大阪府・能勢町を南北に縦断する国道173号線、篠山市との境目にある集落、「天王」にいたる峠道が 「はらがたわ」 です。ちなみに「たわ」とは「峠や鞍部」を意味する言葉なので、「はらがたわ峠」というのは違和感があります。地図には「はらがたわ峠」とあるもののありますが、ここでは「はらがたわ」で統一します。篠山市の多紀連山を越える峠道も「大たわ」と呼びますね。あの「たわ」と同じ意味合いです。
国道173号線の新道は、峠を越えず山中に穿ったトンネルを潜っていく道路です。効率的な通行にはこちらが便利ですが、ローディにとってはあまり使用されなくなった旧道の「はらがたわ」の方が趣があることは間違いありません。今回のルート、新道から脇道に入って峠越えを目指す旧道を走ります。
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コース全体概略
始点 : 大阪府・能勢町、国道173号線、一里松キャンプ場の看板のある分岐
終点 : 大阪府・能勢町、国道173号線、はらがたわ
距離 : 5.5km
平均斜度 : 5.7%
獲得標高 : 308m
分岐から分かれて旧道に入ってしばらくは、登り勾配の穏やかな民家の点在する穏やかな道を行きます。「一里松キャンプ場」の看板がいくつもあるので、それに沿って進めば問題なし。
T字分岐があるので、ここを右に進みます。左に行くと国道173号線の新道と合流します。新道の橋の下を潜って行きます。この交差以降、新道は旧よりずいぶんと右手の方向を走って行きます。
整備された綺麗な道を行くと右手にダムが見えてきます。橋を越えて進みますが、勾配は緩やかなので問題なし。
分岐が出てきました。直進すると新道に上がり、はらがたわトンネルを潜っていきます。旧道はこの分岐を左折するルートです。
旧道の峠道に入ると、この荒れ具合です。走るのに困るという程でもありませんが、落石や苔で滑って落車することなく注意して進みます。
鬱蒼と茂った木々の中を登っていきます。もう相当登ってきていると思いますが、眺望は全く効きません。
細かい九十九折の登りが出現します。ヘアピンカーブの繰り返し。これはこれでなかなか面白い登りです。
九十九折の様子が見て取れると思います。それにしても夏本番ということで下草が伸び放題ですね。秋冬になると木も枯れて、すっきりとした登り道になると思います。
藤の花の木かな。道にせり出てトンネルを作っています。藤の花が咲いている頃は綺麗でしょうね。
九十九折の登りを終えるといよいよピークのはらがたわが近づいてくる感じです。
最後の直線です。ここを登り切ればゴールです。
はらがたわ到着。かといって、何もそれを示すものはありません。はらがたわは昔ながらの重要な峠道だったので、峠の標識というか碑文くらいあっても良さそうなものなんだけど。能勢町さんもご検討いただけたらって思いますね。
ちなみに山王側への下りは1kmもないくらいで、スッと下って終了です。下り道の途中、小さな西洋のお城のようなカフェがあります。どんなお店だろ。気になりますね。
おまけ
国道173号線、はらがたわのスタート地点から少し南に下った場所にある 「ふる里産品直売店」 。
に入ってみました。地域の農産品を売っている小さな道の駅という感じです。
補給にソフトクリームでも食べようかと立ち寄ったところ、 「玉子かけごはん350円」 の文字が目に入りました。そこで早速注文しました。炊きたてのご飯に、プリップリの玉子。これはもう最高の組み合せですね。
しかも驚いたことに、このお店、ご飯を何杯でも御代わりできて、玉子も何個でも食べても良さそうな感じ。少なくとも籠に入った6個は食べていいのかな・・・。ってそんなに食べられるものでもありませんが、玉子かけごはん2杯と生たまご1つ、計たまご3つを頂きました。それでも350円!! シメは地サイダー桜川サイダー150円です。ほんのりとした甘味がアクセントの美味しいサイダーでした。
それにしても偶然入ったお店で充実の補給注入でした。水曜日が定休日で、それ以外は毎日営業しているとのこと。この周辺に来ることがあればぜひ立ち寄りたいお店です。
コース評価は暫時アップします。