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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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御影ダンテの珈琲ゼリーとフロイン堂のパン、そして芦屋川の桜。

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今日(金曜)と明日は雨になり、我が世の春とばかりに咲き誇った阪神間の桜もその大部分が散り落ちていくことになるのでしょう。その前日、木曜日は阪神間平野部のサクラは見納めとばかりに小径車KHSに乗ってポタポタと走ってきました。

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宝塚市・末広公園は小さい子どもがわんさかと遊んでいました。ほんとに日本って少子化なの?という感じですが、自転車ツーリングで各地を巡ると田舎では小さい子だちが集団でワーッとなって遊んでいる姿を見かけません。人とモノが集まる都市部と過疎の田舎の格差は色々な分野で広がってきていますが、小さな子どもたちの少ない土地には、やはり独特の寂しさがありますね。


先回は夙川の桜を訪ねたので、今回はお隣の芦屋川の桜。「業平桜どおり」と銘打たれた桜並木が阪急芦屋川駅の方まで続いていました。


夙川のオアシスロードのように、遊歩道があるわけではなく、小さな歩道と車道があるだけの通りですが、向こうに迫ってくる六甲の山並みが見えるだけで阪神間山手の雰囲気を満喫することができます。山好きの私からすると、いくら桜があろうが、綺麗な川が流れていようが、この土地の主役はやはり六甲山なんです。


私が小学生、中学生の頃は都市部の川は汚いと言われ、とても川遊びができるような状況ではなかったと思いますが、社会が環境に対する取り組みを積み重ねてきての結果、都市部でも川の水が綺麗になってきていますよね。都市を遠く離れた田舎にまで行かずとも、ホタルが舞う川が都市部でも増えてきているのが何よりの証拠でしょう。ちいちゃい子が元気に遊んでいる姿を見ると自然表情が綻びますね。


これが春、桜満開の芦屋川の風景ですね。


芦屋川を離れ、御影の住宅街をプラプラと走っているうちに、香雪美術館なる建物に辿り着きました。展示は季節柄、「桜」のようで、上品そうなマダームが大勢、美術館の庭園の桜を愛でておりました。もうどこへ行っても桜一色。


香雪美術館の弓弦羽神社の境内付近の路地。阪急御影駅周辺、阪急神戸線から山手幹線との間に広がる住宅街は基本、落ち着いていて静かな場所だけど、品の良い賑わいがあるような感じで好きですね。


これがあの、フィギュアスケートの羽生結弦選手が参拝したとかで、有名になった弓弦羽神社です。山手幹線沿いに大きな石柱が立っているので分かりやすいです。


桜の参道を行く若人たち。何やらすごく楽しそうだ。


出た! 羽生結弦選手の情熱的ファン、『ゆづリスト』たちが奉納する絵馬のこの数。ちらっと絵馬を見たら、羽生選手のことばかり。しかも、絵馬いっぱいに文章を書いてまたそれが綺麗にカラーコーディネートされていて、もうすっかりファンレターですね。


ここ、ここ。今日は久しぶりに御影ダンテの珈琲ゼリーを食べたくなった。今日のポタの目的はここに来ることでした。


この珈琲ゼリーがまたうんまいの。 (゜o゜)ウマッーーーーーと宮川大輔のように叫びたくなるけど、静かで上品な喫茶店なので、叫びたい気持ちを身体の中に放出してなんとか堪えます。名物のバターブレンドコーヒーも美味しいけど、バターブレンドのコクと苦味はゼリーにされてさらに濃密になり、一緒に添えられている濃厚な生クリームとバターブレンドコーヒーのアイスクリームとのマッチングが素晴らしい。ワンダホー。でも750円と少しお高めの値段。でもいい、750円でもイイッ。


岡本の住宅街、桜の中を走る阪急電車。阪急神戸線の風景。私はテツっちゃんではないけど、阪急電車は幼少期からの思い入れもあって気になるんですよね。阪急電車を見たり、その沿線の街にくると安心する、みたいな。


阪急岡本駅前の通りにある老舗パン屋「フロイン堂」。パン屋激戦区の阪神間にあっても超有名なお店ですね。もう午後もすっかり遅い時間だったのでパンはほとんど売り切れていましたが、食パンとぶどうパンを購入。入院中の嫁さんがパン好きで、美味しいパンを持ってお見舞いに行こうという理由でちゃっかりポタリング。ま、そんなことでもないとね。


フロイン堂では、食パンとぶどうパンを紙袋に入れて渡してくれたんですけど、それをリュックに入れるときのフワ〜〜〜っとパンの堪らん薫りに我慢できず、芦屋川沿いの公園でちょっと味見。これ1個170円のぶどうパン。表面はチョイカリッ、中はフワッフワのモッチモッチ、自然なパンの甘味が口いっぱい、体いっぱいに広がるような、そんなパンでした。もうこれは間違いなくパンの逸品。


こちらが食パン。天然酵母とレンガ窯で焼き上げる手作り感濃厚な見た目。もう何もいらねぇ〜〜〜〜な味。この食パンを包丁で薄く切って、とかいうんじゃなくて、もうこのまま一斤丸ごとガブリと食べてしまいたくなるような美味しさ。お見舞いの品だったのに3分の1くらい食べちゃいました。そんなこんなで摘み食いのパンを持って入院先の病院へと向かいましたとさ。

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