北摂地域の山々を拠点とするマウンテンバイク乗りの集団 NORTH TAKE が主催する、『北摂ラリー2017』 というイベントに参加しました。
2017年1月14日、15日の2日間の開催予定で、猪名川町にある奥猪名健康の郷というキャンプ施設に泊まり込んでの大会参加です。
去年のこの大会には参加していて、記事にもUPしています。→
コチラ(北摂ラリー2016)
去年は初参加で、仕事の都合で1日目だけ参加という形でちょっと様子を見に行く感じでの参加だったのでほとんど準備もしていませんでした。
今年は2回目の参加、しかもフル参加となったので、去年も反省を生かして入念に準備(装備だけ。体力の準備は全然ダメ)したつもりです。
目標は、足切りされずにコース全体を走り切ること(^^)/
なんとも控え目な目標ですが、この2年間あまり、脚力を鍛え、維持するような走り方はほとんど出来ていないので、この目標すら自信がありません。怪我せずに帰ってこれたら満足としましょう。
大会当日のブリーフィングでレースのコースMAPが配布されます。このMAPを頼りにコース上に配されたチェックポイントを通過していく訳です。
今回のコース、当然山の中のシングルトラックも多いが、舗装区間も多い・・・。スタートしてすぐに西峠と永沢寺に登る後川の坂という車道のヒルクライムの連続。体重増加とトレーニング不足の自転車乗りにとってはそれが一番辛いんよなぁ。。集団に付いて行けるか心配。
例によって、ブリーフィングは、NORTH TAKEの教祖こと、新川雅一氏によるコース説明。良い具合にテキトー感の漂う新川氏の説明に常連参加者さんたちから本気のガヤが飛び交うこのブリーフィングの時間が爆笑もの。スタート前の寛ぎの時間です。北摂ラリーの名物の一つでもあるんだろうなぁ。
参加者のMTBがズラリと並んでいます。私も去年の反省を生かして、担ぎパッドと走行中にMAPを見れるように。ごく簡単にクリアファイルをハンドルとステムの上に設置しました。これもまだまだ改良の余地ありですね。
そして、今回の大会を一言で表すなら、「雪」これに尽きますね・・。
折りしも大会期間中に10年に一度と言われる大寒波の襲来で雪の中のレースという予想は付いていたのですけど、思った以上に寒波到来が早かった。MTBで山を駆けるのも、担ぎ登るのも、まだそんなに慣れていないのに、追い打ちを掛けるような雪。スノーライドでのレースなんて経験はほとんどないのですけど。
ともあれ出発。雪と厳しい冷え込みの中のMTBレース。経験がなくて困ったのはウェアをどうするか、でした。皆さんのウェアを見てると結構薄手。悲しい初心者の僕はというと雪の六甲山にでも登りに行くのかというくらい着込んでさらにゴアテックスのレインスーツの上下。これがキツかった。
西峠の登り口。車道にも雪が積もっている有様で寒さで身が引き締まる感じ。ここくらいまでは良かったんだけどなぁ。西峠を過ぎると雪も積もっておらず、気温も上昇。体はオーバーヒート。服を脱いだら良いだけのことなんですけど、靴の防寒の備えもあって、ちょっと服を脱いだりするのが面倒で時間もかかるので、このまま行ってしまえ!というのが結果的に間違えでした。着込み過ぎがそもそも良くなかった。
永沢寺から篠山方面に下るシングルトラック。下り道なのにバテバテ。しかも、ガーミンGPSの入った袋を上着のポケットに入れておいたんですが、転倒した際にポッケから転がり落ちてしまっていたことに気付かず、山をだいぶ下った所でガーミンがないことに気付き、探しに戻るという大失態・・・。もちろん大幅タイムロスで、ダントツの最下位。
近くのチェックポイントで足切りタイムアウトになるかと思いきや、このチェックポイントではタイムアウトの設定はないようなので、取り合えず先に進めるだけ進むということに。
篠山372号を西に。ながーい車道区間を走った後、住山方面へ。白髪岳を目指します。
住山林道というやつですね。じわじわと登り坂。最後はもう力尽きて押し歩き。体力不足&オーバーヒート。もうどうにもなりません。
白髪岳から松尾山の登山道がコースでした。MTBで乗れる区間あり、担ぎ上げる区間ありなかなか楽しめる道です。
松尾山の尾根沿いを下るコース。木々のトンネルを下って行くような爽快感がありました。
ここを下って古市に出て、第2チェックポイントで当然の如くタイムアウト。予定コースの半分くらいしか走れていないのではないかなぁ。
残念無念。体力強化は勿論、装備もちゃんと考えないといけないですね。
二日目は朝から、この大雪。
あまりの大雪のため、大会二日目は中止が決定。
北摂ラリー24年の歴史の中で初めての開催中止となったそうです。
ということで、朝のうちに大会の表彰式が行われました。去年は参加できなかったので、これは初体験です。
各種表彰はもちろん、レース中の写真や動画を見たり、有力な参加メンバーにGPSを持たせておいて、そのログを再現するという時間がありました。
これを見ると他のメンバーの方がどんな具合に道に迷って山の中をウロウロしていたりや、車道のヒルクライムでグイグイと差を広げるような走りをしていたかなどが一目瞭然。
優勝された方の山中での彷徨い具合がとても面白かったのですが、そのタイムロスを脚力でカバーするというのがまたスゴイ。
この映像を見ていると、上位に入った方々も決して順風に走っていた訳ではないと知れて、励みになりました(笑)。
鍛え直してまた来年!!