれる(けどちょっと怖いよ・・・)「パンのプー」というお店に入ってみることにしました。




あっ、くまのプーさんがいる。だから「プー」なのか?? 手前の3個360円の黒豆パンはたっぷりあるけど、後のパンは品数が少ないなぁ。まだ午前の早い時間なのに、もう随分と売れてしまった様子。なんか色々と気になるパンはあるけど、やっぱり黒豆パンでしょ、ということで1袋購入。




店内にある電子レンジで一つを温めてもらって、店内で食べさせてもらいましたが、凄く美味しい。パン生地はモッチモチで、たくさん入っている黒豆が甘く煮詰めてあってしっとりした味わいでモチモチのパンとぴったりマッチした食感でした。もっと買っときゃ良かった。それと、このお店で知ったのですけど、ちょうど今、篠山城下町のお店や歴史施設など50の場所を巡るスタンプラリーをやっていて、この「パンのプー」は初参加らしいです。スタンプもさっき完成した出来立てホヤホヤのやつ。スタンプ台帳を300円で買って、スタンプを早速押しました。偶然にもスタンプ第一号というので、売り子のお姉さんに第一号の証明まで書いていただきました。

スタンプラリーは5個、10個、20個と集めると、ちょっとした景品がもらえるそうです。5個は色々な場所に行ってスタンプ押せそうですね。ちょっと遊びで参加してみようかな。




ということで立ち寄ったのが「大正ロマン館」。この味わいのある建物は大正12年に建築された旧篠山町役場です。なるほど、洋風モダニズムを取り入れたデザインがレトロでお洒落な感じですね。




ロマン館といっても中はレストランと篠山名産品が多数置いてある物産展なんですけど、私の目を引いたのはこの展示物。お城!なぜにお城!プラモデルかと思って近づいて見てみると、篠山市在住の方がオリジナルで作ったペーパークラフトのようですね。




それにしても良く出来ているな〜〜。感心しきりでした。こんなの見たら、久しぶりにお城の模型を作りたくなってきたぞ。




昭和百景観。ここでスタンプラリーの景品をもらって、お約束の黒豆ソフトクリームを食べたいと思います。




スタンプ5個を押したので、山鉾シール小をもらいました。




そして、ロボコンが羨ましそうに見つめるなか、黒豆ソフトクリームをいただきました。ほのかな甘味と黒豆の香りがナイスバランス。




次に訪れたのが、羊羹と栗納豆で有名な和菓子屋、「栗屋西垣」。町中からは少し離れたところにあるので、この店をあらかじめ知らないと訪れることは難しい場所にあります。




落ち着き払った店内の様子。商品は3種類の羊羹と栗納豆と栗最中の5種しかありません。1つ1つの商品に自信があるということの証なのでしょう。黄金色の純栗羊羹は1本なんと1,980円もします。美味しそうですが、そんなに高いのは買えないので、丹波栗羊羹を買ってお店で切っていただきました。




羊羹らしからぬプルンとした食感と上品な甘さが素晴らしいですね。おまけにちょっこと添えられた栗納豆も少ししかないのに、存在感抜群の味わいでした。いつかの日にか純栗羊羹も食べてみたいなぁ。




和菓子屋巡りを終えて帰途に着く途中で青山歴史村というところに寄りました。江戸時代に篠山藩を統治した青山家の別邸を見学することができます。今まで一度も入ったことはありませんが、せっかくの機会なので見学してみることに。




外観はこんな感じ。




いつ頃まで実際に使用していたのだろうか・・・。私が子どもの頃の田舎の家とそっくりです。玄関というか、家の入口は土間になっていて、畳敷きの部屋に上がるには大きな段を登って入らないといけないよう感じ。入口の近くの部屋は襖で隔てることもできる大きな畳敷きの和室。そして決まって左手側にガラス戸と雨戸があって、板敷の廊下があって・・・まるっきり同じですね。古い時代のものというより、リアルな懐かしさを感じてしまいました。




次に寄ったのは、御徒町通り。篠山城の外濠の外にあります。徒士とは、現代の区分でいうと下級士官にあたります。士分ではありますが、馬には乗れない武士ということです。その徒士たちのお屋敷があった一画を保存してあるということです。




篠山藩士の安間家の屋敷を見学することができます。旧安間家は篠山藩の下級武士でした。その屋敷は茅葺で曲屋形式の母屋です。




こちらは確かに古めかしいお屋敷という感じです。




竹で組まれた瓦葺の骨組みや濡縁が良い感じ。こんな家に住むと不便なんでしょうけど、一度はこんな家で暮らしてみたいような気もしますね。




篠山見学も終わって、国道176号線を走って三田の自宅へ帰りました。短い時間ですが、色々と見て回って美味しいお菓子を食べて満足のツーリングでした。

走行距離 : 73.14?
走行時間 : 3時間35分
平均時速 : 20.4?/h
最高時速 : 49?/h
平均rpm   :  70rpm

桜満開、花曇りの宝塚・花乃みち

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しばらくぶりのブログ更新となりましたが、先日走った「加古川右岸自転車道」の記事がアップ直前で消えてなくなってしまいました。時間をかけて書いていただけに大ショック!!しばらくPCの前でボー然としてしまいました。しばらくはこの記事はかく気になりません。また書く気が起こった時に書くことにします。

気を取り直して、新たな記事をUPします。通勤時に通る宝塚市「花乃みち」の桜が満開を迎えました(数日前のことです。今日4月6日の大雨によってかなり散ってしまうでしょう)。この日は花曇りの一日でしたが、ちょうど桜の満開のタイミングだったので家をいつもより早く出て、出勤前に撮影してきました。


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「花乃みち」ってこんなところにあります。いわゆる「宝塚歌劇場」の真ん前を通る小道です。JRと阪急宝塚駅の近くです。昔、宝塚ファミリーランドがあった敷地のすぐ横です。なお、MAPの右下にある「宝塚歌劇場前」交差点の近くに、いつもお世話になっているプロショップ・一条アルチメイトファクトリー宝塚店がありますよ。




天気はいまいちだけど桜は満開ですね。写真撮影には曇り空がちょうどいいのかも。日が出ていると、ちょうど正面に太陽がくる場所なっていて写真が上手く撮れないのでね。通勤用カレラ号もしさしぶりにブログに登場しました。




歩道橋にも鮮やかな花のペイントがなされています。気分を盛り上げてくれますね。




この写真の右手に宝塚大劇場のゲートがあります。銅像は阪急電車ならびに、宝塚大劇場の創始者・小林一三氏。




まさに桜の回廊といった雰囲気ですね。




この銅像はタカラヅカの大ヒット作品「ベルサイユのばら」のワンシーン。オスカルとアンドレ?ってよく知らないけど。




陽気に軽やかにダンスする銅像は「燕尾服の紳士」。脚が長くてカッコイイですね。




この写真は別の日に撮ったものです。今度は晴天、桜も散り気味でしたけど、綺麗に撮れました。出勤前にちょっとした寄り道をするだけで気分もずいぶんと晴れやかになるものです。これからの季節は新緑も始まるし、朝を楽しめますね。

クラッシック観戦記? ロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・デ・フランドル)2013

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先週の日曜日の晩にロードレ―ス、モニュメントの一つ  「ロンド・ファン・フラーンデレン(仏語ではツール・デ・フランドル)」がJスポーツ4にてlive放送されました。5時間に渡る長時間放送でしたが、最初から最後までしっかりと観終えることができました。あまり動きのないレース展開だったので、途中はかなり眠くなったけど、頑張って堪えました。

しかし、ゴールまで20?くらいの地点にきてからレースが大きく動き出し、ドキドキワクワクといった感じで手に汗握りながら画面に見入ってしまいました。今回は前回のミラノ・サンレモ以上にロードレースの面白さをたっぷりと味わうことができました。


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ロンド・ファン・フラーンデレンは、 「クラッシックの王様」という異名を持ち、自転車プロロードレースの中でも最も権威のあるレースです。このコースMAPではよく分かりませんが、ベルギーの北半分がフラーンデレン地域と呼ばれ、その地域特有のミュールと呼ばれる石畳の激坂をいくつも登りながら250?以上の距離を走るコース設定がなされています。




レース冒頭の19?地点で昨年のチャンピオン、オメガファルマ・クイックステップのトム・ボーネンが落車しリタイアしてしまいました。ボーネンは去年はクラシックレースのヘント〜ウェベルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ〜ルーベという3大タイトルを制覇し圧倒的な力を見せつけた選手です。今季は腕の病気を患い、調子が上がっていませんでしたが、このレースを復帰戦と位置づけ、2連覇するために相当意気込んでいたはずなので残念な結果となってしまいました。

優勝候補の一角がはやくも崩れてしまうとレース展開もそれによって大きく左右されてしまいます。




残り22?、逃げ集団がメイン集団(プロトン)から33秒の差を付けて先行しています。4〜5名の選手が逃げを打って先行していましたが、メイン集団は大きな動きはなく、これを追走してきました。トム・ボーネンという優勝候補の一人がいなくなり、もう一人の優勝候補、スイスのファビアン・カンチェラーラをマークして有力選手が自重し、アタックを仕掛けなくなったのです。カンチェラーラはスプリンターではなく、アタッカーなので、ゴールまでのどこかの地点で飛び出すはず。これに付いていくことができれば、表彰台が見えてくるという図を描いていたはずです。




ゴールまで、残り18?の地点。残るミュールは、オーデ・クワレモント(2.2?、平均勾配4%、最大勾配11.6%)と、パテルブルグ(360m、平均勾配12.9%、最大勾配20.3%)の2箇所を残すのみ。逃げ集団の中から、ロット・べりソルのスプリンター、ルーランスがアタック!! 逃げ手段から抜け出した!!




そして、プロトンからはついにカンチェラーラがアタックを仕掛けた!! これに反応すべく多くの有力選手が追いすがる。




しかし、カンチェラーラの圧倒的なスピードに多くの選手が振り切られ、今季好調のぺテル・サガン以外は誰も付いていけない。圧倒的な高出力とハイスピード。誰もがカンチェのアタックを警戒して脚を使わず「この時」に備えていたにもかかわらず、有力選手たちは為す術なし!!




かろうじて、このカンチェラーラから引き離されずに付いていけたのは、怪童ぺテル・サガン。今季はクラシックのヘント〜ウェベルヘムを制し、ますます登り調子の若手筆頭株。

カンチェラーラにしてみたら、このままサガンに後ろに付かれたままだと、ゴール前のスプリントで差し切られてしまう。次のミュール、ぺテルブルグで絶対に引き離さないといけない。

サガンにとっては、その逆。カンチェラーラに絶対に引き離されてはいけない。このまま後ろに付いてゴール前まで行けば、スプリントで差し切って優勝できる。




そんな思惑が交差するなか、先行していたルーランズも合わせて3人で、最後のミュール、ぺテルブルグに入った!!カンチェを応援するスイスの国旗がはためく




カンチェラーラがアタック!!サガンを引き離せるか!! サガンはカンチェに離されてはいけない。ここで離されると勝負が決まってしまう!!  




しかしサガン付いていけない!! カンチェラーラ炸裂!!サガンとの距離がどんどん開いていく!!




カンチェラーラはしてやったりの展開。ペテルブルグの登りで追いすがるサガンの引き離しに成功し残り12?で12秒差をつけた。こうなると、カンチェお得意の単独逃げ切りで差をグイグイと拡げていく。




さっきまで12秒差だったのに、もう33秒差になっている。圧倒的なカンチェラーラのスピード。この時の実況によれば、時速50?/h以上で単独走行しているらしい。恐ろしい・・・。



さぁ、ゴールが近づいてきた。フラーンデレンの黄色の旗がカンチェを出迎える。




カンチェ、余裕で勝利を確信。観客たちにピースサインを送って歓呼に応えている。




万感の思いを込めて、カンチェラーラがゴール!!

去年は、このレースで落車して鎖骨を骨折、春のクラシックを棒に振り、復帰後の夏のロンドン五輪もまさかの勝負どころで壁とぶつかって落車。チームのレディオシャック・レオパードもアンディ・フランクの不調、シュレク・フランクはドーピング検査で陽性反応。個人的にもチームとしても踏んだり蹴ったりの1年だったので、チームリーダーとして今季かける思いは相当のものがあったはず。何度も何度もガッツポーズを決め、ゴール後は夫人と抱き合って勝利を味わっていました。




サガンも力の入ったガッツポーズで2位を決める。不遜なこの男が2位フィニッシュでガッツポーズを見せるとは、それだけカンチェとの圧倒的な力の差を認めたということなのでしょう。




カンチェラーラは復活のモニュメント制覇。サガンにとっても充実の2位というところか。3位に入ったロット・べりソルのルーランズは大健闘、知名度を一気に引き上げました。

いや〜楽しかったなぁ。カンチェラーラ凄いわ。記事を書きながら、1週間前のライブ放送を思い出して興奮してしまいました。明日の日曜は「北の地獄」というとんでもない異名をもつモニュメント・パリ〜ルーべ。このレースもカンチェラーラが絶対本命です。さてどういう展開になるのか、明日が待ちどおしいですね。

春嵐を前に名残りの桜見納めポタリング 有馬温泉への道

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昨日の土曜日は、日本全国に春の嵐という詩的な名前で呼ばれる爆弾低気圧(こちらは身も蓋もないネーミングだな)の影響で風雨が激しくなるとのこと。三田も昼前から雨が降る予想なので、雨が降る前にひとっ走り出掛けました。


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いつもの千丈寺湖で周回トレでもしようかとマドンで出かけましたが、途中武庫川河畔の桜を見て予定変更。まだ桜が綺麗に咲き誇っていましたが、今日明日の雨で今年最後の桜になるのは間違いなく、まだ雨が降り始めないうちに今年の桜の見納めポタリングに出掛けることにしました。




三田を流れる武庫川。三田にも武庫川が流れているのですよ。河畔の桜並木が花びらを散らし初めて路面が桜色に染まっています。綺麗です。




三田市街地に近づいてきました。桜祭り用の提灯でしょうか。夜桜がさぞかし綺麗だったのだろうな。




時折風が強く吹いてきます。桜吹雪の中を走るってのもまた感慨深いですね。




武庫川の支流、有馬川から有馬温泉郷へ向かいます。川べりにせり出した桜も見応えあります。ちなみにこの川は蛍が見られるそうですよ。蛍の見頃は梅雨に入る前の季節ですね。




有馬温泉郷に到着です。三田からはごく緩やかな登りで有馬に入れるのですぐ近くという感じです。




噴水前の枝垂れ桜。お見事。




有馬温泉の大衆浴場といえば「金の湯」。鉄分の濃い赤茶色くて塩辛い味が特徴のお湯です。塩分が濃いだけあって汗がダラダラと流れます。体内の老廃物がより流れ出て行くような感じが湯治に向いていたのでしょうか。




苔生した桜の木の幹が風情を感じさせる温泉寺の境内です。




温泉寺の隣の念仏時の枝垂れ桜。さり気なくこんな見応えのある桜が咲いているところが心憎いですね。




有馬温泉郷のメイン道路。予想より早く雨が降り始めました。観光客たちの傘の花がちらほらと咲き始め、こちらもほのかに綺麗ですね。




奥の狭い路地も温泉郷らしい雰囲気が漂っています。




金の湯の近くにあった小洒落たパン屋さんでしばし休憩を取りました。有馬温泉にも洋風のお店が増えました。




有馬温泉に来た時はいつも温泉まんじゅうでしたが、今日は洋風にパンと洒落込みました。美味しそうなパンが並んでいます。




篠山で食べた黒豆パンの美味しさが忘れられずここでも買ってしまいました。でもやっぱり「パンのプー」の方が上をいきますね。抹茶メロンパンは美味しかったです。




有馬温泉の名物といえばコレ。ご当地サイダー「ありまてっぽう水」ですね。きつい炭酸が爽やかです。有馬にきたらこれを飲まないとね。

帰りは雨に打たれて帰りましたが、帰って風呂に入ればいいだけですものね。予定外に有馬温泉まで来ましたが、観光客も多くて桜の雨の有馬温泉を楽しめました。

2013年1月・2月・3月の走行記録

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昨年1年間は、1か月毎の走行記録を記事にしていましたが、仲間とのツーリングやイベントは別にして、今冬のあまりの寒さのために独りでバイクに乗るモチベーションが上がらず、走行距離も伸びず、その結果放置されていた月間走行記録の記事を久しぶりにUPしようと思います。4月を迎え、いよいよ自転車の季節到来!!となる前に一度、この辺で記事にしておかないと、来月もまた書けなくなってしまうので。


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1月の出来事




2013年、新年を迎えてすぐに我が家に届いたのは、待望のNEWバイク、トレック・マドン6でした。初めてのカーボンフレームとシマノデュラエースのコンポ。高級カーボン車の乗り味はクロモリともアルミとも違う格別のものでしたが、3ヶ月経った今も十分に乗りこなせている感じはしません。今年はもっと乗りこんで乗り手の力をバイクの能力に見合うものにしていきたいですね。



2012年、年末に完成したMTB。手持ちのMTBにFサスやディスクブレーキなどを装備させて、本格的に山仕様にしました。正月休みには近所の未舗装路や階段などを走ってMTBを乗りこなす練習に励みました。チェーンリングがずいぶん摩耗していて高トルクをかけるとチェーンが滑るので、その辺も交換しないと山を走るのは難しい感じです。まぁMTBで本格的に山に入ったりするのは今冬ですね。



2013年1月4日、走り初め。自転車仲間のおしょうさんと初めて伊勢路を走りました。鳥羽パールロードや大王崎灯台周辺は旅情溢れる良い場所でした。写真の剣峠を越えると一気に伊勢神宮内宮に辿り着きましたが、参拝は外宮からということで、正月の夜間参拝で初伊勢神宮参りを済ませてきました。


2月の出来事



2月10日は新年はじめての一条宝塚店の走行会。蓬莱峡の坂を登って小笠峠を越え、西宮市街地に降りるコースを走りました。写真は小笠峠の中でトレックバイク、マドンとドマーネの揃い踏みです。この会では走行会で初めてメンバーの皆さんと一緒にランチを食べました。




2月11日、自転車仲間のおしょうさんとプロテイン君と今年初めての六甲山ツーリング。ずっと気になっていた山上のカレー屋さん「登六庵」に入りましたが、店内の様子に度肝を抜かれてしまいました。また、この日は山上は大雪となり、走行は危険な状態だったので、六甲山ケーブルを使って下山しました。




2月23日はグリーンピア三木で行われた、3時間エンデューロ大会。ブロ友のmozzmarrさんの呼びかけで、8名の参加者が集まり3つのチームを組んでレースデビューしました。我らが「ラヴ・ゾンビーズA・B・C」は、29の参加チーム中、12以内という素晴らしい成績を収めることができました。これも日頃の鍛錬の賜物ですね。この時の楽しさから、次は5月の鈴鹿にエントリーが決まってメンバーの皆さんも息巻いているようです。

そうそう、2月の落車1回はこの時の事です。駐車場から会場まで荷物を手に持ってバイクでゆっくり坂を登ってる時に、手に持っていたカバンがホイールに引っかかってコケました。ダメ―ジはバーテープが少しえぐれただけで済みましたが、バイクでコケたのは何年かぶりでした。

1月、2月は走行距離が700?ちょいと、800?ちょい。2か月とも1000?は走りたかったですけど、あまりの寒さに打ちひしがれてイベントで自転車に乗る以外のモチベーションが上がらず仕舞いでした。その証拠に1日150?以上走った日が1日もありませんからね。走るといったら千丈寺湖の周りをグルグルと回ってばかりでした。


3月の出来事



3月16日の300?を走るブルベに向けて、一緒に参加するおしょうさんと予行練習。赤穂市まで行って戻ってちょうど300?。ブルベとエンデューロ用に新調したディープリムホイール、カンパ・バレットウルトラ50の走行テストでもありました。



そして、初めてのブルベ参加。BRM316京都300です。時間内ゴールはできましたが、ルートを間違えずに行くのが難しい。キューシートの読み込み方は磨いていかないといけないことを痛感しました。ブルべにチャレンジするからにはSRを取るつもりです。あと、200?・400?・600?の回を走ります。エントリーのし忘れに注意ですね。




3月20日、仕事の都合で岡山に行くことがあったので、その時に初めて倉敷や岡山市、備中高松城などを巡りました。写真は岡山市から少し足を伸ばして、昔炭鉱の町として栄えていた「吹屋」というところまでツーリングを楽しみました。

この3月は、ブルベに参加したこともあって、走行距離が1500?弱と相当頑張りました。ブルベ練習会と本番で1日300?を2回走りましたから。それ以外にも岡山ツーリング、加古川右岸自転車道(記事がダウンしてしょぼ〜ん)、篠山のお菓子巡り、三木金物資料館と石井ダム巡り、等々、短い距離のツーリングもずいぶん楽しみました。3月になってずいぶん暖かくなって、日も長くなってくるとついつい活動的になりますよね。4月、5月もこの調子で1500?ぐらい走り込みたいなぁ。今週の木曜日って明日か、仕事が休みなので、思いっ切り走ってやろうかと画策中です。

春雨の中の小豆島一周ツーリング 

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年に数回ある、平日木曜日の仕事休みの日。最近、長い距離をじっくりと乗っていなかったので今日は早朝からみっちりと走り込もうと思っていました。コースは丹後半島や氷ノ山周辺を予定していましたが、天気予報で日本海側は荒れ気味との知らせ。そこで、予定を変更して、瀬戸内の小豆島ツーリングに行くことにしました。今回はこれまで走ったことのない、名勝「寒霞渓」や島の北側を回ってみたいと思います。


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ともあれ、小豆島へ行くには、神戸か姫路から船に乗らなくては。姫路9時45分発、小豆島の北東にある福田港行きに乗ります。準備等々に手間取り、家を出発したのは6時半。3時間ちょっとで三田から姫路まで間に合うかなぁ。。。不安ながら、道中休憩も取らず、全力で姫路に向かうことに。上の写真は、加古川河川敷でトイレ休憩を取った際に撮影したもの。この時はまだ余裕があったからなぁ。




加古川から姫路までの道のりの遠いこと。なかなか距離が縮まらないことで、何度も途中で諦めかけたのですが、必死のパッチでペダルを回し続けて、なんとか出港5分前に姫路港に到着しました。乗船切符と補給を売店で急いで買い、飛び乗るようにフェリーに乗りこみました。フェリーにはもう一台のロードバイクの先客がありました。Sワークスのルーベに乗る西宮市のTさんです。カモシカのような細い脚を持った銀髪のベテランローディです。もちろん初対面なのですが、小豆島への船中でロードバイクのことやブルベのことなど、色々とお話しをすることができました。Tさんは、一泊の予定で小豆島を1周するとのこと。




小豆島の福田港に到着です。島の北側を回るTさんとは別れ、私はまず第一にこの場所から小豆島の中央山岳地帯「寒霞渓」を目指します。




福田の集落。八幡神社から左折すると寒霞渓に登るヒルクライムコースです。




頭上を見上げると粗々しい尖った石の山頂と橋が見えます。これからあそこを渡っていくんだろうなと思うとテンションが上がります。もうどうしようもない性ですね。




下から見上げた橋から今度は福田の集落を見下ろしました。港を中心にした小さな集落であることが一目瞭然です。




寒霞渓までの登りの道。今日は平日だからか、車ともほとんど出会わず、気楽に登り詰めていくことができました。標高が高まるにつれて寒さがだんだんと身に染みるように。ヒルクライムをしていると体は温まるだずなのに、急に寒くなるってことは、天候の悪化が懸念されます。そういえば黒っぽい雲が広がってきたような。




登りきったところにある分岐。右へ行くとまたしばらく登って寒霞渓。左へ行くと島の南東部の町、草壁へと繋がるダウンヒルコースです。まずは、右へ行き寒霞渓を目指します。ずいぶん登ってきたので寒霞渓はもう少し。




山頂の施設に到着。雨は降らないものの、見るからに天候悪化で気温が下がって寒いことこのうえなし。はやくお店の中に入って暖を取りたい。




この施設の一角に寒霞渓を眺めて渡るロープウェイの駅があります。寒霞渓はこのロープウェイに乗って上から眺めるか、トレッキングで山中を歩くしか近づく方法はないのかな。少なくとも車道からでは、これといった景色は見られませんでした。




頂上の展望台。南方の草壁、坂出といった町を見下ろすことができます。でも曇ってきたので景色もイマイチ。こればかりは仕方ないですね。




寒霞渓の施設を離れ、さきほどの分岐まで戻って島の南の方へ降りていくことに。このダウンヒル中に小豆島の中央山岳部の粗々しい様相を垣間見ることができました。寒霞渓頂上までのヒルクライムよりも余程わくわくして景観を眺めることができました。




岩が剥き出しの山頂部が目立ちます。写真では伝わりにくいのですが、岩が大きくて結構な迫力なんですよ。




屏風のように聳え立つ山岳部と深い緑に覆われた稜線部が一望できます。阪神間ではなかなか見ることができない雄大な景色です。




ずいぶんと山を下ってきました。山の中腹のオリーブ畑越しに町が見下ろせます。しかし、ついに雨がポツポツと降ってきましたと思ったら、またたくまに夕立のような豪雨になりました。雨と風が強くて、顔に雨粒がピシピシ当って痛い!! 雨に濡れるのも嫌だけど、痛すぎて目を開けていられない。




町の中に降りて、雨宿りにつくだ煮屋さんに飛び込みました。写真は雨が上がった後なのであまり濡れている感じはないですが、それはもう酷い雨でした。




雨宿りに飛び込んだのは地元でも結構有名なつくだ煮屋さんだったようで、観光客もよく訪れるお店。店内に畳敷きの座席と昆布茶がいただけるコーナーがあり、店員さんの親切でしばらく休ませてもらいました。座席の近くに暖房があって、冷えた体がすっかり温まりました。




このお店で、佃煮ソフトクリ―ムを買いました。星形の昆布の佃煮がチャームポイントです。味は醤油の仄かな香りで、まろやかな甘みがして美味しくいただきました。




雨は激しく降ったり、小降りになったりの繰り返しで安定しませんが、ずっとここに居る訳にもいかないので、小降りになったタイミングで出発しました。昼食を食べる予定の道の駅オリーブ記念館を目指します。たいした距離ではないのですが、今にも雨が降り出してきそうな感じ。




海沿いの快適な歩道・・・のはずが、頭上のどんよりとした黒い雲が気になってきました・・・と思ったらやっぱり降り出した〜〜。大粒の雨に曝されながら道を急ぎます。




なんか入れそうな観光者向けの施設を発見!! とりあえず雨宿りだ〜。




小豆島のオリーブや醤油造りといった名産物の歴史や小豆島の風土と紹介する施設でした。色々な展示があったので、雨宿りしながら小豆島の歴史等々色々なことを学びました。こういう施設良いですねぇ。無料ってのがまた良い。




見てのとおり結構、力の入った展示内容。オリーブオイル好きのfumitaroとしては興味津々です。




雨が小降りになったところで、斜面の上にある道の駅「オリーブ記念館」を目指します。丘の上にあるギリシャ風?地中海風といった白い建物が目指す道の駅です。




雨がまた降ってきた。この雨はこのままもこんな感じなら、これからどうしようかな〜〜。ともあれ、しっかり昼ごはんを食べながら様子を見るしかないか。




道の駅の中にあるレストランでランチ。といっても雨宿りの時間が響いて、もう3時だよ。オリーブオイルのしっかり効いたパスタとオリーブオイル付け放題のパンをいただきました。




食後は道の駅でお土産を物色。醤油とオリーブオイルという和洋の代表的調味料が名産という妙な組み合わせ。今更ながら不思議ですね。




色々と並ぶオリーブオイルの中で・・・でた!!超高級オリーブオイル。108gで6000円弱!? 缶コーヒーよりも少ない量で6000円。どんな味なんだろうな〜〜。摘み立てのオリーブをそのまま絞って飲んだようなフレッシュな味がするんだろうなぁ。でも値段が高すぎておいそれと料理に使えないぞ。

そんなこんなで、遅い昼食を食べて、お土産を眺めていたらもう午後4時。なんてこった!!

その後雨はどうなったのか・・・・小豆島1周ツーリングはどうなってしまうのか・・・それは後編を乞うご期待ということで。

春雨の中の小豆島一周ツーリング 後編

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念願の小豆島へ、平日の仕事休みの日を利用してやってきて寒霞渓まで登ったはいいものの、ダウンヒルの途中からまさかのにわか雨に遭遇。颯爽と小豆島1周を完遂させようというプランも足元から崩れさり、昼食を取り終えた段階ですでに午後4時。「これからどうしようかな〜」というところで後編のスタートです。


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道の駅のレストランで遅い昼食を食べている時も晴れ間が指したり、雨が落ちてきたりと本当に安定しない天気でやきもきとしていましたが、お土産コーナーを見ているうちに雨雲が消え去って嘘のような良い天気になりました。雨上がりの道の駅「小豆島オリーブ公園」でもう一度記念撮影。




海岸沿いまで下りて、東に見える立派な山並みと海を背景にもう一度撮影タイム。これまでの悪天候で良い写真が撮れなかった恨みを存分に晴らしました。けど、こんなことしてるうちに時間はどんどんと過ぎていく。さて、これからどうしようか。

福田港発姫路行きのフェリーの最終便は19時30分発。福田港に19時20分までに戻ってこれるように走れば良い。さて、どうしようかと思案しましたが、せっかく来たのだから、やはり1周しかないでしょ〜ということでガーミンの地図とにらめっこ。もともと今日は小豆島に来る予定でなかったので、小豆島1周が何キロくらいあるのか分からず全くの準備不足。

そんな中想い出すのは、行きのフェリーで出会ったTさんが言っていた「小豆島1周って110?くらいでしょ」という言葉。110?かぁ。。海岸線を隈なく回っての110?なのか、岬を回ったりせず、幹線だけで1周しても110?なのか。もしそうだとして福田までは残り80?くらいかな。だったら、平均時速25?/hで飛ばして3時間ちょっとで回れたらフェリーには間に合う。だいたい、ガーミンのMAPを見る限り80?もなさそうだし、ま、なんとかなるか。

もし途中で「これは無理だ!!」と気付いても、「明日は明日の風が吹く〜」なんてお気軽な調子で、別ルートを検討すれば良いだけの話。お気楽な独りツーリングということもあり、結局時計回りで島を1周することに決定。そうは言っても、けk明日の風が吹かず、小豆島で1泊なんてことになったら仕事的に悲惨。気持ちは背水の陣を敷いた感じでスタートしました。




出発してすぐの町中にあった「東洋オリーブ」。パンに付けたり、チーズに載せたり、サラダにかけたり、もうオリーブオイル好きの私にちっては、こういうお店たまんないんですよね。オリーブを使った美味しいお料理がいっぱい出てきそう。「あぁ立ち寄りたい・・・」という気持ちを抑えて、「次来た時は必ず寄ろ」と心に決めて、バイクを先に進めます。




雨を含んだ灰色の重たげな雲の塊は影も形もなく消え去って爽快な青空と小豆島の緑の山が背後に広がります。強風と強い雨で大気中の汚れが落とされたのか、視界がクリアで景色がはっきりと見えます。




ここは「土庄」という小豆島の一番の町の中。学校帰りの子どもたちの姿がちらほら。民家と民家の間から、迫力の奇岩の山頂(トップ)が顔を覗かせます。小豆島の子どもたちは常日頃、あの迫力の山頂をどんな思いで見ているのだろうか。




道端の花畑越しに見える瀬戸内の風景。島巡りツーリングはこうでなくっちゃ。小豆島の西側から北側に回り込んでいく辺りまで来ました。天気が良いと自転車も進む進む。




岩肌がごつごつした山並みがすぐ右手に迫ってきているので、風景に飽きがありません。道も平坦だし言うことなし。




小豆島は、大坂城建築にあたって石垣の石を切り出した島としても有名です。ここに来るまでにあれだけの岩山を見せられたらそれも納得ですけどね。で、その記念館がこちら。あいにく17時で閉園なので、10分程間に合いませんでした。まぁ次回に来た時の楽しみに取っておきましょう。




迫りくる緑と岩の山並みを背景にマドンの撮影。快調なペースで進んできたおかげで時間も余裕あるし、小豆島を楽しみながら行きましょう。




日もずいぶんと傾き、薄らと西日が差しこんできました。道の前に聳える岩肌に西日が当たると岩が赤く染まっていく様子がまた素晴らしい。




岩の壁だ!!って、島の北側はこんな風景がゴロゴロしてます。




あまりに凄すぎてまた写真撮影。この岩の削られ具合は天然のものなのか、切り出し工事のためなのかよく分からないけど、とにかくダイナミック。




島の北側から東側に回り込んでくる付近はアップダウンの険しい岬の道。けど、勢いに乗って走るマドンにとっては何の障害にもなりません。すいすいとアップダウンをこなしていくと、もう福田港はすぐ近く。なんか案ずるより産むが易しで、楽だったなぁ。時間もたっぷりあるし、こんなことなら、島の北側から寒霞渓に登る小豆島スカイラインを登れば良かったよ・・・と思いながら走りました。まぁけど、スカイラインに乗ったら、島の北側海沿いの道の西日が当たって赤壁と化す岩壁の群れを見ることもなかったし、まぁ良しとするか。




岩肌がゴツゴツとしていて雄々しい山並みと岩の掘削現場の荒々しい様子を堪能しながら島の北側の道を進んでいると、追い風にも乗って18時に福田港に到着してしまいました。早や!!というか、小豆島って小さいんやなぁと。小豆島4分の3周ほどしましたがあっと言う間に到着って感じ。オリーブ公園から2時間もかからずにここまで来てしまいました。

フェリー出発は19時半なので、ここで1時間半の待ちぼうけはもったいないという思いがムクムクと湧き、ここから南に下った坂出港から20時40分発の神戸行きジャンボフェリーがあるとのことで、またしばらく走ることに決定。




福田から草壁地区までの島の東部の道はアップダウンの道ですが、ここまで走ってきた勢いで変なテンションになっていたのか、あっと云う間に走り抜けたという感じでした。




一番しんどい峠(橘峠)にも新しいトンネル(橘トンネル)ができていたので登りがずいぶん省略されてましたし。前に小豆島に来た時はトンネルは工事中だったのでキツイ峠を登った記憶があります。




醤油造りで有名な醤の郷の代名詞、「マルキン醤油」。真っ暗で周囲は何もみえません。フラッシュをたいて撮影すると、白壁にマルキンのマークがくっきりと浮かび上がりました。




坂出港に到着。ここでも出航時間まで1時間半くらいの待ちです。まぁしゃーない。大人しく待合所で船を待ちました。




船の到着時間になったので乗りこみ口に移動して船の到着を待ちます。遠くの海に明かりが見えますが、動いている感じがしないので船とは思いませんでしたが、少しずつこちらに向かってきているようです。




やっとのことで坂出港にフェリー接舷しました。遠くに船が見えてから接舷するまでの時間が長かったなぁ。




坂出の港にお土産も売っている売店があり、そこでこの2本の小豆島名物サイダーを購入。醤油サイダーは名前と見た目よりもまろやかな味で美味しいですよ。




0時半、ようやくのことで三宮に上陸しました。船中では熟睡とはいかないものの、3時間薄く眠れたので疲労は取れました。




帰りは六甲山に登ってやろうかと思っていましたが、寒さに打ち震えることは間違いなさそうなのでそれは断念して、大人しく山手幹線を走って176号で三田まで帰りました。家に着いたのは3時。船の到着時間のせいでもありますが、こんな深夜に走ったのは初めてです。まぁこれらかのブルベのためのトレーニングにもなりました。

小豆島、行きそびれた所もけっこうあったので、また次に行く機会を楽しみにしています。





1日のトータル走行記録

走行距離 : 218.75?
走行時間 : 10時間34分
平均時速 : 20.7?/h
最高時速 : 59.6?/h
平均rpm   :  68rpm
獲得標高 : 2608m

休日の千丈寺湖ポタ ダムサイト公園のイベントに憩う

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14日の日曜日に、13日のツーリング&夜間サッカーの疲れを癒す目的で千丈寺湖に出掛けてみると、ダムサイト公園で何か春の催しをやっていたので、少し覗いてみることにしました。ぱっと見、地域の色々なお店が出店を展開しているようで早速MTBを置いて色々と物色してみることに。


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あるテントを除いてみると、永沢寺のそば道場に通う塾生さんたちが何人もで蕎麦を打っていました。




おろしそばも販売されていたので早速戴くことに。そばの香りが良い感じ。おろしも添えられていてさっぱりと気持ち良い味わいでした。




こちらは「早瀬野菜研究所」なる出店が出ていましたの近づいてみると・・・




野菜や果物を使った美味しそうなジャムがずらりと並んでいました。色々と試食もさせてもらいましたが、どれもこれも美味しいジャムだったので、特に気にいった2種類のジャムを購入。店員さんともお店の話を色々と教えてもらったりとしてまったりと時間を過ごしました。




こちらは高平にある「つくしの里」からの出店。




「あさつきよもぎこもち」を購入。私、焼いたお餅も好きですけど、つきたての柔らかいおもち(あんこ入っていないやつね)が大好きなんですよね。大福もちとかも好きなんですけど、つきたておもちのシンプルな美味しさには敵いません。でも「お兄ちゃん、こっちはあんこ入ってなけどいいの?」って店員さんにも言われてしまいますけどね。




美味しそうな甘酒と紫蘇ジュースを売っていた安田酒造さん。




「華の舞い」という甘酒と「紫小町」という紫蘇ジュースを買って飲みましたが、特に甘酒美味しかった〜。甘酒を初めて冷で飲みましたけど、こんなに美味しいものかと。それと店主さんとも自転車話。ご主人、お若い自分にツーリング車に乗っておられたそうで、仲間と一緒に東京から大阪まで連泊でツーリングしたことなども話してくれました。「荷物を積んだ重い自転車で箱根を越えるのが辛かった〜」等々、まさかの自転車ばなしに花が咲いてしまいました。




本日の戦利品。他にもお蕎麦やふきのとうの天ぷらなども食べたしお腹いっぱいになりましたよ。プリンも濃厚な味でうます。




イベントに訪れていた皆さんも噴水を眺めながら春の休日を憩っていました。




さてさて、食べてばっかりだったのですが、腹ごしらえに少しは走らないとと思い、ダムを抜けようと思うと、いつもはゲートがしまっている方向に「魚道公園」と聞き慣れない文字が。もちろん行くしかないでしょ。




お、普段は行けないダムの下に行けそうな展開。これも今日のイベントに合わせて開放されている感じですね。ダムを背景にMTBを撮影。




ダムゲートの下からダムを見上げる位置にきました。いつもはあの上の道を走っているんだよなぁ。この位置からダムのゲートを撮影するのは初めてなので、少しテンションが上がってしまいました。




ダムの下は小川が流れる遊歩道になっていると思っていたら、どうやらただの散歩用の小川ではないらしい。




急に空を飛んで写真を撮った訳じゃありませんよ。こういう写真があったので写真を撮影しただけですよって言わんでも分かるか。ダムの川の横を流れる腸状のクネクネとした水路は、魚が川とダム湖を行き来できるようにと設計された「魚道」だそうです。水の勢いが魚にとって快適なものになるようにと、クネクネさせて流れを緩やかにしたり、水が溜まる池のような場所を作ったりと、色々が創意工夫されています。




そんなことを教えてくれる学習館のような施設もありました。水族館みたいにその川の水中をガラス越しに見ることもできますが、今日は魚は1匹も見られず。でもこんなのあったんだ〜全然知らんかったなぁとちょっと驚きましたね。




ダム周回コースに戻ってサイクリングサイクリング。山ツツジが見事に咲いてます。




黒川公園。三田は新緑はまだ早いかな。まだ、寒かった冬の余韻を残している感じ。爽快な新緑の季節が千丈寺湖周辺にやって来るのもあともう少しというところ。




帰り道に寄った「うわのそら」。冬の間にお店の拡張工事も済んで、屋外デッキ席も充実している様子。バイクのライダーさんたちが楽しそうに談笑していました。今日はうわのそらは店の前を通っただけですが、近々お店にも入って、また絶品のカレーを堪能したいですね。

雨天敢行!! 芦生の森ツーリング

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この4月21日の日曜日、ブロ友のアラーキーさん主催の「芦生の森ツーリング」に参加してきました。もともとの企画では4月6日の予定だったかな・・でも雨天のため本日に延期したという訳なのですが、本日にしても天候はかなり怪しい雰囲気。しかし、午後からは晴れ間が出てくるという天気予報を信じて、雨天決行とすることに。けど・・・美山町一帯ってこういう時に雨が最後まで降っているというイメージなんだよなぁ。

参加メンバーは、企画者のアラーキーさん、フクイさん、初めてお会いするふぁーすとさん、はてなさん、そしてfumitaroの5名です。アマラオさん改めフーさんも参加予定でしたが、雨天の為キャンセルされた模様。きっと新車のサーベロを雨に曝すのに忍びなかったのでしょう。


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8時過ぎ、さらさらと霧雨が舞い落ちる中、きっとすぐに雨が上がって晴れ間が広がってくれるという淡い期待を持ちながら、集合場所となった日吉ダムの道の駅から颯爽と出発しました。




。「最初は体を馴らすためにボチボチと行きましょか」というアラーキーさん(青いウィンドブレーカーの方)、その舌の根も乾かぬうちに、時速30?/hオーバーでぐいぐいとダム湖周辺のアップダウンの道を飛ばす飛ばす。




日吉ダム湖に注ぐ桂川沿いの道を西へと進んでいきます。と言うか、この川、桂川だったのね。今日調べて初めて知りました。




川沿いの道を離れて、小さな峠を越える間道を走ります。アラーキーさんのリズミカルなダンシングが我々を誘います。




写真で見るより実際はもっと高低感があって迫力の風景。道の向こうは断崖絶壁です。




京都府南丹市と美山町を繋ぐ峠にて小休止。この時は雨は止んでたかな。




美山町の道の駅に向かう途中の廃バスのある風景。美山へ行かれる皆さんにはお馴染みの風景ではないかと。雨はまた酷く降り出して、トレインを組む先行車からの水の跳ね返りがビシビシと顔にかかります(>_

ようやく美山の道の駅に到着。さんざん雨に濡れたので、屋根のある場所で休めたのは良かったのですが、下手に体を休めると今度は寒さに襲われます。まさに雨と寒さのダブルパンチ。名物のおやきや補給食を食べて雨上がりを待ちます。雨が上がって晴れ間が差したかと思うとすぐに雨雲が広がり雨がポツポツと降ってくるというどっちつかずの天気で余計にヤキモキさせられます。




行くか戻るか、試案の為所でしたが、佐々里峠に登らず引き返すのも味気ないとのことで予定通り佐々里峠を目指すことに。もうここまで濡れたらあとは同じみたいな考えになしました。雨の中、少し進んでかやぶきの里へ




かやぶきの里でせっかくなのでと記念撮影タイム。雨が降っていなければ、もう少し落ち着いた気分で撮影などもできるのでしょうけど、雨は降ってるは寒いはでは、「もう早く行きましょう」ってな感じになってしまいます。




佐々里峠の登り口までの道。雨はまた強くなってきました。もう本当に恨めしや〜ですね。




佐々里峠の登り口に到着。目標の佐々里峠まであと少し!




佐々里峠に到着。寒さと身体の熱気でデジカメのレンズがずっと曇ったままになってしまっていました。雨の中、登山に来られている方も多いようで峠にマイクロバスや車が何台かとまっていました。時折「やっほー」なんて声も聞こえます。




全員が到着するまで補給食を食べながらお堂の中で休憩を取ります。お堂の中ですけど、流石に標高が高いので寒さが一層響いてきました。あとは佐々里峠を下りて、花背、京北町と下り勾配の道という声に励まされて出発しました。




佐々里峠を下りて、花背の集落を行きます。標高が下がって少し温かくなるかと思えば、佐々里峠よりも寒かった。しかしその寒さのおかげでソメイヨシノが未だに満開という恐ろしい土地です。




下り勾配と雨と寒さで我々もついついスピードアップ。「はやく昼食予定の京北町の道の駅に入りたい!」その一心ですが、道中の桜が綺麗なのでついつい写真を撮ってしまいました。




この桜なんて凄いですね。雨の中ということもあって緑の中の桜が余計に映えるような気がします。




京北町の道の駅手前5?にある食堂で昼食を取ることにしました。また雨が酷くなってきて皆ずぶ濡れなので早く暖を取りたい。




店内に置かれたストーブに集まって暖を取るの図。靴下や手袋をスト−ブにかざして乾かしました。隣にいたお客さんからも「まぁ寒かったろうな〜」と慰めていただいて・・・まぁこんな雨の中でも走りたくなるのが自転車乗りですから。いや、違うな、雨の中でも走らないと帰れないので頑張って走ってるって感じです。




昼食は豪勢にうなぎ丼を頼みました。どんぶりと半うどんが付くセットにしようかと思っていたところ、店員さんがお薦めの「うなぎ丼」を推してくるので、その勢いに負けてそれを頼むことに。確かにうなぎは皮をパリパリと香ばしく焼いて美味しかったですけど、やはりボリューム不足。セットにしといたら良かったかな〜。店員のおばちゃんの商売上手に負けてしまった自分が恨めしい・・・けどうなぎは美味しかった。




昼食を取っている際に雨もようやく上がって晴れ間が出てきました。この食堂からゴールの「スプリングスひよし」までは25?。あともう一息です。皆の頭の中は、「はやく温泉に入って温まりたい!!」もうこれしかありません。川沿いの道を進み、ダム湖の周回道路に入りました。もう日吉ダムはもうそこです。




日吉ダム到着!! 鯉のぼり雨中のツーリングで体力を消耗した我々を出迎えてくれました。




そして念願の温泉へGO。大勢の客で大賑わいのスプリングスひよし。初めて入りましたけど人気の温泉のようですね。寒さに震えていたのとツーリングの疲労もあって温泉の湯は体に染み入るような心地良さでした。

入浴後は最近トレーニングに余念のないフクイさんを中心にトレーニング談義に花が咲きました。あれだけ雨にうたれ、寒さにうち震えながらも最後はやはり自転車話に落ち着いてしまうのが自転車乗りということでしょうね。

企画くださったアラーキーさん、フクイさん、初めてお出会いしたはてなさん、ふぁーすとさん、今日はお疲れ様でした。怪我なく無事帰ってこれたのが良かったです。また次の機会にお出会いすることがありましたらどうぞよろしくお願いします<m(__)m>

今日のコース




走行距離 : 119.4?
走行時間 : 4時間55分
平均時速 : 24.2?/h
最高時速 : 51.4?/h
平均rpm   :  73rpm
獲得標高 : 1229m

おまけ。今日のメンバーのバイク紹介。すみません・・・ふぁーすとさんのバイク「FOCUS」の写真を撮る機会の逃しました・・・。



今回の企画者・アラーキーさんの愛用バイク。スペシャライズド・ターマック。リアバックから見た筋肉質なフォルムが質実剛健なスペシャらしいですね。アラーキーさんはアルテ11速へのコンポ交換を狙っているとのことでした。ホイールは私と同じレーシングゼロコンプ。




フクイさんはコルナゴの軽量レーシングバイクCX−1。ホイールはなんとENVEのカーボンリムホイールチューブラー仕様で重量は前後合わせて1?未満という必殺の飛び道具を携えての登場です。流石に今日の天気では下りブレーキに不安があったようですが、1?未満のホイールってどんな乗り味なんだろ?? レーシングゼロより500gも軽いぞ。




はてなさんのバイクはスペシャのルーベ。今年1月に購入されたという新車です。長身のはてなさん仕様ということもあって、ヘッドチューブが長いですね。大きいフレームは見た目の迫力が増しますね。スペシャのルーベといえば、振動吸収材「ゼルツ」の効果が気になりますね。長距離に適したバイクなのでしょうね〜。

ちょっと京都まで、買い物ついでポタリング

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1週間前になりますが、「京都に買い物に行きたい」という嫁さんのリクエストに応えはるばる京都までやってきました。せっかく京都まで来るのですから、車に自転車を積んで、自転車で京都の町をブラブラしようという試みです。


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車を京都駅近くの梅小路公園付近に駐車して、まずは梅小路公園巡りからスタートです。京都は学生の頃からなじみのある町なのですが、この梅小路公園に来るのは初めてです。京都には大きい寺社はたくさんありますが、こんな大きい普通の公園があるとは知らなかったですね。




梅小路公園を離れ、目的の買い物へ。京都タワービルの地下にそのお店があるとのことなので、京都の路地を走って京都タワーを目指します。




京都タワービルの開業時間前に到着したので、近くのスターバックスで小休止。最近の円安もあってか外国人観光客も増加傾向とのこと。京都駅前のスタバには外国人観光客の姿でいっぱいでした。スタバの店員さんも流暢な英語をしゃべっていました。なんか国際都市になってます。




嫁さんの買い物、何かというと、京都タワービル地下フロア丸ごと手芸の専門店。昔ながらの「編み機(今は生産中止)」が趣味の嫁さんがこの店にしか売っていないという消耗品を買いに来たという訳です。




京都タワービルを出て、とりあえず向かったのは清水寺の参道。





2台の自転車を置いて写真を撮っていると、外国人観光客の方がまじまじと自転車を眺めていました。




清水寺の山門前広場。さすが国宝にして世界文化遺産の清水寺は観光客で賑わっていました。




山門前の最も人出で賑わっていた通り「松原通り」。沿道にびっしりとお土産屋さんが並んでいますが、修学旅行生らしき一団をはじめ観光客で道が塞がっています。もちろん自転車を押して歩くことにしましたが、こんな大賑わいの雰囲気もたまには良いですね。




清水焼はじめ様々な陶器や雑貨を売るお店「朝日陶庵」に立ち寄りました。




お洒落な店内に品の良い陶器がたくさん並んでいます。




その中で、ハッっと目に入ったのが、このコーヒーマグ。真鍋元気さんという若い陶工さんの「銀河結晶」という作なのですが、一目惚れです。値段は可愛いものではありませんが、思い切って買いました。今では出勤前のコーヒーの時間を彩ってくれています。




松原通から右手に折れて「産寧坂」へ。階段になっているので自転車を担いで降りていきます。




産寧坂から二年坂。前を行く緑のジャージが嫁さんなんですが、BD−1も軽量なので持ち運びも楽です。高台寺や八坂神社の周辺で京都の風情を楽しみました。




昼食は場所を三条烏丸付近に移し、食べログでも人気だった、京野菜イタリアン「トラットリア・ガリーレ」へ。




やはり人気店のようで次から次へとお客さんがやって来ました。ランチセットを戴きましたがパスタと鶏肉料理が美味しかったです。




近くにあったシルベスト京都店にお立ち寄り。嫁さんが見入っているのは、痛車化されたドグマ2。




そして再び、高台寺付近に戻ってきました。どこのお寺の五重の塔でしょうか。町並みの中に聳える五重塔。京都らしい風景ですね。




昼食後、また戻ってきたのはこの「イノダコーヒ」の珈琲を飲むためです。「コーヒー」ではなく「コーヒ」であることがポイント。




店内の様子。ガラスの向こうの庭園を眺める佳人。絵になりますね。




イノダコーヒの看板コーヒ「アラビアの真珠」。オリジナルエンブレムの入った白いマグカップも老舗感が出ています。肝心の珈琲の味は、コクがあってまろやかかつ香り高い味わい。朝に飲んだスタバのブレンドコーヒーも美味しかったですけど、こちらと味は比べるべくもありません。深い煎りでまったりしっかりとした味わいは結構がとても美味しいです。久しぶりに御影ダンケの「バターブレンド」が飲みたくなりました。

鈴鹿8耐に向けての千丈寺湖周回トレーニング 

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いよいよ鈴鹿8耐のエンデュランス大会も迫ってきたということで、久々の千丈寺湖周回トレーニングを行いました。最近はゆったりめのロングライドばかりだったので、体もずいぶん鈍っていると思います。そこで、思いっ切り走って体に喝を入れました。今日の使用バイクはCAAD10、ホイールはカンパ・バレットウルトラ。


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千丈寺湖(青野ダム湖)8の字周回コース



今日の結果



1周目より2周目の方がスピードが勝っていますね。しかも平均心拍はあまり変わっていないので、やはり一度走って体が温まったという効果ということでしょう。千丈寺湖南湖の道は道が狭くタイトなコーナーが多いのでスピードが伸びません。そんなコースを走って平均34?/hはまぁまぁですね。しかし、平均心拍数はまだまだ余裕があるのでスピードはまだ上がる筈。スピードを出せる所で余力を十分に残してしまっているということでしょうか。

自分の持っている力を出し切るというのが一番難しいことなのでしょう。トレーニングは持っている力を伸ばすというよりも、自分の力をいかに効率的に出し切るかということが肝なのかも知れません。




千丈寺湖周辺の緑もいよいよ新緑の色合いを帯びてきました。淡い緑の木漏れ日の道を走ることができるこの季節が1年で一番好きです。このGWの間にトレーニングに勤しむとしましょう。
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