梅雨だというのに真夏の夕立のような僅かな時間で降り止む大粒の激しい雨ばかりが降る今日この頃ですが、運よく快晴に恵まれた今日、W杯スペイン代表が無残にも失点を重ねキーパーのカシージャスの虚ろな顔が何度もズームアップでテレビ画面に映し出されていた頃、100分エンデューロを走るべく、グリーンピア三木までやって来ました。
先週の金曜日にふくらはぎを痛め、今週に入ってからは風邪による体調不良で木曜日は仕事を休むほどに状態がダウンしていたfumitaroですが、昨日金曜日の午後になってようやく体調が戻ってきました。
一時はDNSも考えましたが、なんとか明日は出走できる!という状態にまで復活しました。しかし、この1週間1ミクロンも自転車に乗っていないという状態で一体どこまで走れるのか??
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駐車場にいっぱいの車。早朝にもかかわらず思いの外大勢の参加者がいる模様。そうそう、出走待ちをしている時に「fumitaroさん!」と3Tジャージを着たローディ氏に声を掛けられました。ラヴ・ゾンビーズのジャージとマドン6ですぐに私と分かったそうです。出先でこんな風に声を掛けられるとドキっと驚きますが、なんだか嬉しくなります。
そしていよいよ出走直前。先頭集団になんとか潜り込もうと結構前方に陣取ることができました。100分ソロオープンクラスは120名の出走。先頭あたりに入って、気合の入ったバイクやスラッとした細身の体型のローディを見ていると皆が歴戦のツワモノのように感じてしまう。
そして、6時45分、ホイッスルが鳴りスタート!!
スタート地点からいきなりの登り坂。先頭集団に付いていくためにはここで頑張らないとダメなのですが、「体にチカラがはいりませ〜ん」「坂登れませ〜ん」という状態。ま、そりゃそうだろ。熱でフラフラしてた1週間明けというのは確実に体に響いてくる。
普段はインナーに落とすことのない緩い坂道もインナーで登らないと進まないほどに脚が重い感じ。そういている間に次々と後続のバイクに抜かれていきますが、追いすがろうという気持ちも湧き上がらない。
「熱出てたんだから仕方ないって」という言い訳がましい自分の内なる声に「うん、そうだね」と二つ返事してしまっている自分がいました。闘う気力がほとんどなくだらだらと走ってしまっている。
そんな感じで、軽く流すような感じで走って1周、2周。3周目が終わって計測地点に戻ってきた時に、スタッフから『残り50分です!!』の声。
この声で少しエンジンが掛った。このままで終わったら何も残らないレースになってしまう。そう思ったら、オモリが付いていたように重かった脚が少し軽くなってきたように感じる。下りコーナーでは減速を抑えて少しずつペースアップ。同じようなペースで走っている人と少数のトレインを組んで、少しでも前の集団に追いすがっていきます。
最終ラップ前、駐車場前の直線の坂道を登る大集団が見えた!! 先頭集団ではないにしても10人以上の規模の集団なので、ここに追いつけたら面白い。距離は300mは離れているかな。
あの集団に追いつくことを目標に最終ラップ挑みました。しかし、坂を登り終えてしまうと下り坂区間。これまでの下り練習の成果もあって、単独での下りは走り易さを感じるものの、流石に前方の大集団には追い付かない。下り慣れた集団の下りは速いし、最終ラップだしペースが上がっているのは確実。
結局、ゴール地点まで大集団の姿は見えぬままゴール。最後の坂はモガいてラストスパートを掛けたけど、抜く相手もほとんどいないので寂しいもの。最後の最後で、前方のローディ一人をかわしてゴール。後半はちょっとは頑張れたけど、全体的には不完全燃焼。あんまり疲れてない。
結果は、120名中39位。先頭集団に絡むという目標は木端微塵に砕け散った。体調不良もあったけど、それを頑張れない理由のようにしてしまった自分がもどかしい。今置かれた状態で最大限に近い力を出すために必要な精神力が自分にはまだ欠けているような気がする。あ、今日は駄目だ、とすぐに諦めてしまったから。
サイクルエンデューロinグリーンピア三木早朝版 2014.6.14の結果
走行距離 : 52.34Km
走行時間 : 1時間42分
平均時速 : 30.7Km/h
最大時速 : 60.1Km/h
平均Cad : 80rmp