今回は私、fumitaroが暮らす街、三田市の住宅街「ウッディタウン」を自転車で巡ってみようということで、五月晴れの土曜日の午後にウッディタウン内の名所をぶらぶらと巡りながら小径車で走ってみました。
と、その前に三田市のウッディタウンとは・・・
三田市街地(JR三田駅付近)から、北東におよそ4Kmの丘陵地帯に開かれた新興住宅街です。1987年の街開きから27年経ち、現在のところ、人口は約3万3千人を数える緑豊かな阪神間有数のベッドタウンです。
とまぁこんな概要で間違いないでしょう。
写真のMAPがウッディタウンを示しています。ウッディタウンは、けやき台、ゆりのき台、あかしや台、すずかけ台、という町名に樹木の名前をあてた4つの町があり、赤線で示された1周6.9Kmのリング道路でその4つの町を通りながらぐるりとウッディタウン内を1周することができます。
今回はこのリング道路を中心に走りながら、ウッディタウンの街並みを紹介するポタということでよろしくお願いします。
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JR新三田駅前からスタート
ウッディタウンの東、武庫川河畔にある公共交通機関の中心「JR新三田駅」。電車で宝塚に約20分、大阪都心に約40分というアクセスで、便数も多く、都心からの終電も遅い時間まであって、都市部とのアクセスは結構良好。
ただし、この新三田駅前にはバスのロータリーとタクシー乗り場、コンビニと駐車場、駐輪場、そして田圃以外な〜んもありません。JR三田駅前は駅前の賑わいが多少なりともあるので、そのギャップに驚くかもしれません。いきなり田舎の駅になったという印象を受けます。
武庫川に架かるえるむ橋
JR新三田駅から西へ進むと武庫川に架かるえるむ橋。正面に見える丘陵地帯(ウッディタウン)に向かって多くの車が走って行きます。
ウッディタウンの東の入口。お城で言えば大手門にあたる場所といってもいいでしょう。
けやき台中央公園
えるむ橋からの緩い登り坂を登り切った場所に広がる「けやき台中央公園」。綺麗な芝生が広がる住民の憩いの場です。
少子化が叫ばれる我が国ですが、ウッディタウンは子どもが多く、休日ともなれば公園で元気に遊ぶ子どもたちの姿があちらこちらで見られます。
小さなお子さんを公園に遊びに連れて来ているお若い夫婦も多いです。そういう世代がここに転居してくるので子どもが多いのでしょうね。私もそうですが、阪神間都市部から越して来られる方が多いです。
ここからリング道路に入ります。ウッディタウンをぐるりと反時計回りに走って行きます。
ここはけやき台、街路樹はもちろんケヤキです。落葉樹のケヤキは新緑の淡い色合いで日光によく映えますね。ツツジも満開です。
けやき台中央公園の丘陵部に立つけやき台タワー。ぐるりと1周してきた後に登ってみることにしましょう。
けやき台の住宅地。黄色い壁の建物はパン屋さんです。パラソル席などもあって小洒落た雰囲気です。
ウッディタウンから東を見た風景。メタセコイヤ並木が美しい。
写真左側に見える山はこのブログでも再々登場する千丈寺岳。千丈寺湖畔に聳える標高590mの山です。堂々たる山容ですね。
ウッディタウンを南北に分かつ平谷川に架かる橋。
橋の上から西の方向を見ると平谷川に沿った遊歩道が見えます。ここを走るのも気持ち良いですよ。
橋の上から東の方向を見ると三田市広野の風景が広がります。住宅地と田畑、そして遠景の山並み。
橋を越えて、ゆりのき台に入ると、いよいよ「エス・コヤマ」の建物が見えてきます。
ここはメインのパティスリーです。多くのお客さんがお店に入れずに行列が出来てしまっています。
今日は土曜日なのでたいへん混み合っていますが、平日でも同じような感じにも思えます。もうガッポリガッポリでしょうな。
踊るようにステップを踏みながら交通整理をする警備員さんに駐輪場に誘導されます。なんと言うか、見ていても楽しい見事なステップを踏まれます。さて、ではここで自転車を留めて「エス・コヤマ」巡りを楽しんでみましょう。
パティスリーの中です。お客さんで一杯。買う方も売る方も必死って感じ。活気がありますね。
エス・コヤマの敷地にはいくつかの建物があり、ここにはパンやマカロンの売り場が入っています。
マカロン売り場。まるで宝石を扱っているお店のような雰囲気です。
美味しそうなマカロンが並んでいます。良い値段しましたが、お土産に6個ほどお買い上げ。
ズラリと並ぶジャムの数々。
パン売り場でパンのお買い上げ。どれも美味しかったなぁ〜〜。オリーブ漬けが入ったパンがあるのですが、こんなの初めて食べた!!って味で感激。ピザのようなパンも白パンも大満足。
ガラス張りのバウムクーヘン工房。棒に突き刺さっているローラーのようなものがバウムクーヘン。こうやって作るんだ。
この石積みの建物はショコラ工場とショコラ売り場です。何やら高級感漂う看板が置いてありますね。
この重々しい扉の向こうにショコラ売り場があるのですが、ここにはよう入りませんでした・・・。
謎の階段を登って行くと・・・
ショコラ工房の屋上に出ます。ベンチもあってひっそりと休憩できる秘密の空間になっています。
パティスリーの庭園には遊び心がいっぱい溢れています。
子どもたちもこの庭での遊びに夢中。
この庭園で子どもたちが元気に遊び回る姿はパティシエの小山さんが願っていたものそのものでしょう。
「ん〜楽しいぞ〜」
「ようこそ、いらっしゃい。美味しいケーキが焼けてるよ。」
なんだコレは!?暖炉??・・・ってあんまり固い頭で考えちゃいけないのね。
ハイ。ひと休みひと休み。
ってな感じで、随所に遊び心溢れるパティスリー「エス・コヤマ」は単なる洋菓子屋さんではなく、見て食べて回って楽しめる小さな遊園地。
ここにはまだまだ隠された秘密がたくさんありそうですね。
→ウッディタウンポタ後篇に続く。