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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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真夜中のチューブレスタイヤ換装&ローテーション 

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HUTCHINSON純正のパンク修理セットをご購入。タイヤレバーはIRCのチューブレス専用。


気が重い。とても気が重くって、やる気が起こらないんだけど、やるしかない!道具は揃った。

チューブレスタイヤのパンク修理&タイヤローテーション。

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無念。インテンシブ・チューブレスタイヤに穿った穴。


ほっとんどパンクしないチューブレスタイヤなんだけど、1度だけパンクしてしまいました。それが何故かパンクし難いはずのハッチンソン・インテンシヴ・チューブレスタイヤ。よっぽど踏んだモノが悪かったんだよなぁ。

で、パンクしたものの、チューブレスタイヤ用パッチも手持ちになかったので、ほとんど新品状態のままお蔵入り。代わりに以前使っていた古いフュージョン3(チューブレス)をそのまま使用してきました。

フロント・古いフュージョン3、リア新品のインテンシブ・チューブレスという構成で約3200Km走ってきましたが、ついにフロントのフュージョン3の劣化が激しくなり、お蔵入りしていたインテンシブ・チューブレスタイヤの出番がきたというところですね。

ということで、フロントに、走行距離約3200Km走ったインテンシブ・チューブレス。リアにパンク修理を施したインテンシブ・チューブレスタイヤを換装することにしました。

ハッチンソン・純正パッチを貼り付けました。簡単に張り付いたけど、穴は塞がったかな?


ハッチンソン・チューブレスタイヤパンク用セット「Rep air」パッチ4枚しか入っていないのに、約1600円もするのには参ったけど、これまでチューブレスタイヤを使用してきて、だいたい2万Km以上走ってきて、パンクをしたのは、たったの1回。

チューブレスタイヤとクリンチャータイヤの抗パンク能力の差は歴然です!!
万が一パンクしてしまった時の修理時の苦労チューブレス>クリンチャーの差も歴然なんだけど、ブツブツ・・・・。

とゆーことで、1枚400円のパッチでも出番は少ないだろうということで、まっいいか。しっかりくっついてくれたし。

さて、リアのタイヤを取り外して、フロントへ換装。


こちらは、約3200km走ったハッチンソン・インテンシブ・チューブレスタイヤ。さすが、抗パンク性、耐久性を謳った製品だけに、3200Kmを走ったにも関わらず、まだまだ「走れちゃう」という感じ。でもまだまだ長く使っていくために負荷の大きいリアからフロントへ引っ越し。

タイヤレバーを挟んで「クィッ」と引き上げます。脱着の脱は楽なんだけどなぁ。


使用済みタイヤの換装だったので、タイヤ脱着が思ったより簡単に済んでヒト安心。これが一苦労だったら心が折れて作業中止になっちゃうよ。もちろん、脱着どちらにも、IRCのタイヤレバー使いましたけどね。

タイヤ換装は終了。次はエア漏れせずにちゃんと空気が入るか、だな。


ポンプを踏んで気圧が高くなってくると、パン!パチン!!とタイヤのビードがリムにしっかりと嵌っていく小気味いい音が響きます。

あぁ〜〜残念・・・空気漏れ発見です。


パンクした箇所に補修のためアロンアルファを塗っておこうとしたら、シューシューとボンドが吹き出すじゃありませんか。

これはまさに空気漏れの証。くそ〜パッチが上手く貼れてなかったかなぁ〜。またタイヤ外してパッチの貼り直しか!?ふふふ、大丈夫。こういう事も想定の範囲内。次なる手はすでに用意していますとも。

シーラント剤、「NO TUBE」注入です。



わざわざ注入器を使わなくても入るんだけど、なんとなくね。この方がシーラント入れてるって雰囲気がでるかな〜と思って。

まぁ、空気漏れがするしないにかかわらず、シーラントは入れるつもりだったけど。これでパンクの穴が塞がり切れば御の字。塞がらなかったら、1枚400円のパッチが無駄になってしまうんだけど(゜レ゜)。



パンクしたタイヤの方はシーラント入れてクルクル回していたら、空気漏れも少し治まったような気がします。いや〜良かった。これで空気漏れが続いていたら流石に凹むなぁ。

まだまだ油断禁物。今日はタイヤをそのまま置いて空気漏れがないかの最終チェック。今日仕事から帰ってきて空気漏れていなかったらOKです!!こういう作業も随分と慣れて、時間があんまりかからなくなったけど、それでもチューブレスは大変だなぁ。

チューブレスタイヤ試走の千丈寺湖早朝ポタリング

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前回の記事で、チューブレスタイヤのパンク修理を取り上げました。→ 「真夜中のチューブレスタイヤ換装&ローテーション」

その過程は以下の通り。

ハッチンソン純正のパンク用パッチを貼り付けたけど、エア漏れ発生。 おいおいおい
            ↓
シーラント剤「NOTUBE」を注入するも、エア漏れ収まらず。 あれれ・・・ヤバい?
            ↓
タイヤを回してシーラント剤を行き渡らせているうちにエア漏れ減少。 はっ・・ちょっと安心
            ↓
タイヤにエアを入れ、数時間後にエアが減っていないかの確認。 さぁどうだろーか。どきどき。
            ↓
ほぼ24時間後、タイヤのエア漏れの具合を確認。 やった!ほとんど減っていない。ふ〜〜

だけど、まだ油断禁物。

実際にタイヤを装着して自転車に乗ると、タイヤに負荷がかかり、シーラント剤で塞がった穴が開いてしまう可能性アリ。そうなると、開いた穴からシーラントがシューシューと吹き出てくることになります。

そうなってしまっては悲惨の一言。しかし、それを確認せねばなるまい。ということで、パンク修理がきっちり出来ているかを確認する意味もあって、千丈寺湖周辺を早朝ポタしてきました。三田でも今朝はとても蒸し暑い感じでした。この分だと日中も暑くなるんだろうなぁ。


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千丈寺湖畔の人気カフェ「あぷりこーぜ」前にて。春に発売された三田・篠山を紹介する雑誌の表紙を飾っていました。今は冬季休業中です。



こちらも湖畔にある天満神社。お猿のような顔をした2体の狛犬が社を護ってくれています。

     

どう見ても、犬ではなくて日本猿ですね。犬猿の仲ので本来は相容れない筈なのですが・・・。もしかして本当は相性が良すぎる事が問題になったのでしょうか。



春でもあるまいし、今日はよく霞んでいました。千丈寺湖の朝焼けもぼんやりとでしか映っていません。
そうそう。懸念していたエア漏れは大丈夫でした。これで安心してチューブレスタイヤに乗り込めます。

通勤時の風景その5〜千丈寺湖から十万辻経由で宝塚へ〜

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千丈寺湖畔、黒川公園にて。


毎日、毎日、暑い日が続きますね。8月に入って、連日の気温35℃以上ってのはなかなか厳しい暑さです。私たちも熱中症にならないように気を付けないといけませんね。(+_+)。

さて、今回は自宅からの通勤の様子を写真に収めて行きました。こお日は、職場には普段よりも1時間ほど遅く入っても大丈夫な日だったので、家を少し早くに出て、優雅な通勤路を楽しみました。

最初の写真の芝生公園は、千丈寺湖畔の黒川公園。朝露に濡れた芝生が太陽に光を浴びてキラキラに輝いていました。


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三田市・高平


当ブログでおなじみの高平です。向かって左に見えるのが大船山、右手に見える薄ら三角に尖がった小さなお山が羽束山です。

昭和漂う田舎の商店。


雰囲気のあり過ぎる高平の薮田商店さん。まるで時が止まっているかのような悠然とした佇まい。しかし、鮮魚も取り扱ってるってホントかな。

宝塚市・西谷にある素戔嗚命神社。


境内には見事な杉の木が林立する参詣道がありました。こういう立派な森を持つ神社の佇まいは日常とは少し離れたところにあって、そこに立ち入ると妙に落ち着いた気持ちになりますね。



素戔嗚命神社の境内の森にて。下草の緑が眩しい。



西谷ふれあい夢プラザ。休日にはローディの休憩ポイントとしてよく利用される場所ですが、今日は平日の朝。さすがに誰もいませんでした。ということで独り占めの写真の図です。

あっ!杉原輝雄プロだ。


西谷から切畑を抜けて、宝塚に出る道は阪神間ローディの多くがご存じの十万辻の峠道。今回は宝塚市街地への下り道ですが、登り道ですと、ちょうど勾配が大きくなるところ、あともう一息というところに現れる、故杉原輝雄プロの看板です。十万辻のランドマーク的存在です。



同じく十万辻の峠道にあるTKF。もちろん、田村けんじファミリーではありません。「宝塚カートフィールド」。いわゆるゴーカートのサーキット会場。いつも前を通り過ぎるだけで中に入ることはないのですが、今日は少し中に入って写真を撮ってみました。



JR、阪急宝塚駅付近にある花乃道にて。足早に歩いて行く出勤途中の人たちの格好の通り道ですね。私も職場へ自転車通勤する時はほぼこの道を通って行きます。



花乃道の中にあるスイーツショップ「IZUMI」にて、抹茶カキ氷を注文。通勤時にカキ氷を食べるなんて、今日は余裕のよっちゃんですななぁ。ムフフのフ。



もう少し時間の余裕があるので、旧宝塚ファミリーランド跡地散策と洒落込みました。この大階段よく覚えています。閉園は2003年ということなので、ちょうど10年前ということですね。でも、たった10年前までここにファミリーランドがあったなんて想像にしくいですね。もっと遠い昔の記憶というイメージです。結局、USJも出来て客足が鈍って経営難ということで閉園やむなしという事になったんですけど、昭和の香り漂うレトロな遊園地ということで、今でも人気があったかもしれませんね。



こちらは手塚治虫記念館。一度だけ入ったことがありますけど、手塚治虫が作ったオリジナルアニメは一見の価値ありだと思います。

永沢寺の坂 (三田市・兵庫県道49号線上)

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この写真は、兵庫県三田市と篠山市を繋ぐ「兵庫県道49号三田篠山線」上にある、黒川沿いにある田園風景の集落「乙原(おちばら)の里」。ここからこの道を北に向かって走ると、三田市母子(もうし)と隣接する大字「永沢寺(えいたくじ)」に至る急坂があります。

三田市から篠山市へとロードバイク乗りが向かう際、色々とルートがありますが、母子から美濃坂峠を越えて、篠山市を走る国道372号線の小枕に出るルートを選択することが多いようです。およそ標高400メートルという高所にある母子や永沢寺地区に南方の三田市側から登る場合、青野ダムから青野川沿いに母子に至る「尼ん滝の坂」かこの「永沢寺の坂」しかありません。

どちらが険しいルートかと言うと、間違いなく「永沢寺の坂」です。

私は普段、母子や永沢寺に登る場合、尼ん滝の坂を登ります。楽だし家から近いし。それに母子はゴールではなくて旅程の通過点であることがたいていなので、無駄に疲労したくありませんしね。

しかし、坂バカローディ諸氏にとっては、あえて辛い道を選ぶという選択はごく自然なことなのかもしれません。今回はそんな坂バカローディが大好きな難所ルートのご紹介です。


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ルートラボはこちら


コース全体概略

 始点   : 兵庫県道49号三田篠山線上、乙原地区、神姫バス「乙原バレイ」停留所付近
 終点   : 兵庫県道49号三田篠山線上、永沢寺の標識
 距離   : 3.9km
平均斜度 : 8.7%
獲得標高 : 329m





一応スタート地点は、神姫バスの停留所「乙原バレイ」付近とします。ここに至るまでも緩い登り道が続いているのですが、明確なスタート地点も見つからないので、ここをスタート地点とします。




スタートして1kmほどは斜度2〜3%程度の緩やかな登り道が続きます。水車がトレードマークの「手打ち蕎麦しょうぶあん」さんの横を通って行きます。緩傾斜だからといって油断してペースを上げてはいけません。厳しい登り坂がどんどん迫っています。



この宗教団体の緑色の建物が見えてきたら、激坂区間へのご招待です。斜度が6〜8%程度に緩む区間もありますが、概ね斜度11〜12%が続く坂道です。



厳しい勾配の坂道がずーっと奥まで続いて行きます。決して焦らず自分のペースを守ってゆっくりと登っていきましょう。



斜度12%を越える坂道を登っていくと、そこに見える古風な民家。「わらび餅、茶そば」の看板があります。



右手に見えるのが、「峠の茶屋一軒屋」さんです。しかし、この道を通る時はいつも「支度中」。開店が11時ということで、なかなか店に入る機会がありません。

    

「峠の茶屋一軒屋」を越えると、しばらくご褒美で緩斜面区間ですが、厳しい登りはここからが本番。斜度12%がずっと続く登り坂です。「黒川渓谷」という標示がありますが、渓谷という爽やかな川の流れは見えません。川が流れる轟音だけが聞こえます。クネクネと曲がった急坂の登り道が続きます。

    

いや、もうただひたすらキツイ登り。「このカーブを曲がればゴールか!?」と、何度心に思うことでしょう。そしてその希望は必ず打ち破られます。坂道はまだまだ続きます。

    

この緑の看板が見えてきたらいよいよゴールは近い。最終コーナー手前に、最終コーナーと似ているカーブがあるのでご用心。右の写真は本当の最終コーナー。ここを曲がるとようやくゴールが見えてきます。



「永沢寺」の花咲く標識が見えれば、そこがこの坂道のピークです。勾配が厳しくてカーブの連続なので、実際の距離よりも長く感じます。この坂道を平穏に登るには、心を無にして、「次のカーブを曲がれば・・・」という邪念を捨て去ることが必要です。「あれ、知らんまに頂上着いてたわ」なんて思えるような素晴らしい脚力が自分のものとなる日が来るのだろうか。。


    

坂道のピークからは鋭い下り道。しかし、ごく短い距離です。下り道の途中にある「花の里展望台」。

    

永沢寺地区の様子が高所から展望できます。下り道を下りきると、結構有名なお寺「永澤寺(ようたくじ)」と、観光バスも乗り付ける観光名所、「花しょうぶ園」です。季節によっては、ここの芝ざくらや菖蒲を見る人出で賑わい、交通量も増えるので要注意です。

「永沢寺の坂」の評価



交通量 [C]
季節や曜日、時間帯によってのばらつきが大きい。花しょうぶ園の花(1年のサイクルが決まってる)の見頃の時期の休日はロードバイクで走るには危険なほどに交通量が多い。観光シーズンから外れていれば休日でもそう交通量は多くはないが、三田と永沢寺、母子、篠山を繋ぐ主要な道路なので、基本的にクルマの通行はある。

路面状況 [A]
交通量のある峠道だけに整備は行き届いているという印象。冬期は凍結の危険性あり。

安全性 [C]
交通量が多く、勾配が急なので、ダウンヒルの際には要注意。ダウンヒル練習には不向き。危険。

信号機 [S]
皆無。

エイド [C]
登り口には飲食店はあるが、手軽に食料を入手できるような店はない。自販機も乙原にあるだけで、坂の途中にはないので事前準備が必要。永沢寺に入ると、花しょうぶ園の食堂や自販機もあり、カフェ「シュガー」もある。

景観 [C]
ひたすら木々の中の坂道を登るだけで、特徴的な景観はない。黒川渓谷という標識があるが、道から外れているのか川の流れは分かりづらい。

用途 [ヒルクライムトレーニング]
登って楽しいコースだとは思えない。ヒルクライム能力を上げるトレーニングコースとしては負荷が強くいいかもしれないが、遠方から来るほどでもない。三田市在住ローディには登坂練習に良い。

美濃坂峠 (兵庫県道49号三田篠山線上、三田篠山市境)

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小枕交差点の標識


三田市と篠山市とを繋ぐ、重要な峠がこの「美濃坂峠」です。三田市から篠山市内に向かうルートは、国道176号線か、この美濃坂峠を越えるルートが中心になってきます。特に篠山市街地周辺から三田市へ入る場合、イナロクを走る方が勾配が少なくて楽と言えば楽なんですけど、なんだか味気ないのも確か。この美濃坂峠の坂道を登って母子に出てから、尼ん滝の坂を下って三田市内に入っていくのがローディ的なルートの取り方という感じですね。


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コース全体概略

 始点   : 国道372号線篠山市内小枕交差点
 終点   : 兵庫県道49号三田篠山線上、篠山市三田市境
 距離   : 4.4km
平均斜度 : 6.4%
獲得標高 : 256m



篠山市内の国道372号線上にある「小枕」交差点から南に向かうルートが美濃坂峠です。正面に火の見櫓が立っている道を入っていきます。




小枕の集落を走る道はほとんど平坦路。正面に越えて行くべき山並みが見えますね。正面やや右の一番高い山が三国ケ岳です。



美濃坂峠は、三国ヶ岳の稜線を右に落ち切った場所(小さな建物が立っている小山より左の鞍部)が美濃坂峠だと思います(確証はありませんが)。でも、あんなに高くまで登るというのが凄いですね。


     

遠方の山並みを眺めながら、集落を抜けても緩い勾配の道が続きます。稲穂が育って伸びてきた田園風景も緑が濃くて気持ちいいですね。

     

農業用のため池脇を走るころから勾配がいよいよ上がってきます。道は木々に囲まれて視界は取れなくなります。

     

1つ目のヘアピンカーブを越えて直線の登り道。進路は一時、峠とは反対方向に進みます。斜度は10%前後。

     

2つ目のヘアピンカーブ。ここを越えると、ルートは再び美濃坂峠方面を目指していきます。

     

途中で展望台のような場所があり、美濃坂峠まで400メートルの標識があります。この標識を越えると、空が低く見え、もう少しで峠に到着しそうな景色になってきます。

     

眺望はあまり良くありませんが、唯一木々に遮られずに篠山方面の眺望が効く場所があります。さぁ、峠到着まで残り僅か。



三田市の標識が見えてきたら、そこが最高到達点「美濃坂峠」です。



美濃坂峠から母子の集落までわずか700メートルくらいの僅かな下りです。母子が山上の高い標高の場所に開けた集落であることが分かりますね。



こちら母子側からの美濃坂峠の登り口です。冬期はよく凍結するので通行には要注意です。

「美濃坂峠」の評価



交通量 [B]

篠山と三田を結ぶ重要な交通路である美濃坂峠。交通量は少なくはなく、登坂中も下って行く時もクルマ数台とすれ違うはずです。

路面状況 [A]

交通量の多い重要な道路ということで保全管理は行き届いているという感じで、荒れている印象はありません。

安全性 [B]

交通量が多いのと、夏場は道路脇の下草が伸びてカーブの視界が悪くなるので、クルマとのスレ違いに注意が必要です。

信号機 [S]

信号は峠道の始点と終点以外にありません。

エイド [D]

補給ポイントはほとんどありません。母子にある茶香房きらめきの自販機、母子小学校付近の自販機、小枕にも自販機くらいしか補給の取れる場所がありません。補給食は事前に用意する必要があります。

景観 [B]

美濃坂峠付近から篠山市街地方面を眺望する景観は季節や時間帯によっては雲海が見られることもありますが、基本的に峠道の眺望は良くありません。細長い小枕の集落の田園風景には和まされます。景観はBとCとの中間という感じです。

用途 [通行・ヒルクライムトレ]

主な用途は通行ですね。三田篠山間を結ぶ重要な峠道です。三田市在住の私にとっては、宝塚への通勤時に通る国道176号線上の赤坂峠、あるいは十万辻に次いで、よく利用する峠道だと思います。平均勾配も距離もちょうどいい感じの峠道なのでトレーニングにも向いています。補給の取れるエイドがほとんどないのが欠点ですが。

はらがたわ (大阪府・能勢町 旧国道173号線(能勢街道)上)

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大阪府・能勢町を南北に縦断する国道173号線、篠山市との境目にある集落、「天王」にいたる峠道が 「はらがたわ」 です。ちなみに「たわ」とは「峠や鞍部」を意味する言葉なので、「はらがたわ峠」というのは違和感があります。地図には「はらがたわ峠」とあるもののありますが、ここでは「はらがたわ」で統一します。篠山市の多紀連山を越える峠道も「大たわ」と呼びますね。あの「たわ」と同じ意味合いです。



国道173号線の新道は、峠を越えず山中に穿ったトンネルを潜っていく道路です。効率的な通行にはこちらが便利ですが、ローディにとってはあまり使用されなくなった旧道の「はらがたわ」の方が趣があることは間違いありません。今回のルート、新道から脇道に入って峠越えを目指す旧道を走ります。


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コース全体概略

 始点   : 大阪府・能勢町、国道173号線、一里松キャンプ場の看板のある分岐
 終点   : 大阪府・能勢町、国道173号線、はらがたわ
 距離   : 5.5km
平均斜度 : 5.7%
獲得標高 : 308m

      

分岐から分かれて旧道に入ってしばらくは、登り勾配の穏やかな民家の点在する穏やかな道を行きます。「一里松キャンプ場」の看板がいくつもあるので、それに沿って進めば問題なし。

      

T字分岐があるので、ここを右に進みます。左に行くと国道173号線の新道と合流します。新道の橋の下を潜って行きます。この交差以降、新道は旧よりずいぶんと右手の方向を走って行きます。

      

整備された綺麗な道を行くと右手にダムが見えてきます。橋を越えて進みますが、勾配は緩やかなので問題なし。

      

分岐が出てきました。直進すると新道に上がり、はらがたわトンネルを潜っていきます。旧道はこの分岐を左折するルートです。



旧道の峠道に入ると、この荒れ具合です。走るのに困るという程でもありませんが、落石や苔で滑って落車することなく注意して進みます。



鬱蒼と茂った木々の中を登っていきます。もう相当登ってきていると思いますが、眺望は全く効きません。



細かい九十九折の登りが出現します。ヘアピンカーブの繰り返し。これはこれでなかなか面白い登りです。



九十九折の様子が見て取れると思います。それにしても夏本番ということで下草が伸び放題ですね。秋冬になると木も枯れて、すっきりとした登り道になると思います。



藤の花の木かな。道にせり出てトンネルを作っています。藤の花が咲いている頃は綺麗でしょうね。



九十九折の登りを終えるといよいよピークのはらがたわが近づいてくる感じです。



最後の直線です。ここを登り切ればゴールです。



はらがたわ到着。かといって、何もそれを示すものはありません。はらがたわは昔ながらの重要な峠道だったので、峠の標識というか碑文くらいあっても良さそうなものなんだけど。能勢町さんもご検討いただけたらって思いますね。

      

ちなみに山王側への下りは1kmもないくらいで、スッと下って終了です。下り道の途中、小さな西洋のお城のようなカフェがあります。どんなお店だろ。気になりますね。

おまけ

      

国道173号線、はらがたわのスタート地点から少し南に下った場所にある 「ふる里産品直売店」 。
に入ってみました。地域の農産品を売っている小さな道の駅という感じです。

      

補給にソフトクリームでも食べようかと立ち寄ったところ、 「玉子かけごはん350円」 の文字が目に入りました。そこで早速注文しました。炊きたてのご飯に、プリップリの玉子。これはもう最高の組み合せですね。

      

しかも驚いたことに、このお店、ご飯を何杯でも御代わりできて、玉子も何個でも食べても良さそうな感じ。少なくとも籠に入った6個は食べていいのかな・・・。ってそんなに食べられるものでもありませんが、玉子かけごはん2杯と生たまご1つ、計たまご3つを頂きました。それでも350円!! シメは地サイダー桜川サイダー150円です。ほんのりとした甘味がアクセントの美味しいサイダーでした。

それにしても偶然入ったお店で充実の補給注入でした。水曜日が定休日で、それ以外は毎日営業しているとのこと。この周辺に来ることがあればぜひ立ち寄りたいお店です。

コース評価は暫時アップします。

岩谷峠 (神戸市北区 国道428号線上)

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神戸市北区の東端にあり、東播の三木市と隣接するのが淡河町ですが、その淡河町から丹生山系のド真ん中を乗り越えて同じく神戸市北区、裏六甲の街、箕谷に至る峠道がこの「岩谷峠」です。

丹生山系をパスして南北に移動するなら、西の県道85号神戸加東線か、東の県道15号神戸三田線といった丹生山系の縁を走る道路を行くしかありません。例えば、神戸市在住のロード乗りが三木市や東播方面へ移動する時にはこの「岩谷峠」はよく利用するルートなのかな。淡河からさらにその北への展開含みなら岩谷峠、三木市や加古川市といった東播磨方面への展開含みなら、K85を走るといった感じなのでしょうか。


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広域MAP的にはこんな感じです。下の長細い湖が衝原(つくはら)湖といって呑吐ダムのダム湖です。湖に沿うように走っているのが県道85号線という訳です。

こちらはルートラボ


コース全体概略

 始点   : 神戸市北区・国道428号線「淡河本町」交差点
 終点   : 神戸市北区・国道428号線、岩谷峠
 距離   : 4.3km
平均斜度 : 7.1%
獲得標高 : 301m


「岩谷峠」淡河側からの登りの起点は、兵庫県道38号三田三木線と国道428号線が交差する「淡河本町交差点」。この交差点付近に、道の駅「淡河」と、淡河名物、豊助饅頭で有名な老舗和菓子店「満月堂」があります。これらのお店で一息入れてから峠に足を踏み入れるのも良いかもしれません。

      
峠道の出だしこそ、穏やかな風景だったのですが、すぐに急勾配の登りに入って行きます。


      
ガツンと最初の登りを登り終えると勾配が緩やかになるのですが、またすぐに次の急坂が現れます。S字カーブの最も勾配が急な地点の斜度は16%でした。

      
登り詰めて行くと、右手の視界が開けてきました。道は山の左側の急斜面に作られているようで、右手側は崖といった感じです。三田、篠山あたりの峠にはないダイナミックな眺望が見られます。


とても標高400〜500mあたりの、そう高い地点を走る訳ではない峠道の眺望とは思えませんね。


登ってきた道を振り返って写真撮影。淡河町の田園風景が広がっています。空気がクリアな季節ならもっとはっきりと見えるでしょうね。

      
展望の良い区間を越えて急坂を登って行くと、左手に淡河環境センターの敷地が見えてきます。

      
その少し先に「緑の聖域」の看板が見えてきました。この看板の先のカーブを登って曲がるとゴールです。


そして、「岩谷峠」のゴール!!・・・か?ここで良いのか?碑石なんてもちろん無いし、ここが「岩谷峠」であることを示すモノは全くありません。もしかしたら別の場所にあるのか?? 何も分かりませんが、先に進んでも下っていくだけだったので、坂を登り切ったこの場所をゴールの「岩谷峠」としておきましょう。グーグルMAPではちゃんとこの辺が峠になっているんだけどなぁ。


箕谷方面への下りをスイーッと下って行きます。最初は眺望もなく、整備された綺麗な道を下るだけで面白くもなにもありません。しかし、やがて丹生山系の森が広がる展望が見えてきます。


丹生山系の森。この周辺を登山で歩いたことはありませんが、興味深そうな森林が広がっています。いつかまた登山をする時にはこの周辺の山々を歩いてみたいと思いました。


峠道を下りきった場所にある交差点。右折すると吞吐ダム(衝原湖)に向かいます。

コース評価は暫時アップします。

おまけ
       
淡河本町交差点付近にある豊助饅頭の老舗「満月洞」。兵庫県道38号線沿いに大きな櫓が立っているのですぐに分かります。

       
創業は明治15年という老舗で、よほど地元の人に愛されているのでしょう、客がもうひっきりなしに入ってきます。お盆という時節柄もあるとは思いますが、こんなに客の出入りが多い和菓子屋は初めてです。右は名物、豊助饅頭、左はみかん大福ということで店内で食しました。

       
みかん大福は、小振りな温州みかんが丸ごと入っていました。甘くてすっぱい夏にはぴったりの大福です。笹の葉に包まれているのは水大福。ぷるぷるんの食感。

トレック・マドン6 今更ながらのインプレにトライ。

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六甲山上、ガーデンテラスの看板にて。


トレック・ マドン6 を2013年の1月11日に納車してはや半年以上が過ぎ、走行距離も3000kmが過ぎました。ヒルクライムを中心に平坦路の巡航練習、スプリント練習、日帰りツーリング、宿泊ありのツーリング等々、色々な場面でこのバイクに乗ってきました。そこで、この盆休みの期間中に、改めてこのバイクの乗り味を考えてみようということで、今更ながらのインプレ記事を書いていきたいと思います。ブロ友さんたちが色々とニューバイク購入で、すかさずインプレをやっているを見て刺激されました。そういえば マドン6 のインプレって納車すぐに書いた記事以降書いていないやん、って感じです。


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現在のSPECはこちら。

納車当時とほとんど変わっていませんが、ホイールがボントレガー製から、レーシングゼロコンプエディションに変更がありました。コンポはせっかくハイグレードフレームを買うのだったらと思い切ってのシマノ・9000系デュラエース。デュラエースのインプレなんかもしてみたいと思いつつ、それはまた後日ということで。とりあえず今回はバイク全体の乗り味についての焦点を当てたいと思います。


このマドン6を走らせて、最も体感できることが、BB周辺の剛性の高さ。最近のハイグレードのフレームはどれもそうですが、BB周辺がもの凄い太さになっています。マドンもその例に漏れず、ボリューム感溢れるものになっています。マドンは「BB90」という独自のBB規格で、BB付近のフレーム部の高剛性化と軽量化を実現したらしい(トレックのHPより)。

まぁ構造的なことはよく分かりませんが、とにかく強く踏んでも踏んでもその力をガッチリと受け止めてくれる感覚です。スチール車のケルビム・ピューマはノーマルBB、アルミ車のCAAD10はBB30(といってもカンパのアダプターを入れて使用しているので純粋なBB30を体感している訳ではありません)と比べてみてもマドン6のBB周辺の剛性の高さは格別です。これはスチールやアルミとは違ったカーボンという材質の特徴であるのかもしれません。

フレーム全体は、高剛性のカーボンにより、カッチカチの硬いフレームが想像できますが、これが不思議な感覚なんですけど、「硬いのに硬くない」「ソフトな乗り味なのに全然ソフトじゃない」。な〜んて言われても、「はぁ!?何言ってんの!?」って感じでしょ。でもどう言っていいか分からないけど、本当にこんな感じなんですよね。自転車ってすべからく、両の脚でペダルを踏み込んでその力を動力に変換して前方への推進力としますよね。けど、人間の踏み込む力でフレームが撓んでしまったら、パワー伝達にロスが出て、推進力が落ちてしまう。なので、人間の踏み込む力に負けないだけの剛性の強さが欠かせない訳です。でもって、バイクの重量が軽い方が出だしの推進力が増すので、剛性と重量のバランス。これが重要になってきます。

いくら軽くても剛性が低ければ推進力が落ちるし、剛性が高くてもその分重たくなると、ロードバイクとしては色々と支障がでる。スチール、アルミ、カーボンと3つの材質のフレームを乗り比べてみて、この2点のバランスが推進力の向上という点で突き詰められているのが、カーボンフレームなのだという理解をしています。耐久性や可塑性はまた別としてね。

でも、ハイエンドのカーボンフレームって、この両者のバランスだけでない特別な味付けがされているように思えます。とは言っても他のモデルには乗ったことがないので、想像だけなんですけど。ただ、マドン6で言うと、踏み込みの後、「バイクの走りが伸びる感覚」が、スチールやアルミと比べてはっきりと大きく感じます。全体的にはカッチリとして硬いはずなのに、しなやかに走りが伸びる。登坂でも平地でもそれを感じます。これはいかに?? チェーンステイやシートステイの構造に秘密がありそうですけど、具体的にはよう分かりません。けど、間違いなく言えるのは、マドン6はケルビム・ピューマより、キャノンデール・CAAD10より、平地も登坂も速く走れるという事です。(って、わざわざ言うことか!ってツッコミがありそうですけど)

「じゃあ、もうピューマやCAAD10は要らないんじゃ?」って思います? それが不思議とそうはならないんですよね。もちろん、目的別に乗り換えるってこともありますけど、この3台が3台とも乗り味が大きく違うので、マドン6ばっかり乗っていると、ケルビムに乗り換えた時にすごく新鮮で、それはそれで楽しい気分なんですよね。それはCAAD10も同じことが言えます。それぞれにそれぞれの良さがあるって感じですね。


えっ、空力特性ですか? トレックの開発陣が満を持して世に問うたというカムテイル理論って奴ですね。結論、> 「はい。分かりません」 。写真を見ての通り、フレーム形状で空気抵抗を減じようとしても、ドリンクホルダーがあってドリンクボトルが差してあって、ツールボックスもある訳で、こういう状態でカムテイル形状は機能するものなのかなぁ。しかしながら、速度は上がってる。それは事実なんです。

平坦でスプリントの速度を計測したら、明らかにマドン6で走った時の方が速度が速くなった。それには上にも書いたカーボンフレームのメリットが反映されていると思いますが、もしかしたら、空気抵抗をより減らすという意図でデザインされたこのフレームの効果が入っているのかもしれません。「実感はできないけど、結果から見ると、もしかして効果がある?」 そんな感じの印象です。こんなんでインプレになったかなぁ。

野間峠 (大阪府道4号茨木能勢線上、大阪府能勢町と豊能町の町境)

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大阪府能勢町のシンボル、樹齢1000年と言われる 「野間の大けやき」 です。今回紹介する峠は、この大けやきのある能勢町の野間から、豊能町の野間口を繋ぐ大阪府道4号茨木能勢線の 「野間峠」 です。


この地図は能勢町と豊能町を示すものですが、妙見山(660)、天台山(640)が立ち並ぶ、妙見山山塊を挟むようにR477とR423という2つの国道が南北を走っています。R477は能勢町を走りR423は東隣する豊能町を走っていますが、先述の妙見山山塊によって中央の連絡が遮られ、R477とR423を行き来する東西の交通は限られています。

今回の野間峠と、南方の箕面市止々呂美の住宅地と能勢町の東ときわ台という住宅地を繋ぐ道と、野間峠より北方にある「堀越峠」の3つの道路しかありません。止々呂美と東ときわ台の道は住宅地を繋ぐ道路の状況はよく分かりませんが、この府道4号線の野間峠が能勢町と豊能町とを繋ぐ重要な峠道であることは間違いがなさそうです。

しかし、ネットで野間峠を検索すると、野間峠周辺における心霊スポット的な情報が数多くヒットします。それらの情報によれば、夜間、不用意にこの府道を離れて山中に入ったりすることはもちろん、この道を走ることさえ避けた方が良さそうな気さえしてきます。当方霊感などありませんので、今回もそうした種のシグナルを感じることはありませんでしたが、霊山と呼ばれる妙見山の麓という場所柄、そうした事象があったとしても何ら不思議ではないという思いでいます。

こちらはルートラボのMAP


コース全体概略

 始点   : 大阪府能勢町・大阪府道4号茨木能勢線、野間中交差点
 終点   : 大阪府豊能町・大阪府道4号茨木能勢線、阪急バス「野間峠」停留所
 距離   : 3.5km
平均斜度 : 6.5%
獲得標高 : 236m



ここがスタート地点の「野間中」交差点です。野間の大けやきのある場所からまっすぐ東へ向かった場所にあります。

      
道標の石碑がありました。「右に行くと妙見山」とありますね。豊能町から野間峠に至る道の起点は「妙見山口」交差点ですので、妙見山参りは向こう側から登るのが標準となっていたのでしょうか。無人の野菜販売所。これって外国人が日本に来てすごく驚くんですってね。

      
序盤は長閑な集落の脇を通っていく感じの道。勾配もまだまだゆっくりで。

      
右手に田園風景が広がります。左手は山の斜面になっていて景色は見えません。だんだんと勾配が出てきて、集落が低く見えてくるようになりました。

      
かなりぐいぐいと高度が上がって行きます。しかし斜度は10%弱くらいかな。一つ目のヘアピンカーブ。喫茶店があるところを180度ターンします。

      
もう眺望は見られず、木々に囲まれた道をゆったり登っていきます。登っていくと分岐があって右に行くと神社へ行くようですが、坂の勾配で鳥居の根本が見えません。

      
ヘアピンカーブが2つ重なった地点の1つ目。こういう区間はたいてい斜度が酷いことになっていますが、この峠道ではそんなこともなくゆったりと登っていくことが出来ます。

      
180度の折り返し道が2つ重なるコースを上から見るとこんな感じになります。その後、直線路を登って行きます。

      
ここで2回目のヘアピンカーブが2つ重なったコーナー(何か呼び方あるのかな?)の登場です。しかし、六甲の小笠峠の同じようなヘアピン2段重ねの道に比べると斜度はずっと楽。そしてトンネルが見えてきました。ゆったり登っているうちに「もうピーク?」という感じです。

      

野間からの登りですと、このトンネルの手前くらいが一番標高の高い所となっていますが、トンネルの向こうに阪急バスのバス停があって「野間峠」となっているので収まりが良い感じ。トンネルは下り坂です。トンネルを出ると妙見荘という温泉旅館があって、その先がすぐゴール。



阪急バスのバス停「野間峠」到着です。そして、ここが能勢妙見山の参詣道の入口ともなっています。背後の府道の山肌にはこの地に現れる霊たちの魂を鎮めるためのお地蔵さんが鎮座していました。

コース評価は暫時アップしたいと思います。

船坂峠(蓬莱峡の坂) (西宮市・兵庫県道15号神戸三田線(通称・有馬街道)上)

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蓬莱峡


今回紹介する峠は、阪神間ローディにとっては馴染み深いと思われます有馬街道(兵庫県道15号神戸三田線)上にある船坂峠です。そして、このコースは船坂峠に至るまでに見る事ができる景勝、蓬莱峡の坂としても有名です。

「船坂」とは、有馬街道を有馬温泉に向かって登って行き、登りつめた場所にある小さな集落の名前です。その歴史は古く、奈良時代の文献に船坂の字を見る事ができます。日本三古湯の1つ「有馬温泉」との繋がりが深く、有馬温泉への道中、あと一息というところで、この船坂の茶屋などで休憩することが多かったのではないかと推測されます。現在の船坂は西宮市に属し、住民約700人ほどの小さな集落となっています。地理的には標高350m〜400mにあり、寒暖の差が大きく、それを利用した野菜栽培が有名になっています。

ルートラボのMAP


コース全体概略

 始点   : 兵庫県西宮市・国道176号線上、大多田橋交差点
 終点   : 兵庫県西宮市・兵庫県道15号神戸三田線上、船阪交差点
 距離   : 5.6km
平均斜度 : 5.8%
獲得標高 : 330m

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国道176号線、大多田橋交差点。K15、通称「有馬街道」の起点となる場所です。祠には「馬頭観音」が祀られており、動物供養、特に街道脇に設置されている場合は、街道筋で亡くなる馬を供養するためと言われています。現代ですと、もちろん街道を馬で往来することはありませんので、道中の安全祈願という意味合いを感じることができます。


古い道標も交差点にあります。「左有馬道、右木ノ元」の字が見て取れますね。

      
有馬街道はJR福知山線の高架下を潜ってスタートします。高架を過ぎると右手にはすぐ採石工場があります。大多田川沿いに沢沿いを登って行くこの道には採石工場がいくつか見られます。六甲山特有の花崗岩質の岩肌が採石にはちょうど良いという感じでしょうか。

      
左手側に大多田川と東六甲の山並みを眺めながら勾配の緩い坂道を西へと登って行きます。そして大きな採石工場も見えてきました。


この採石工場の建物の壁に、ロッククライミングをするアスリートの絵が描かれていました。こんな絵が描いてあるって恥ずかしながら初めて知りました。

      
勾配は少しは厳しくなってきましたが、それでもまだまだ余裕の坂道です。阪急バスの「知るべ岩」なる停留所があります。 


こんな言い伝えがあったのですね。この「知るべ岩」は崖下にあるそうですが、ロード用のビンディングシューズでは行けそうもありません。     
      
遠方に岩肌が露出し風化によって荒々しい景観を作り出しているバッドランドが見えてきました。蓬莱峡です。

      
一路西に進んでいた道がヘアピンカーブで東側に折れ曲がり、また再び西へと折れ曲がります。


MAPにある通り、Z状の道となっていますが、蓬莱峡を遠望できるこのZ状の区間がこの峠道のハイライトです。

      
Z状の折れ曲がった道を西へ進んで行くと、「蓬莱峡」のバス停があります。記念プレートもあるので、そこで記念撮影。


蓬莱峡のバッドランド。この奇岩は著しく風化した花崗岩によるものらしい。詳しくは、wikiの「蓬莱峡」へ。その昔、私、fumitaroが、小学5年生の頃、男性の担任の先生がクラスの子どもたちを連れて、休日にここに遊びに連れて行ってくれました。今のご時世では、担任と言えども、休日にクラスの児童を集めて遠足のようなことをするというのは色々と難しいことになってしまいましたが、当時はまだ昭和の世で、こうしたほのぼのとしたやり取りができていたのですね。この断崖の森の中で、松ぼっくりを投げ合う戦争遊びをしたことをよく覚えています。


蓬莱峡の説明が彫られた金属製のプレートが設置されています。

      
蓬莱峡のバス停を過ぎてからも、ゆるやかな勾配の坂道が続きます。そして右手に立派な民家が見えてきたら船坂の集落はもうすぐです。

      
船阪の集落に入り、この交差点を左折、県道82号線を行くと、小笠峠を経て六甲ヒルクライムコース、宝塚、西宮市街地へと続く道となります。そして、この坂を登り切った場所が舟坂峠です。


舟坂峠にある山王神社。


現在、「船坂」の交差点がある地点です。右手に坂を下ると西宮市山口町の住宅地へ。左折すると小笠峠を登らず宝塚・西宮方面へと繋がる有料道路、西宮北自動車道(盤滝トンネル)です。交差点を直進すると有馬温泉へと至ります。

おまけ

船坂峠より西へ進むこと、3.6kmで有馬温泉郷に到着します。写真の場所は、有馬温泉の外湯「金の湯」です。有馬温泉名物の塩分と鉄分を多く含み褐色を呈する含鉄塩化物泉、いわゆる「金泉」を楽しむことができます。


有馬名物と言えば、こちらも有名ですね。温泉饅頭とてっぽう水です。てっぽう水は強い炭酸が特徴ですが、仄かにアップルサイダーっぽい味がするのは気のせいでしょうか。

「船坂峠」の評価



交通量 [C]
有馬温泉というメジャーな温泉観光地と都市部を繋ぐ道路であること、沿道に採石工場が並んでいることなどから観光に来る自動車、バス、タクシーやトラックといった色々の種類の交通量が多い道路と言えます。都市部周辺の小さな峠道でこれだけ交通量のある道路っていうのも珍しいと言えるかもしれません。

路面状況 [A]
観光、産業、生活道路として多様な側面を持ち、交通量の多い重要な道路ということで保全管理は行き届いているという印象です。

安全性 [B]
上記の理由で交通量は多いものの、片側2車線の道路が続きクルマも自転車を余裕を持って追い越してくれること、交差点なども少なく、脇道からの飛び出しや巻き込まれ、といった状況もないので交通量の割に安全性は高いという印象。

信号機 [S]
船坂の集落に「船坂小学校前」の交差点があるだけです。

エイド [C]
峠道の道中、補給の取れる店舗はもちろん自動販売機も峠の付近、船坂の集落まで行かないとありません。しかし、船坂に出ればコンビニがありますし、峠を下りると阪神間有数の観光地「有馬泉温郷」ですので自転車修理以外のエイド機能は揃っています。

景観 [A]
蓬莱峡や有馬温泉といった、雄大な自然界の力が悠久の歳月を経て地表に現れ出てきている独特な場所を登るコースです。峠道の左手側にある蓬莱峡や六甲の山並みを眺めながらゆっくりと登って行くのが楽しいコースでもあります。

用途 [通行・ヒルクライム]
この峠を目指して、というよりは有馬温泉や裏六甲、三田方面を目指す途中の通路として、あるいは東六甲ヒルクライムコースへの取りつきの1つとしてという利用の仕方がメインでしょう。私は宝塚の職場から自宅へ帰る際にこの道を走ることもあります。平日の夜間は国道176号に比べると圧倒的に交通量が少ないので、ゆったりと坂を登って帰るのもなかなか乙なものです。

三田市・尼ん滝ヒルクライムTTコース・タイムトライアル記録

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関西ヒルクライムTTにも最近登録された、尼ん滝ヒルクライムコース ヒルクライムのトレーニングのために、自宅から最も近くて走り易いこのコースを導入しました。最低でも週に1回はここに来て、タイム測定をしたいと思います。

ルートラボのMAP


コース全体概略

 始点   : 兵庫県道308号曽地中三田線・神姫バス上青野停留所
 終点   : 兵庫県道308号曽地中三田線・母子浄化センター付近、異常気象時通行規制区間終点の標識
 距離   : 4.3km
平均斜度 : 5%
最大斜度 : 10%
獲得標高 : 212m

スタート地点から約2kmまでは、斜度2〜5%程度の緩やかな登り区間。アウターで回してタイムを稼ぎたい。2km付近にある「妹背橋」からは勾配が厳しくなり、斜度8%〜10%の約1kmの区間が続く。三田市母子の標識を越えると勾配の緩やかなアップダウンの道となる。残り1kmは高速区間。ゴールの標識までラストスパート!!

*平均斜度は5%ほどのコースで、純粋なヒルクライムコースとは言い難い。序盤の勾配の緩い区間でタイムを稼ぎつつ、斜度10%弱の1kmの区間を登る体力をいかに温存できるかがポイント。だが、そこで力を使い切る訳にはいかない。残り1kmの緩やかな勾配のアップダウンの道でもタイムを稼ぐ必要がある。前半に飛ばし過ぎて勾配の厳しい区間でヘバッてしまっては仕方がない。ペース配分がポイントとなるコース。

過去2回の成績


当面の目標は13分を切って12分台に突入すること。関西ヒルクライムTTでのベストタイムは12分3秒とかいう鬼記録。その人のプロフィールを見たら、体重51kgだって。。。体重約20kgの差は厳し過ぎるやろ!でも、体重さえ落ちればチャンスがあるってこと!?とポジティヴシンキングで行きましょう(^◇^)

無念、途中予定変更となった灼熱の丹後半島ライド

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お盆休みには1週間の休みがありましたが、ほぼ、自宅周辺の「峠」をたくさん登って、その記事を書くことに専念していました。その分遠乗りはしていなかったのですが、休みの終盤にようやく、いつもの友人おしょうさんとロングライドに行くことになりました。どこ走ろうかなぁ〜と考えていましたが、丹後半島を走って城崎温泉に浸かって、ゆったり電車で帰ってくるのも良いなぁなんて事で、今回は帰りは珍しく輪行を組み入れてのコース設定になりました。けど、この計画自体が結果的には甘かったんだよなぁ。。

出発は余裕をもって朝5時半。もうすっかり明るいですけど、さすがに三田だとこの時間は涼しいです。そして、いつもの青野ダムの記念碑の前で出陣式。今回は輪行袋や着替えなどを持っていくので、キャラダイスのサドルバッグを装備しています。ちょっと重くなるけどまぁ仕方ないですね。

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青野ダムから尼ん滝の坂を登り母子に入って美濃坂峠を下って篠山市街地から多紀アルプスを越えるべく大タワへ向かいます。母子くらいまでは涼しかったのですが、日が高くなっていくにつれてグングンと暑くなってきました。今日も快晴、真夏の猛暑日となるんだろうなという感じがムンムンとしてきます。そうそう、大タワは、篠山市街地から登るのは初めてなんです。いつも裏側から登ってこちらに下りてくるのが定番になっていました。向こう側からの登りは、美濃坂峠をもう一つレベルアップさせたような険しい峠でした。→ 「大タワ」


結果から言うと、市街地側からの登りの方が楽ですね。沢沿いの道を登っていくので日光が森で遮られて涼しくて登り易かったです。しかし、それにしても眺望の効かない峠道で、多紀アルプスの御嶽や小金ヶ岳らしき山頂がちょこちょこと見えるのですが、ほんんど視界を木々に遮られてしまうので山の同定もしにくくなります。それと結構な標高まで登るのに、道路からでは篠山盆地の眺望はまったく見えません。広島県じゃないですけど、なんか惜しいって感じですよね。


大タワからは県道710号と国道9号を乗り継いで福知山までやって来ました。すっかり快晴で福知山城の天守閣が青空に映えますね。


福知山市街地を流れる由良川の土手の道を優雅に走ります。この道は景色も良いし、クルマも人もいなくて最高に気持ち良い道ですよ。お薦めスポットですね。暑さのために大タワから福知山市街地までの道で体力を消耗していましたが、この道を走って少し元気を貰ったという感じです。


おしょうさんに、写真を撮ってもらいました。自分の走っている姿ってなかなか見られないので新鮮ですね。ふくらはぎが良い感じに隆起してますね。ムフ。


さぁ、福地山から日本海は天橋立を目指すのですが、今回はいつも走る国道176号線のコース(与謝野峠越え)ではなく、少し遠回りになりますが、鬼伝説で有名な大江山の麓、大江町から登って大江スキー場を越えて宮津市街地に出るルートを選択しました。いつも走る同じ道ばかりでは面白くないので、今回はこんなルートを取り入れてみました。しかし、結果的にはこの峠道を選んだことが計画頓挫に陥った大きな要因になってしまったようです。


酒呑童子っていう名の鬼を源頼光とその手下の四天王が倒したっていう話で有名らしいですけど、あまり知りませんでした。酒呑童子って聞いたことあったけど、童子っていうだけに、座敷童みたいな可愛い妖怪みたいなものをイメージしていました。30代の僕らはあまりなじみなかったですけど、40代以上の方は学校で習ったり、絵本や童謡で有名だったような感じなんですけど、どうなんでしょうか。


峠道のいたる所で鬼さんの象が道案内をしてくれていました。怖い鬼というよりも愛嬌があって憎めないという感じの鬼さんですね。峠道から少し外れたところに、「日本の鬼の交流博物館」というのがあるみたいなので立ち寄ってみることにしました。


ところが、この暑さの中で峠道を登ってきた疲労が溜まってきたのか、おしょうさん熱中症気味・・・・。エネルギー補給ドリンクを飲んで体力回復を図りますが・・・。


これが鬼の交流博物館。あれ!?鬼の博物館だでに建物が鬼の顔っぽい??


入館料大人300円。こじんまりとした博物館でしたが、内容はなかなか充実したものでした。鬼の由来として、古代に製鉄業を営んだタタラ師の一族(主に大陸からの渡来民族)ではないかという説が最近では有力であるという話がなかなか興味深かったですね。大江山近辺も鉱山があったそうです。


巨大な鬼瓦。迫力もあるけど、どこか愛嬌がありますね。


大江山スキー場の峠を越えて日本海の景観とご対面。市街地がちょうどこれから下って行く宮津市です。


昼食に予定していたのが、JR宮津駅前の食堂「富田屋」。食べログでも人気のお店で、店内はお客さんで一杯でした。20分ほど待ってようやく席に着くことができました。


さすが海辺の町ということでたくさんの種類の魚介類が安い値段で戴けるということで、ハタハタの干物の焼き物、タコの酢の物を食べたあとにメインの刺身定食を戴きました。美味しかったけど、もっともっと食べたかったですね。一方おしょうさんはグッタリとした感じで食欲も湧かないという危うい状態です。お水をたっぷりと飲んで少しは体力も回復したようではありましたが。。


ここは天橋立の旋回橋の上。橋の下をジェットスキーが通って行きました。夏休みらしい爽やかな光景でした。とはいっても暑いのは変わりませんけど。


天橋立を渡って、丹後半島を反時計回りに海沿いの道を行きます。最初の目的地は舟屋で有名な伊根町です。


ここまではまぁまぁ順調に進んできましたが、雲一つない天気で海沿いの道となると日陰もないので、流石にぐったりとしてきました。伊根の町にある道の駅で水分を摂ったり栄養補給に努めますが、おしょうさんは食欲もない状態でここからの道のりがとても気がかりな状態。


ここまでの展開を考えると、伊根からは国道178号線を走って多少ショートカットをして行けば良かったのですが、完全に海沿いのアップダウンの激しい道を選んで行ってしまいました。写真は秦の時代、不老不死の妙薬を求めて大陸を離れた徐福が日本に上陸した場所と言われています。風景は綺麗で素晴らしかったのですが、時間ロスは大きかったです。。


それと間違いが一つ。丹後半島は時計回りで、海側の車線で太陽を背にして走るべきでした。半時計回りで回ると逆光になって写真が撮り難いばかりか、海の景色がはっきりと見えずに残念。綺麗な風景の写真は、自転車を止めて反対側に渡って摂った写真ばかりです。


自転車に乗りながら撮った写真はずっとこんな感じ。風景は綺麗なんですけど、丹後半島の険しい高低感のある岩場の風景はあまり摂れていません。まぁ仕方ない。また次に行く時は時計廻りで走ろう。


ここが丹後半島の突端にあたる経ヶ岬の風景です。ここに辿り着いたのは16時を回ってから。宮津に着いて食堂を出たの13時半頃だとすると、ここまで来るまでに2時間半も掛っています。


間人にある道の駅「てんきてんき丹後」到着は17時半。ここから城崎まで約45kmの道のり。丹後半島のアップダウンはかなりマシにはなるものの、今までのペースから行くと3時間はかかってしまいそう。そうなると帰りの電車も危うくなるということで、最寄の駅で輪行するというプランに変更しました。最寄の駅はトロッコ鉄道の網野駅。18時8分発がありますが、残り駅までの道のりは13km。時間はあと30数分しかありませんから、時速26km/h以上で走らないといけません。18時8分発を逃すと、次の電車は1時間後となるので、疲労困憊のおしょうさんも最後の力を振り絞って全速力で網野駅まで走りました。

「もう無理・・・」と諦めて速度を落とすおしょうさんでしたが、網野の集落に入り駅まではあと僅かの距離。駅は集落の外れにあって場所が分からず、人に尋ねたりしながら、なんとかギリギリの時間で電車に乗り込むことができました。

暑さによる平均速度の低下、丹後半島のアップダウン等々を考慮するともう少し余裕のあるプランを設定しないといけませんでした。城崎からの電車の時間もなんとかなるだろうって感じでしっかり調べていなかったのも反省点です。それにしてもこの暑さはたまりませんね。

千丈寺湖周回トレーニング。2年ぶりの記録更新。

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千丈寺湖でのトレーニング。3周走りましたが、徐々にペースを上げていく感じで。2周目でもけっこうキツかったですけど、いつも以上に調子が良い感じがしたので、3周目はもう全力です。タイムトライアルのつもりで全力で踏み続けました。千丈寺湖南湖岸は木立の中の細い道でブラインドコーナーが多くてスピードを出すのが難しい道なのですが、コーナーを最大限に注意集中して走りました。そのせいもあってか、走っている時間が凄く長く感じました。

そして、これまでの最高タイムはケルビム・ピューマで出した24分23秒で平均速度が34.7km/hだったのに対して、昨日の測定結果では、23分36秒、35.9km/hをマーク。バイクはCAAD10と、ホイールはバレットの組み合せです。そして、結果的にはタイムも平均時速も大幅な記録更新しました。千丈寺湖の周回コースを全力で走るということはあまりないので、これまでの最高記録は、2011年8月に出したものでした。ちょうど2年、バイクも変わったし、少しは体力的に走られるようになってきたのかも知れません。



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才ノ神峠 (大阪府豊能郡能勢町長谷(ながたに)付近)

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今回の峠は能勢町にある「才ノ神峠」。舗装された車道上にある峠ではなく、山間の古道(今は林道になっています)にある峠ということでなかなか趣のある峠なんですよ。しかし、この才ノ神峠よりもこの峠のある集落、長谷(ながたに)の棚田の方が有名かもしれません。

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才ノ神峠は、大阪府豊能郡能勢町を走る国道173号線上の「栗栖」交差点の近くを走る大阪府道602号島能勢線から長谷の集落から峠道を登って行った場所にあります。長谷の棚田の風景を楽しみながら峠道を登っていくことができますよ。

ルートラボMAP


コース全体概略

 始点   : 大阪府豊能郡能勢町・大阪府道602号線、稲地集落付近
 終点   : 大阪府豊能郡能勢町・大阪府道602号線、長谷集落付近
 距離   : 4.2km
平均斜度 : 4.8%
獲得標高 : 190m


府道から長谷の集落の平坦な道を西へとゆっくり進んで行きます。左手に山並み、右手に田園風景が広がっています。


集落の外れの木立の道を西に進んで行くと少しずつ高度が上がっていきます。


低い高度ながらも、棚田を見下ろせる光景と出会うことができます。


ずいぶんと高度が上がってきました。田園の中を走る道路は栗栖交差点と杉生交差点を繋ぐ峠道です。



長谷の集落は山裾の谷に沿って民家が続いています。その生活道路を登っていくと、ぐいぐいと高度が高くなり、棚田を見下ろす風景もダイナミックなものになってきます。


谷に沿ってすり鉢状に棚田が作られているが分かります。


高度の高い所にも民家が点在しています。石垣の傍を通る雰囲気もまた良いですね。


棚田の最上部周辺を横切って走る道路です。


棚田の上部から下を見下ろす見事な棚田の風景が広がります。長谷の棚田は山の斜面に沿って展開されているので、峠道を登ってきたルート以外にも、見晴の良い場所があると思いますよ。そんな場所を探して風景を楽しむのも面白そうですね。


道はいよいよ集落を離れて木立の中を登って行きます。


と言っても距離はそうはないですけど、木立の中の坂道を登って行くと、多くの道が交差する場所に辿り着きます。


それが「才ノ神峠」です。江戸時代には人馬の往来が盛んだったとはとても思えないようなひっそりとした場所にあります。ただし、交通の要所だった名残りは今でも残っていてこの峠は登山道や林道など、6本の道が交叉する場所となっています。


この峠の先は一体どうなっているのか?一応道路に舗装がなされ、ロードバイクでも通行できそうな道もあったので、長谷の集落に戻らずにこの道を進んでいくことにしました。

道は多少荒れてはいましたが、なんとかロードバイクでも走ることができました。しかし狭い道を急勾配で下っていくのでブレーキレバーを握りっぱなしになります。ロードバイクでこの道を下るのは危険で全くお薦めできませんね。ディスクブレーキ装備のMTBならなんとか余裕を持って下ることはできそうですけど、逆にこの道を登るというのはすごく苛酷だと思います。そして、急峻な道をなんとか下って行くと、猪名川町の槻並の集落に辿り着き、その先は「道の駅いながわ」近くの兵庫県道12号線に合流していきます。

「才ノ神」の評価



交通量 [A]
山間の奥まった場所にある集落の中にある生活道路を走ります。クルマはその地域に住んでいる人が走らせるだけで交通量はほとんどありません。棚田見物に来たクルマやオートバイに出会うことの方が多いかも。

路面状況 [C]
民家の並んでいる集落の道路はまったく問題はありませんが、集落を離れ、山間の道になると道は林道のようになっていて少し荒れ気味ですが、ロードバイクでも走ることはできます。ただし、峠を越えて走る道は舗装こそされているものの、手入れは十分ではなく急勾配の道なのでロードバイクでは危険だと思います。

安全性 [B]
交通量は多くはありませんが、道が狭いので、クルマとの対向や路面の荒れには注意が必要です。

信号機 [S]
まったくありません。

エイド [E]
栗栖交差点付近はコンビニやスーパーなどありますが、長谷周辺や峠周辺には何も補給ポイントがなさそうです。峠に入る前に補給を整えておいた方がベターですが、峠までの距離も少ないのでそうナーバスになることもないと思います。

景観 [A]
才ノ神峠という、昔は大変賑わったという余韻も感じられないほどのひっそりとした峠の哀愁を感じることができますが、景観のメインは長谷の棚田です。狭い谷間の土地で山の斜面を生かして耕地を作ってきた日本人の知恵に触れることができますし、まるで飯盒の中蓋のような形の田んぼが1枚1枚と折り重なっていく景観も見応え十分です。四季折々の景色の変化も楽しめそうです。

用途 [ツーリング]
この峠道を通行のために利用したり、ヒルクライムコースとして利用することは全く不向きです。ツーリングの一環として古びたこの峠を訪問すると良いアクセントになってツーリングに深みが増すと思います。

黄昏の六甲山上サイクリング

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丁字が辻交差点にある標識

いや〜この土曜と日曜よう雨が降りましたね。この雨で日本の水不足もかなり解消されたことでしょう。そして日曜日に予定されていたMedakaさん主催の林道ツーリングがこの雨のために中止になったのは残念でした。

しかし、日曜日の15時頃かな、雨も上がったようだったので近所の千丈寺湖を軽く走った時に、雨上がりの遠景がとてもクリアにすっきり見えました。この空気の澄み具合だったら、六甲山に上がって綺麗な夜景が見えるに違いない!という想いでクルマにバイクを詰め込んで六甲山まで上がって、六甲山上サイクリングと洒落込んでみました。

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丁字が辻から六甲山上を西へ。摩耶山の菊掬台を目指して走りました。途中、木々の切れ目から強烈な西日が差しこんできました。この分だと綺麗な夕焼けが見られるかも知れないと思ってテンションが上がりました。


山上道路ですが、眺望も途切れ途切れに見えるのでもどかしいです。六甲山から西の方角で綺麗な夕焼けが広がっていそうな感じです。


六甲山上からの夕陽を撮影成功。秋の夕陽はつるべ落としと言いますが、夕陽はあっという間に雲間に沈んでいってしまいました。


まだ明るさが残る時間帯に摩耶山・菊掬台に到着しました。キラキラとした光でライトアップされている摩耶山ロープウェイから菊掬台からの夜景を楽しもうと多くの観光客が下りてきました。


うわ〜カップルで展望台が占拠されてる〜〜(@_@。 ちょっと居ずらいけど頑張って写真撮影(笑)。日本三大夜景と言われている菊掬台からの眺望ですが、もう少し早かったら夕陽が差しこんで綺麗に見えていたでしょうけど、ちょうど夕景と夜景の間ですっきりと見えない時間帯でした。しかし、ここで日が暮れるまで待っていても仕方ないので六甲最高峰方面に戻ることにしました。


西六甲ドライブウェイを東へ走っているうちにすっかり日も暮れて良い感じに暗くなってきまた。そこで表六甲ドライブウェイを少し下って、鉢伏山展望台に行ってみました。こちらはカップルだけでなくて家族連れや、夜景撮影をしようとスタンバイしているお独り様のお兄さんもいたりしてロードバイクの私もなんとか潜り込めそうな雰囲気でした。それにしても、大都市群の光に映し出された空がすっかり群青色に染まっていて綺麗ですね〜。


鉢伏山からの眺望。綺麗ですね(*^_^*)。雨上がりの澄んだ空気で今日は夜景が綺麗に見られるに違いないと思った私の勘は大当たり。六甲山はヒルクライムも良いですけど、六甲山上道路でトレーニングに励むというのもいかにも阪神間在住ローディっぽくって良いですね〜

不思議な出来事。チューブレスタイヤをホイールに嵌める作業ってこんなに簡単だったっけ?

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なんでこういう事が起こるんだろう??っていうような些細なことなんだけど、ちょっと不思議な出来事が日常生活の中で起こることってありませんか?? いや、幽霊を見たとか、拾った宝くじが1億円の当りクジだったとか、起こり得る筈のない偶然の一致に遭遇した、とかそんな背筋がゾーッと寒くなるような摩訶不思議な出来事っていうような大袈裟な事では全然ないんですけど、「あれ・・・なんでやろ?」と独りこっそり小首を傾げるようなそんな些細な出来事なんですけど。。

前置きが長くなりましたけど、なんのことかと言うと、タイトルにある通り 「チューブレスタイヤ」 のことなんです。チューブレスタイヤ・・・ 「チューブ不要で、リムに直接タイヤを嵌め込むために、タイヤとチューブの間で生じる摩擦がなく、転がり抵抗が減って軽やかな走行感を得られる」「チューブがなくリム打ちパンクをすることがないので、空気圧を落として快適な乗り心地を体感できる!」っていうキャッチフレーズに惹かれて、チューブレス対応のホイールとチュチューブレスタイヤを買った人、多いですよね。・・・何を隠そう私もその1人です。

あ、っでもチューブレスタイヤをホイールに嵌めるのはちょっとコツがいるんだよねぇ。
なーんて雑誌にちょっこり書いてあったりしましたけど、煌びやかに書き綴られたチューブレスタイヤの魅力の前には、そんな文字は目に入るはずもありません。

早速、ホイールとチューブレスタイヤを購入。その当時の定番といえば、手頃な値段でチューブレスタイヤに対応できるハイコストパフォーマンスホイール、シマノWH‐6700。そして、wiggleで安く買えた、ハッチンソン、フュージョン3。定番中の定番ですよね。そして、イギリスから夢と希望を乗せて2本のタイヤがやってきたあの日の晩、早速ホイールにタイヤを嵌め込もうとしました。しかし・・・・あれ〜〜全然入らないよ!!こんなの無理〜〜〜え〜っとどうやるんだっけ??ネットで確認すると、なになに片方のビードをリムにしっかり落として、石鹸水を使ってタイヤが滑るように・・・。なるほどなるほど、こうやったら出来るのかってやっぱり出来ないよ〜〜。

泣く泣くタイヤ装着を諦めたその夜は、ネットで 「意外と簡単にハマった」 なんて事を言う記事を見つけては行き場のない怒りと悲しい思いをどこにも吐き出せず自分の胸にため込むだけ。。。

まぁ、結局、その後はショップへ持っていって嵌めてもらったり(ってこれもすごく時間かかってましたけど)、専用のタイヤレバーを使って、お風呂の中で1本1時間くらい格闘して、なんとか自分でも嵌め込めるようになりましたけど、こんな苦労するくらいなら簡単に自分で脱着できるクリンチャータイヤの方が良い!!(だって出先でパンクでもしようものならチューブレスだったらタイヤ脱着する自信ないもの・・)ってことで、ロングツーリングとか人里離れた場所を走る時とかってチューブレスはよう使わなくなってたんだよね。

それが先日、もう一度チューブレスタイヤをしっかり使ってみようかなってことで、この記事を書きました。→ http://blog.goo.ne.jp/cherubimcaad10khs/e/f5b88c252e7f6e5419f245e1b8e213cb

簡単に言うと、使用済みのチューブレスタイヤをホイールに嵌めてみたら、以前までの苦労が嘘みたいに簡単に装着できたんよね。でも、一度使っていたタイヤだからビードが伸びてホイールに嵌めやすくなったんかなって思っていました。

ここからが不思議な出来事の話。前置きが長すぎてゴメンナサイ。





過去にさんざん苦労したWH‐6700とフュージョン3は封印していたんだけど、街乗り用にしてるカレラ通勤号にこのホイールとタイヤを使ってみようかなって思い立って、タイヤの装着作業を始めました。

そしたら、あら不思議。5分で装着完了。あらよって感じで。しかも、不思議と言いながら、こんな風に簡単にできる予感が何故かあった。

あれ・・・・前はさ、お風呂に籠って、石鹸水をぶっかけぶっかけ、タイヤレバーが削れるほどにタイヤをギリギリと押し込んで、少しずつ少しずつタイヤをリムに嵌め込んでって、結局1本1時間くらいかかっていたよね。

なんで??

昔のフュージョン3とはロットが変わって柔らかくなった??

いや、今回もタイヤは固いは固い。それはあんまり変わってないように思う。

ホイールの外周が少し短くなった? そんな馬鹿な。

なんかタイヤを装着するコツを身に付けた? いや全然。前と同じようにやっただけ。

握力が増えた? 増えるかそんなもん。50kgあるかないかの弱い握力しかない。

製品の個体差? そういうことはあるかもしれないけど、フュージョン3が2本とも5分くらいでハマった。

つまり、前は120分かかっていた作業が、10分でできた。

しかも、自分の中で、作業が簡単に出来るようになった理由がまったく分からない。分からないけど、自分の中のパフォーマンスが何か突然上がった(と考えるべき?)。しかも、前にあれだけ苦労したのに、今回は簡単に出来そうな予感を何故持てた?

こんなこと言っておいて、製品が変わって嵌めやすくなっただけだったらお笑いなんだけど、あんまりそんな感じはしないんだよな〜。

先日の記事で、千丈寺湖周回コースのタイムが思ったより速くなっていたって事書いたけど、それはまだ分かる。だって2年間、毎月1000kmくらい乗ってきたんだもん。多少とも自転車を効率的に運用できる術を体が会得していても可笑しくはないよね。

じゃあ、チューブレスタイヤをこれまで100本以上も嵌め続けてきたっていうなら、だんだん慣れてきたってことはあるよね。それだったら分かる。でもそうでもない。この3年の間、チューブレスタイヤの脱着したの何本だ? 片手で余るくらいの数しか経験ないよ。

いやぁ、まったくもって不思議だ。一体何が起こったんだろう・・・。
あ、もちろんタイヤレバー使ってますよ。レバー使わず嵌めるのってまず不可能な気がすんだけど、これも知らないうちにできるようになったりするんかな〜。今回のように期せずしてできるようになるってことがあるのかもしれませんね。


装着完了。空気漏れなし。待ってろ、カレラ通勤号。

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長谷の棚田にまた行ってきました。

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つい先日、夏のお盆休み中に能勢町の才ノ谷峠を訪れた際に長谷の棚田の道を登っていきました。その時はまだ稲穂も青々とした感じだったのですが、Medakaさん情報によると9月に入ってすぐ稲刈りが始まるそうで、稲穂が実り始めたこの時期にもう一度見に行こうということで出掛けてきました。家を出発した時は太陽が出ていましたが、現地に着いた頃は厚い雲に覆われて太陽は隠れてしまいました。まぁしょうがない。

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棚田の中の農道を登って行きました。最大斜度16%。前輪にしっかり荷重しないと前輪が浮いてしまいます。


ぐいぐいと坂道を登って標高が上がってくるにつて、棚田らしい風景が見られるようになりました。


稲穂はまだ青さが残っています。黄金色に輝いてくるのはもう少しあとになるかなという感じ。


民家の石垣の傍でコスモスが咲いていました。日本の秋を象徴する花ですよね。季節は確実に秋に向かっています。


棚田巡りをしている最中に雲が薄れて日が差しこんできました。もう一度、稲穂が垂れて棚田が黄金色に染まる風景を見にくることができるかな。

Shimano PD-A600 片面SPDペダルのインプレ

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ここ2週ほど、土日に雨が集中するという嫌な流れ。いや、渇水気味だった我が国にとってはまとまった大雨ってのはまさに恵みの雨なんですよ。でもなんで平日に雨振らないで土日に降るんだよ・・・って休日ローディの多くは同意を頂けるはず。とは言っても雨の止み間の間隙を衝いて近場を走りに行ったりするんだけど、予定していたロングライドは全てパー。ぽてとさんの小浜ツーリングは中止、明日のMedakaさんの林道ツーリングはどうなるんだろう。先週も雨で中止に追い込まれたのに。

ま、天気に対する恨み節はここまでにして、ロングに出れないなら、普段からお世話になっているパーツ達を労ってあげましょう、ということで、ツーリング用バイクとして利用しているケルビム・ピューマ号に装着しているペダル、Shimano PD-A600をクリーニングしました。

クリーニングって言っても、ベアリング部分には手を出していません。自分でもできるかな〜と思ってネット検索してみると、このペダルのメンテナンスの記事→KONGの散在日記があったので読んでみましたが、道具もちゃんと揃っていない素人が手を出さないほうが良さそげな雰囲気。まぁ、ベアリングの回転は今のところ問題なくクルクルよく回るので、無茶する必要もなく、汚れを落とすメンテに留めておきました。

去年の3月から使用しているので、傷や削れも多少ありますが、金属磨きの定番「PiKAL(ピカール)」で、ゴシゴシとペダルを磨いてやると、新品当時の光沢が甦りました。研磨剤で磨いてピカピカってはの、カーボン製のパーツでは得られない充足感ですね。

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インプレということで、お約束の重量測定。カタログ値288gに対して実測は上の通り。シマノ製品の重量に関する信頼性は恐ろしいものがありますね。まさに信頼のジャパンブランドの一端を見た!という感じです。重量そのものは、シマノのビンディングペダルのラインナップでいうと、ロードバイク用の最高峰モデルPD‐9000が248gと最軽量(値段もすんごいよ)。アルテグラモデルのPD‐6800で、260gなので、それに次ぐ軽さになるんじゃないかな。上記2種のモデルはカーボンボディ採用なので、金属ボディの製品としてはシマノのラインナップとしては最軽量ということになりますかね(確たることは言えませんが)。

このペダルの特徴はまずは、ツーリングモデルということでSPDを採用していることですね。SPD(シマノ・ペダリング・ダイナミクス)という事で、ロードバイク用のSPD−SLとは違って、クリートが小さく、シューズも歩きやすさを前面に押し出したモデルがラインナップされています。ロードバイク用、あるいはMTB用のレースモデルは勝負に勝つために作られたモデルなので、バイクを降りた時の歩きやすさなんぞ、二の次三の次の話。スチールバイクのケルビム・ピューマ号は、ロングツーリングや街乗りを想定に置いているので、バイクを下りてからの歩きやすさを考えると、このSPDモデルがぴったりなんですよね。

それでいて、PD−A600は軽量でありベアリングの精度もよくクルクルと良い回転をします。 「SPDペダルは両面じゃないと使いにくい」なんて言う人もいますが、そんなのは全然感じませんよ。慣れてしまえばなんてことない程度の問題。ビンディング面とは違う面にシューズが乗っかっても、そのまま漕ぎ出しながらビンディングを嵌めれば良いだけの話。確かにビンディングが両面ある方がシューズと接着させる時に楽といえば楽なんですけど、その為に失われる重量というデメリットを考えると片面で十分。

このツーリング・街乗り用のビンディングペダルはシマノから3種のラインナップが出ています。このPD−A600の他にも、PD−A530とPD−A520があります。


上の写真がPD−A530。街乗り用に特化したモデルというか、ビンディング面ではない方の面がスニーカーでも普通に踏めますよって感じになっている。ビンディングシューズでも普通の靴でも、どちらでも、その時の気分に合わせて!なんて感じの水陸両用モデルみたいな感じ。そのために重量がかさんで380gもある。このモデルは・・・まぁ要らない。最近はビンディングシューズにも普通のスニーカーっぽお洒落なシューズもたくさんあるし、ビンディングシューズでない靴を履いて乗らないといけないような状態だったら、最初からフラットペダルを付けた方がいいや。アマゾン価格で約4000円。


こちらは、PD−A520。私のKHS−F20RC号に付けているペダルです。基本構造そのものはA600と同じ。アルテグラグレードのA600が主にアルミ製なのに対してA520は鉄部分が多くて重量が少し増える。回転性能もA600に比べると落ちる(ような気がする)けど、街乗り用の折り畳み車には必要十分ってな感じ。こちらもアマゾン価格で約4100円。ツーリングにはこのモデルでも十分なんですけどね。このモデルと、上位グレードのA600を比べて、アルテグラとデュラエースみたいな値段の差があったら考えてしまうけど、A600もアマゾン価格で5700円程だし、2000円弱の値段差なら上位モデル買っちゃうかな。

まぁ、他のメーカーのペダルと比べてみた訳ではないけど、この価格でこの品質なら、別の他ブランドじゃなくてもシマノ製品で十分だよなって感じです。自分の持っている製品を褒めてばっかりじゃインプレにもならないけど、何も不満はないんだよね。強いて言えば、6700系アルテグラに合わせたようなアイスグレー色ではなくて、シンプルなシルバーカラーで良かったのに、変に高級感を演出した(成功しているとは思えないけど)カラーリングになっているのがチト残念。他はクリック感も小気味良いし、回転も不満はない。そして何より頑丈そうで耐久性が高そうだ。ペダルってパーツはそういうことが最も重要だと考えると、6,000円弱で良い製品が買えるなと。

2013年6月の走行記録

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今日は9月1日。夏休みも日曜日の今日までで、子どもたちは明日からいよいよ2学期って時期に、今更ながら6月の走行記録(>_
今となっては懐かしい気がするんだけど、ぽてとさんの企画で集まった「高野山ライド」がありました。参加者は、企画のぽてとさん、コース管理のズッキーニさん、船乗りさん、マタルさん、ひでさん。ズッキーニさんとひでさんとは初顔合わせとなりました。このライドでは色々なことがありましたが、この文章を書いていると、その時のことを思い出します。詳細は→http://blog.goo.ne.jp/cherubimcaad10khs/d/20130630http://blog.goo.ne.jp/cherubimcaad10khs/d/20130702 にて。

この時に大変だったことをこれからも忘れずに自転車を楽しみたいですね。

そうそう、6月ということで、1年の半分が過ぎました。去年と比べてどうだったのか。


これが2012年の上半期(1〜6月)の記録です。なるほど、去年より走行距離は200kmほど多いですね。今年はヒルクライムも頑張ろうということで、1日の獲得標高が多いですね。自分の中で色々と見比べてみるのも面白いものですね。それにしても、今年に入ってからのKHSの出番激減が一番目に付くなぁ。

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2013年7月の走行記録

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7月はこの時期にしては走行距離が少ないです(汗)。その理由も分かっていて、これまで長年使ってきた自動車がとうとう壊れてしまい、走行距離も相当だったので新車を購入することに。そのために休日は何度もクルマのディーラーに足を運ぶなんてことをしていたので自転車に乗る機会が減じてしまいました。選んだクルマは自転車のトランポとするべくハイルーフ系の軽自動車です。ところが、最近になってにわかに、軽自動車税の増税が議論になってくる嫌な展開。自分の所有物にだけ税が加算されるって何か納得いかない感じもしますけど。。。

才ノ神峠で集合写真

mozzmarrさん企画、Medakaさん道案内の行程となった、 「とやさん凱旋記念ツーリング 長谷の棚田と才の神峠を経て野間の大けやきへ。」大勢で集まって、長谷の棚田を登って才の神峠に辿り着きました。野間の大けやきも含めて、能勢町を走る機会がこれまでなかったので、いい体験になりました。

六甲山系摩耶山の菊掬台からの眺望

去年も実施した六甲山坂満喫の1日。今年は、仁川や夙川といった東六甲の南麓からの登り道(といっても最後は甲寿橋の交差点に行き着くのだけど)を何本か登ってから最高峰〜裏・表六甲〜摩耶山〜再度山ドライブウェイと楽しみました。その時の記事はこちら→「六甲山ヒルクライム“坂”満喫の獲得標高4600mの1日」 さすがに終盤の西六甲から最高峰に向かう道程は脚が重くなってなかなかバイクが先に進まないという感じになりました。。

小野市ひまわりの丘公園にて

天気の良い日曜日の午後、思い立ったように小野市まで走ってきました。天気やひまわりの咲き具合、すべてのタイミングが合った写真が撮れました。→ 「ひまわり満開、小野市『ひまわりの丘公園』でひまわりに包まれる」

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