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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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天橋立、丹後半島伊根の舟屋までのロングツーリング

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先週の木曜日も仕事が休みのため、思い切ってロングツーリングに出掛けてきました。といって出発してからも行先ははっきりと決めておらず、アラーキーさん企画のツーリングでは雨に見舞われた美山周辺の新緑を改めて楽しむツーリングにするか、天橋立経由で丹後半島1周するか・・・どちらにしようかと迷っていました。

しかし・・・時間に余裕があって単独行の場合、「グズグズ過ごして出発時間が遅くなるの法則」にどっぷりと浸かってしまい、出発時間はまさかの8時。行きたいのか、行きたくないのか、もやもやとした気持ちを振り切ってとにかく家を出ることにしました。昨日までは行く気満々だったのに、この気分の変化は何なんだろう・・・・。


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今回のコース往路







三田市母子の美濃坂峠から篠山市街地を望む。千丈寺湖を出発し、母子まで登ってきました。ここが今回のコースを決定する分岐点。東へ向かえば、後川を経て美山コースへ。美濃坂峠を越えて篠山市街地に入れば、福知山を経て天橋立、丹後半島コースへ。

記事のタイトルの通り結局は丹後半島へ向かうことになりました。ディープリムホイールを履いて出発してるところからも元々の計画は平地メインのこちらだったのですけど、出発時間が遅れたこともあって怯んでしまいました。丹後半島1周は無理かな・・・まぁ行けるところまで行こうということでこちらも決定!!




篠山城下町、お気に入りの「パンのプー」にて朝食と補給食を調達。ちょうど開店時間で良かったです。




前に食べて気に入った黒豆パンとあんぱんとクリームパンを購入。どのパンも天然酵母使用でもちもちの食感ですが、店主のお薦めはあんぱん。1日に200個売れるそうです。で買って食べてみましたけど、えっこれで120円!?っていうぐらいボリューミーで、あんこたっぷりモチモチのあんぱんでした。そら、一押し商品やわなぁと納得させられました。皆さまも機会があれば是非どうぞ。




そのあんぱんです。この写真では上手く伝わらないのが残念。ふっくらと大きくて、中に詰まったあんこでずっしりと重い。そんなあんぱんです。




篠山の快走路を行きます。今日は本当に良い天気。この先、R176に合流して鐘ケ坂トンネルを越えて丹波市に入ります。




丹波市石生にある水分れ公園で休憩。この二股に分かれた川のうち、右の川は日本海へと繋がり、左の川は瀬戸内海へと注ぎ込まれるんですって。その分岐点に立っているとは何だか感慨深いものがありますが、水分れ公園の森に豊かな水性を感じました。




杉、ひのきの類かな。水性が豊かなので森全体が苔生していました。こういう場所でゆっくり森林浴をするのも良いなぁと思いつつ、ゆっくりもしていられない。後髪を引かれながらこの森を後にします。




丹波市の柏原→春日→市島を抜け、京都府の福知山市に入りました。写真は福知山城です。天守閣の中にある資料館に入りましたが、福知山市の町って信長時代の武将、明智光秀が打ち立てたんですって。というか、丹波国は戦国末期に明智光秀の領国となっていました。そして光秀の領地経営によってずいぶんと国が拓かれた印象がありますが、あまり日本史的にはクローズアップされていないようです。何故なんでしょうかね。




由良川の河川敷の道を行きます。川幅が広くダイナミックな風景です。このまま川沿いを走ることが出来れば楽ちんなのですが、天橋立のある宮津市に行くには由良川を離れて山越えコースを行きます。




国道176号線沿いにある、見事な芝桜の斜面。圧巻の美しさにしばらく見惚れてしまいました。




幾つかの峠道を超えて、天橋立のある宮津市へ向かいます。与謝トンネル(与謝峠)が最大の難所ですね。




与謝峠から眺めた宮津市方面。




右手からs写真奥へと続く松林が天橋立です。いよいよ到着です。




天橋立付近には大勢の観光客がいました。写真は旋回橋。橋が旋回して海を船が通って行く間、しばらく待機です。




さぁ、いよいよ日本三景の一つ、天橋立に入りました。松原の中の道を行きます。土の道ですが、固められているのでロードバイクでも十分に通行可能です。この道は対岸の丹後半島の付け根まで続いている訳ですが、地元の方にとっては対岸同士を行き来する貴重な通行路になっています。




天橋立の左右は綺麗な砂浜になっていて、旅情をそそられるものがありますね。




宮津市のマンホールの蓋は色彩豊かな天橋立デザイン。こういうところからも旅気分が盛り上がってきます。




天橋立から、舟屋で有名な伊根の里を目指して丹後半島の東海岸沿いを進みます。




伊根までの道は写真のように海岸沿いを走る平坦路なので爽快に走れます。




いよいよ見えてきました、伊根の里。伊根の舟屋って何?って方はこちらをどうぞ。要するに漁業のために使用する舟の倉庫と住宅が一体となったこの地域伝統の建築物のことですね。その舟屋が海岸に沿ってずらりと並んでいるので、国内でも稀有な景観を見せてくれます。




舟屋そのものは独特のものですが、穏やかな小さな湾とこじんまりとした土地に家屋が密集する漁村の景観はいかにも日本的風景で心落ち着きますね。これから、130?の道のりを帰らないといけないと思うと気が重くもありますが。




陸上から舟屋に最も近づけるのがこの場所かな。観光船で海の上から舟屋を見物することもできますよ。




伊根の里から天橋立に戻り、同じ道を通って帰ったのですが、難関の与謝峠。右に見える橋まで登って、そこからさらにもうひと登りして峠を越えて行きます。まだまだ先は長い・・・・。焦らずゆっくりと登って行きます。




福知山城まで戻ってきました。ここから自宅まで残り70?。あとは、国道沿いに丹波市と篠山市を経由して三田に戻るだけです。とは言いながら、ほとんど同じ道を帰るってのは、どこか寂しい感じもします。まぁ夜の中、あんまり知らない走る気にもなれないので致し方なしというところですね。最近、走る距離が増えたのか、帰りは夜間走になるのが普通になってきました。

走行距離 : 259?
走行時間 : 12時間28分
平均時速 : 20.8?/h
最高時速 : 57?/h
平均rpm   :  64rpm
獲得標高 : 2038m




mozzmarrさん企画 4月の月いちアワイチ走行会

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今年のGW最初の三連休の最終日、mozzmarrさんの企画されている月いちアワイチ走行会に今月なようやく参加できました。

アワイチはもうこれまで何度も走っているので、普通に行くだけじゃ物足りない。せっかくのこの機会、自宅から自走で明石まで行こうと思い立ちました。ルートラボで計測したところ、三田〜明石まで約70?、平均時速約25?/hで間にあうであろうということで、7時の集合時間のところ未明の4時に家を出ました。

しかし、真っ暗な中での自転車走行ではスピードが伸びず、R171からR43に入った時点で残り時間1時間半。

90分で明石まで行けるのだろうか・・・。なんかヤバい気がする・・・。とにかく全力で走ろう。

大急ぎでR43を西進します。R43は車の騒音を緩和するための防音壁?のようなものがあり、それがいい具合に風防になっているためか、そもそも追い風だったのかよく分かりませんが、今まで走ったことのないような時速40?/h以上のハイスピードで巡航できました。そんなこともあり、7時明石発のジェノバライン乗り場に到着したのは出発の3分前。大急ぎで切符を買ってギリギリで船に乗り込みました。なんか最近、船に乗る時に、長時間の全力疾走の末、残り2、3分でなんとか間に合うというパターンが続いています。なんだか嫌な感じなので、そのパターンから脱却しなくては。


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ジェノバラインに乗り込んですぐに、mozzmarrさん、フーさん、はてなさんを発見。「fumitaroさん来ないね・・・」と心配をお掛けしたと思います。「ご迷惑をおかけしましたが、なんとか間に合いましたハァハァ」。


今日のメンバー兼バイク紹介です。



今回の企画者、mozzmarrさんのKOGA・kimera。今日はニューホイールのカンパ・ユーラスにIRCのチューブレスタイヤ仕様で登場です。チューブレスタイヤはリムとの脱着にストレスのかかうところ。しかし「IRCのタイヤはタイヤレバーを使うと簡単に脱着できたよ」とのこと。そうなのか!?私はこれまでユッチンソンのチューブレスで散々苦労してきているので、万が一のパンク時を考えてあまりチューブレスタイヤを使わないようになってきているのですが、苦労せず脱着できるのであれば、再考の余地ありですね。




一条宝塚店の走行会仲間にしてブロ友のフーさんのサーベロ、S3。最近になって購入されたバイクで今日初めて実物を拝見させてもらいました。色々な人のブログでよく姿を見ていたので初めて見た気はしませんが、ダウンチューブの刃のような形状は見事ですね。ZIPPのディープリムホイールとともに、風を切り裂いて走って行くというイメージにぴったりですね。




先日、アラーキーさん企画の雨中の美山ツーリングでご一緒した、はてなさんのスペシャライズド・ルーベ。長身のはてなさんなので、バイクのフレームも大きい。シートポストの長さが半端ありません。ルーベはもちろん、あの「北の地獄」パリ〜ルーベを走るために開発されたマシンなので、振動吸収性とともに快適性も高い筈。あわいちのような平坦の多いロングライドにぴったりなバイクなような気がします。




mozzmarrさん馴染みのショップ「puraku」で一緒になるMさんのアンカー・ネオコットクロモリバイク。ピンク。全身ピンクのクロモリとは珍しい。間もなく開幕を迎えるグランツール、ジロ・デ・イタリアのリーダージャージ「マリア・ローザ」のカラーから取ったとか。Mさんピンクがお好きと見えて、ヘルメットもピンクの差し色があったような。ホイールは手組みチューブラー仕様で、乗り心地ははやりチューブラーが最高のようです。




淡路在住ローディ、motsanのピナレロ・FPクワトロ。motsanのように、痩身で手足の長いライダーが乗るピナレロというのは絵になるものですね。いや、mozzmarrさん、はてなさんもすらっと細い身体なのでいかにもローディらしさが漂っています。フーさんもお出会いした頃に比べて本当にスリムになりました。それに比べて私、fumitaroは・・・しばらくぶりに体重計に乗ってびっくり、いや予想はしていましたが、予想以上の肥えっぷり。仕事が立て込んだ3月、4月のドカ喰いが響いてしまったようです。その挙句にお腹のお肉がむっちりとしてくる始末。




そんなメンバーで(motosanは大谷のファミマで合流です)、ジェノバラインの乗り場を出発。いつものアワイチ時計廻りコースです。




mozzmarrさん、「まぁ先頭は5分交代ぐらいで」って感じで漕ぎ出しますが、最初から時速35?/hくらいのスピードで僕らにしたらク高速巡航。みんな「ちょっと速いなぁ・・・もうちょっとゆっくりでも良いんじゃない??」なんて思いながらトレインに乗っていたんじゃないかな。けど追い風基調で爽快だったのでついついスピードが出てしまう、今日は1日を通してそんな日和でしたね〜。

先頭は5分交代って最初にmozzmarrさん言っていたのに、気付いたら先頭ずっと牽きっぱなしにさせてしまっていました。でもmozzmarrさん力強くぐいぐいと惹くもんだから、ついお任せになってしまいましたね。




大谷のファミマでmotosanと合流して、いよいよ第一関門、由良、水仙峡の坂を目指して行きます。洲本市街。山上の洲本城の天守閣が何やら工事中のようですね。以前登った時も立ち入り禁止になっていました。そうとう古くて傷んでいた様子だったので、ついに工事が始まったのですね。次にアワイチに来る時には完成してるかな。




由良の町のコンビニでしばし休憩。はてなさん、Mさん、と初めて一緒になるメンバーもいたのでついつい話が弾んでしまってしっかり休憩を取ることができました。今日はアワイチを走るローディが大勢いて、中には20人くらいのグループも数組ありました。淡路のコンビニも限られているので、休憩するポイントは皆同じような感じです。入れ代わり立ち代わりで次々と別のグループがやって来ては出発していきました。まさに今日は 絶好のアワイチ日和 ってな感じですね。

さぁ、そしていよいよ水仙峡の峠を前にしてトレインが乱れます。各自おのおののペースで峠に入ろうとしています。




この水仙峡の看板を右折したら水仙峡までの坂道のスタートです。軽量を誇るmotosanが真っ先に駆け上がって行きました。motosanを追いかけるfumitaro。しかし、西宮から明石までの時速40?/hオーバーの巡航によって、脚はすでに売り切れ状態。坂道スプリントを掛けてmotosanを追い越すものの、そこで終わり。それ以降脚が続かず、抜いて抜かれてという感じで登っていくうちに峠の頂上まで辿り着きました。




水仙峡の道路沿いの広場で休憩です。

自転車ツーリングで仲間と一緒に走るってのは、1日のうち何時間も一緒にいる訳ですけど、ほとんどが自転車に乗ってる時間なので、互いに会話を交わす時間って全体の時間のうちのごく短いものなんですよね。けど、苦しい坂を登り終えた後とか、しんどさを共有した後の休憩って短い時間なんだけども、雰囲気がほわっと花開くように和やかになって初対面の人同士でもついついお喋りが弾んでしまう感じで楽しさが印象深くなりますよね。それに淡路の気候の良さや山の緑の綺麗さが花を添えてくれています。そんなことも自転車ツーリングの面白味なんだと思います。

「明石まで自走で脚がもう売り切れてしまって・・・」なんて言い訳しながら上着を脱ぐと、「あれ〜fumitaroさん、前はもうちょっとスリムだったような・・・」なんて図星☆でズバッと斬り込まれて。。確か去年の一番体重軽い時は66?ですが、最近体重測ったら73?になってました。お腹のお肉もだいぶタプタプしてくる始末。自転車もだいぶ距離乗ってるんだけど、それ以上に食べ物が美味し過ぎて。しかもブログネタ用に色々なもの食べるようになったからなぁ。

でも、新しいジャージを買おうと思っているので、お腹ぷよぷよじゃ様にならないから、このGW走り込んで、ハンガーノックにならない程度に食べ物を制限して、ちょっとスリムになって帰ってきたいと思います。鈴鹿8耐もあることだし。




水仙峡の坂を下り切って、淡路島南岸の海沿いの道に降りてきました。最近、ダウンヒルが楽しい。もっと腕を上げたいと思うようになっています。坂を下りてきたmotosanが笑顔で撮影に応えてくれました。




アワイチ、最大の難所、灘大川の坂。ヒルクライムというには距離も短いけど、急勾配の坂道。こういう坂、実は私、一番好きなコースなので、難所というよりも、また坂道スプリントで飛ばすぞ!!と思って楽しみな方なんですけど、流石に今日はもう脚がありません。さっきの水仙峡で頑張ったせいでもうダメっぽい。後半の平坦路の高速巡航(ポタって言いながら結局そうなるのは学習済みですよ)に備えて脚を回復させないといけないので、最後尾でゆっくりと登ります。トータルの疲労で言えば、スプリントで登った方が疲れるはずなんですけど、ゆっくり登るのも、なんだか疲れますね。




いつものアワイチコースを外れて、吹上浜の方から福良を目指すルートで行きます。その途中がまた峠で、勾配はキツクはないが、距離がけっこうある坂道をゆっくりと登っていくと、凄く見晴しの良い公園に出てきます。そこで、今日初めての集合写真を撮影しました。黄緑の私とガーミンのフーさん以外、みんな細い・・・。フーさんだって以前よりもずいぶんとスリムになってきている様子。やばいなぁ。




その公園からの眺め。鳴門海峡大橋もその向こうにある四国もばっちり見る事ができました。




昼食は福良の町のうどん屋さん「鼓亭」にて。初めて入りました。このお店、もともと銀行?信用金庫?だった建物に出来ているので、テーブルに着いた場所はもともと金庫室の小部屋という一風変わった様子でした。




疲労をブッ飛ばすカレーうどんを食べました。おにぎり3つも付いていて、これでカロリー回復です。脚もだいぶ戻ってきた感じ。




昼食を食べて福良の町を出たら、今回のツーリングもいよいよ後半戦。鳴門の峠を越えて、淡路住民のmotosanから、「少し寄ってみたい場所があるんです」という提案があり、コースを僅かに外れて、これまた来たことのない公園に着きました。




広い公園に帆船の帆のようなものが屋根になっている広場があって、海沿いの公園の爽快な雰囲気抜群の公園でした。景色の良さを皆で堪能。motosan、良い場所を教えてくれてありがとうございます。




淡路島西岸を走っていると、大集団に抜かれてたり、追い抜いたり。今日は本当にローディが多いアワイチでしたね。「あっ後ろから車来た!」って思って避けて振り向いたら、ディープリム履いたロードのトレインだったことが2、3度ありました。




さぁ、今回の淡路島もそろそろ最終コーナー。郡家のコンビニで最後の休憩を取り、あとは岩屋まで25?。最初、フーさんが先頭で牽いてくれていましたが、しばらくしてmozzmarrさんが先頭に。すると、先頭で集団を牽くっていうよりも、「逃げ」を打ってる??と思うようなスピードで集団を引き離しにかかっています。速度は40?/hを軽く越えてしまっています。




先頭を走るmozzmarrさん、ずっと快調なペースで高速巡航を維持。ペースが落ちません。「逃してなるものか」と、食い下がりました。




そしてそのまま岩屋の船着き場にゴール!! 最後の20?はmozzmarrさんの力強さを見せつけられてしまいました。




そして、船着き場で全員揃ったところで今日最後の記念撮影。またご一緒しましょ。船で明石に渡り、車で来られていたはてなさんとはお別れして、残りのメンバーは皆、2号線で神戸方面に向かいます。明石は猛烈な風が吹き荒れていて、ディープリムホイールを履いたフーさんと私は風に煽られて右往左往、危険な状態なのでゆっくり速度で慎重に走りました。明石から三田に戻るのに、約70?の道のり。結局家に帰ったのは21時になり、トータルで300?走りました。しかし、痩せる気配まったくなし。どうなってんだろ俺の体・・・。


走行距離 : 300?
走行時間 : 12時間49分
平均時速 : 23.4?/h
最高時速 : 61.3?/h
平均rpm   :  67rpm
獲得標高 : 1627m

今年のGWは熊野ツーリング!!

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今年、平成25年のゴールデンウィークは、久しぶりに泊りがけのツーリングに出かけます。相棒はいつものおしょうさんとなのですが、宿泊ツーリングは本当に久しぶりなので楽しみですね。

3日(金)〜4日(土)と2泊なのですが、行先は、奈良吉野から一路南へ、大台ケ原を経由して紀伊半島、太平洋岸の町、新宮市まで行くのが1日目。そこから熊野本宮大社、十津川郷、護摩壇山、高野山を巡って吉野に戻ってくるのが2日目。

距離はまぁたいした事ないんだけど、獲得標高が凄くて、2日合計で6700メートル。こんなに登るの初めてなので楽しみだぁ。しっかし、計画倒れにならないようにしんとね。

一応、コースはこんな感じで設定しました。5年程前に、「大峯奥駈道」と言って吉野から熊野大社まで4泊5日で行く登山をしたことがあって、今回のツーリングで行く予定の熊野大社や新宮市はその時以来なので懐かしさがこみあげてくるかもしれません。大台ケ原、護摩壇山、龍神温泉、那智の大滝は今回初めて行くので、こちらもまた期待十分です。

GW熊野ツーリング1日目



GW熊野ツーリング2日目





今回使用するバイクは、ツーリングなんだけど、未体験ゾーンの獲得標高ということで、一番軽量でヒルクライムに特化したマドン6です。ツーリング前にブレーキや変速、その他メンテナンスをお願いするために、一条宝塚店に寄ってきました。



いつもお世話になっているH店長に今回もメンテをして頂きました。H店長も数年前によく大台ケ原に登山で行っていたとのことで、大台ケ原についてのプチ情報を色々と教えてもらいました。景色は最高で、夜になると星空が凄いんですって。

ということで、私fumitaroはしばらく、といっても1泊2日ですけど、旅に出て参ります。帰ってきてからまたすぐにブログ記事アップしますの乞うご期待ということで。

皆さまにとっても充実したGWでありますように!!


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GW企画。大台ケ原、熊野三山を巡る紀伊半島縦断ツーリング1日目

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今年のGWは久しぶりの1泊ツーリングに行ってきました!!

行先は、奈良県の吉野から紀伊半島熊野灘を臨む新宮市。途中、大台ケ原や熊野三山巡りを楽しみながら、溢れんばかりの緑光を浴びて帰ってきました。ツーリングを終えて、車に荷物を積み込むまでは元気だったんですけど、車を運転し始めると急に疲れが出てくるのかなんなのか、まったりと眠くなってしまいますね。まぁ今回は意識が飛ぶほどではなかったので大丈夫でしたが、酷い時はすぐに仮眠を取るのが肝心ですね。

今回はそのレポートの1日目です。


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スタート地点は、吉野山の金峯山寺。今回のツーリングの目的地が熊野三山なので、出発にあたり大峯奥駈の起点、金峯山寺にて旅の安全を祈願しようと訪れました。




国宝の金峯山寺・蔵王堂。初めて参拝しましたが、圧倒的な大きさと造りの細やかさ。年季の入った材木の古めかしさに感じ入ってしまいました。




吉野川沿いを走る奈良県道39号線に乗って南に下っていきます。今日のメインコース、大台ケ原ヒルクライムの登り口まで緩やかな勾配の道を行きます。今回のツーリングに使用した自転車ですが、おしょうさんはいつものケルビム・R-2、私、fumitaroは一条宝塚店で整備してもらったトレック・マドン6。




国道169号線に乗り換えてひたすら南下。前方に大滝ダムが見えてきました。吉野川に造られた大滝ダム、大迫ダムといった大きな2つのダムのダムカードをゲットしていきます。ダムカード入手は予定していませんでしたが、大きなダムだったので、もしかしたらカードあるかも・・・という予測がピタリ。




こちらは大迫ダムです。デカいダムが2つ続いて、流石に紀伊山地から流れ落ちてくる川の水の水量の豊富さを感じさせます。




いよいよ大台ケ原へ登り口が近づいてきたのか、道路の高度がぐんぐんと上がって行きます。ゆったりツーリング派の我々をあっと言うまに追い抜いていったレーシーなロードバイクのトレイン。いかにも“トレーニング”という感じですが、この景色の道路をトレーニングに使えるとはなんと贅沢な。




谷間に架かる橋。まさに空中散歩という感じです。




当然、ルートはトンネルに次ぐトンネル。国道は「山肌を縫うように」ではなく、山に穿ったトンネルと、山と山に架けられた橋で、あたかも「一直線」で突き進んでいくようです。




そして大台ケ原への分岐点。奈良県道40号大台ケ原公園川上線(大台ケ原ドライブウェイ・1981年3月まで有料道路)へと入っていきます。




登り始めは爽やかな木々の中を行く林間の道路。天下の大台ケ原まで続く道路なので、もっと広い立派な道路かと思いきや、予想外にこじんまりとした感じ。車同士の離合も難しそう。




この道路の終点の大台ケ原公園駐車場まで17?という長丁場。勾配はさほど急ではありませんが、ひたすらに登りが続くという感じです。高度があがると眺望が開けてくるので、その都度景色に見入ってしまいます。




駐車場近くの道路から見た眺望。標高の高い山が折り重なるように連なって見えます。紀伊山地の山深さといったら、阪神間とは比べものにならないスケールの大きさですね。町はもちろん、集落もまったく見えません。そしてあの深い谷の底には莫大な水量の大河が流れているんだろうな。




県道40号線の終点。大台ヶ原公園の駐車場に到着しました。この場所で標高は1570?の高地。




大型連休中ということもあって、駐車場にはずっしりと車が並んでいました。車での観光客、登山客がほとんどのようで自転車ツーリングは少数派のようです。小さい子どもを背負った夫婦ハイカーも多かったですね。




ビジターセンター前で記念撮影。




ビジターセンターの展示室はなかなか凝った作りになっていて、大台ケ原について様々な観点から説明を受けることができます。その説明の一部によると、現在、大台ケ原の苔生した森が失われつつあるようです。原因は複合的なもので簡単に解決できるものではなさそうですが、大台ヶ原の森を取り戻すための地道なプロジェクトが進行中であるとのことでした。




大台ケ原ドライブウェイから国道169号線に戻り、再び南下していきます。下り勾配の道がずっと続いていくのですが、あきらかに緑が濃くなってきました。この緑の景色に見とれてしまうんので、下りの道が怖くなるほどです。




道路と谷底の川との高低感が凄い。川沿いの山の斜面に道路が作られているので、この高低感をずっと味わいながら道は進んでいく訳です。




道の駅「吉野路北上川」で小休止。出店のおじさんに「大台ケ原の大会にも来てや!」と声を掛けられました。出店のおじさんはお友達のおじさんに、 「この自転車幾らくらいすると思う?」とクイズみたいな問題を出していました。 「さぁ・・・10万くらいかの」「んな訳あるかや!!あんた、普通のママチャリでも3万はするんやぞ!!」 (そうだ!そうだ!fumitaro)「・・・ワシもう行くわ〜」 とおじさんは自転車の値段にはさほどの興味もなく行ってしまいました。




ロードは10万円ではとても買えないと分かってくれた出店のおじさんに絆されて、500円もする猪肉焼と300円の鹿肉焼を買いました。そして出てきたのがたったこれだけの量。「え〜〜〜少な過ぎるやろ〜」と内心が表情で出てのを、おじさん察してか、「この鹿肉はな珍しいもんで、ぐるナイってゴチのTVあるやろ。あれで、ちゃんとした料理人がこれくらいの量の鹿肉を使った料理が出てきて、それが8000円もしたんで驚いたわ〜」「じゃあ、300円でこれだけの鹿肉食べられるってことは超お得ってこと!?という思いが脳裏に浮かびます。

本当かどうか分からないけど、なんか口八丁、手八丁の商売上手なおじさんですね。猪肉、鹿肉はブタ、牛とは違った野趣のある味わい深いものでした。量は少ししかなかったけど。




道の駅を出てからも、道は川に沿って進んでいきます。川は太くなり池原貯水池って言うみたいですけど、川なのかダム湖なのかよく分かりませんが、とにかく水量のとんでもなく多い川を横目で眺めながらのダウンヒルが続いていきます。




このトンネルを越えると、ようやく太平洋岸、熊野市に到達します。「ここを越えれば海!!」とテンションが上がります。




そして熊野市に入りました。今日の宿は新宮市に取ってあるので、熊野市から南西に向かって国道を進みますが途中で「鬼ケ城」なんて観光地があるようなので立ち寄ってみました。「鬼ケ城」なんて、「あの先のライオンの横顔みたいな岩を遠くから眺めて鬼が棲んでそうな岩場ってだけのものかなぁ」と思っていたら、道はずっと先まで続いているので歩いて行ってみると・・・。




あのライオンの横顔の岩場の中にも入っていけました。巨大な岩場が波に削られること長年の時を経て、このような形状になったと思われますが、予想外に大迫力な場所でした。観光客もたくさん居て写真を撮ったり、小さな子どもたちは走り回って遊んでいました。




後は新宮市に向かって海沿いの国道を20?、ひたすら走るだけです。どうにか暗くなる前に新宮市に入ることができそうです。




熊野川に架かるこの橋を越えると、新宮市の市街地に入ります。




橋を渡ってすぐの場所にある 「熊野速玉大社」 に参拝して、今日の旅程が無事終了したことのお礼を申し上げます。








本日のお宿は新宮駅近くにある「長谷旅館」。老犬が穏やかに出迎えてくれました。




宿に入る前にスーパーで夕食を買ってきたので、部屋の中で夕餉となります。お寿司とお刺身、流石に海の町だけあって美味しかったです。疲れた体にビールと地酒が染み入るように入っていきました。部屋で夕食を取ると、酔っぱらってもすぐにそのまま寝れるというのが良いですね。

しかし、眠ってしまう前に明日に備えてガーミンやフロントライトの充電を忘れずに・・・「あれ、ガーミンの調子がおかしい・・・」 スイッチを押して起動させても、すぐにプツっと電源が落ちてしまいます。何度やっても結果は同じ。これは、この場所ではもう元の状態には戻せそうにない。明日はガーミンなしで走ることになりそうです。

そして、2日目は自然の力を甘く見てしまった結果、コース変更を余儀なくされる事態となってしまいました・・・。 さてさて熊野縦断ツーリング2日目はどうなるのか!?

今日の走行記録



走行距離 : 173.9?
走行時間 :約10時間 
獲得標高 : 3041m

ガーミン不調でデータが分からないのでルートラボの数値そのままです。

GW企画。大台ケ原、熊野三山を巡る紀伊半島縦断ツーリング2日目

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GW企画、大台ケ原と熊野三山を巡る紀伊半島縦断ツーリングの2日目です。1日目は、大台ヶ原と熊野三山の一つ「熊野速玉大社」詣でを終えました。しかし、ガーミン故障は昨晩の夢ではなく現実でした。スイッチを入れると起動するのですが途中でダウンしてしまうのです。地図はおしょうさんのスマホと、コンビニに寄って地図を確認しながら進むしかありません。

2日目の早朝、熊野灘に立つ陽柱を眺めながら新宮市から那智勝浦へ移動します。

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那智勝浦から、那智の滝、那智大社を目指して山間部へと入っていく道を進みます。




海岸沿いからは緩やかな登りだったのですが、那智の滝が近づくにつれて勾配の急なヒルクライム。




那智の大滝に到着しました。人生初の那智の大滝です。圧倒的な緑の深さと滝の落差、莫大な水量、しばらく見惚れてしまいました。いや〜来て良かった。




この滝が今までに枯れたことはないのかな?この水量を流し続けるって環境的に一体どうなっているんだろう? 見てるだけで様々な疑問が浮かびます。




杉の巨木が立ち並ぶ飛瀧神社の杜。




西国三十三か第一番札所となる、青岸渡寺。




そして、熊野三山の一つ「那智大社」への参拝。




那智といえば「滝」、「那智大社」、そして、「那智の黒飴」。この黒いソフトクリームは「那智黒飴ソフト」です。食べてびっくり本当に那智の黒飴の味がしました。こってり甘味の濃い美味しいソフトでした。ちなみにおしょうさんが食べたのは「梅ソフト」。こちらも梅の味が濃厚でとても美味しかったそうです。




那智の大滝、那智大社参拝を終えて、再び新宮市に戻ります。ここからは熊野川沿いに走って、熊野大社本宮や十津川を目指す予定ですが、熊野川沿いに走る国道168号ではなく、対岸を走る県道を行くことにしました。県道の方が交通量も少なく、景色を楽しめそうだからという理由でしたが、これが間違いでした。




ダイナミックな流れの熊野川のすぐ傍を行く道。車は通らないし、道も綺麗で最高でした。




浅利の里キャンプ場で綺麗な滝があったのでゆったり撮影タイム。

しかし、この先、今まで走ってきた県道は道路崩落のため「全面通行禁止」となっています・・・。 

これまで1時間以上かかって熊野川沿いを走ってきたのですが、途中で熊野川を渡って国道へ出る橋もなかったし、地図を見ても、この県道を迂回して先に進む道もない。

つまり1時間かかってやって来た道を元の場所まで戻るしかない!?




いやいや、元の場所まで戻るなんて時間ロスが甚だしい。とりあえず、崩落現場を見てみようと、先に進んでみると、道路がまるで滝の一部と化しているかのように流れ去っていました。




諦めきれない私たちは熊野川の河原に降りて、川を渡れそうなポイントはないかと探ってみたり・・・。でも流れが急だし、狭い箇所といっても深みがありそうなので川を渡るなどとても無理。確実に溺れてしまうでしょう。




ようやく諦めが付いた我々は泣く泣く来た道を引き返して、元の新宮市街地へ。




時刻はもう12時前。予定では熊野大社本宮を過ぎて十津川へ向かって走っている筈・・・。しかし現実は1日目終了時点と同じ場所。予定変更を余儀なくされるどころか、暗くなる前に山間部の道を抜けられるのだろうか・・・。不安が頭をよぎりつつ、気を取り直して昼食にご当地名物のさんま寿司を食べて気合注入です。




熊野川右岸を走る国道168号線を北上します。アップダウンはそんなにないし、交通量も思ったよりも少ないし、スイスイと進んでいく感じ。クネクネ道だった対岸の県道より楽に走れてしまいます。こんなことなら最初からこちらの道を・・・・。




対岸に途中撤退を余儀なくされた道路の崩落現場が見えました。どえらいことになっていますね。あんな所の近くまで行っていること自体が危険でした。




国道を快調に走って、熊野本宮大社に到着しました。大きな八咫烏の幟が印象的です。ただ今の時間、13時半ごろ。時間に余裕ありませんが、せっかく来たので参拝しない訳にはいきません。




本殿の入口ですが、参拝の方が行列をなしていました。熊野は山野もダイナミックですが、本宮も何もかも巨大です。




長い行列に並んで参拝するだけの時間がないので、遠く離れた場所から参拝をしました。由緒正しい日本の佇まいという雰囲気を感じます。熊野の山川草木の力を象徴しているかのようです。




熊野大社を去り、十津川へと向かいます。十津川〜熊野大社本宮間の国道168号線はバイパス工事が盛んにおこなわれていて、谷を突き進む巨大な橋と山を穿つトンネルで、矢のように一直線に走って行くことができます。




とは言え、ずっとパイパスが続いている訳ではなく途中からは、山肌を縫って走る道になります。十津川がすぐ傍を流れているのですが、すごい高度の谷底をずっと隣に眺めながら走る道で下り道は怖さも感じるほどです。




十津川郷に入りました。川の水量が多過ぎて川というより湖という感じになっています。




道の駅「十津川郷」で休息。名物のこんにゃくを食べながら休憩を取りましたが、この時点で16時。山間部を脱して紀ノ川沿いの町五條までは残り60?の道のり。初めて通る山間部の道を暗闇の中で走るのは流石に避けたい事態ですね。




ガーミンが使用不能ということで、走行速度が分からず、ペースが下がってしまっていたようです。それと気に入った風景があると写真撮影もいていたのでそれがペースダウンの要因になっていました。しかし、これからは時間との戦いなので、スピード重視で走ります。これまでずっと私が先頭を走っていましたが、10分おきに先頭交代をしてペースを上げて走ります。




道の駅から約35?の猿谷ダムで小休止。「猿」だけに可愛いお猿さんがベンチに座っていますね。このダムでもダムカードをゲットしました。




十津川以降の国道168号線はずっとアップダウンの連続。少し登ってトンネルを潜って坂道下ってまた登り。ところが今度の登りはずっと長くひたすら続く登り。きっと名前のある峠道なのだろうと思って帰宅してから調べると「天辻峠」という由緒ある峠でした。




峠を登り終えたところにある道の駅「吉野路大塔」。天体観測がこの場所でできるという特徴のある道の駅です。ずいぶん西日が差してきましたが、ここからは紀ノ川まで20?ほど。しかもこの天辻峠を下る道が続くので、ここまで来れるともう一安心という感じです。




天誅組は、幕末に土佐藩浪士を中心に結成された討幕勤王組織ですが、幕府軍に全滅させられてしまいました。そんな天誅組の本陣跡が天辻峠にありました。




紀ノ川沿いの五條市にはなんとか明るいうちに辿り着きました。そこから車を留めてある大淀町まで川沿い平坦の路をおよそ10?の距離。これまでの疲れを癒すかのようにゆっくりと走ってゴールに着いた時にはもう真っ暗。

今回のツーリングは色々とありましたが、目的の大台ケ原ヒルクライム、熊野三山詣で、そして紀伊半島山塊の緑を多分に浴びることができました。そして何より大きなトラブルもなく(ガーミンは自宅に戻って調整した結果復旧しました)帰ってこれたことが何よりで、久しぶりの宿泊ツーリングを満喫できました!

2日目のルート



走行距離 : 214?
走行時間 :約12時間 
獲得標高 : 2755m

2日目の大幅な予定変更もあって、合計獲得標高は6000?に達しませんでした。

GW最終日。司馬遼太郎記念館と人気ラーメン店「大金星」に行く。

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5月6日(月)、GWの最終日。恰好の自転車日和といった晴天の日。しかし、熊野ツーリングの後で疲労も残っている感じなので、本格的なサイクリングではなく、かねてから行ってみたかった「司馬遼太郎記念館」に行くことにしました。場所は東大阪市内なんですけど、もちろん、そんな場所へ電車や車で行く訳ではなく、のんびりと自転車で行くことにしました。

雲一つない晴天の中、淀川を渡り大阪都心へ。


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中之島をのんびりと走り、喧噪の始まる前の大阪の朝を楽しみながら行きます。




大坂城公園の外周部を行きましたが、こちらは朝からランニング、散歩、観光客とたくさんの人出でした。大阪城公園は都心の中で緑が多く清々しい場所です。




いよいよ東大阪市内に入り、司馬遼太郎記念館のすぐ近くまでやって来ました。




司馬遼太郎記念館に到着です。ずっと訪れたかったのですが、今回初めて訪問することができました。門の前に立つだけでドキドキです。ここで、熊野ツーリングでも一緒だったおしょうさんと合流しました。




施設の中に入ると、そこに広がるのは雑木林をイメージしたような庭木の群れ。緑いっぱいの中に建築家・安藤忠雄氏設計の記念館が建てられています。




施設の中には、生前司馬さんが暮らしていた邸宅もあり、庭に面した書斎とサンルームが庭から見られるように公開してありました。




司馬さんの奥様によると、特に趣味のなかった司馬さんは休日ともなると1日中、ソファに座って足を足かけに置いて資料や本を読んでいたとのこと。確かに読書するのに最高のスタイルですね。




いよいよ記念館に入りました。向こうに見えるのが、この記念館のメインコンテンツ、大書架です。




自宅にあった大書架をイメージして作られたもので約2万冊の蔵書が納められているとのこと。司馬さんは小説を書いたり、エッセイ、紀行文を書く際には、徹底的に関連の資料を読み込んでから現地に取材に行くという手法を取っていました。資料を読み、頭の中でイメージを膨らませ、そのイメージと現地で感じるものとを比べ合わせながら独自の思考を重ねていく作業が面白くて仕方がないという印象でした。




記念館の大書架に圧倒された後は、おしょうさんと共に昼食を取りました。近鉄布施駅近くにある「大金星」というラーメン屋。食べログでもなかなかの高評価。B級グルメ好きのおしょうさんに案内されて行くことに。




よく分からないですが「高井田」系ラーメン(なんだそりゃ??)らしいです。麺の茹で時間に7分かかるというぷりぷりの太麺に、鳥ガラ醤油に魚介の味も効かせてあるような、見た目とは違って結構あっさりとして旨味が濃厚なスープが上手い具合にマッチング。そしてチャーシューもバーナーで焼きを入れて風味豊かな味わいでした。評判というだけあって確かに美味しいラーメンでした。

店主さん一人でやっておられて、店内はずっとJラップというんですか、ジャパニーズヒップホップのミュージックが流れています。店主さん、明らかにラッパースタイル、B−boy風で、ラップのリズムに合わせて体を小刻みに動かしながらラーメンを作っていました。話し言葉もどこかラップ調。でも茹であがった麺を湯切りする時には「ピタッ」と動きが止まる。一瞬の静寂。静と動のメリハリをイメージしているかのようです。ラーメンもさることながら、店主さんの独特な動きに目がいってしまうラーメン屋さんでした。




おしょうさんとはラーメン屋で別れ、食後のコーヒーに中之島の北側にあるお気に入りの珈琲専門店「なかおか珈琲」へ。




店内は落ち着いたシックなスタイル。けど、このお店何が良いって、ブレンドコーヒーは2杯まで無料おかわりできるんです。珈琲1杯500円くらいするんですけど、500円で2〜3杯飲めて、落ち着いた店内でゆっくりできるのが良い。よく近くにあるジュンク堂で本を買ってきて、ここで珈琲を飲みながら本を読みました。




今日の珈琲の肴は司馬遼太郎記念館で買った「街道をゆく」。珈琲とともにまったりと味わいました。



2013年4月の走行記録

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いや〜今月もよう走りました。3月、4月と2ヶ月連続での月間1400?オーバー。これは初めてのことではないかな。この波に乗って5月は1500?を越えていきたいですね。ただ、距離を稼ぐだけではなくて、平均速度を上げたり、標高を稼いだり、走行の質自体を高めていきたいところ。ただ、趣味の歴史巡りというか、地方や街をゆったり巡りならが色々と見て回るっていう自転車の楽しみ方ってのも追究していきたいですね。

今月のツーリング記録

4月11日 春雨の中の小豆島1周ツーリング 春雨の中の小豆島1周ツーリング後編



人生で2回目となる小豆島来訪。ショドイチを企画するも春雨と4月とは思えない寒さのために中断しきり。結局、一周を完遂するものの、フェリーの出港時間が合わず、ようやく帰宅できたのは午前3時となり、ツーリングでまさかの朝帰り。そんな時間に自転車走らせたのもは初めての体験になりました。しかし、小豆島は雨上がりの岩山が粗々しくて見所も多かったなぁ。

走行距離:218.75? 獲得標高:2608?


4月21日 雨天敢行!!芦生の森ツーリング



鬼軍曹こと、アラーキーさん主催の「芦生の森ツーリング」。晴天ならば、美しい美山や佐々里峠、花背の集落の新緑を味わえたはずが、生憎の雨模様。ツーリング中止の選択肢もあったなか、雨が上がることを期待してツーリングを敢行しました。しかし結局、雨の時間が多かったなぁ。まぁでも雨の佐々里峠や花背もまた味わいのあるものでした。写真も花背の集落付近ですが、桜がまだ満開という独特の気候を味わえましたし、雨中のツーリングを走り終えてからメンバーの皆で入った温泉も気持ち良く、会話も楽しみました。

走行距離:119.4? 獲得標高:1229?


4月25日 天橋立、丹後半島伊根の舟屋までのロングツーリング



三田市の自宅から天橋立を経て、舟屋で有名な丹後半島の伊根まで走り、同じルートで戻ってくるというロングライドに行きました。平日の休日のため時間に余裕を持ちすぎて出発時間が遅れてしまうという始末。本来は丹後半島を1周する予定でしたが、あまりに時間が遅くなってしまうために断念。それでも帰宅時間は21時を越えてしまいました。

走行距離:259? 獲得標高:2038?


4月29日 mozzmarrさん企画4月の月いちアワイチ走行会



ブロ友のmozzmarrさんの月課としているアワイチツーリングに参加してきました。「ポタなのでゆっくり」とmozzmarrさんが言っていたような気がしましたが、その当の本人が快走に次ぐ快走を重ねて、あたかも後続集団を引き離そうかというような勢いで先頭を走っていきました。これはいわゆる「ポタポタ詐欺」ですね。でもこれだけの面子が揃えば、ポタポタで終わる筈がないのはごく当然ですね。淡路は風向きも天候もよくツーリングには最適な一日でしたが、明石に戻ってからの強風煽られて大変でした。

走行距離:300? 獲得標高:1627?

これだけの距離を走って、トラブルは一切なし。この先も無事是名馬を地でいきたいものです。

鈴鹿8耐に向けての集団トレーニングライド

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本日は晴天の日曜日。鈴鹿8耐を一緒に走るmozzmarrさんから練習会のお誘いがあり参加してきました。集合場所は宝塚市内末広中央公園。いや〜今日は雲一つなくて、それでいて暑すぎる訳でもなくって最高の天気だ。梅雨前の好天の季節がもっと長ければ良いのに・・・と毎年思ってしまいます。


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公園には今日一緒に走るフーさんがすでに到着されていました。ホイールを巡っては色々と遍歴がありましたが、最終的に落ち着いたのは、シマノデュラエースC35クリンチャー仕様でした。前に使ってらしたZIPP303は軽量なので登りは軽いけど、剛性不足のためにダウンヒルでホイールが撓んでしまって怖い思いをされたとのこと。他のブランドがどうかという事は全く分からないのですが軽量カーボンリムホイールはヒルクライム限定という形で使用するのがベターということなのでしょうか。




こちらはmozzmarrさんのKOGA・KIMERA。いつ見ても、シートステイのPUROKUステッカーがカッコいいんだよなぁ。アップの写真撮っておけば良かった。




最初はmozzmarrさん、フーさん、fumitaroの3人で出発しました。歌劇場前の交差点付近のローソンに行くまでは鈴鹿への行き方をどうしようかと話をしながらのんびりと進みました。その後、すみれが丘経由で十万辻の坂を登っていくのですが、今日はトレーニングということもあり、スピードを上げて追い込みました。十万辻は三田・篠山方面への玄関にあたる峠なのでたくさんのローディが登っていましたね。この坂の途中でimurinさん夫妻とお会いしました。




imurinさん達も今日の練習会に参加されるつもりだったのですが、8時の末広公園集合には間に合わないと思い、ルートを先に登っていたそうです。我々はもう先に行ってしまったものと思われていましたが、なんのまだ後方を走っていました。これで今日のメンバーが5名になりました。次の集合場所は西谷のふれあいプラザ。十万辻トンネルからは何箇所かの登り区間もありますが、基本下り傾向の道。ここでもケイデンスを重視で速度を上げて走りました。




あっ、と言う間に西谷ふれあい夢プラザに到着。屋根より高い鯉のぼりが上がっていました。そういえば、自宅周辺の住宅地ではあんまり鯉のぼりは見なかったなぁ。けっこう子どももいてる地域なんですけどね。




そして今度は県道12号線の西峠を南から登って行くルートなんですけど、道の駅いながわの手前に歴史街道ってことで、まるで路地のような旧道があるからそこ走りましょうということで、県道を走らずこの道を行くことに。狭い道だし、民家の生活道路みたい感じなので、ここはゆっくりポタポタ速度で走ります。




景色も良くのんびりと走るには丁度いい感じの道ですね。天気も良いし、眺望も素晴らしい。




路傍に見事な藤の花。




歴史街道も終わり、県道12号を北上します。この先、杉生の交差点を経て西峠まで続く登り勾配の道を速度を上げて走ります。




西峠は、南側からはこれといったハイライト区間もないままだらだらと登り続けて到達する不思議な峠です。その後、峠の急坂を速度を上げてギュイン!と走ります。



そしてその下り坂の途中にある「丹波猪村」で昼食ですが、私、坂道を先頭になって下って行ったのですが、この丹波猪村をすっ飛ばして、その下の道の駅まで下りてしまいました。その際に、黒色のロードバイクとすれ違いましたが、その人が、ブロ友の七蔵さんだったようです。ブログ上でのやり取りはさせてもらっていましたが、お出会いするのは今回が初めてでした。




下った道を200メートル程登ってもらって、「丹波猪村」の食堂に到着しました。この店は何度も通り過ぎていますが中に入るのは今回が初めてです。




お店の外観から見る限りはもう少し敷居の高そうな(値段の張るぼたん鍋料理中心の)お店かなと思っていましたが、意外にもフレンドリーなお店でした。けどメニューを見ると、さすが「猪村」ということで、猪肉を使用したメニューが並びます。




私が注文したのは、猪肉コロッケ定食840円。コロッケは猪肉がたっぷりとはいきませんが、猪肉の風味は十分に味わえる美味しいものでした。この店だったらぼたん鍋も安く食べられそうですね。ぼたん鍋のシーズンにもまた訪れてみたいです。初対面の七蔵さんとは、今行われているジロ・デ・イタリアの話で楽しみました。カデル・エヴァンス頑張れ!!(年齢も近いし、もうひと花咲かして欲しいですね)。




猪村からは、宝塚へと戻る道へ。県道37号線、羽束川渓谷沿いの下りの道を一気に下り、三田市高平の里へ。下りの練習とばかりにスピードを上げて下っていきますが、その後ろをぴったりマークしてくる七蔵さん。渓谷沿いの道で一回前に出られてしまいましたが、地元の道で負ける訳には!と思いっ切り踏み込んでいきました。やはり一緒に走る相手がいるとテンションが上がってスピードが出ますね〜。




高平のつくしの里で一旦全員集合。食後のお茶に行こうとあたりを付けていたカフェの場所が分からずスマホで確認中の図です。




カフェの場所も分かりました。そこまで皆でゆっくり走って向かいます。




そして辿り着いたのが、「はんしょうcafe」なるお店。高平の古民家(下山家という庄屋さんの邸宅)を三田市の住宅会社が借りてリフォームの見本を展示したり、喫茶店を営業しているカフェのようです。




門の中に入るといかにも田園の豪邸という感じ。見るからに昔ながらの「和」の雰囲気が猛烈に漂ってきますね〜。これはちょっとドキドキします。




庭を眺めるための渡り廊下??これは贅沢な造りですね。




カフェは二間続きの畳敷きの部屋にありました。部屋の奥には床の間、掛け軸や書、囲碁将棋、純日本家屋に欠かせない道具が揃っているという感じですが、旧三田藩主の九鬼のお殿様から、この下山家の方に送られた書?手紙?のようなものや、明治天皇の肖像画などが飾られていました。



注文したのは、このカフェの名物らしいアイスクリーム。お皿がひんやりとよく冷やされていたのが気配りが利いていい感じでした。そういえば、今日は日差しがきつくて暑い日だったのですが、この古民家の中は涼しくて良い感じでした。




宝塚方面へ戻る皆さんは、ここから大坂峠を越えて西谷経由で十万辻を下るコースを行きますが、私はここで離脱して帰宅します。大坂峠へと向かうメンバーを見送ります。今日はみなさんお疲れさまでした!! またよろしくお願いします。

1週間後の鈴鹿楽しみましょう。mozzmarrさんには、良い道やカフェをまた教えてもらいました。御一人ライドではついつい見過ごしてしまうものを、仲間と一緒に走ることで気付かされるというのもまた楽しみの1つですね。




帰宅する前に、木器の岡村酒造場に立ち寄りました。




地元三田の地酒ということで「千鳥正宗」の原酒一番小さいやつを買って帰りました。もちろんジャージの背中ポケットに入れてですけどね。「千鳥正宗」はふんわりと芳醇な味わいで美味しかったですね。




三田の名峰(というのは大袈裟か)、羽束山を眺めながら帰途に着きました。


今日のコース



走行距離 : 101.9?
走行時間 : 4時間12分
平均時速 : 24.2?/h
最高時速 : 66?/h
平均rpm   :  75rpm

京都嵯峨野の隠れ里を巡るまったりフォトポタ 前篇

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今日は天候はイマイチなんですけど、かねてより念願のツーリングコースを走ることにしました。というもの、山城の国京の都と丹波国を繋ぐ昔ながらの古道沿いの集落、越畑、樒原、水尾の里です。昔、何度か車で通った事がありますが、ずいぶんと久しぶりに自転車で各地をのんびりと巡りながら、フォトポタという感じで走ってみたいと思います。

今日はのんびりツーリングのため、日吉ダムからのスタート。ドリンクボトルはあまりの汚れのひどさに漂白洗浄中。


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おぉ〜この写真は!?


まずは日吉ダム湖岸の道を走りますが、ダム湖に架かる橋にこんな写真がありました。おそらく、このダム湖の底に沈んだ集落の写真だと思います。資料館の中だけではなく、誰もが見やすい場所にこのような記念碑を設置するのも沈んだ集落や土地そのものに対する鎮魂の現れなのでしょう。

キジさんとご対面


その橋の欄干には何故かたくさんのキジさんのレリーフがありました。これまでも何度かこの橋を走ったはずなのに目に留まらなかったですね。今回はのんびりツーリングで色々なものを見ていきたいですね。


時代劇に出て来そうな・・


日吉ダム湖から京都府道50号京都日吉美山線を峠を越えて南方面へ行くと、京都市右京区の嵯峨野越畑という集落に入ります。そこで見つけたのが、この邸宅。いかにも時代劇に出てきそうな古風な和建築の邸宅ですね。いい雰囲気出してるわ〜。




この邸宅、京都市の有形文化財になっているようでこんなプレート設置されていました。


手作り感のある案内図が良いですね


いつ描かれた案内図か分かりませんが、45軒の家に一軒一軒名前が書かれているところを見ると、当時の正確なこの地域の戸数だと思われます。




こんな小さな集落ですが、登校する小学生の姿がありました。それだけで何故か和みますね〜。




ツーリングで土地を訪れた時にはその地域の社に参拝することにしています。こちらは単なる物見遊山なので、「お邪魔します」という感覚ですね。それにしても緑の深い良い社です。この地域ぐるみで大事にしていることがよく伝わります。

神様からの「使い」のような・・・

参拝を終えて戻る際に、小学校に向かうあどけない児童たちの群れが鳥居の向こうに見えました。子どもたちは神様の授かりものであり、地域の宝であるという言葉に感じ入ってしまいます。


こういう分かりやすい目印があると助かります(^^)/

越畑の集落から山間の道を南に行くとすぐに樒原(しきみがはら)の集落に入ります。「鎧田の里」というネーミングがあるようです。




越畑にあったのと同じような案内図がありました。




このような棚田が高い所から見下ろした時に「鎧」のように見えるので「鎧田」ということなのでしょうね。

Spice of Life 京の街角 http://easykyoto.jp/archives/19547からの転載です。


いや〜撮る人が撮るとこんな美しい風景になるのですね。まさに日本の原風景といった感じです。




樒原はこんな感じの山の中腹にある集落です。本当は集落の全体像が収まるような絵が欲しいのですけど、そうなると時間をかけて山を登らないといけなくなりますね。




もちろん、この地区のお社さんへの参拝も欠かせません。鮮烈な緑の樹木がお出迎えをしてくれているようです。




沿道の御神木がまた見事。まるで花火のように艶やかな緑。

こういう杉並木を行くと頭の中で「箱根八里」が鳴り出します。


樒原の集落を出て、杉並木の峠道を登って行くと・・・




「神明峠」というのがありまして、さらに進んで行きますと・・・




視界が広がって山の斜面いっぱいに広がる柚子の果樹園が見えてきました。そこはいよいよ「水尾の里」です。




越畑や樒原にあった素朴な案内図とは違ってずいぶんと垢抜けした地域のMAPがありました。水尾は「柚子の里」ということでPRがずいぶんとされている感じです。




水尾に来た時に一度は立ち寄りたい場所がありました。それは、この水尾の地を愛したという「清和天皇(858〜876)」の御陵、「水尾山陵(みずのおやまのみささぎ)」です。「こちらです」という標識がありました。徒歩20分とのこと。一応舗装された道なのでロードバイクで行ってみることにしました。




柚子の果樹園の中をゆっくりと下って行きます。まったくロードバイクで走る道じゃあねぇなぁ。MTBなら最高だったけど。




木漏れ日が優しく我々を包んでくれました。




道の最初こそ舗装路でしたが、あとは完全な登山道。九十九折に山を登っていきます。自転車は押したり担いだり。MTBならともかく、ロードバイクを担いで登山をすることになるとは・・・・。


ドラゴンクエストの聖なる祠、和風版といった感じです。


おぉ〜ついに到着!! 天皇御陵だけあってしっかりと宮内省管轄になっています。この山の中にあって整然とした佇まい。御陵の一画だけがまるで別の空間のように凛とした雰囲気です。自転車を担いで登ってきた疲れも吹き飛びました。




水尾の集落の中心地のようですが、人の気配がありません。そこの角から学校に向かう子どもたちでも飛び出てくれば雰囲気は一気に変わるのでしょうけど・・・。




「京都市立水尾小学校」という看板はありましたが、全く人の気配がありません。廃校になってしまったのでしょうか。調べてみると2002年に休校となってしまったようです。

休校となった水尾小ですが、ホームページは未だ生きています。こちら⇒水尾小学校HP 地域名物の柚子栽培や、地域探検など、水尾地区の事が詳細にまとめられている見事なホームページです。写真に写っている児童は5名足らずでそれが当時の全校児童だったのでしょう。学校の先生と地区の子どもたちの息遣いまでもが伝わってくるような見応えがありました。




清和天皇社。丁寧な造りの拝殿まであり、社全体が整然と清められていました。地域の人たちが大事に村の中心として護ってきているのでしょう。




水尾の路地。柚子の収穫は秋。今は青々としている柚子の木に、黄色い柚子がたわわに実る頃にこの集落を訪れたいと思います。丹波地鶏と水尾の柚子の鳥鍋と柚子料理に舌鼓を打ちたいですね。


おっ、保津川下りの舟が眼下に!


水尾の集落を出ると、保津川渓谷沿いの道を東に向かいます。六丁峠を経て、京都市右京区嵯峨野に通じる道を行きます。




今度は修学旅行生の一団と思しき中学生たちが舟に乗って保津川を下っていきます。そっか〜修学旅行か。そういう季節なんだよな。




保津川渓谷と、川下りの舟を眼下に眺めるのを楽しみながら走っているうちに六丁峠に到着しました。この峠道を降りると京都の町なみに入っていくことになります。このフォトポタの後篇は、清滝や嵯峨野、貴船といった京文化と豊潤な緑が織りなす都北辺の景勝地を巡るポタになっています。それでは前篇はこれにて終了です。ご一読ありがとうございました。

ここまでのコース たった28?しか走ってないよ〜〜。

一条宝塚店でジャージ購入、その後は廣屋珈琲へ。

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最近はこのアングルがお気に入り


いよいよ、明日は鈴鹿サーキットで行われるエンドューロ大会当日です。今日は天気も良いし、遠乗りもしくはヒルクライムでも楽しみたいところですが、流石に明日のために脚を疲労させる訳には。。。けど、自転車に乗らずに過ごすのもお天気様に申し訳ないということで、以前より購入しようと思っていたものを買いに一条宝塚店まで軽く走ることにしました。


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大船山はいつも雄々しい


宝塚まではR176で行くのが手っ取り早いのだけど、それでは面白くもないってことで、遠回りをして高平、木器の里経由で宝塚まで向かうことにしました。


羽束山は嫋やかな印象

コメントを頂いている鈍速スターさんの在所の地でもある木器の里。大船山、羽束山という両山の麓、羽束川が流れる小さな平野地帯、高平と木器を走る時はなんと心穏やかになることか。


メイン道路ではなく住宅地を降りて行きました〜


西谷、十万辻トンネルを経て御殿山地区から宝塚市街地を望む。向こうに見える赤い屋根は宝塚歌劇場の関連施設群。


そして一条宝塚店に到着


店長もKさんも新しいバイクを組んでおられました。商売繁盛で何よりでんな〜。


おっ!あったあった


今日買いに来たのはコレ! レディオシャックレオパードのジャージ。私、今まではパールイズミのジャージか、パチモンの安いBMCやカステリのジャージを着ていました。チームジャージってのも、これといって好きなチームは無かったというのもあるし、チームジャージは何だか気恥ずかしいという思いがあって購入することはなかったのです。しかし、今季のクラシックでカンチェラーラの走りにすっかりと魅了されてしまい、彼の着ていたジャージが欲しくなりました。なんてミーハーな!!

えっ、レディオシャックレオパードはスポンサー撤退によりチームが無くなるかもって!?カンチェも移籍するかもって!?確かにそういう噂はどこかのサイトで聞いたような、 「でも、そんなの関係ねぇ、でも、そんなの関係ねぇ、」(懐かしいねぇ)。若手有望株のサガンを一蹴したツール・デ・フランドル及び、絶対本命として徹底マークの中勝利をもぎ取ったパリ〜ルーベのカンチェラーラの走りに痺れてしまった事実はワタシの記憶の中から未来永劫に消えないのでアリマス。そんな訳でジャージを迷うことなく購入。しかし、レーパンはSサイズしか在庫がないとのこと。ワタクシ、人よりもお尻が大き目にできている様なのでSサイズは絶対無理。レーパンはまた後日入荷待ちということで、ジャージを買って、しかも試着したままタグを切ってそのまま着て帰りました。


見事なクスノキ。この季節のクスノキは淡い色合いで和むわ〜


ジャージも買ったし、また十万辻峠まで登って帰ろうかとも思いましたが、せっかくここまで来たので、以前より行ってみたかった「廣屋珈琲」(食べログ、阪神間の珈琲専門店で上位になってた)に寄ってみることにしました。お店は山手幹線沿いなので武庫CRを走って武庫川を下って行きます。


山手幹線沿いにある廣屋珈琲店。武庫川以西は「山幹線」と略して呼ばないようにしています。



落ち着いた重厚な感じの店構え。好きな感じ雰囲気のお店ですね。




店内はやはり落ち着いたムードが漂う大人の喫茶店という感じ。レトロ調の什器やコーヒー豆が入っていた麻袋が珈琲専門店ぽくて好印象。


さすが珈琲専門店。マスターの珈琲を淹れる姿もカッコイイ。


3種類あるブレンド珈琲の中から深煎り濃口をチョイス。ここまで結構走ってきたので、ミルク、砂糖多目で苦味とコクの深いどっしりまったりとした珈琲が飲みたい気分なのです。美味しい珈琲は、カップから無くなる寸前の2口くらいが旨味が凝縮されていて最高に美味しいのです。カップに入ったほとんどの珈琲はそこに至るまでのプロセスに過ぎません。ってもちろん美味しいのですけどね。




濃い珈琲に合わせて、濃厚チーズケーキを注文しました。上部にかかった柑橘系のゼリーはさっぱりした味わいだけどチーズケーキは濃厚そのもの。濃厚×濃厚の組み合せ、時間をかけてゆっくりと堪能しました。間違いなくまた来店したいです。武庫CRから近いし、好きな御影ダンケに比べても通い易い。けど、御影ダンケの珈琲ゼリーも食べたくなってきた。


あっ正面の車に曲がられてもうた!!


さて、珈琲にケーキも楽しんだし、あとは帰るだけ。県道82号線を北上して帰りましょ。甲陽台、鷲林寺と登って、小笠峠を越えてと、まったりヒルクライムを楽しみました。


船坂地区のお宮さんです


小笠峠を下りて船坂の里。そういえば、ここの社にはまだ参拝したことなかったな。いつもお世話になっている土地なので詣でておきましょう。さ、あとは国道176号線を下って三田に帰るだけです。昼には帰るって言ってたのに、帰宅は15時。行きたい場所、走りたい道はいつでもいっぱいあるので、ついつい長くなってしまいます。

今日の走行コース

奮闘!!第4回スズカ8時間エンドューロ、そしてその末に愕然の終幕

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聖地、鈴鹿サーキットには未明の到着


ついに、初めてここにやって来ました!! 大学生の頃からロードバイクに乗り始めたので、その頃から雑誌等々の情報で鈴鹿8耐のことは知ってはいました。しかし去年になるまでショップの走行会に参加したりロードバイクチームに所属することもなく、独り、もしくは少数の気の合った友人とのツーリングやグランフォンドに参加して自転車を楽しむだけというスタイルだったので、レースやエンドューロ大会は自分には縁遠いものだと思っていました。

それが去年から、職場の近くにオープンしたプロショップ・一条宝塚店の走行会に参加して、そこで一緒になった方たちと一緒にツーリングを楽しんだり、三木のエンドューロ大会に参加したりと、活動の幅が広がってきたところ、「次はスズカだ!!」という事になり、そこに便乗っせてもらった次第。レースは三木エンドューロ以降、2回目となりますが、自分の走りというよりも大会自体を楽しみたいな、という気軽な思いで会場に入りました。


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スタンドにバイクがビッシリ


ピットに休憩場所、荷物置き場を設置し、バイクをスタンバイしました。休憩場所では、メンバーの船乗りさんがキャンプで使うような折り畳みイスを用意してくれたので助かりました。あれは楽に休憩できて良かったです♪


撮っていただいた方、写真何枚もありがとうございました!


我らが、「ラヴ・ゾンビーズ」のメンバーで記念撮影です。左下から、船乗りさん、motosan、tac-phenさん、左上からフーさん、fumitaro(私です)、そして今回の呼びかけ人、mozzmarrさんです。ジャージは皆バラバラですが、チームジャージがあると良いですねぇ。


スタンドに置けないバイクがたくさん


参加者たちが続々と集まってきました。ブロ友では、ららさんとDOMANE4.0さんが一条のチームで参加されています。ブルベェのひでさんも個人戦で参加されているとか。

メインスタンド前。


本番前のコース試走でコース確認。さすがF1が走るコースだけあって路面が綺麗。タイヤの転がりが良いです。道幅も広いので基本的に走り易いです。F1中継を見ていてもほとんど分かりませんが、細かい起伏が多いですね。長い平坦はピット前のメインストレートしかない感じ。このコースだと、前後輪、ディープリムホイールでOKという感じですが、「今日は風が強くなる」と航海士の船乗りさんが仰るので、前輪はノーマルリムをチョイス。



コース1周の距離は約5.8?程度。2周ほど試走しましたが、三木のコースに比べると、自分の現在位置が把握しにくい感じがあります。「どのあたり走ってんだろ??」という感じですね。まぁこれは慣れるしかないか。


さぁいよいよスタート!!


青いゼッケンの人たちは個人戦を走る人達かな・・? 我々は8時間チーム戦なのでスタート準備はまだ先だと思っていたら、8時間チームのトップランナーはすでにスタート地点にスタンバイ済みでした。ラヴ・ゾンビーズのトップランナーは私なので、悠長に写真を撮っている場合ではなく慌ててスタート地点に並びましたが、たくさんの人の中に埋もれてしまいました。




1周、6?弱のコースを1人2周走って次の走者に交代という仕方で走りました。計測のためのアンクルバンド交換はチームメイトの協力でタイムロスを減らします。ピット前には他のチームも大勢いるので、戻ってくるランナーにピットの場所を知らせるために大声を張り上げます。午前中は風はやや強いものの良い天気でしたが、午後からは雨が降り始め、土砂降りの中を走ることになりながらも8時間、我がチームはトラブルもなく走り終えました。


そして、いきなりですけど、最終結果です。

8時間チーム戦、参加チーム約340チーム中・・・28位という成績を残すことができました!!

決して誇れるような成績ではありませんが、これだけのチーム数があって、その30位以内に入れたことは大きな自信になりました。何より、予想外の健闘でチーム内で8時間を楽しめたことが良かったです。やっぱレースとはいっても楽しめるものでないとね。しかし、トップのチームの速いこと。いやトップとは言わず、25位以上のチーム力との差は歴然としており、どうやったらそんなに速く走れるんだ!?という称賛というよりも懐疑の方が強かったですね〜〜。速よなろと思ったら、ひたすら練習せぇという事なんでしょうね。

チームメンバーのリザルトです


こういう記録をしっかり残して公開してくれているのはありがたい。さすが高い参加費を払っているだけある。(  )のタイムは、ピット閉鎖中の時間帯のために3周目を走った時のタイムです。他チームの結果を見ていると、20位以内に入るためには、少なくとも1周9分台を維持しないといけない感じです。私も最後2周の10分台は降雨で重馬場の影響とはいえいただけません。8分台、9分代前半で回れるような脚力を付けたいですね。


以降はレース中のメンバー皆さんの勇姿を紹介します。



第二走者、tac-phenさんです。走り終えて戻ってきた時はいつも汗いっぱいでアドレナリン全開という感じでした。




第三走者、mozzmarrさん。奇跡のような写真です。完全にピントが走行中のmozzmarrさんだけに合っています。颯爽とした様子でピットに戻ってこられていますが、走り終えると結構ヘロヘロになってます。




第四走者、船乗りさん。雨の中の全力走行の末に笑顔での帰還。さすが海の男だけに雨風が似合います




第五走者、motosan。これはゴールしてピットに戻ってくる際の写真です。ゴール写真を撮ろうとゴール近くに陣取っていたのですけど、雨雲のせいで暗くなっていたので写真がうまく撮れずに悔しい思いをしました。最終走者は次走のフーさんになる筈でしたが、まさかのピット閉鎖のために最後の1周を走ることになってしまいました。普通挫けてしまうところですが、必死の走りで順位が1つ上がりました。やった!!




第六走者のフーさん。まるでツールのT・T前の選手のように集中力を高めておられるようです。最終走者になりそこねてとても残念がっておられました。




雨中のバトンパス!! tac-phenさんからmozzmarrさんへ。




tac-phenさん、ご自分の出番を全て終えて笑顔が弾けます。さすが伝説のブロガー、チームをいつも笑いの渦に巻き込んで盛り上げてくれました。奥のmotosanは最終走行前でまだ緊張した面持。




レース終了後、皆で新名神の土山インターにて、名物のブタそばを頂きました。昔ながらのあっさり醤油ラーメンに味の濃い豚肉の組み合せで疲労いっぱいに私たちのお腹を優しく包んでくれました。


おまけ。。。。鈴鹿8時間エンドューロを走り終え、帰路に着いた私たちですが、眠いなか高速を乗り継ぎ神戸に帰ってきたのが20時過ぎ。そこで、荷物を降ろしている時に、荷物が1つ足りないことに気づきました。別の車で帰られた船乗りさんやtac-phenさん、フーさんにも連絡を取って確認しましたが、やはり無い様子。

考えられるのは、鈴鹿で自転車を車に載せる際に、その周辺にあったこの荷物だけを載せ忘れた可能性です。疲労に加え、雨の中での撤収作業となったので荷物の最終確認を明確にせずにいたのがよく無かったのだと思います。もちろん翌日には鈴鹿サーキットにも連絡をしたり、現地に戻って探してみましたが、荷物は発見されませんでした。。。その荷物の中には私のシューズとジャージ一式とそしてmozzmarrさんのサイコンが入っていた可能性が高いのです。。。結構な損失額になりますが、ずっと使ってきた装備を一気に失うという喪失感も大きいです。装備、荷物の最終確認は念を入れてしなければいけませんね。特に今回のように遠出かつ荷物が多い場合はより一層。高い授業料となりました。

京都嵯峨野の隠れ里を巡るまったりフォトポタ 後篇

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峠を下りてきたと思ったら急に雅な景観に


日吉ダムから京都嵯峨野の隠れ里、越水、樒野、水尾を経て保津川渓谷を越えて清里までやって来た、「京都嵯峨野の隠れ里を巡るまったりフォトポタ」の後篇です。写真の場所は保津川渓谷沿いの六丁峠を越えて、清滝へと向かう道と合流する地点「落合」。ここから後篇が始まります。


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清滝へ向かう途中、トンネルと峠越えの道。「どっちを選ぶ?」「峠でしょ!!」 という事で800?の短い峠道を登ることに。帰りはトンネルでいいね。


あのミラー見て、対向車気を付けろって!?


これが「試峠(こころみとうげ)」。なんだ!?このコンクリートで固められた切り通しの峠は。真下を向いているミラーがご愛嬌ですな。




清滝に到着。実はここには初めて来ました。それにしてもモミジの緑が艶やかだこと。紅葉の季節で人がごった返すのが分かります。人の混雑を避けて是非早朝に訪れてみたい。




清滝から少し南に下った化野(あだしの)念仏寺前。化野は平安時代からの風葬の地。風葬とは、遺骸を捨てに来る場。現実界と異界との接点であったこの地に空海が念仏時を建立したとされています。そのような場所が人の集まる観光の場となっているのはごく自然なことですね。そうした土地は人を呼び集める力を持っているのだと思います。




「誰とてもとまるべきかはあだし野の 草の葉ごとにすがる白露」人の一生は葉の裏に付く露のように儚いものと詠んだ西行の歌。


人力車に乗ってお兄さんの話を聴きながら嵯峨野を巡るってのも良いな


「京都嵯峨野に吹く風は〜♪」という昔懐かしのCMソングが思い出させる嵯峨野の景色。京都観光というと、清水寺や八坂神社、河原町のある鴨川周辺がメインという感じだけど、平安貴族の別邸が置かれた、嵐山、嵯峨野、清滝といった場所の方が雅な風情があって好きですね。


所変わってこちらは貴船口


右は鞍馬、左は貴船。一度、鞍馬寺に立ち寄ってから貴船に戻ってくるルートを取りたいと思います。




貴船川と鞍馬川が合流するこの地点に祀られている「梶取社」。貴船川と鞍馬川は合流して南に下り、さらに雲ケ畑を流れてくる鴨川本流と出町柳で合流して、三条や四条といった市街地を流れる鴨川となります。


鞍馬寺といえば、牛若丸と鞍馬天狗?


鞍馬寺山門前にて。寺に入るには拝観料を取られるので山門前で記念撮影。神社は拝観料を取られるところはあまりありませんが、お寺は取るところ、取らない所と両方ありますね。どういった基準でそういうことになるのだろう?

清流貴船川沿いの道


鞍馬寺を訪れた後、貴船口まで戻り今度は貴船川沿いに貴船神社を目指します。こちらの川沿いの道も清々しい。


京の町にはいたるところに短歌


その道沿いにあった「蛍岩」。貴船川にある蛍の名所らしいですが、和泉式部は切なくもなんと甘美なことか。




貴船神社までの参道道。川床で有名な料理旅館の並ぶ観光名所の通りです。この道の右側に川があって、川床が組まれています。




貴船川の流れの上に床を組んで畳が敷かれています。この時期、この辺りはまだ朝夕は冷え込むのですが、夏になると涼やかで気持ちよさそうですね。でも、ここで食べる料理はお高いのでなかなかその機会がありません。


ピンボケ〜


貴船神社への参道。赤い灯篭が並ぶ石段。貴船川沿いの旅館に泊まって川床料理を食べて、この神社に夜間参拝する。贅沢な遊びですね。




貴船神社本宮は水神である高龗神を祀り、古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、古くから祈雨の神として信仰されてきました。この地域の緑の豊かさが水性の豊穣なるを生み出すのですね。




同じく貴船川沿いにある貴船神社奥宮。緑にあふれ、樹齢の大きい大木が何本も聳え立っています。




奥宮の境内にあるご神木の「桂」の木。このような木が育つのもこの地の水性の豊かさがあってこそですね。







貴船神社奥宮を過ぎると、いよいよ芦生峠へと至る登坂路へと入っていきます。人通りの少ない道のようで路面は荒れ気味でした。




杉が覆い尽くす芦生の山並みの中を登っていきますが、急な勾配の登り道が続きます。


貴船神社奥宮、芦生峠までの道のり


貴船神社奥宮〜芦生峠 距離:3.1? 平均斜度:11.1% 距離は短いものの、平均斜度が11.1%という急斜面の道のり。登っても登っても峠に到着しないので険しい峠だとは思っていましたが、これほど平均斜度が急だとは驚きました。




峠を越えると、杉の森と清流の流れの傍を通る道をひたすら進むという感じ。そういえば、貴船に着いた頃にポツポツと降ってきた雨が峠を越えると一層はっきりとしてきました。京北に入るといつも雨。この傾向は今日も同じです。





どこを走っても杉、杉、杉。杉の山並み。いわゆる北山杉の植林一帯を走り抜けました。雨でなければもう少し景観を楽しめるのだけど。。




京北町の道の駅「ウッディ京北」までようやく辿り着きました。ここまで来るとスタート地点の日吉まで指呼の先です。




「あらクマさん」とばかりにツキノワグマの剥製がお出迎え。小さい熊なので、まだ成獣になりきっていない状態だったのだろうなぁ。

後篇のルートです。





HIRZL(ハーツェル)・GRIPPP TOUR SF

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これまで、KABUTOのロードバイク用指切りグローブを使用してきましたが、2年間の使用でずいぶん傷んできたので買い換えました。そこで選んだのが、スイスのグローブ専門メーカーである HIRZL(ハーツェル)の「GRIPPP TOUR SF」です。グローブ買い換えにあたって、このようなメーカーがあるとは知らなかったのですが、いつもお世話になっている一条アルチメイトファクトリーのH店長のお薦めによって決めました。

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HIRZLのバイク用グローブ「GRIPPP TOUR SF」の最大の特徴は、手のひら部分全面にカンガルーレザーを使用して、抜群のグリップ感 (なんと言っても名前がグリップププッ!!ですからね) とフィット感があることです。

もともと、私自身の好みとして、バーテープもリザードスキンやKABUTOの超薄型のように、クッション性よりもグリップ感を重視した製品が好きっていうこともあって、このグループのグリップ力も一条宝塚店にあった他のメーカーのグローブを圧倒していました。着用した感触は、ゴルフ用のグローブのようにネッチョリとした湿った質感がありながらも、ハンドルバーを握りやすいように手の甲部分もしっかりと整形されているので、手に嵌めてバシッと形が決まるという印象です。

メーカーによる製品紹介では、 『通常のレザーグローブに比較してドライコンディションでは約3倍、ウェットコンディションにおいては、なんと最大で約5倍ものグリップ性能アップという驚くべきベンチマークテスト結果が出ています』 と高らかに謳われています。他の製品に比べて3倍から5倍っていう数値がほんとどうかは不明ですが、今まで使用してきたグローブや試しに手に嵌めてみた物と比べてグリップ感がしっかりとしているのは確かですね。まだ試したことはありませんが、雨に濡れた状態では更にグリップ力がアップするってのは頼もしい。




他にも工夫は色々なされています。グローブが脱ぎやすいように、中指と薬指のところに引っ張り用の生地が貼られていたり、親指の根本周辺は、ライダーの汗や鼻○を拭い取れるようにしっかりとしたタオル地になっていたり、手の甲全体が熱が籠らないように透湿性の良い生地が使用されていたりと良いことづくめ。あとは耐久性の問題ですね。いくら使用感は素晴らしくても、その素晴らしさが味わえる期間があっと言う間に終了では仕方ないんで。

値段はちょっと張りますけど、グローブにクッション性よりもグリップ感を求めるような方にはお薦めできるグローブだと思いますよ。

製品名:HIRZL・GRIPPP TOUR SF
価格:¥5250(定価) 
おすすめ度:★★★★★☆☆

寸評:フィット感とグリップ感は抜群。これまで着用したどのグローブよりも素晴らしい。問題は耐久性と値段の高さ。まぁ物の価値を値段が正確に反映している感じなので、特に高いとは思わないが、3000円代でも良いグローブはあると思うので。ただし、やみつき度は高い。HIRZLのウィンターグローブがあれば買おうと思う。こちらももうボロボロなので。

reric Light WCP Wind breaker

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鈴鹿8時間エンドューロでの紛失事件の犠牲となった数々のアイテムに3年くらい気に入って(というかそれしか持っていないかった)使っていた、モンベルのウィンドブレーカーというか、ナイロン地で裏起毛の上着も入っていました。裏起毛なので、コンパクトに収納できるものではなかったのですが、朝晩ちょっと冷え込むという折にジャージの上に着るのにもってこいのアイテムでした。しかし、そいつとも missing とということで、泣く泣く新しいアイテムを購入することにしました (T_T)。

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そこで選んだのが、rericのウィンドブレーカー。これもハーツェルのグローブGRIPPPを買った時に同時に買いました。商品説明によると、ロードバイクのライディングスタイルを元に3D構造にて製造されているので、バイクに乗った時のフット感が抜群だそうで。例えば、両腕がハンドルバーを握っている時のスタイルにウェアの袖がピタッと納まるように縫製されているとか、前かがみで腰を前傾しているスタイルに前後の身ごろがフィットしてるとかそんなんです。

こんなペラペラな生地のウェアがなんでこんなにも高価なんだ!?と思うだけあって、色々とその効果を謳ってします。軽量かつコンパクトな上に多少の撥水加工もされているので、レインウエアとしての機能も少しは兼ね備えているようです。

1:東洋紡 高強力糸 シルファインを採用し強さと軽さを兼ね備えた撥水加工タフタにより雨などを弾く効果のある素材です。
2:前傾姿勢のポジションに合わせる為立体裁断によるクセ取りを何度も繰り返し無駄なたわみの無いフィットを実現しています。
3:腕を前へ出した際のポジションを重視し自然な前傾ポジションでストレスの無いライディングを可能にしています。
4:急な雨などからヒップ回りをカバーするカッティングを採用。コンパクトに折り畳め、手軽に携帯できます。
5:サイドシームと腰部分に再帰反射を配置し夕方や天候不良時のライディングをカバーします。

まぁ物は良いのでしょうけど、実際にまだ使用していないので何とも言えんなぁという感じです。なら記事にしても仕方ないところですが、鈴鹿で失くした愛用のモンベルのウェアの鎮魂の作業の一環ということで。チーン。これまでご一緒にツーリングされてきた皆さんにとっては、fumitaroと言えば、あの黄緑色のモンベルのウェアというイメージ(それほどでもないかな?)があったかもしれませんが、これからは、rericのブラックの男になりますの、どうぞ見間違えなく<m(__)m>

追記:梅雨入ってのこの所の雨に加え、鈴鹿で紛失騒動の中にロードバイクシューズ(SPD‐SL用)も含まれていたので、最近はあまりバイクに乗れていないという悲しい現実。このウィンドブレーカーについては、またインプレをアップすることがあるかもしれません。それと、シューズが無いとバイクにも乗れないので、グローブやこのウィンドブレーカーを買った時に同時に購入しています。完全にボーナス払いでお金がふっ飛んだよ。

フィジーク・R3 G-FIT 涙(T_T)と笑顔のNewビンディングシューズ購入

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鈴鹿では色々な物を失くしてしまいましたが、自転車を乗るにあたって最も被害が大きかったのは、ビンディングシューズも失った(T_T)でことです。ビンシューなければ、バイクに乗れませんからね〜。失くした物はシマノ製の下から2番目のグレードの物で、梅田ウエパで安売りしていたので買ったものですが、2年くらい使い込んでいたので相当ヘタっていました。そろそろ新しいの欲しいなぁ〜♪ なんて思ってはいましたが、思いもかけない形で新しいシューズを購入することになりました。

という事で、シューズを買いに行った先は、マドン6を組んでもらったいつもの一条宝塚アルチメイトファクトリーさん。店頭価格はほとんど定価販売なのですが、サイズの測定やその後のメンテの事を考えると少々お高くても馴染みのショップで買い求める方がいいかなと思って。

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H店長に話を訊くと、フィジークのG‐FITという、日本人の足のサイズに合わせて作られたモノがお薦めとのこと。軽さを選ぶなら、ボントレガーやSIDI、S‐ワークス等々のシューズだし、少々重たくともフィット感で選ぶならフィジークが一番良いとのこと。グロ−ブのGRIPPPと同じように、店長さんは本革製品がお好みの様子。ちょうどその時に出会ったブロ友のららさんのお薦めもあり、フィジークのビンディングシューズを買うことに決定。まぁフィジークのモノが良いかなと思っていたので、あっさりと決まってしまいました。

そう思うと、最近は値段の如何によらず、買い物する時に人のお薦めやお店の在庫にあるものであっさりと買い物を決めてしまうことが多いなぁ。他の店の値段や製品を比較してどうのこうのとするころが無くなったなと感じます。信頼のできる店員さんの意見を聴いて、もうそれにお任せ状態な感じ。もっと主体性があっても良いなと思う一方で、「信じる者は救われる」なんて感じで人の忠告や善意に素直に添うってのも気楽なもんだと。

そんな事で早速サイズ測定器に乗ってサイズ測定。この日はSPDのシューズ(ツーリング用のね)を履いてきたのだけど、サイズから言うと2サイズくらい大きいのを使っていたらしい。確かかなり緩いシューズをベロクロとカチカチと締めるパーツ(なんて呼ぶんだアレ?)でキツク締めて使っていました。紛失したロード用のビンシューも同じく。緩いシューズをずっと履いていたなら足がそれに慣れているかもしれない。本当はちょっとキツイくらいがビンシューには良いらしい。

そして色々と(と言ってもフィジークとボントレガーしか在庫ないんだけど)試して結局、フィジークのR3に決めました。37,000円もするR1は高価過ぎて分不相応。R3だって高価なんだけど、試着した感じのフィット感が良い感じだったので。ぴったりサイズの物は在庫が無かったので、後日入荷次第取りに行くということでご購入。




2日後には入荷の連絡があったのですが、仕事が忙しくお店に行く暇がなかったので、この土曜日にようやく新しいシューズを履くことができました。フィジークのコーナーにはこんなPOPが。先週すでに支払は済んだのですけど、しっかりキャッシュバックを頂きました。ラッキーヽ(^。^)ノ




足のサイズ的に、41.5と41のどちらかという感じ。41.5の方が横幅に若干の余裕があり、41は適度に包まれる感じ。H店長さんのお薦めはホールド感重視で41サイズ。ロードバイク用シューズは不快にならない程度にちょっと小さいかな(足先はゆとりをもって)という感じが丁度良いのだとか。日本人の足は欧米人の足に比べて、足の長さの割に足幅が広く、甲が高く、かかとは細い。そういうことを考えて、日本人の足のサイズにフィットするように作られたもの。それがG(ジャポネーゼ)‐FITの名前の由来です。




SIDIはじめ他の有名ブランドのビンディングシューズは、ギラギラとして戦闘的でメカメカしいデザイン(それも恰好良いんだけど)ですが、このフィジークのシューズはさにあらず。シンプルでスタイリッシュなデザイン。いかにもメイド・イン・イタリーという雰囲気ですね。お高いR1は、つま先から踵にかけて全体的にカンガルー製皮革が用いられています。しなやかさと軽さを兼ね備えているのだとか。一方R3はというと、つま先部と踵部にのみカンガルー製皮革。他の部分はサドルカバーと同じ素材のマイクロファイバーで出来ています。




ソール部は、3D FLEX SYSTEM T700 ハイモジュラスカーボン製アウトソールと言われても、それがどんなものかは分かりませんが触ってコツコツと叩いてみる限り、かっしりと硬質で頑丈そうなカーボンソール。カーボンの編み込み模様が頼もしくもありますね。そう言えば、クリートも新しく購入しています(T_T)




で、早速シューズを履いてみて試走しました。むさ苦しい脚の写真で申し訳ありません<m(__)m>。向かった先は六甲山。シューズの負荷が掛りやすい坂道を走ってみました。足がしっかりとホールドされている感覚はもちろん、最も感じたのは 「ソールが硬い!!」ってこと。今まで履いていたプラスティック製のソールの硬さとは格段の差。踏み出した力がよりダイレクトにペダルに伝わっていく感じ。しかし、この硬さに踏み負けない足になるためには時間が掛りそうだなぁ。インプレはしばらくこのシューズを履いて使い込んでみてからやってみるとしましょう。ま、インプレといっても他ブランドのシューズと履き比べられる訳ではないので、単なる印象を語るだけですけどね。


六甲山から御影ダンケへ。

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先日、一条宝塚店でフィジーク・R3 G‐FITを購入してすぐにNEWシューズの足慣らしということで六甲山に登ってきました。実は六甲山頂を目指して登るのは今年初めてなのです。近くて遠い六甲山。本当は毎週での登ってヒルクライムトレーニングに勤しみたいのだけど。なかなか難しい。


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今日はタイムトライアルをする訳ではないので、いつもとは別のルートで六甲山を目指します。逆瀬台の山を登って小学校近くの見晴しの良い場所から見下ろします。天気はイマイチで雨が降りそうな、保ちそうなそんな感じ。




六甲山上へと続く県道16号線沿いにある「ゆずりは緑地」。ロケットの突端のようなコンクリートのモニュメントが有名です。東六甲ヒルクラの際にチラリと見えるのですが、寄り道したのは今日が初めて。




内部は兵庫県の防災に関するパネル展示がされていました。この写真は六甲山上から流れ落ちる大雨と土砂を食い止めるための砂防ダムについての資料です。六甲山は都市部のすぐ傍に聳え立つ山岳で平地との標高差が大きいので、大雨が降ると山麓の町に水と土砂が流れ出てしまっていたのです。




その典型的な例が1938年(昭和13年)の「阪神大水災」。谷崎潤一郎の「細雪」にこの水災の様子が詳細に描写されていることで有名です。六甲山からの雨水が平野部に大量に流れ出てしまうのは大規模な森林伐採によって六甲山の保水力を失ったことが大きな原因とされています。明治から今日にかけての植林を中心とした緑化事業を展開し、今日に見られるような緑豊かな六甲山を取り戻したのです。




ゆったり登って山頂付近に到着。ハイカーがたくさん集まっていました。何かのイベントがあった様子です。いやぁ久しぶりに来たはずだけど、なんにも変っていないのでそんな感じがあまりしないなぁ。




六甲記念碑台付近にある六甲山自然保護センターに立ち寄りました。




内部はちょっとした資料館のようになっていました。六甲山上の動植物や六甲山の成り立ちについてのパネル展示がされていました。猪やウサギ、テン、イタチなど六甲山に棲む動物たちの剥製がずらりと並んでいたのはびっくり。




こちらは野ウサギさんですが、鋭い眼光はやはり野生のものです。けっして可愛らしいだけのウサギではありませんね。




下山後は、阪急御影駅付近にある珈琲専門店「御影ダンテ」へ。ここも久しぶりに来ました。月に一回くらいは来たいのだけど、なかなか機会がないんだよなぁ。




店内はほぞ満席の大賑わいでした。そして、代名詞となっているバターブレンドコーヒーに舌鼓。




宝塚への帰途の途中、関西の大学の雄、関西学院大学上ヶ原キャンパスの前を通過。こちらも神戸女学院と同じく建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるもの。風雅で繊細な西洋建築はやはり良いですね。




そうそう、フィジーR3の履き応えは、ソールの硬さのために力がダイレクトに伝わる分、足の裏や脚全体に掛る疲労は大きいです。履き慣れるまでに時間が必要な感じですね〜。しかしピッタリと足に吸い付くような履き心地があるので、なんとしても履きこなしたい。

梅雨の中休み 千丈寺湖周回コース 朝夕練

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毎週木曜日は朝夕に勤務時間に余裕があるので、朝夕練習にもってこいの平日なんです。そして今週は梅雨の中休みということで雨が降らないうちに朝と夕方にちょっとの時間走り込んできました。


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トレーニング結果


と言っても、朝と夕でいつもの千丈寺湖8の字周回コースを2周しかしていませんけどね(-_-;) 

最近は千丈寺湖を走る時はもっぱらケイデンス重視。ギアもインナーミドルあたりでスピードは気にせず、とにかくケイデンス100を切らないようにペダリングを意識しました。そして、下り坂や見通しの良い平坦路では、限界までクランクを回す回す回す!! しかし、何度もトライしたのですが200を越えなかったことが残念無念。越えるかな〜と思ったんだけどなぁ。インナーローで回すとまた違うのかもしれませんけどね。

そして、このデータ、心拍数の表示がありませんね。なぜでしょう? そう。ハートレートモニターも例の鈴鹿ショックの被害を受けたからです。本当に被害甚大です(T_T)。そのうちに買いますけどね。。。

練習後は千丈寺湖周辺をゆったりと写真を撮りながらクールダウン。

早朝、湖畔の公園内の東屋からの景色。



千丈寺湖畔にある天満神社。



青野ダムサイト公園近くにある酪農の牛舎。


千丈寺湖畔の集落「末(すえ)」から篠山方面に沈む夕日。



六甲山を越えて、神戸北野の萩原珈琲店へ。

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スタート地点は、三田市フラワータウン。三田のニュータウンを縦断する幹線道路上の橋の上から


今年の梅雨はすっかり空梅雨ですね。ここ1週間快晴が続き、この土日も好天に恵まれそうです。僕らローディにとっては喜ばしい事なんですけど、こう雨が降らないと色々なことで悪影響も起こりそうですね。さてさて、そんな折なんですけど、今日は六甲山を越えて、神戸北野にある萩原珈琲店へ行ってこようと思います。コーヒーは元々好きなんですけど、最近はコーヒーのことを色々と知りたいと思って、有名なお店に足を延ばすことにハマっています。神戸まで行くとなると六甲越えもできるし、ヒルクライムもコーヒーも楽しめて一挙両得ですね!!


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国道176号線で宝塚方面に走り、山口町で有馬川沿いに有馬温泉郷を目指します。


川沿いの公園に小学生の絵が展示されています。


西宮市山口町を流れる有馬川はホタルの生息地です。町をあげてホタルが棲みやすい環境を作り上げようと努力しているようです。伊丹から三田に越してきた頃は三田市周辺で見られるホタルが珍しくて毎年ホタル狩りに行ってたけど、最近行ってないなぁ。ちょうど今頃がシーズンなんですけどね。


有馬温泉は暑い!


有馬温泉郷に到着。六甲山を登るには遠回りなんですけどなんとなく寄ってみました。ここから船坂まで登って、小笠峠経由で東六甲ヒルクライムコースに入ります。


ここって蜂蜜買えるのか?


みんな大好きハニー坂。瞬間最大斜度は20%です。距離が短いので、まだなんとか大丈夫。


こちらは東六甲ヒルクライムコース


テンションを下げる斜度12%の標識。それにしても今日は蒸し暑くて体力の消耗が激しいなぁ。水を首筋にぶっかけながらゆっくりと登りました。


カットスイカやトマトまで売ってました。


六甲山上、ローディのオアシス「藤原商店」さん。今日は出発する前に食パン2枚食べてきたけど、カロリー不足かな。ちょっと脚が重くてハンガーノック気味。藤原商店で菓子パンを食べて補給を摂ったけど回復には間に合わないだろうなぁ。




やはり軽いハンガーノックだ。今までそんな事なかったのに、再度山DWの多少のアップダウンでも苦戦する始末。それでもなんとか再度公園に到着。爽やかな緑に癒されました。


タイヤの滑り止めの◎は急坂の印。


神戸市街地から再度山DWの登り口を見下ろします。写真で見ても凄い傾斜だ。ここを下るのも注意しないと。




今日の目的地の萩原珈琲(北野店)までもう少し。北野異人館街をゆっくり観ながら自転車を進めていきます。思ったより観光客は少なかった。




そして、今回の目的地、萩原(はぎはら)珈琲店に到着。場所は・・・そうそう、北野異人街のスイス料理の店(けっこう目立つ)がある交差点の小さなビルの2階。


珈琲専門店なのになぜ暖簾?


喫煙OKってデカデカと表示があるよ。店内に入ると、数人のお客さんがタバコを吸っていて、コーヒーの香りよりもタバコに臭いに襲われました。自分も昔タバコ吸っていたので、コーヒー飲みながらタバコ吸うってのが美味しいってことはよく知ってます。けど、コーヒーを楽しみに来たタバコを吸わない人からすると、これにはゲンナリします。くつろぎ重視の喫茶店ならともかく珈琲専門店を標榜するなら、喫煙OKはどうかなと思ったりして。




店内はいかにも珈琲専門店らしい佇まい。小気味良い音量でジャズが流れていて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。萩原珈琲というのは、もともとコーヒー豆の卸し専門の会社で、その会社の直営店ということで、オーナーマスターではなく、社員さんがお店を切り盛りされている様子。ちょっと強面の感じのバーテンさんという雰囲気で40代前半くらいのお兄さん。




メニューを見ると、コーヒーや紅茶、ジュース、あとここには書いていないけど、カフェオレやウインナコーヒー、スイーツに珈琲ゼリーと各種ケーキがあるくらいかな。間違ってもナポリタンやサンドウィッチはありません。




やはり定番のブレンドコーヒーを注文。綺麗なカップとソーサーだ。絶対高いよコレ。そして、コーヒーの味は飲んで一口「旨い」と感じました。香りとコク、苦味、酸味のバランスが良いですね。どっちかと言うと、香り高くて酸味が抑えられている感じかな。




そして、2杯目を注文。マスターに色々とコーヒーの話を伺って、ブラジル産コーヒー豆を使った「サントス二ブラ」という萩原珈琲のオリジナル珈琲を注文しました。サントスというのは、ブラジルの豆の総称のことで、「二ブラ」って何のことだかマスターもはっきりとは分からないと仰っていましたが、昔、会社の上司が「ニッポンとブラジル」の頭を取って「二ブラ」ではないか?と話していたとのこと。

コーヒーはマスターと話をして、「コクが深くて苦味がやや濃いものが好き」と私の好みを伝えるとサントスニブラを選んでもらいました。他のお客さんもいなくなったので、マスターからコーヒーのことや萩原珈琲のことを教えてもらったり、自転車のことを訊かれたので、こちらからもお話しをするなど、ゆったりとした時間を過ごしました。もちろん、サントスニブラは絶品でした。ブレンドよりもこちらが好みですね。




今日の予定では、コーヒーはこの萩原珈琲店で飲んで、御影ダンケにも寄って珈琲ゼリーを食べようと思っていたのですが、このお店の珈琲ゼリーも頂くことにしました。ゼリーは瓶に入っていて別売りもされているもので、爽やかな苦味と酸味と少しの甘味が効いていて、これはもう完全に大人の味。子どもが食べてもきっと美味しくないよ。子どもがビール飲んで不味く感じるのと同じテイスト。




その珈琲ゼリーをバニラアイスの上に載せて戴きます。ミルクの味が濃厚なバニラアイスとゼリーの相性がまたピッタリで、ゼリーの苦味と酸味にアイスの濃厚な甘みが加わってそれはもう贅沢な味わいを満喫することができます。




お店の紹介はこんな感じ。北野の中心地ということもあって、珈琲のお値段は100円増しという感じで600円〜800円。ブルーマウンテンは1200円也。入店してすぐタバコの煙に襲われたことを除くと良いお店でした。マスターとも色々とお話しもできたし、神戸に来たら絶対にまた行こうと思います。


天気は良いけど眺望はイマイチ


ハンガーノック気味だったのに、補給はコーヒーに入れた砂糖と珈琲ゼリーのアイスしか摂っていなかったよ。それでもなんとかゆっくりと山頂道路まで上がることができました。藤原商店で食べた菓子パンがようやく効いてきたのかもしれないですね。




それでも最後のフィニッシュまでは一苦労。やれやれ。行先の珈琲専門店のことばかり気になっていて、補給食のこととか全然考えていなかったよ。こう暑くなってくると、消耗も大きくなってくるし、しっかり補給食を携帯しないといけません。


今日のルート



走行距離 : 92.36?
走行時間 : 5時間17分
平均時速 : 17.4?/h
最高時速 : 59.6?/h
平均rpm   :  59rpm
獲得標高 : 2088m

高平ループ

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ケイデンス重視で、ペダリングに集中できるコースを作成しました。要点は、アップダウンが少ないこと、交通量が少なく信号機がないこと、等々、ペダリングに集中できることです。そこで選んだ場所が、三田市の羽束川沿いの平野部、高平地区です。この地区の道を走るトレーニングコースが「三田ループ」とも呼ばれていますが、三田ループは平坦路も長いですがアップダウンも大きいので、もっとこじんまりとして平坦路だけが続くコースを探していました。いつもの千丈寺湖周回コースも、大きな下りの箇所があったりしてペダリングに集中にしくい箇所もあります。そこで今回「高平ループ」という平坦コースを作成しました。

*冒頭の文章がおかしな文章になっていたので一部書き直しました。


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スタート・ゴール地点は高平にある「三田・もち処 つくしの里」。店内には名物のお餅、饅頭などの販売があり休憩スペースもあるのでスタート・ゴール地点にぴったり。トレの準備をしたり、トレ終了後の休憩にももってこいの場所です。食堂もあって名物の「つくしうどん」も味わえますよ。


     

つくしの里から北に向かって出発。三田市立高平小学校を右手に見ながら北上します。羽束川を越える高平橋の手前で県道を左に外れて裏通りを行きます。    


      

高売布神社前を通過。田園風景の広がる農村部を走ります。農家が点在しているので、通行人や車にやや注意が必要です。 


     

スピードを上げずにギヤを落としてハイケイデンスを維持することに集中。展望が開ける場所もあって爽快にペダリング。


     

T字の分岐。コースは右ですが、左に行くと、最大斜度14%の峠道を越えて隣の地区へ行く道です。この登りが三田ループの最難関。



     

こちら高平ループはひたすら平坦路。県道37号線との合流地点。左に曲がると羽束川沿いの渓流をやや登って後川方面へ行きます。ここは高平ループの折り返し地点なので、この分岐を右に曲がって出発地点のつくしの里目指して折り返します。


     

折り返しの県道37号線は1%程度の下り勾配。路面も良いのでハイケイデンスを維持しやすい区間です。後川から坂を下ってきたグループが下り坂の勢いを保ったままトレインを組んですっ飛んで行きました。




高平地区に聳える大船山の麓を縫うように道は進んで行きます。画面右端にちょこっと見えるのは木器の羽束山。見晴らしも良く、ハイスピード、ハイケイデンスでぐんぐん回します。ゴールまでもう少し。


     

高平橋を越えるとゴールはもうすぐ近く。小学校の横、地域のコンビニ「エポック」を通り過ぎたらラストスパート!!




小学校前の信号機(ほとんど黄色点滅)を過ぎたらラストスパート。つくしの里まで目いっぱいのケイデンスを叩き出します。110rpmを越えるケイデンスを維持して走るのは相当にしんどいですが、良いトレーニングになりそうです。


コース概要
コース名 高平ループ
距離    12.2km

阪神間のローディにも有名な「三田ループ」の一部を利用した循環コース。三田ループや高平地区を走る県道37号線は、多くのローディがトレーニングやサイクリングで利用していますが、この高平ループは地元の路地を走るローカルコース。わざわざ遠くからこのコースを走りに来るには及びません。地元のローディのコソコソ練習にこそ相応しいコースです。

交通量 [A]

県道37号線はバス通りでもありますが、交通量はほどほど。休日の午前中はやや交通量が多いかな。

路面状況 [A]

県道37号線は良好。高売布神社前の市道は所によって路面が荒れ気味ですが、まぁ問題ないレベル。

安全性 [A]

高平小学校付近、高売布神社前の道は民家が点在する地点。通行人や自転車の飛び出しにはやや注意が必要です。

信号機 [S]

高平小学校前に1基だけ。通行人も少ないのでほとんど黄色点滅。

エイド [B]

つくしの里や地域のコンビニ「エポック」があるので食料の補給はばっちり。木器亭や山獲といった有名な食堂もあります。

景観 [A]

羽束川流域の田園と大船山が織りなす高平の景観は美しい。この6月は田植えの時期で、天気が良ければ、水田に山の緑や青空が写ってそれはもう圧巻の風景です。季節によって様々な風景を楽しませてくれる高平の景観は飽きそうにありません。

用途 [ケイデンストレ・ポタリング]

高平ループは、ケイデンスとペダリングに特化したコース。一部、民家が集まる地域を走るのでハイスピードを出すのは危険。スピードを上げずにケイデンスだけを上げよう。また、この地区をゆったりとポタリングペースで巡るのもまた楽しい。


おまけ・・・。



高平ループのコースのほど近くにある「半鐘カフェ」。古民家を利用したカフェで仲間とゆっくり寛ぐのに良い感じのお店です。




立派な御屋敷は代々この地域の庄屋さん。三田の住宅会社がこの家を借りて古民家のリフォームのモデルルーム兼カフェとして利用しているようです。しかし庭先に入るとまるで超高級料亭に入っていくような雰囲気です。




屋敷の中は古民家の様子を見学できるようなスペースもあります。喫茶スペースは畳敷きの大広間。庭や縁側もしっかりあって昔懐かしい祖父母の家といった造りです。




お薦めはソフトアイス。コーヒー初め、飲み物はちょっと高いけど、アイスは400円なのでリーズナブル。畳の大広間で気持ち良く寛げるこのロケーションと合わせて400円は安いとすら言えるかも。お皿もしっかり冷えて美味しい。




お土産は、障碍者福祉施設「わくわく村」で作っている焼き菓子。手頃な値段で美味しいお菓子が味わえるのでいつもお土産として数個買って帰ります。おすすめは1個80円のモチモチドーナツ。

高平ループ ケイデンストレ

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羽束川渓谷から颯爽と下ってきたローディたち


先日は「高平ループ」というコース記事を書いたので、今回はその時のトレーニング(といっても少しだけど)の記録を備忘録的に記事にしておきます。

バッティングの「素振り」、ピッチング、スローイングの「キャッチボール」、サッカーの「ショートパス練習」、等々、どんなスポーツでも上達を目指すとなれば、必ずといっていいほど、それを行うにあたっての土壌となる自分のフォーム(形、身のこなし)を確立していくことが必要不可欠です。そのスポーツに興じていくうちに自然と身に付くものももちろんありますが、フォーム固めの練習を意識的に取り組む者と、フォームなどを意識せずになんとなくそのスポーツに興じている者との差は時間が経てば経つほどに大きくなってくるでしょう。


自分の中にも、「人より速く走りたい」というモチベーションがあり、それを少しづつでも実現していきたいとするならば、基礎の練習が欠かせません。では、ロードバイクで速く走るための基礎の基礎とは何か?それは言わずもがなですが、「ペダリング」でしょう。できる限りロスの少ない、淀みのない綺麗なペダリングを身に付けることがロードバイクを速く走らせることと大きく繋がっているはず。

先日の鈴鹿8時間エンドューロでも実感しましたが、上級者は何周走ってもタイムの下降幅が驚くほどに少ないです。ペダリングだけの問題ではないとは思いますが、やはりペダリングスキルの違いが大きいのではないかと思います。私などは、実走後、2時間くらいの休憩があった後でも次の周回は脚が重く、前回走った時よりも格段にタイムが落ちてしまいます。疲労回復力にも年齢や個人差がありますから、一概には言えませんが、やはりペダリングによって筋肉の疲労を抑えつつも高速を意地する方法があるのではないかと思います。

と言うことで、前置きが長くなりましたが、ペダリング練習ということで、ギアを軽くフロントインナーでリアは18〜19丁あたりにできるだけ固定して、ケイデンス110を念頭にペダルをくるくると回す練習です。ペダルを回しながらフォーム、サドルの高さ、前後の位置関係などをできるだけ自分で感じながらペダリングに集中します。

自分の傾向として、速度を維持するために、重たいギアを力まかせに踏むペダリングに頼ってしまうところがあるので、これをやや軽いギアでクランクをより速く回すことでスピードを維持するような走りを覚えたい。

トレーニング結果


足先やふくらはぎといった脚の末端は力を入れず、腹筋を意識して太ももの付け根から脚を回す感じ。とにかく足先でペダルを回すのではなく、体幹でペダルを回す意識で。例によって心拍の測定はできませんが、ケイデンス110を維持して12?を走り切ることのはかなりしんどい。ケイデンスを意識せずに走った場合の平均時速35?/hくらいで走る時の心拍数とあまり変わらないような気がします。そんな感じなのでたったの2周でもかなりキツイ。

トレーニング終了後、ゆったりと高平を走ります。


高平には小麦畑もあります。パン好きの私は小麦畑を見ているだけで嬉しくなります。


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