これまでディープリムクリンチャーホイールの「バレットウルトラ」に嵌めていた 【Panaracer RACE type A】 が1年と3か月の使用期間を経て、そろそろヘタってきたところで予備役編入(ツーリングの時などに持っていく予備タイヤ役ね)とし、新しいタイヤとして、【Panaracer RACE type D Evo2 25c】を買いました。
ロードバイク用のタイヤは色々なメーカーが色々な種類のタイヤを展開している中で、またもやパナレーサーなんですけど、ツーリング用やトレーニング用として、耐久性が高く、パンクやサイドカットにも強いというこのタイヤを選んだ理由です。
このタイヤを買ったのも初めてだし、クリンチャータイヤで25Cを選んだのも初めて。これまでは定番とされている23Cばかりを履いていましたが、最近は25Cの方が23Cに比べて接地面積が小さいので転がり抵抗が小さく、プロでも25Cを使う人が増えている云々の話もあり(例えばワイズ店員のこの記事あるいは、より詳細な客観的記述はIT技術者ロードバイク日記より)25Cを試してみるか、ということで通販購入しました。
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とりあえず重量測定。249g。うん重い。先日出走したスズカエンデューロ用に購入した パナのtype L Evo2 23c が170g台だったのと比較するとかなりズッシリとした重さを感じます。タイヤの厚みも相当あるし、こりゃパンクにもサイドカットにも強そうだ、と期待を持たせてくれます。
バレットウルトラに装着。タイヤが分厚くて嵌めにくいなんて噂を聞いたこともあるけど、そんなこともなく普通にスムーズに装着できました。
タイヤの路面と接する部分がゴツゴツと分厚い感じがいかにもパンクに強そうな見た目。しかし、その反面、乗り味がカチカチとした感じで乗り心地の悪そうな印象をどうしても抱いてしまいます。
でも実際に走ってみたら、これが結構驚きの印象だったんですね。
ちなみにチューブはアマゾンで買ったコンチネンタルの安いチューブ。1本600円也。まぁツーリングやトレーニング用に高級チューブを奢る必要はないでしょ。それにしてもパナのRエアー とは重量も感触も全然違う。重いし、なんか硬い。Rエアーのしなやかさは流石という気がしてくる。まぁ当然値段も全然違うんだけど。
で、前後輪ともに Panaracer RACE type D Evo2 25c を7barにてバレットに嵌めてマドン6で走ってみた。
タイヤもチューブも重たいので、「踏み出しの鈍さ」 は仕方ない。そこは目を瞑ろう。
しかし、重量の割に転がりが軽く感じられた。もっとモッサリとした重さを予想していたが、走り出してみると意外に軽快。
そして何よりも振動吸収力が高くて乗り心地が良い!! これは結構感動モノのレベル。路面の小さなギャップもマイルドにいなしていってくれる感じ。走っていて気持ちいいから走りが楽しくなる。
これってやっぱり25Cということでエアボリュームの大きさということが乗り心地と関係しているのだろうな。
空気圧を落としたチューブレスタイヤに比べると、そら快適性が高いとまでは言えないけど、それに追随するものがある。
今回は7barで走ってみたけど、もう少し落として6.5barくらいにしてもリム打ちパンクに対する耐性を保ったままで乗り心地がより良くなるかも知れない。
下りでのグリップ力などは十分に試せていないけど、そう悪い感じはしない。けどこの点については今後試してみないと分からない。
単純に重量が重たいので、ヒルクライムやタイムトライアル、レースには不向きだけど、ツーリングやトレーニング、あるいは通勤といったように日常的に使うタイヤとして [耐久度が高い・パンクに強い・乗り心地も良い・意外と転がる・値段もまぁ安いレベル(通販でね)] と5拍子揃っていたら、このタイヤを選ばない積極的な理由はないとまでも思ってしまった。
あとは、実際の耐久性や抗パンク性がどうか、というところは使い込んでみてからのことですね。でも十分に期待に応えてくれそうな香りがムンムンとするよ。