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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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ブルベ練習会 300?ツーリング 宝塚→赤穂→宝塚

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この1週間は仕事が忙しく、久しぶりのUPとなりました。ようやく暖かくなってきたのに、3月はなにかとバタバタしていて落ち着いて自転車にも乗れません。

さて、来る3月16日、初のブルベ参加となる 『BRM316近畿 300?京都』 が迫ってきました。これまでに300?近く走ったのは、去年の初夏に走った「あわ2ツーリング」の一度のみ。300?という距離に体を馴らしておくのと、ライトやGPS等の装備の確認のために、BRM316を一緒に走るおしょうさんとブルベ用のテストライドに出掛けました。

行き先はとりあえず、出発地点の宝塚から西へ西へと進むことにしました。赤穂あたりで折り返すとちょうど300?になるというだけの事で、赤穂浪士ゆかりの地、兵庫県の赤穂市へ向かうことにしました。

JR宝塚駅を朝の4時半に出発。GO!WEST! しっかし3月に入ってもずとっと寒いまま。テンション上がらんな〜〜。


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今日の使用バイク。ブルベ用バイクと想定しているケルビム・ピューマ。ホイールは最近購入した50?リムハイトのカンパニューロ・バレット。サイコンはガーミンエッジ800Jとその予備バッテリーにエネループ単三電池6本。メインライトにDOSUN・A2、サブライトはジェントス・SF−152X3。収納はトピークのサドルバッグとトライバッグ、ツールボックス、ドイタ―のリュックサック。

今日の確認ポイントは大きく4つ

○ガーミン800のバッテリーの持ちとバッテリー補充量
○エアロホイールの効果
○収納(サドルバッグ・トライバッグ・ツールボックス・リュック)の効率性
○フロントライトの持続性と明るさ

長距離を走るブルベにおいては、収納をどう使い分けるかは大きな問題です。今回は、リュックを背負っていったので、バイクに装備するバッグの収納量は少なくて済みました。しかし、リュックは身体に対する負担も大きいので、できるだけ背負いたくない。とすれば、もっと容量の大きなサドルバッグが必要になります。

サドルバッグは 「キャラダイス・ペンドル(11ℓ)」 を持っているのですが、サポーターも含めて1?前後の重量があり、重さが嵩みます。それに、300?〜400?を走るブルベに対しては容量が大きすぎる感じもあります。それでもこいつを装備するのか、リュックを背負うのか、軽量で適切な容量をもつサドルバッグを新たに購入するのか、その辺りも検討してたいと思います。




こちらは、同行するおしょうさんの愛車。ケルビム・R2。サドルバッグにキャラダイス・ネルソン(15ℓ)。今回は補給食を大量に入れてきたとのことで、めちゃくちゃ重たくなってしまってます(・_・;)。ネルソンは大きすぎるので、普段使っているバーレイで十分なのではないかと。あと、トライバッグがあれば、小銭入れや携帯を入れておくことができるので便利ですよ。




JR宝塚駅から、国道2号線、43号線を西に進んで、神戸ハーバーランドに到着。1995年の阪神・淡路大震災の傷跡を保存している一画にて記念撮影。液状化現象のため地盤が歪み街灯が斜めに傾いています。

R2、R43は早朝のため神戸までの交通量は少なかったので、余計に信号の多さに辟易しました。ヒト漕ぎする度に信号STOP。寒さも相まって調子が出ない感じ。都市部を走るのはこれだから嫌だなぁ。




神戸市街地を抜け、須磨から明石市、加古川市へ。日が出て明るくなってきたものの、R2ではなく郊外の県道を走ったので信号も少なく調子良く走ることができました。加古川に到着して、西進を一時中断して、前から走ってみたかった「加古川右岸自転車道」を北上することにしました。




加古川右岸道路は、河川敷を走る整備された自転車道路。しかし、武庫川サイクリングロードとは違い、「自転車専用」の標識もないので、ランニングしている人、犬の散歩をしている人、自転車に乗っていない人が多く利用しています。この道は、自転車専用道なのかどうかもよく分かりません。基本的に人出は少ないので走り易い道なのですが。




加古川を10?ほど遡って、「加古川大堰」に到着。ここはダムカードが貰えるダムなんです。ダムカードも揃ってきてウホウホ。


       

兵庫・大阪・京都・奈良で集めたダムカードはこれで11枚。兵庫県内のダムカードはこれで残り5枚となりました。今年中に県内は全部揃えられそうです。ダムカード、集めたからといってどうって事はない(当方、ダムマニアでもないので)はずなのに、何となくツーリングの目標にしてしまいますよね。




加古川から15?ほど西へ進んで、国宝姫路城へ。まだまだ天守閣改装中です。工事は今年中に終了だったかな。改装終了して新しくなった天守閣をバッグにまた写真を撮りに来たい、というより、姫路の街を小径車でポタリングするのも面白そうです。




今回のツーリングで最も景観を楽しめた区間は国道250号線の海岸沿いのワインディングロードです。地元でも有名なドライブコースのようで、オートバイツーリングやこの地域名産の牡蠣を求めて集まった観光客が大勢いました。




「道の駅みつ」でパンク修理。今年初パンクですが、チューブ交換もスムーズに出来、携帯ポンプでの空気入れも苦労することもなく8気圧まで入り、完璧なリペアができたと自画自賛です。ちょうど疲労が溜まってきて眠気に襲われていたおしょうさんは、この間に仮眠を取ってリフレッシュができました。




ワインディングロードの景観はこんな感じです。伊勢志摩のパールロードの方が見応えはあるかな。




小さな半島の付け根にある漁港室津。瀬戸内の小さな漁村という鄙びた雰囲気が気持ち良い場所だったので、国道から降りてみました。




すると、牡蠣を求めて集まった観光客の多さに驚きました。小さな漁村に完全にミスマッチの大きな観光バスが何台も乗り付けていました。牡蠣の無料試食なんてのもあったので、食べていきたかったのですが、長い行列が出来ていたので断念です。




半島のワインディングロードを抜けて、相生市から赤穂市へ入ります。ここまでで走行距離150?ほどの道のり。赤穂の市街地まではまだしばらくあったのですが、市街地に入った頃で13時半ごろ。ダムや姫路城の寄り道やパンク修理、漁村見物などツーリング的に観光も入れてのここまで、トータル9時間。平均時速は20?/hほどのペースです。



JR播州赤穂駅前。赤穂四十七士、おそらく大石内蔵助の銅像?前にて記念撮影。赤穂の町を少し回ってみたのですが、日曜日の午後という時間帯にもかかわらず、人出もなくしーんと静まりかえった町でした。流石に赤穂浪士はシーズンオフ(あれは年の瀬ですものね)とはいえ、物寂しい雰囲気でした。ずっと小さい頃、潮干狩りにこの町に来たことがありますが、もっと活気があったような・・・。

事前情報を押える作業もしてこなかったせいもありますが、スマホで検索しても外食出来そうな手頃なお店も見つけられず、あえなく駅前のすき屋で昼食を取る始末。残念無念・・・・。

15時半、赤穂の町を出発して帰途に着きました。帰りは寄り道をせず、国道2号線で東進する道を選びます。17時半ごろに姫路市街地に到着。付近のコンビニで大休止。カップ麺と食べたり、ゼリー飲料を飲んだりしてエネルギー補充に努めます。同行のおしょうさんは眠気に襲われていたので、このコンビニでしばし仮眠を取りました。おしょうさんは疲労が溜まってくると少し眠ることで体力が回復するようです。

姫路を出発して、高砂市・・加古川士・・・明石・・・明石海峡大橋・・と経由して神戸中心部に戻ってきたのが21時頃だったかな。夜の国道をひたすら走って、信号で止まって、また走っての繰り返しが続きなかなか先に進んでいかないという感覚です。

宝塚の出発地点に戻ってきたのは22時半頃。出発してから17時間のツーリングとなりました。

走行距離 : 298.25?
走行時間 : 16時間1分
平均時速 : 18.6?/h
最高時速 : 42.5?/h
平均心拍 : 103bpm
最大心拍 : 155bpm
平均rpm   :  68rpm
獲得標高 : 1021m

300?には僅かに届きませんでしたが、十分な距離を走ることができました。平均時速は20?/hは出したかったのですが、市街地を走ることが多く、信号停車のため速度は伸びませんでした。平均心拍103って、ずいぶんのんびりと走っていたということですね。

さて、今回はブルベの試行を兼ねたツーリングということで、以下の観点の結果を記していきたいと思います。


○ガーミン800のバッテリーの持ちとバッテリー補充量
手持ちのガーミン800は、購入から1年が過ぎ、頻繁に使用しているので内蔵のリチウム電池の消耗の影響か、8時間くらい使用するとバッテリーが切れてしまいます。そこでエネループを利用したブースターで電気を補充しながら走りました。6本のエネループを持参しましたが、4本は完全に使い切り、6本目の時にはまだバッテリー残量に余裕がありました。300?のブルベ使用ならなんとかギリギリ使用できる圏内という感じでしょうか。

ブルベ本番には、コース確認のためにMAPを見る機会も多いでしょうし、夜間はバックライトを点けて走りたいと考えると、エネループを利用した予備バッテリーだけでは少々不安ですね。電池入れ替えも手間だし、電池を何本も持っていくのは重たい。効率性を考えると、スマホやモバイル用の容量の大きい予備バッテリーからの給電を模索する方が良いかもしれません。

あと、このガーミンのバッテリーが切れてしまうと、走行記録も途切れてしまうので、ガーミンとは別に長時間使用できるサイコンをバイクに装着しておく方が安心感があります。ガーミンのGPS機能とMAP機能に限定し、走行記録はサイコンで拾っておくと。400?、600?の走行時はまさにそんな使用法になるのではないかな。


○エアロホイールの効果
これはもう体感でしか分かりませんが、平地巡航速度を維持するのには良さそうな印象を受けました。逆風の中を走ると、バイクは前に進みたがっているのに、人の体が大きな抵抗となって前に進まない感じが如実に伝わってきました。効果があるのかどうかははっきりと数字で出せないので分かりませんが、少なくとも使用していて悪い印象は全くなかったです。平地巡航に限らず、登りでもホイールの重さのせいで苦しめられた感じもないので、50?ハイトのホイールって平地巡航専用というよりも、もっと汎用性の高いホイールのようです。普段使いのホイールとしても十分な力があるようです。


○収納(サドルバッグ・トライバッグ・ツールボックス・リュック)の効率性 
今回はドイタ―製の軽量リュックを背負いましたが、特に背中や腰に負担を感じることはありませんでした。寒い中での走行だったので、逆に保温効果もあって良かったぐらいです。しかし、夏場の走行となるとリュックのせいで背中が蒸れてしまうので、あきらかな体力低下を招きます。やはり大きめのサドルバッグを装備して、リュックを背負わない方が良いのでしょう。初ブルベは重さが心配ですが、キャラダイス・ペンドルを使ってみるとします。それで支障があるなら、もっと軽量のサドルバッグ購入を考えるとしましょう。トライバッグはガーミンのバッテリー補充用のブースターを入れておくのに丁度い感じです。後は雨天時にどうか、ということですね。


○フロントライトの持続性と明るさ
早朝の時間と合わせて、5時間程ライトを使用しました。基本的に交通量が多く街灯や車のヘッドライトで明るい道が多かったので、あまり必要度も高くなかったのですが、主力ライト、DODUN・A2は十分な働きをしてくれました。省エネのためセンサーモードで走りましたが、バッテリーにも余裕があって300?走行には十分だと思います。真っ暗な山間部を走る時には、強力なライトがもう1つあるとより安心して走ることができそうです。メインライトとサブライトというよりも、メインライト2つ体制が取れれば十分でしょう。








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