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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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六甲山から御影ダンケへ。

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先日、一条宝塚店でフィジーク・R3 G‐FITを購入してすぐにNEWシューズの足慣らしということで六甲山に登ってきました。実は六甲山頂を目指して登るのは今年初めてなのです。近くて遠い六甲山。本当は毎週での登ってヒルクライムトレーニングに勤しみたいのだけど。なかなか難しい。


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今日はタイムトライアルをする訳ではないので、いつもとは別のルートで六甲山を目指します。逆瀬台の山を登って小学校近くの見晴しの良い場所から見下ろします。天気はイマイチで雨が降りそうな、保ちそうなそんな感じ。




六甲山上へと続く県道16号線沿いにある「ゆずりは緑地」。ロケットの突端のようなコンクリートのモニュメントが有名です。東六甲ヒルクラの際にチラリと見えるのですが、寄り道したのは今日が初めて。




内部は兵庫県の防災に関するパネル展示がされていました。この写真は六甲山上から流れ落ちる大雨と土砂を食い止めるための砂防ダムについての資料です。六甲山は都市部のすぐ傍に聳え立つ山岳で平地との標高差が大きいので、大雨が降ると山麓の町に水と土砂が流れ出てしまっていたのです。




その典型的な例が1938年(昭和13年)の「阪神大水災」。谷崎潤一郎の「細雪」にこの水災の様子が詳細に描写されていることで有名です。六甲山からの雨水が平野部に大量に流れ出てしまうのは大規模な森林伐採によって六甲山の保水力を失ったことが大きな原因とされています。明治から今日にかけての植林を中心とした緑化事業を展開し、今日に見られるような緑豊かな六甲山を取り戻したのです。




ゆったり登って山頂付近に到着。ハイカーがたくさん集まっていました。何かのイベントがあった様子です。いやぁ久しぶりに来たはずだけど、なんにも変っていないのでそんな感じがあまりしないなぁ。




六甲記念碑台付近にある六甲山自然保護センターに立ち寄りました。




内部はちょっとした資料館のようになっていました。六甲山上の動植物や六甲山の成り立ちについてのパネル展示がされていました。猪やウサギ、テン、イタチなど六甲山に棲む動物たちの剥製がずらりと並んでいたのはびっくり。




こちらは野ウサギさんですが、鋭い眼光はやはり野生のものです。けっして可愛らしいだけのウサギではありませんね。




下山後は、阪急御影駅付近にある珈琲専門店「御影ダンテ」へ。ここも久しぶりに来ました。月に一回くらいは来たいのだけど、なかなか機会がないんだよなぁ。




店内はほぞ満席の大賑わいでした。そして、代名詞となっているバターブレンドコーヒーに舌鼓。




宝塚への帰途の途中、関西の大学の雄、関西学院大学上ヶ原キャンパスの前を通過。こちらも神戸女学院と同じく建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるもの。風雅で繊細な西洋建築はやはり良いですね。




そうそう、フィジーR3の履き応えは、ソールの硬さのために力がダイレクトに伝わる分、足の裏や脚全体に掛る疲労は大きいです。履き慣れるまでに時間が必要な感じですね〜。しかしピッタリと足に吸い付くような履き心地があるので、なんとしても履きこなしたい。

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