今日は自転車オフの観光ということで、サントリー山崎蒸溜所の工場見学に行ってきました。日本におけるウイスキー製造の歴史やその工程を学びたいという真摯な向学心が工場見学に足を運んだ動機です・・・と言いたいところですが、よく行くバーのバーテンさんに「お高いウイスキーが原価のような値段で飲めるよ」と言われたことが一番大きかったかな。山崎蒸溜所の敷地に近づくだけで、そこはかとなくウイスキーの芳香が風に乗って運ばれてくるような・・・そんな清々しい気分になりました。
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工場見学は、ガイドのお姉さんの案内の元粛々と進められて行きます。幾つも並んだ巨大な金ピカな釜の中でウイスキーが蒸溜されていきます。この金ピカ釜の形によって出来上がるウイスキーの原酒の味に違いが生まれるらしい。
ウイスキーの原酒はオーク材を中心とした木製の樽に詰められて、熟成の時を待ちます。貯蔵庫にはおそらく何千という樽が寝かされていました。この貯蔵庫の中はウイスキー原酒の淡麗なアルコールの香りと木材の香りが混然となった湿っぽい芳香が部屋の中に充満しています。
この3つの樽のうち、上に乗っている樽は山崎蒸溜所が出来て初めて作ったウイスキー原液が詰められた樽で、ナンバー0001が刻印されてます。ウイスキーの味に深みを増すには長い年月を必要としますが、長ければ長いほど良いという訳でもなく、樽の木材によって個性が違いますが、50年から80年の熟成が味わい深さのピークであるらしいです。なので、この1番樽の中はもう空っぽです。
ウイスキー製造過程の見学を終えて、工場敷地内を試飲会場へと移動します。見学参加者は写真のように西洋人、東洋人も含め外国の方が半分くらいいらしてました。
さぁ、これから待ちに待った試飲タイムです!
ガイドのお姉さんが、サントリーウイスキーの「山崎」と「白州」の商品説明をしてくれました。
「山崎」と「白州」を使ったハイボールや、ストレートで3杯戴きました。
うっんまい (*^_^*) なんという上品な味わい。爽やかで軽やかな炭酸水の中にウイスキーの馥郁とした香りが広がります。「山崎」はウイスキーらしい深みのある味わいのなかに上品な香りが広がる感じ。「白州」は軽やかでフルーティな白ワインのような華やかさを兼ね備えたお味でどちらも大変美味しゅうございました。
どちらも居酒屋で飲むハイボールと同じ飲み物とは思えませんね〜〜。ウイスキーはもちろん、山崎や白州というシングルモルト製造工場で作られた高級品。炭酸水やチェイサーのお水もサントリーブランドで美味しくない筈がありません。
試飲とお買い物を終えて、各種ウイスキーが格安で味わえるというカウンターコーナーへ向かいました。
「山崎」や「白州」の12年、18年、25年。他にもスコッチウイスキーなども高級品もお店ではあり得ないような価格で楽しめます。
はじめて飲む、25年モノのシングルモルトウイスキー。友人とともに「山崎」と「白州」の2つを戴きました。試飲で飲んだものでも十分に美味しかったのですが、こちらはまた別格の味わい。一層ウイスキーや樽の味わいと香りが深くなり、アルコールがふわっと口腔鼻腔内で広がります。これを味わっている時はまさに至福の時間でした。
こちらはピートの味わいが強烈なアイラモルトの「ラフロイグ18年」。 なんと、こいつがたった400円で味わえる。バーで飲んだら値段は3〜4倍くらいするかな。その他のウイスキーもたっぷり堪能して、すっかりほろ酔い気分です。工場見学、こりゃいいですねなぁ〜〜。すっかり虜になってしまいました。年に1回くらい参加来てもいいかも。