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Channel: ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街
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KHS輪行で琵琶湖岸の大津、瀬田から宇治川を下って宇治見物。そして京都へ・・・。

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▽JR大阪駅前(AM:5:50)です!

三連休の最終日、ようやく晴れ間が戻ったこの日は前々から予定していた、友人おしょうさんとの小径車輪行ツーリングです。予定では滋賀県の大津に待ち合わせて、そこから瀬田まで走り宇治川を下って宇治見物、そして宇治からは京都市街に入ってポタリングを楽しもうというプランです。

私の自宅は三田、最寄駅は新三田駅なので、そこからJRで輪行して大津まで行けばいいはずなのになんで大阪駅前で写真を撮っているの?と思った方もいるのではありませんか。高槻行きの普通に乗っていたのですが、JR尼崎駅でわざわざ乗り換えた電車が東西線だったのです。 そのまま元の電車に乗ってJR大阪駅で快速にでも乗り換えたら事が済んだはずなのにね。仕方ないので北新地駅で降りて輪行を解いてJR大阪駅まで走って戻ってきた、という訳です。バカやね、ホンマ。

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▽JR大津駅(AM:7:10)

予定到着時刻より約20分ばかり遅れてJR大津駅に着きました。「おしょうさん、お待たせ、遅くなりました!」挙式まで1ヵ月というナーバスな時期を迎えたおしょうさんは最近完成した、バイクフライデーのツーリングモデル、NEW WORLD TOURLIST で登場。私の方はKHS F20RCです。最近はBD-1なかり乗っていたので、先日のササヤマルシェに引き続きKHSの出番。距離を走るツーリングとなれば、より軽快なこちらのモデルでしょう。


JR大津駅前からすぐに琵琶湖岸の公園に入ります。天気も良いし琵琶湖の景色も見応え十分。


湖岸の高層ビル群の向こうに見えるのは比叡山かな。


こちらは琵琶湖岸南東の眺望。琵琶湖岸に沿って瀬田の町まで走って行きます。


早朝から釣りを楽しんでいる人が多かったですね。そんな中我々は滅多に来ない琵琶湖の眺望の綺麗さに見惚れて写真撮影大会。自転車は一向に進んで行きません。まぁ今日は距離を走るツーリングではなく、小径車でのんびりと、景色や会話を楽しみながら走ろうか、という会なので、ゆったりのんびりが丁度良いですね。


会話はねぇ、もちろん、新婚迫るおしょうさんと奥さんとのあんなことやこんなこと。人見知りの奥さんと、おしょうさんと先日も篠山で一緒にポタを楽しんだのですが、「fumitaroさんは話やすくて良かった」 と高評価を頂きました!「fumitaroさんは気を遣うよと言って、気を遣ってくれるから一緒に過ごしやすい」という謎の評価なんですけど、普段ワタクシ、自慢ではありませんが、特に家庭では「あんたは気が利かん」ともっぱらの低評価なんですけどね。何度か一緒する度にボロがきっと出てくることでしょう。


琵琶湖岸は「なぎさ公園」と言って、公園内の道(舗装路もあれば土の道もあり)をほぼ、ずっと走っていけるので、タイヤの太い小径車でゆったり走るにはもってこいの道ですよ。


のんびりと話を楽しんだり写真を撮ったりしながら走っているうちに瀬田の唐橋に到着しました。


「瀬田の唐橋」といえば、交通の要衝で、京の都に敵の軍勢が東から迫ってくる場合、瀬田の宇治川を越えないといけません。そこで防衛側は宇治川に架かる橋を切り落として敵襲に備えたようです。この「瀬田の唐橋」も歴史上、何度も切り落とされたきたのでしょうね。


瀬田の唐橋から宇治川右岸を南下していきます。しばらくは川原の自転車道もありますが、次第に川幅は狭く川原もなくなって渓谷のような川の流れに変わっていきます。


瀬田から離れ、宇治川に沿って道は続きます。右岸でも左岸でも道はあるようですが、去年のブルべでも走った左岸の道を行きます。


宇治川沿いの道路はやや下り基調の爽快な道のりです。緑も多いですが、山の木々の紅葉はまだこれからといった感じです。前を走るおしょうさんのNEW WORLD TOURLIST も軽快そうです。


宇治川に架かるどこぞの橋で記念撮影。渓谷ではありますが、奈良和歌山の例えば十津川や熊野川のような野生剥き出しの荒々しさはなく穏やかで嫋やかな印象ですね。ちょっこと気軽にサイクリングにぴったりな雰囲気です。


こんな感じ。川の流れもゆっくりです。


宇治市街地を宇治川の氾濫から守るために造られた天ケ瀬ダムに到着です。ちょうどいい休憩タイムです。


おしょうさんはダム職員の元にダムカードを貰いに、私はトイレに駆け込みました。


ダムカード、ゲット。ここのは初めてです。ダムの職員さんにこのダムに関するアレコレ、ダム巡りのコース、色々とお話しを聞かせてもらいました。


去年の台風の時にはこのダムの水が溜まり、白い壁のあたりまでダムの水位が上がったそうです。下の木材やらなんやらは、その時にこの隅っこに押し上げられて残ったモノ。トラック200~300杯でゴミを処分してもまだまだゴミは残っているとか。


ダム職員のおじさんに写真を撮っていただきました。ヘルメットにサングラスの私は良いのですが、おしょうさんはモロに顔出ししているので一応修正をかけておきましたよ。おしょうさんも目を保護するためにサングラス使えばいいのに。


ダムからは遊歩道を寛いで走っていくといよいよ宇治の市街地に入っていきます。大きなイチョウの樹がお見事でした。


宇治川に架かる朱塗りの橋にて。土曜日、日曜日の雨の影響なのか宇治川の水位が結構高め。堤防もか細いものしかない。これで大丈夫なの? 武庫川の氾濫危機以来、川の水位や治水状態が気になって仕方がない。


出た!宇治の街のご当地キャラクター。右側の子が「チャチャ王国のおうじちゃま」です。左の子は?? 何でもゆるキャラの人気投票で5位に入ったとか。だから何!?という気もせんでもないが。


宇治といえば、国宝の平等院鳳凰堂・・・なんですけど人がいっぱいで拝観料も取られるので、ここは敢えてスルー。賑やかなお土産屋さん通りを行くことにしました。


ここ、ここ! 宇治と言えばお茶、その中でも抹茶が有名です。ここ「ますだ茶舗」では抹茶を振りかけたソフトクリームが名物なので早速それを頂くことに。


おおぉー。美味しそうな抹茶ソフトクリームに大胆に抹茶の粉を振りかけてもらいました。やっぱ宇治に来たからにはこれを食べないとね。パクリ、「ムホムホ・・・」たっぷりの抹茶の粉のせいでムセってしまいましたが、味は最高です!!抹茶の渋みとソフトクリームの甘味が絶妙のハーモニー!!


そして、宇治の老舗「伊藤久右衛門」で買ったお土産の「宇治抹茶カレー」。まだ食べていませんがどんな味なのか楽しみです。


宇治の街は思っていたよりも人がいっぱいで大盛況。平等院を見て、源氏物語ミュージアムに行って抹茶を飲んで秋の行楽を楽しむには良い所ですね。


名物の茶団子も食べましたとも。


さて宇治大橋を越えて京阪の宇治駅に向かいます。


小径車ポタの得意技「お気軽輪行」です。宇治の街見物の後は電車に乗って京都市街ポタへと向かいます。


京阪電車で輪行は初めてなのだ。次回は京都ポタリング編です。



















KHS輪行ポタ。中書島からびわこ疎水、鴨川べりの道を経て、カフェ茂庵、そして噂の一乗恵文社へ。

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おぉ!この河童のお色気お姉さんは、見覚えがあるぞ!!
実はこの河童のお姉さん、伏見の酒造メーカー黄桜のキャラクターで河童家族のお母さんで2児の母であるそうな。2児の母にしてあの色香とは旦那さんもたまりませんな。チ〇ビの部分が剥がれているけど、一体どうなっていたのだろう?

「働き者で美人で、常に笑みを絶やさず家族を見守っている典型的な良妻賢母。常に黄桜を手放さない旦那様に「あまり飲んでばかりいちゃダメよん」などと優しく注意しつつも、実は自分自身も相当いける口なので、内心ひそかに幸福感を覚えている。飲めば色っぽく頬を染めたりするものの、実はかなりの酒豪であることを誰も知らない。」黄桜HPより。


京都府南郊の宇治ポタを楽しんだ後、京阪電車に乗って京都市まで移動中の図です。車内は観光客でいっぱいではないかと心配でしたが、思ったほど車内は空いていて写真を撮る余裕もありました。


そして、電車の中でスマホのマップを見ながらどこの駅で降りようかと相談したところ、おしょうさんが伏見の酒蔵や古い運河跡を見たい、ということで京阪中書島駅で下車することに決定。この行き当たりばったり感がまさにポタリング。


「中書島」の由来です。賑やかな京都市の東山や四条、三条あたりと比べると地味な観光地ではありますが、そういう場所こそ小径車ポタリングには相応しいのかもと思えたり。


中書島にある伏見港、宇治川に繋がる水運のための運河べりを巡ります。木漏れ日の道をゆったり走ります。


京都伏見のメインキャラといえば、やはり坂本竜馬でしょう。幕末の日本を駆け回った竜馬にして京都伏見は根拠地みたいなもの。銅像の竜馬は日本の将来を見据えていたのでしょうね。


伏見の水運の要となっていた三十石舟は遊覧船となっています。今は観光客を乗せていますが、往時は米やお酒を運んでいたのでしょう。


伏見の町は江戸時代において大阪と京都を結ぶ主要ターミナル駅。現代におけるJR京都駅のようなものです。とすれば、そこは宿場町ともなり、歓楽街ともなり、今の時代には思いもしないような賑やかな場所だったことでしょう。この旅籠、寺田屋は幕末のターニングポイントとなる事件が2度も起きた名所です。


その事件の一つがこの「寺田屋騒動」。


中書島は酒造の町。「酒は伏見」と言われたもの。昔ながらの酒蔵あり大手酒造メーカー黄桜の工場もあったりで。


黄桜のギャラリーのような建物があって、ちょっと立ち寄ってみようということに。その中庭にテントがあって黄桜のお酒が楽しめます。流石に自転車持ってヘルメット被っての姿では売ってもくれませんけど。大吟醸、1ショット200円。飲みたかったなー。


こちら値段表。日本酒メーカーが造るビールもあるぞ。けど「自転車の方にはお売りできません」ま、そらそうだわな。


運河の脇を走る小道が整備されているのでその道を走ってみることにしました。


住宅地の中を運河は悠々と流れております。


運河べりの小道を落ち葉を踏みしめながら走ります。これぞ秋のポタリングですね。


あれ、道が道じゃなくなってきたような・・・。


道が消滅。行き止まり。同じ道を戻るのも癪だし、小径車をフェンス越しに持ち上げることが可能かどうか状況見分中。
で、結局無理でした。こんなことまでも楽しむのが小径車ポタ。


仕方ないので元来た道を戻りましょう。壁を登ってタッグプレーで小径車ごとフェンスを越えて行くことは可能ですが、乗り超えた先が黄桜の酒造工場の敷地のど真ん中だったのです。


中書島、伏見桃山、丹波橋・・・と、細い道路を走って京都市街目指して北上中。
実は私、大学時代に長~いこと京都で過ごしていたのでこの辺りの地理はガーミンなどなくともほぼ把握しておりますよ。


伏見稲荷大社の大鳥居前まで来ました。この辺りは参拝客でごった返していましたね。今日は伏見稲荷の中までは入りませんが、ここは夜間参拝がお勧めです。


土産物屋が並ぶ参道もご覧の通り。


さぁ、伏見稲荷付近から京都市街の東部を流れる「琵琶湖疏水」べりの道を小径車で走って行くことにしましょう。

琵琶湖疏水とは何か?ウィキペディアからの抜粋です。

「琵琶湖疏水は、第1疏水(1890年に完成)と第2疏水(1912年に完成)を総称したものである。両疏水を合わせ、23.65m3/s[1]を滋賀県大津市三保ヶ崎で取水する。その内訳は、水道用水12.96m3/s、それ以外に水力発電、灌漑、工業用水などに使われる。また、疏水を利用した水運も行なわれた。水力発電は通水の翌年に運転が開始され、営業用として日本初のものである。その電力は日本初の電車(京都電気鉄道、のち買収されて京都市電)を走らせるために利用され、さらに工業用動力としても使われて京都の近代化に貢献した。水運は、琵琶湖と京都、さらに京都と伏見・宇治川を結んだ。落差の大きい蹴上と伏見にはケーブルカーと同じ原理のインクラインが設置され、船は線路上の台車に載せて移動された。水運の消滅に伴いインクラインはいずれも廃止されたが、蹴上インクラインは一部の設備が静態保存されている。無鄰菴や平安神宮神苑、瓢亭、菊水、何有荘、円山公園をはじめとする東山の庭園に、また京都御所や東本願寺の防火用水としても利用されている。一部の区間は国の史跡に指定されている。また、疏水百選の一つである。」


この運河も色々と種類のある琵琶湖疏水の一つなんですけどね。


おしょうさんが疏水べりを走って行きます。でも道はどこまで続いているのだろうか・・・。


電車の橋の下をなんとかクリア。ほんとギリギリ。今日はこんな箇所が多いな。


琵琶湖疏水は新幹線の高架あたりで打ち止めになったので、京都市街を流れる川と言えば、このお馴染みの鴨川べりのルートに乗り換えて北上していきますよ。写真の橋は四条大橋です。ここを右に行けば八坂神社や祇園、左に行けば四条河原町や先斗町の繁華街。でも時間も12時も過ぎお腹が減ってきたのでランチ予定のお店まで急ぎます。


三条大橋も越えて。


川辺の桜の樹の紅葉がお見事ですね。


どんどん北上していきます。ロードバイク趣味を初めてから自転車で鴨川べりの道を昼間に走るのは実は初めてだったりします。琵琶湖ツーリングなど遠出をした際の帰り道に京都市街を走ることはあっても夜になっていて真っ暗ですからね。


出町柳の手前くらいで鴨川を上がって、ランチ予定の「茂庵」という店まで急ぎます。腹減ったよー。京大前。さすが旧帝国大学はドドーンとしておる。今回はここまでに。次回は、ランチに寄った「茂庵」と、個性豊かな本屋「恵文社一乗店」のことを記事にします。

KHS輪行ポタ 噂の「茂庵」と「恵文社一乗寺店」に立ち寄り、京都の川べりの道を走ってポタ終了です。

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これまでお付き合いいただきました、KHS輪行ポタリング[宇治京都編]も、今回で最終回となります。

JR大津駅で下車→琵琶湖岸沿いに瀬田へ→宇治川沿い→宇治市街で抹茶ソフトを食べる→京阪宇治駅電車で輪行→京阪中書島駅下車→中書島界隈、伏見の町巡り→琵琶湖疏水沿い→鴨川沿いを北上。

こんなルートで京都市街、京大の近くまでやってきました。今回の記事は京都大学近辺の吉田山と一乗寺にある噂の2つのお店を訪れたことが中心ですね。1つは何故か吉田山の中にある「茂庵」というカフェ。そしてもう1つは個性豊かな本屋さん「恵文社一乗寺店」。どちらもインパクトの強いお店でブログで紹介するのも楽しみです。

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京大の学舎が立ち並ぶ一角を抜けると吉田神社があり、この小高い山の中に「茂庵」というカフェがあるという。


路地を抜けて、茂庵の入口の看板がある場所を目指しますが、この住宅地の向こうの山に見えるのは・・・。


京都夏の風物詩、五山の送り火の一つ、「大文字」の文字が浮かび上がる大文字山です。文字のところに沢山の人がいるように見えますが、あそこまでは結構簡単に行けますよ。僕も夜に昔登ったことがありますが、視界を遮る樹々がないので抜群の京都市街の夜景を見ることができます。


ここがその「茂庵」の入口です。ママチャリ置き場になっているけど、これもお客さんの?まぁ、ここから登ってすぐだろうし自転車は担いで登ろうということになりました。


しかし、階段を登れども登れども住宅地で一向にお店があるような気配はしてきません。


KHSを担ぎながら振り返って写真撮影。階段をとことことずいぶん高い所までやって来たような。


階段は行き止って、いよいよ到着!?と思っていましたが、ここで住宅地が終わって山の中に入るということです。まだ坂道は続くと。


地図の立て看板。これを見るとまだまだ茂庵は先のようだ。


山の中の道を小径車を担いで登って行きます。


山の中は適度に間引きされて爽やかな雰囲気。そこに3軒の茶室があり、そこを横目に階段を登っていくこと約10分。住宅地からだと30分は登り続けているような気もします。


ついに到着、「茂庵」です。それにしても吉田山という由緒のある山の山頂になぜカフェが?というかこの建物は元々は一体何だったのだろうか。


木造の古めかしい建物ですが、2階の窓の格子は障子ではなくガラス窓になっていますね。この建物の2階がカフェになっているようです。


「茂庵」HPからその由来を述べる文章を要約すると・・・この茂庵という建物は大正時代に谷川茂次郎という人物によって造られました。茂次郎は大阪で新聞用紙を中心に扱う運輸業で成功を収めた事業主となりますが、その後、茶道の裏千家に入門して茶道に親しみ、神楽岡(吉田山)の山頂に茶室8席、月見台、楼閣など広大な森の茶苑を築きあげ、たびたびお茶会を催しては茶人としても多くの人と交流を深めたそうです。

茂次郎の没後数十年は封鎖されていた吉田山の山頂一帯が、今の「茂庵」としてスタイルが確立されたのは、いつ頃?よく分かりませんが、ここ数年の間の出来事だろうと思います。コンセプトは「市中の山居」ということで、「町中に居ながらにしちて山中の風情を楽しむこと」とありますね。


茂庵の1階は台所兼待合部屋になっており、2階に上がるとそこがカフェとなっています。2階の窓辺のカウンターの席からは京都市街の眺望を望みながらランチや珈琲を楽しむことができます。こちらの席が良かったのですが、なかなか席が空かないので部屋の中央のテーブル席に着くことに。


格子窓からの眺望。写真では上手く撮れていませんが、実際はもっと綺麗な京都市街の眺望が見られましたよ。


店内はこんな感じ。茶室として造られた空間がカフェとなりソファとテーブルが設置されていています。そうだ、ここに入るまで6組の客待ちで30分は待ちましたよ。お客さんが沢山おられる中、部屋の真ん中の席ではなかなか落ち着けませんね。


日替わりランチメニューです。鯖を赤ワインで味付けした料理等、旬の物の素材の良さを味わうようなメニュー。何時間も自転車で走ってきた私のお腹の空腹をこれで満たすというのは難しいですが、この雰囲気の中でカウンターの席に座って珈琲を飲みながらゆったりと寛いで過ごすには良い感じのお店ですね。


テーブルには京都の秋を感じる鬼灯の飾り。こういうものが一つ、あるかないかで雰囲気が変わるものです。


茂庵を出た後は吉田山を下山します。吉田山山頂にある茂庵に行くには幾つもルートがあるようなので色々な道を探しながらカフェを訪れてみるのも面白いかも知れません。


茂庵を辞し、次にやってきたのが、「恵文社一乗寺店」。茂庵から自転車で20分ばかり走った場所にあります。実は茂庵もそうなんですけど、ここも早瀬野菜研究所の奥さんから教えてもらいました。それまでこんな本屋さんがあるとは知りませんでしたが、人からはいっぱい色々なもの教えてもらうものですね。ただの本屋とは違って、なかなかユニークな本屋のようです。


店内の雰囲気からして普通の本屋さんとは違います。普通の本屋さんといえば、本を売るために、新しい本、よく売れる本を中心に置いてあるものですが、ここは違います。この本屋の店員さんの視点で、お客さんに読んで欲しい本、紹介したい本を選んで並べている様子。

どこにどんな本が置いてあるのか、案内表示も、本を紹介するためのポップも一切なく、自分の目で確かめながら棚を見ていくしかありません。


ムーミン関連の本が置かれていたので、ついつい手に取って読んでみました。ムーミンキャラクター図鑑、なかなか興味のある本です。


どこにどんな本が置いてあるのか分からないだけに油断禁物です。精肉加工業における牛肉の屠殺場の写真集には息を飲みました。ジュンク堂のような専門書を取り扱う大きな書店の該当のコーナーに行けば置かれてあるのでしょうが、町中の小さな本屋の中にこんな本は絶対に置いていません。


本屋を抜けると建物に囲まれた石畳の中庭があり、古いヨーロッパの町並の雰囲気です。


書棚の足元に謎の女性像・・・。


ここには1時間ほども滞在したかな。書棚を巡ってみると、どこから何が飛び出てくるか分からない緊張感が心地いいですね。とても刺激的で素敵な本屋さんです。頻繁に通うことは出来ませんが、また京都に来た時にはふらりと立ち寄ってみようかな。


恵文社を出て、いよいよ帰途に着きます。帰りも鴨川沿いの道を南下していきます。


出町柳付近にある賀茂川と高野川が合流して鴨川になる場所。通称「鴨川三角」と呼ばれている場所。大学生たちが春の新歓コンパでハメを外し過ぎて大変なことになる場所としても有名ですが、今日は子どもたちの遊び場となっていました。


夕暮れ近くの鴨川では様々な音楽を聴くことができます。トランペット、サックスなんて定番のものから笙?やアフリカの太鼓?色々な人がいますね。色々な人がいて、色々な生活の様子を見せてくれるのが都会という場所だと思います。


三条と四条の間の鴨川沿い、床を出している料理屋が軒を並べている様子と、若い男女が川べりに腰を下ろして寛いでいる姿がまさに京都的夕べの風景。


鴨川沿いをずーっと南に下って行きます。鴨川河川敷の道は整備され続けているようで、右岸、左岸と道を変えながら桂川、淀川まで続いているようです。


誰かが川原にこんなものを。ちょっと怖いよ。鴨川の河原といえば、歴史的に処刑場としても有名な場所なので、こういったものが似合うと言えば似合うのだけれど。


鴨川沿いの道を走っていくとやがて桂川にも合流して、木津八幡サイクリングロード上を大山崎目指して走ります。これまでのポタは町中をのんびり走り続けてきましたが、この道ではただひたすらに前に向かって漕ぐだけです。


後ろを振り返ると京都市街は雨雲に覆われていました。しかも雨雲レーダーを見ると、雨雲が南に下ってくるではありませんか。雨を避けるためも必死で漕ぎ続けました。


サイクリングロードをひたすら西へ。夕日が高槻の山に落ちて行きます。


そして大山崎で今日1日を共にしたおしょうさんとお別れです。おしょうさんはこのまま自走で大阪の自宅まで帰るのだとか。ここからまだまだ先は長いですね。


一方、私はJR山崎駅から輪行で三田まで帰ります。各駅停車では座れますが、快速に乗ると乗客が多くて自転車が邪魔になりそうなこともあって、新三田駅まで各駅停車です。長いですが大丈夫。恵文社で買った「落語心中」というコミックスが3巻ありますから。今回のポタリング、これにて終了です!

伏見区中書島からのポタリングルート

MTBで早朝三田散策。小野公園から奥乙原の牧場まで。

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▽千丈寺湖東端、小野公園

水曜日は歯医者の日、ということで午前中は仕事の休みを取ってあり、歯医者の時間までMTBに乗って楽しむことにしました。しかし、お蔭様で歯医者での虫歯治療は今回は完了したので水曜日の午前中休みは今回で最後なのです。嬉しいような悲しいような。

今回やって来たのは、いつもの千丈寺湖周辺なんですけども、千丈寺湖に注ぎ込む2つの川、青野川と黒川のうち、黒川がダム湖である千丈寺湖と合流する場所にあるのが写真の小野公園です。野球専用のグラウンドがあったり、釣りができる川やちょっとした散策ができるラクウショウの森があります。

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川というよりダム湖の一部となっている場所です。秋の三田らしく冷え込んだ朝には川霧が出て幽玄な風景を見せてくれています。


ラクウショウの森へ。大きなアップダウンはありませんが、紅葉した木々の間を走り抜ける楽しみはMTBならではのものですね。小さな森ですがMTBで走る楽しさを十分に味わえると思います。


ラクウショウの森をMTBでゆったりと。東屋があったり、小さな池があったりしてお散歩MTBにはぴったりの場所ですね。


小野公園を出て黒川沿いに乙原を目指します。黒川に沿って広がる田園風景を抜ける小さな道をMTBで走ります。


舗装されていないガタガタ道はMTBの得意な領域。大好物の道ですね。そして右手に見えるのは小野小学校。


黒川沿いの道から乙原の集落の中を抜けて行きます。


右手には永沢寺に抜ける県道があります。その脇に長細く乙原の集落が繋がっています。


乙原の集落からも離れて少し寂しい錆びれた感じの風景の道をまったりと走っていきます。


ぽつんぽつんと民家があります。その民家の庭には杉かな?長細い木が数本植わっていますね。シルエットが牧歌的な雰囲気で良いですね。


この道の奥、右手には白い柵と広場があります。これは馬の牧場かな。残念ながらお馬さんの姿はありませんが、ここで馬を飼っているのかもしれません。牧場で馬が遊んでいる時に来てみたいですね。


そこから奥は写真のように林道になっています。ここからは登り道のようです。


林道「大根谷線」というらしく、815m続いているようです。この道は一度下って来たことがあります。確か、永沢寺地区の元柴田ファームがあった場所あたりから林道が続いて来たような。


元来た道を戻って行きます。若干の下り勾配なので速度が出やすいのも楽しいです。


田圃の畦道をガタガタと走ります。気持ち良いですね。けど歯医者の時間が気になってきました(汗)。


急げ、急げ、予約の時間に遅れる訳にはいかず結構焦ります。時間に余裕のないサイクリングはいけませんね。


出発点の小野公園に到着です。歯医者には何とか間に合いそうな時間に戻って来れました。後半はまったりとはいきませんでしたが、MTBでガチンコの山下りだけでなく近所の里を気楽に走るのもなかなか乙なものですね。MTBはこれからがまさに楽しい季節でもありますし。

三田MTBポタリング。飯盛山公園、有馬富士公園。最後は雑貨&喫茶のBarnshelf(バーンシェルフ)にて。

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今日も前回の記事に引き続きMTBポタリングネタでいきますよ。午前中のちょっとした時間を使って自転車に乗るとなれば、この季節はロードバイクよりもMTBですよね。ロードバイクもMTBも乗られる方には私の気持ちも分かっていただけるのではないかと。ホントはアワイチ5時間切りを目指すためのトレーニングに励むべきなんでしょうけど、ここ最近は小径車やMTBに浮気中ですよ。今回は千丈寺湖畔の飯盛山公園から、有馬富士公園を目指してMTBならではの道をのんびりとポタリングをしてきました。それにしてもずいぶんと使い込まれたサドルだと我ながら思います。ここまで来たら「味がある」と言っても良い?

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飯盛山公園、黒川沿いの散策路。プロムナードという名に相応しい秋の散歩道をMTBでのんびりと。落ち葉からはそこはかとなく甘い香りが漂ってきます。


この甘い香りの原因はカツラの落ち葉なんです。カツラの葉は落ち葉となって枯れるとほんわりと甘い香りを発します。まさに秋の風物詩ですね。


公園の小道をゆっくりと走っていくと、鮮やかに紅葉したラクウショウの木が見えます。


紅葉したラクウショウが立ち並ぶ芝生の広場がポタリング気分を盛り上げてくれますね。


ラクウショウの木の下で。


ところ変わってこちらは有馬富士公園の休養ゾーン、芝生の大広場と「里山風車」。あの建物は、世界的にも著名な造形作家の新宮晋さん作です。三田で言えば、青野ダムサイト公園にある噴水のモニュメントも新宮晋さんの作品なんですよ。


また場所を移して、こちらは有馬富士公園のシンボルゾーンというところです。有馬富士公園は広大で、いくつかのゾーンに分けられています。


シンボルゾーンの中の平坦なトレイルをMTBで走ります。気持ち良いですね~。


トレイルの脇には小さな沼があったりして雰囲気抜群です。


担ぎが必要な登りも急峻なダウンヒルもない、けど、こういうのも楽しいのだ。


有馬富士をぐるりと取り巻くトレイルもありますよ。登山道を担いで有馬富士山頂まで登れないこともないけど、今日はそこまで頑張らない。


MAPのオレンジ色のルートが林道っぽくなっていてMTBでも走れる道かな。一方、肌色のルートは登山道ですね。


木製の道標が良いね。


左の登山道を行けば有馬富士の頂上広場か。けど、今日は直進してこのままMTBを走れる道で行きます。


有馬富士の中腹までは登ってきていたようで、少しは見晴いの良い感じになっています。


公園内のどことも分からぬトレイルを走って行きます。この道は一体どこに繋がっているんだろう。


しいたけ園有馬富士という施設までやって来ました。「しいたけ園有馬富士」という大きな看板を見たことはあるけど中に入るのは初めてです。


この施設は有馬富士公園の一部のようで、施設内の出入りは自由な感じです。バーベキューに釣り、あまご、ニジマスの掴み取りなんてのがありますね。


釣り堀小屋の横でお兄さんたちが釣りの準備をしていました。


ここが釣り堀ですね。見間違いのないほど目立つ看板です。


そこからまたトレイルを走って行くと、


福島大池に出ます。この池の周りをぐるりと1周、気楽に楽しむことができますよ。散歩の人やハイキングの方もいるので自転車で走る時は注意が必要です。


福島池の脇お小高い丘を少し登ると、こんな東屋があって、


平安時代の後半、天皇に即位された花山天皇(花山院)がこの地について詠まれた歌です。三田市、小野という集落には、この歌を由来として、様々な名前に「松風」が使われています。有名な鶏肉屋さんは「松風地どり」ですし、地域の少年野球チームは「小野松風ホープ」です。他にも色々なところで「松風」が使われているんだろうな。それにしても往時の天皇(読まれた時は法皇でしたが)がその地域のことを歌にして詠まれるというのは、途方もなく名誉なことだったのだと思います。


福島池、ポプラの木の下で。ポプラは良いですね。枝が空に向かって伸びて行こうとする姿が実に良い。


有馬富士公園、MTBポタを終えて、近くのBarnshelf(バーンシェルフ)という雑貨&喫茶のお店にやって来ました。このショップのことはまた別で記事にしたいと思います。


色とりどりの雑貨が立ち並ぶショップですが、喫茶コーナー(というか店の端に椅子とテーブルがあるだけ)で珈琲を頂きました。やや酸味が効いて古めかしい部屋の匂いのような独特の香りのする珈琲でした。

三田・有馬富士公園線沿いの本と雑貨と喫茶のお店、Barnshelf(バーンシェルフ) (1)

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三田、ウッディタウンの自宅からほど近く、しかもクルマでよく通る道沿いにこんなお店がありました。実は今まで知りませんでした。このお店の名前を聞いてからはネットで調べたりしていましたが、今回いよいよ訪問することができました。Barnshelf(バーンシェルフ)です。前記事の「MTB三田ポタ」の最後に立ち寄ることができました。名前の由来は、「Barn」は「小屋」、「shelf」は「棚」という言葉が合わさって「Barnshelf」。かつては牛小屋だった建物を改装して雑貨&喫茶のお店として出発したのは、2012年10月のことだそうです。

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大きなバイパス沿い、畑が周辺を取り囲む立地にその小屋は建っています。トタン壁の外観は小屋そのものだけど、窓はガラス張りの一風変わった外観ですが、クルマで走ると気付かずにスーッと通り過ぎてしまうくらい風景に馴染んでいます。


「書籍・食卓用器具・文具・衣類」 そういうモノを中心に扱っている雑貨屋さんですね。


元牛小屋という感じはあまりしませんが、トタンの壁と鋲、プラスティックの雨樋、いかにも倉庫らしく、無機質というか乾いた感じというか、人の温もりを感じさせない雰囲気の小屋。こういう小屋を雑貨屋にする、というのは却ってその外観とその内部の持つ「温かみ」の差異が引き立つような気はします。三輪にあるアトリエ・パーシモンも元はゴルフのカート倉庫という身も蓋もない建物ですが、木造建築だけあって、そこはまた違う雰囲気です。


店の入口。ミルク缶やバケツ、シャベルが置かれていて、もと牛小屋の感じかな。そして、この木製の扉は牛小屋の時に使っていたものかしら。牛の出入り用に間口が大きくて、「好きにお入んなさい」 と適当にほっておかれている感じが妙に安心。初めての店に入る緊張感がずいぶんと緩和するような気がします。


コンクリブロックの上に板と箱。そこにパンフレット?フリーペーパー?。そして畑に農作業中のおじさん。良い感じに弛みますねぇ。


しかし、店内に一歩足を踏み入れると、所狭しと色々なモノがギッシリ詰まっていて圧迫される感じ。

これは一気に緊張感が引き立ちますね。

どこから手を付けていいのか、何が何だか。あんまりこういう雑貨屋に慣れていないこともあって、何をどうしたら良いのか分からなくなってしまう感じ。店員さんも奥のカウンターにいている様だけど基本、無干渉。いや無干渉で正解だと思う。


衣服、鞄、生活雑貨、色々。そして基本的に良いお値段。


こちらから見ると食器、陶器、文具とか。置いてあるモノの種類も豊富だし、何より彩り豊か。


何だかよく分からないけど、色合いが綺麗なので目を引きました。


青色や乳白色の陶器、マグカップや皿。シンプルで無骨なデザイン。


リンゴ箱にたくさんの本。どんな本が置いてあるのか、そこまで見て回れませんでした。


あ、この靴下知ってる。温かみのあるデザインとゆったりほっこりした履き心地。made in 奈良 の良品ですね。


喫茶スペースもあって珈琲も楽しめます。ショップのHPによると、珈琲豆は三田の「Maru's Coffee」というショップで焙煎されたブレンドを使っているらしい。酸味がやや強くて、古カビのような匂い(?)って嫌な匂いじゃないんだけど、表現力がなくてスミマセン。古い民家の押入れの匂い?のような味のする独特の珈琲でした。気のせいかな。


こういう雑貨屋さんは、ショップオーナーの感性というか、こういうモノを扱いたい、知ってもらいたい、という想いが底流に流れていて、それは実はスタッフブログを読むとそのことがよく分かります。もしくは店主さんに直接、「これはどういうモノですか?」と訊くと、そのモノに対する熱い想いやそのモノの抱えている背景や由来など色々と溢れ出てくるのかもしれません。そこに触れることなしに、置いてあるモノを見て回るだけでは、よほど、そのモノとの相性や感性がピタリとくるものでければ、そのモノの正体になかなか辿り着けない、パッと見て回って「ふ~ん」で終わり。そんな感じがします。少なくとも僕はそういうタイプです。

そのモノを選んでここに置いてあるショップオーナーの想い、そのモノの製作者の想いや背景、そうした事柄とのコニュニケーションを深めていく作業が必要になるんでしょうね。ちょっと面倒臭いけど、奥が深い。モノの作り手、売り手の呼吸の匂いが感じられるようなモノとの付き合いっていうのを今、僕自身が求めているのかもしれません。

たまにはJR三田駅からの輪行通勤。町のパン屋「サンポッポ」に寄りながら。

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日曜日は朝からずっと・・・雨。夕方、ちょうど暗くなってきた頃に雨も降り止むという何とも恨めしい一日、なのですが、その日はちょうど持ち帰り仕事に励まなくてはいけなかったので雨降りで助かった、とも言えるかな。明けて、翌月曜日は朝日が眩しいくらいの晴天で、雨が降りやんだあとの川沿いのサイクリングロードはとても気持ちが良いものです。

いつも、晴れている日は輪行での通勤。自宅から自転車で心地よく走っていける駅は3つ。近い順に、JR新三田駅(10分)、JR三田駅(20分)、JR道場駅(35分)ってなところですかね。道場の次の武田尾や名塩となると、山道で坂があったり、車通りの多い国道を走らないといけなかったり、とても心地よくは走れないので、通勤輪行で行くことはありません。

どこの駅まで走るか、はその時の気分や家を出た時間、仕事の切羽詰まった度合に寄りますが、今はJR新三田・JR道場・JR三田の比率は、6・3・1ぐらいかな。今日は、その10分の1の割合・・もう少し低い割合のJR三田駅からの輪行です。武庫川沿いのサイクリングロードを走って三田市街にやって来ます。桜並木の紅葉がしっくりと馴染んで来る季節になりました。

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三田駅前の商店街にあるパン屋「サンポッポ」で昼食のパンを購入します。サンポッポは三田に数店舗ある、いかにも町のパン屋という風情の親近感のあるパン屋さん。何てったって朝7時に開店! 都会のパン屋じゃ珍しいことでもないと思いますが、三田でこの時間に開店するパン屋ってなかなかない。


朝早い時間はまだパンの焼き上がりが少ないのか、棚に並んでいるパンの数も少な目だった。けど、サンドウィッチとベーグル、そして母子緑茶パンなるものを買いました。メロンパンじゃないよ。茶の特産地、三田の母子(もうし、と呼びます)で採れた緑茶をパン生地やクリームに練り込んだ、「緑茶」のパンなのだ。パン生地もクリームもしっとりお茶の味がして、なかなか乙なものでした。サンドウィッチもベーグルも素朴な味でウマウマ。コーヒー牛乳が似合うパンですね。


JR三田駅前でKHSを輪行袋に収納する作業です。駅や駅前は開発されて、駅ビルやショッピングモールと繋がっている複合施設っぽい感じになって、どこがJRの駅の入口なんだか、よく分かりません。同じ敷地にある神戸電鉄の三田駅は終着駅ということもあって、駅の入口、改札、ホームと階段を全く登らなくてもいい造りになっていて、よっぽど駅らしい雰囲気なんですけどね。


キッピーモール(という専門店街や市庁の窓口があったりする複合施設)とJR三田駅を繋ぐ橋の上です。


遠くに見える山並みは六甲山、手前を出発していく電車は神戸電鉄、奥の電車がJR。


JR新三田駅から「普通」に乗ると、座席に座ることもできますが、朝の通勤時間帯、JR三田駅からだと、座ろうと思えば座れるけど、輪行袋が少しお邪魔な感じ。最後尾の車両の運転席側に輪行袋を置いておくのは余裕です。座れなくても、電車に乗っている時間は20分足らずなので、何の問題もないですよ。さぁ、また1週間が始まりますね。

仕事から解放されて、ゆったりまったりとMTBポタ。こんな時は地元を走るのが良いね。

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▽千丈寺湖岸はラクウショウの紅葉が見頃です。

先週の土日から、昨日にかけて仕事の追い込みのためにほとんど自転車に乗れず仕舞い。輪行通勤さえままならず、車で出勤せねばならないほどの追い込まれようでしたが、その仕事も無事に終了しました。さぁ、深秋のサイクリングはこれからがスタートです!今日土曜日は午後から出掛ける用事があったので午前中にちょこっとMTBポタリング。今日も近所です。千丈寺湖岸から小野、高平、木器をゆったりと秋を感じながら走ってきました。

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小野大日堂の脇に立つ巨木。何の樹だったっけなー。見事な樹勢ですね。


見比峠を越えて小柿に入り、農道を走って南へと進んで行きます。天気も良いし、見晴しもいいし、少し寒いけど良い感じのサイクリングです。


高平の神社にある大きなケヤキ。この木は以前にポタポタさんに教えてもらいました。それにしてもMTBの写真はやはりブロックタイヤの迫力がキモですね。ロードバイクとの違いは色々とあるけど、「タイヤの違い」が一番重要なところかな。今度はブロックタイヤに焦点を当てた写真を撮ってみよう。


木器にある芝生とメタセコイヤの公園。広々としていて眺めも良い。


芝生と紅葉した木々と山と雲と青い空。長閑ですな~。


木器にある岡村酒造さんに寄ってみました。


千鳥正宗の原酒を買いました。今日の晩酌はコレで決まり。風味の濃い原酒が好みです。


高平の平野を北上します。右手に大船山、正面には高平小学校。どちらの地域にとって大切なシンボルですね。


高平小学校の校庭にはポプラの木がありました。良いですねポプラ。桜並木、けやき並木、メタセコイヤ並木、イチョウ並木、色々と街路樹の並木はありますけど、ポプラ並木はなかなかないです。どこにあるか調べて行ってみたい。


田舎の風物詩、野菜の無人販売所。な、はずですが、奥の部屋?からラジオの音が漏れ出ています。誰かいますか?


小柿のパン屋KHU(クウ)さんに久しぶりにやって来ました。お自宅の敷地にパン小屋が併設されているのですね。


コロコロと可愛い小ぶりなサイズのパンたちが並んでいます。どれも美味しそうな自家製天然酵母パンです。


りんごジャムのデニッシュを買いました。りんごジャムが新鮮でりんごの香りが強くサクサクっとしたデニッシュとの相性もバッチリの美味しさでした。これはイケる。


KHUの隣にあるこんな気持ちの良いお宮さんの前でペロリとりんごジャムデニッシュを食べたのでした。今日のポタはこれで終わり。午後からは大阪に出掛けてきます!

narifuri ECECSパーカー FN689、買っちゃいました。

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久しぶりに大阪の街、しかも心斎橋をぶらぶらとしてきました。以前住んでいた伊丹からだと電車でも自転車でも簡単に行ける感のあった大阪ですが、三田での暮らしを始めてからはずいぶんと縁遠い街になってしまいました。行くとしても梅田のウエパに仕事終りに行くくらい(春夏限定。まだ明るいから)。心斎橋や難波なんてなかなか行くことがありません。

で、心斎橋に自転車用のカジュアルウェアを扱う専門店があるというので行ってみました。「東京Wheels」というショップです。ほぉ、“自転車乗りのためのクローゼット”なんて看板に書いてありますね。こういうショップ、大阪や神戸にはあるんだろうけど、三田にはありません。お洒落なカフェや雑貨屋さんは色々と出来てきたんですけど、何かに特化したようなアパレルは・・・あ、でもドン・キホーテだって三田に出来たんだもんね(何故か)。

最近めっきりと寒くなってきたので、輪行通勤や街ポタの時に着るアウター、しかも自転車を乗る用にと考えられて作られたものが欲しいな。と思っていました。

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▽そこで、色々とネットで調べて発見したのが、このパーカーです。

『narifuriから新作の入荷です。今回は米軍が開発した寒冷地用のアウター「ECWCS」をベースにしたECWCSパーカーです。綿ナイロンの高撥水ヘビータッサー64クロスを使用し、しかっりとした防水性で雨の日にも機能する高機能アウターです。インナーを多く着てもきつくならないゆとりのあるシルエットは「ECWCS」が戦闘服の上から着ていたという歴史にも基づくもの。大きめのサイズのフード、脇と背面のベンチレーションシステムで体温調節も可能です。ポケットも入口が広く使いやすく、背面のタックで腰まで覆うコクーンシルエットもポイント。ミリタリーベースのシルエットですが、カジュアルなカラーリングのギャップ性のあるアイテムです。
【素材】表地はコットンとナイロンの混紡なので生地自体の強度が高く、また裏地はストレッチ性のあるメッシュで着用時、運動性の乏しい表地の補助を兼ね備えています。
【コメント】narifuriからECWCSパーカーです。ミリタリーパーカーをカジュアルラインにまで落とし込んだデザインは高性能、高品質のアイテムになっています。また、フロントの比翼前立て上部にはジャケットの半分くらいワイヤーが入っているので、前を開けた状態で着用しても型崩れなく立体的なシルエットになります。細かいとことまでブランドのこだわりが光るオススメの逸品です。』 なんて商品説明されていました。

自分は何故か、「軍隊でも使われている」とか、「軍が開発した」というフレーズに弱いみたいで、履いている登山靴もスイス軍が正式採用されていら「ライケル」というモデルであったり、他にも色々・・。トレックのカーボンもその部類ですね。このパーカーも軍使用らしい多機能で合理的な要素がふんだんに・・・。ツボに嵌ってしまいました。なかなかのお値段でしたが、思い切ってお買い上げ!


あるある。ネイビー、白、赤のラインナップ。赤も面白かったのですけど、職場にも着て行けるものを、と考えるとネイビーが無難かな。試着してみると、パーカーとジャケットを足して割ったような感じ。自転車用ということもあってか、体にフィットする作りになっています。軽いけど温かい。襟やフードがしっかりしているのは寒い夜を走る時に丁度いい感じ。取って付けのフードは風に煽られてすぐ外れてしまいますが、このパーカーは防寒使用にもなっているので問題なし。

後は実際に着て走ってみってのインプレですね。

探偵ナイトスクープ [2014.11.14放送] に武庫川河川敷が出ていましたね。

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関西の人気番組、探偵ナイトスクープ [2014.11.14放送] に武庫川が映っていましたね。
ネタは『38歳の息子が自転車に乗れないので、自転車に乗られるようにしてほしい』というもので、最初はおそらく依頼者の自宅付近であろう武庫川河川敷で自転車の試し乗りをしていました。しかし、その後、男性のあまりの乗れなさに、本格的な自転車教習を受けるべく関西サイクルスポーツセンターに移動しましたけども。

放送には「武庫川」というフレーズも「宝塚市」という言葉も出ませんでしたけど、武庫川の風景がテレビに映った時に「あれ・・・なんか見たことあるような・・・どこか知ってる河川敷かな?」とは思いました。でも、日本の都市部の河川敷なんて大きく見ればどこも似通った風景ですからね。

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▽画像はyoutube動画をデジカメで撮ったもので綺麗に映りませんでした。

でも、この映像で確信しました。「あ、ここあそこやん!」 根拠は練習をする男性と竹山探偵の背後に映っている建物と 「モナコ」 という文字です。この建物は宝塚市の武庫川河川敷にあるパチンコ屋さんです。・・・・って探偵ナイトスクープに武庫川が映っているからどうなん?とも思いますが、自分の知っている場所、関わりの深い場所が公共の電波に乗って放送されるというのは嬉しいような気もしました。


ということで、昨日、通勤時に放送されていた場所と同じところにやって来ました。間違いない、この風景ですね。


「モナコ」の文字も建物の形からして間違いない。

今回の件とは関係ありませんが、探偵ナイトスクープにも探偵として出ている銀シャリ(青いジャケットが特徴の漫才コンビのメガネかけたポッチャリしてる方)の橋本君、僕が二十歳前後の時に伊丹で暮らしている頃、一度だけ会って真夜中に自転車で伊丹や宝塚あたりを走ったことがあります。最後は武庫川河川敷を走って海まで行ったっけなー。何でそんなことしたのか意味不明ですが、若い時の気分というやつでしょう。

橋本君は当時はNSC(吉本のタレント養成学校)に入ったばかりだったような・・・。友達の友達という感じで一度だけのことでしたが、あの時のあの橋本君が銀シャリとして、しっかり売れて頑張ってる姿を見るとこちらまで何だか嬉しくなりますね。些細な青春の1ページのお話でした。

出勤前の宝塚ポタリング。清荒神参道をKHSで登って行きました。

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朝早くに家を出て、阪急清荒神駅までやって来ました。今日も出勤前の宝塚ポタリングです。朝の参道を登って清荒神まで行ってみようと思います。それにしても三田の朝は寒いのに宝塚に着くと温かく感じられますね。

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駅を出てすぐにアーケードの商店街がありますが、すでに参道が始まっているようです。普通のアーケード商店街とは違った古びた風情があります。朝早いので当然お店は閉まっていますけどね。


日中の時間にこの通りを通ったことはほとんどないので、どんなお店があるのかよく分からないのですが、佃煮で有名なお店があります。荒神は「かまどの神」として有名で、それにちなんで飲食を生業にされている方がよくお参りに来られるのだとか。参道の土産物屋さんも台所用品のお店や佃煮、お漬物屋さん、参拝客相手の喫茶店、料理屋が多いようですね。


アーケードを過ぎると坂道の参道に出ます。参道は地域の方の通勤路であり散歩道になっているようです。


朝早いのに開いているお店もありました。日の出庵という饅頭屋さんです。


よもぎ大福と大福を2つずつ買って、その日の昼ごはんにしました。


坂道の参道をぐいぐいと登って行きます。小径車でも平気なくらいの坂道です。


こんな妖しいお店もあったりするのが参道っぽいですね。占い、手相、四柱推命、そうしたオカルトチックなお店もポツポツあったりします。『ハブ酒』に『生きる力』とはダイレクトで力強い看板です。


門前に近づいてくると今度は縁日の常設屋台が続きます。写真に収めきれないお店もあります。参拝客が多い日、初詣なんかは人出でごった返しの大盛況になるのでしょう。


清荒神さんの門前に到着しました。


見事な大銀杏ですが境内は工事中でした。この大銀杏を見納めて帰路に、というか仕事に行かなくっちゃいけません。出勤前ということを忘れてしまいそうです。


参道とは別のルートで山を下りることにします。清荒神さん近くの大林寺霊園です。ここに恩師が永眠っておられます。まだお若い齢でありましたが、仕事中に倒れられ帰らぬ人になりました。年に一度、職場の同僚とともに墓参りに来ていますが、今年もまたそんな季節になりました。


さぁ、坂を下って宝塚の街へ。これから出勤です!

出勤前の輪行ポタリング。今回は武田尾温泉郷です。

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僕は三田市に住んでて、職場は宝塚市にあります。ですから電車通勤にはJR福知山線を利用します。自宅の最寄駅はJR新三田駅ですが、そこから、三田、道場、と来て「武田尾」、そして名塩、生瀬、宝塚と続きます。この数駅の中で「武田尾」駅だけが全くの異質の存在なんです。あとの駅は市街地や山を切り開いて出来た新興住宅地、と比較的人口の多そうな場所に駅があります。

自宅から道場駅までは自転車でのんびり走れるし、宝塚から名塩までは、まぁ少し坂を登らないといけないけどR176沿いに走っていけば着きます。しかし、この「武田尾」駅だけがその路線から完全に断絶しているのです。三田もしくは宝塚から自転車(もしくは車で)で武田尾駅に行くとすれば、それは峠越えや幾多のアップダウンの山道を経て辿り着くツーリング的な走りを必要とします。とても通勤のような楽ちんな気分で行ける場所にはありません。

JR武田尾駅は、武庫川渓谷が織り成す「武田尾温泉郷」の唯一の玄関口となっており、武田尾温泉郷は人里離れた阪神間の深山幽谷といった雰囲気の場所です。なんで今までここで下車してポタリングしなかったんだろう、と思いましたが、すぐに理由が分かりました。電車を降りて、この場所を走ってもまた電車に乗って宝塚に向かわないといけないからです。一度下車したら、そのまま自転車で職場まで行く方が楽なので、何度も乗り降りしないといけない武田尾を知らず知らずのうちにポタリングの候補から外していたのだと思います。

でも今日はここで下車してみました。出勤前の早朝ですよ。わざわざこんなところに。ブログのネタのために、というのもありますが、本心はまた別のところにあります。秋ということもあって、こういう人気のない寂しい場所を何となくぶらぶらと自転車で走りたいというのが今の心境なんです。長い人生の中でそういうこともありますよね。うん、あるある。ということで、冷え込み厳しい武庫川渓谷下、武田尾温泉の輪行ポタリングです。

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駅を出るとすぐに武庫川が流れています。武田尾温泉郷は山と山に挟まれた谷の縁に作られた温泉郷ですね。僅かばかりの平らな土地に道が走り、温泉旅館が数件あるという風情です。


平らな土地は僅かですぐに山肌が迫り出してきているので、道路もトンネルとなります。対岸に渡る赤い橋が武田温泉のトレードマーク的な存在ですね。よく写真に使われています。


武田尾橋です。遠くから見ると小さい感じでしたが、傍まで来ると結構立派な橋でびっくり。


その先の道を進んでいけそうなんですけど、すぐに行き止りなんです。この道がJR道場駅方面に繋がっていると、ツーリングコースとして走り易い良いコースになるんですけどね。渓谷の険しさでそれは難しいようです。


武田尾橋からの武庫川の風景。左岸に数件の温泉宿が見えますね。空気が冷たくてピリピリとします。


マルキ旅館という温泉宿の看板です。


武庫川沿いに見事なモミジ。谷間にはまだ日が下りてきません。


古びた温泉宿の雰囲気です。誰も居ません。良い感じです。


岩窟温泉、マルキ旅館とありますが、この渡り廊下が面白い。実は以前にこの建物の中に入ったことがあります。建物全体に古く、赤い絨毯敷で建物の中全体がどこかかび臭い感じです。まさに昭和ノスタルジー的雰囲気です。


奥へ進むとさらに古そうな温泉宿があります。


この適度なボロさ加減よ。


モミジの木が茂る谷間の中に古くてボロい温泉旅館が溶け込んでいるようですね。


日が当たらないようでまだ紅葉しないのかな。


対岸に見えるのは「あざれ」という温泉宿ですが、小洒落たペンション風の宿ですね。仕事仲間たちと遊びで泊まったことがありますけどなかなか風流なお宿でした。


温泉旅館がある地区を出て武庫川沿いをのんびりと走ります。


こんなところに「名塩」の道標がありました。登山コースのようです。


自転車に乗り初めてから登山も遠ざかっていますね。ぼちぼち登山に復帰してみたい気も少しあります。


朝の太陽が渓谷にも少し下りてきたようです。景色が明るくなってきました。


ということはそろそろ仕事に向かわなければいけません。JR武田尾駅に戻ります。


トンネルの中に駅があるという効率設計。いや、単に駅舎を作るだけの広い場所が無かったのでしょう。


銀河鉄道999にこんな暗い駅があったような。寂しさの中に仄かな温かさがあるような。今の心境にぴったりです。

小径車で坂を登ってみよう企画、林道大根谷線と花山院ヒルクライム。

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今日は友人のおしょうさんと2人で千丈寺湖やその周辺を巡るちょこっとツーリングです。連休の中日、見事な錦秋に湧きかえる三田の山々の風景を愛でながら、2人で四方山話を繰り広げつつゆったりと走ります。小径車はそんな楽しみ方が最も楽しいのです。

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靄がかった湖岸の道に朝日が差し込みます。雑木の紅葉とも相まって幻想的な風景ですが、冷気がピリピリと肌を刺します。


黒郷大橋。右手の山は飯盛山。橋を渡るサイクリストの背中とともに。


僕は千丈寺湖周辺の紅葉の美しさを、見慣れているといえばそうなんですけど、大阪からやってくるおしょうさんにとっては稀有なもの。至る場所で立ち止まって撮影大会です。結婚式の準備に勤しんでいる婚約者さんへの手土産でしょうか。


千丈寺湖を離れ、黒川沿いに北上します。小野から乙原へ。一路、永沢寺を目指します。


乙原の集落を抜けてやって来ました、林道大根谷線の入口です。このダートな登坂路を小径車で登って行こうとしています。まぁ何とかなるでしょう。楽しめば良いんです。


細かい砂利がゴロゴロ。ぺダリングと身体のバランスを上手く使って走らないとタイヤが滑ります。


ゆったりのんびり。意識を会話と滑りやすい路面に向けながら。そこから心地よい疲労感が生まれます。


振り返ると結構な高さまで登ってきていました。心地良い登坂路も残り僅かと思うと寂しいものですね。


砂利がゴロゴロ。タイヤが砂利に弾かれて真っ直ぐに進みません。でもバイクをこかさないように、バランスで乗り越えていきます。こういう荒地を走るのも面白いものです。


最後の坂道をおしょうさんもダッシュ。


永沢寺、元柴田ファーム付近の道に出ました。ここがゴールです。結構な距離を登りました。疲れたけど充実感ありますね。


永沢寺まで登り切ったご褒美に良いお店ができたんです。何度も紹介していますが、パン工房のらです。


本格的石釜で焼くピザパンです。値段は500円くらいだったかな。これがもう美味しいんです。


今日はこんなものありました。ラズベリーのタルト。1カット300円。ラズベリーの酸味とタルト生地の甘さがたまらん。


表面はパリッパリ、中はモッチモチのパンも一緒に。はぁ~癒された。


永沢寺、パン工房のらを後にして、後川、羽束山渓谷沿いの道などを走り、小野へ戻ってきました。見事な小野大日堂の大イチョウ。黄色に染まったイチョウの葉が咽かえるようです。


次なるチャレンジは、三田名物の激坂、「花山院」です。「小径車で花山院を登ってみよう!」企画を考えました。


おしょうさんの小径車、バイクフライデー・ニューワールドツーリストは名前の通りツーリングモデルです。峠道も越えやすいようにギアの歯数も考えられているはず。丁数確認し忘れましたけど、激坂をゆっくりとスイスイと登っていました。


対するこちらのKHSはロードバイク仕様。クランクはノーマル、39t-25tだ。気合で頑張るしかない。カメラ片手にえっほえっほ。


カメラ片手に持ってのハンドリングに無理があって、バイクの向きが変わり、坂を少し下ってしまうというアクシデント。しかし、足着きなしでリカバリー成功、坂を再び上り始めることができました。このリカバリー成功は嬉しかったですね。


この坂を登り切って左に曲がればゴールです。あともう少し!


見事、2人揃っての登坂成功です!! KHSはもう必死のパッチだったんですが、バイクフライデーの方はまだまだ余力を残しているという感じでした。スピードはなくとも、確実に峠を越えて行く登坂力はロングツーリストには欠かせないものですね。


当然のことですが、笑けるくらい下りは一瞬で終わり。この落差も含めて楽しみたいですね。

三田、三輪神社からアトリエ・パーシモンへ。

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三田市中心部にある三輪神社から旧道の坂道を登ってアトリエ・パーシモン内の三輪珈琲店を目指して走ってみました。

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寺前の落ち着いた住宅街の脇から高台へと続く小道が伸びています。MTBでゆっくりと登っていくことにしました。


三田市街地東部にある高台を登る坂道です。道沿いには、その昔、三田青磁を盛んに作り出していた登り窯跡と三田青磁に関する資料館があります。


振り返ってみると結構な高さですね。


道沿いには古びた民家がポツポツ点在。


民家の集落を過ぎると竹藪の道。良い雰囲気ですね。


坂を登り切ると、そこは台上になっていて別の集落があります。


台上にあるゴルフコースの脇の道を走っていくと、アトリエパーシモンがあります。ゴルフ場のカート置場を建物を改装したもので、木造の味のある建物なんです。扉の近くにある冬枯れの木が柿の木(パーシモン)です。

そういえば昔テレビで見た「プロゴルファー猿」っていう藤子不二雄のアニメで、主人公は柿の木でドライバーを作っていました。ゴルフと柿の木は密接な繋がりがあるのでしょう。


パーシモン内にある三輪珈琲店。ここは僕の知っている限り、一番落ち着いて自分の作業に没入できるカフェです。春に数通の手紙をここで書き上げましたが、良い感じに落ち着いているので作業に集中することができました。


ギャラリーパーシモンに入ると、早瀬野菜研究所の早瀬さん作のヒンメリがお出迎えです。ヒンメリは藁のストローを組み上げて作る東欧の飾り物です。


複雑な形ですね。手で触ってみると意外にフワフワとして軽かったです。


アトリエ・パーシモンの奥が三輪珈琲店になっています。一番奥の座席がお気に入り。しばしの間、ここで書き物仕事です。


建物の隅は不思議な空間。

三田市・深田公園、人と自然の博物館周辺のポタリング

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ご無沙汰しています。最近はあまり自転車に乗る機会もなく、ご近所周辺をポタポタと走っているだけでブログ記事のネタ切れ状態となってしまいました。またしばらくして時が経てばロングツーリングやトレーニングに勤しむ日々が戻ってくることでしょう。そんな折、先週の日曜日には三田市のフラワータウン周辺をKHS号で軽く走って来ました。私はウッディタウンに住んでいるので、用事のほとんどはウッディで済み、フラワータウンに行く必要はほとんどないのですが、今回の記事で取り上げる兵庫県立「人と自然の博物館」と深田公園は大好きな場所の一つです。

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深田公園はフラワータウン中央部にあって、住宅地化された丘陵地帯の谷間に作られた細長い公園です。向こうの鏡張りの建物「人と自然の博物館」もこの立地を利用して建てられています。後でまた登場しますが、あの建物の屋根は住宅地と住宅地を繋ぐ橋になっています。


全面鏡張りという、ある意味時代を感じさせる外観の「人と自然の博物館」ですが、展示内容はなかなかのスケールです。ウィキペディアによると、延べ床面積は公立博物館の中では最大クラスらしい。入館料も安く、冬に温まりに、夏に涼みに来がてら、自然や生物の勉強を楽しむというはなかなか乙な過ごし方のように思います。


建物の向こうには公園が広がっていますが、回廊で高校生たちがダンスの練習に余念がありません。鏡張りになっていて人気も少ないのでダンスの練習をするには恰好の場所なんでしょうね。


深田公園は名前の通り、川だか沼地だかという水気のある場所だったのを埋め立てて緑地公園化したような感じですね。芝生敷きの斜面と公園の脇には紅葉した雑木林が広がっていて秋らしい雰囲気です。今日は曇天ということもあって公園内に人は少なく、うら寂しい感じがしないでもありません。


公園内の道をゆっくりと、木々の紅葉を味わいながら走ります。


色々な木々の落ち葉を踏みしめながら走るのも良い感じです。


千丈寺湖周辺でもよく見かけるっぽいオブジェがここにもありました。


やはり、新宮晋さんの作品でした。


公園は秋というより冬の雰囲気を醸し出しつつありますね。三田の寒く厳しい冬がもうそこまで来ているようです。


さっきの全面鏡張りの建物の屋根の橋がここです。あんなド派手な建物の屋根の上とは到底思えない感じなのが凄いですね。なんか普通過ぎる橋、というかここを走っているとここが橋であることにも気付き難い感じすらします。一体どういう考えの元で作られた橋なんだろうと不思議に思います。


橋の上からは眺望が開けるので三田市東部の山々が見られます。ちょっと分かりにくい。奥の高い山が山容から大船山っぽい。その左にあるギザギザした感じが千丈寺山?羽束山は写真のもう少し右側にあったような・・・。間違っていると恥ずかしいな。


橋の上から反対側を見るとさきほど自転車で走った道、というか深田公園の様子が一望できますね。


橋を渡ると、ショッピングセンターがあったり神戸電鉄の駅があったりとフラワータウンのセンター街周辺になります。まぁ特にどうってことはない。


幹線道路や神戸電鉄の線路を越えて東側から深田公園に入ってみると、その高架下で高校生が旗振りダンス?の練習をしていました。何かに一生懸命になっている若者の姿を見ると、頑張ってるなぁと思ったり、羨ましかったり。今日はこういう景色を見かけることが多いですね。どうせ練習するなら、向こうの鏡張りの建物の方が良くない?とお節介にも思ったり。

久しぶりに羽束山に登ってみました。

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今日は久しぶりに山を登ります。自転車でのヒルクライムではなく、歩いて山を登る、いわゆる登山です。今回の目標は三田市では有名な羽束山(はつかさん)という豊かな山容を持つとても登り易い山です。標高はそう高くなくとも、しっかりとした独立峰なので、三田市南部、あるいは道場付近の平野部からもぽっこりとした特徴的な山容が見られます。三田近辺を走るローディもこの山を必ず目にしているはずです。そんな羽束山にずいぶん久しぶりに登ってみるとします。この山の付き合いは結構長いのですが、その辺はまた追々書いていきますね。

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車で登山口まで乗り付けても良いのですが、それでは面白くありません。MTBで羽束山の登山口まで行くことにしましょう。登山口まで色々と行き方はあるのですが、最近よく走る三輪神社からの脇道を登って登山口を目指します。


細い坂道を登っていくと石碑のある四辻があります。この四辻を左折するとアトリエ・パーシモンがありますが、今日は直進して県道68号との合流を目指します。


道の左手にはゴルフ場が広がっています。このまま細い道のアップダウンが続きます。


視界の開けた場所から羽束山が見えます。羽束山は△〇△の真ん中の丸い形の山です。


間道を抜けて行くと、県道68号と合流しました。ここまで来ると羽束山の登山口となる香下寺はもうすぐです。


羽束山、香下寺の標識に沿って道を左折し、香下寺までの畑の広がる地域の坂道を登って行きます。


その坂道の途中に農水用のため池があったのですが、なんとここでカワセミを見つけました。白い枯れ枝のどこかにカワセミが留まっていますが、はっきりと確認できません。やがて別の場所に飛んでいく姿を見ましたが写真には収められず残念。

一度だけ京都の広川原でカワセミが川面すれすれを真っ直ぐに、背に日光を受けながら飛んでいく姿を見たことがあります。まるで光り輝く青い塊が矢のように真っ直ぐに飛行し、その様はこの世の物とは思えないほどの美しさでした。その光景は今でも目の奥に焼き付いています。


さぁ、香下寺の境内から羽束山の登山道が始まります。MTBはここでお役御免ということで置いて行きます。これからは登山に入ります。


登山口近くに薬師堂がありました。


登山口のお社には登山用の竹の杖が置いてあり自由に使っても良いようです。


私はこの登山用のストックを愛用しています。このストックを2本使って山を歩くことに慣れるとこの道具を手放せなくなります。脚への負担が軽減されるのは当然ですが、脚の動きに合わせてストックを左右に突き出すことで歩行にリズムが生まれます。このリズムの心地良さが好きなんです。


羽束山の山頂には羽束神社や寺があり、登山道も参道になっていて、古びた石の階段が続いているので歩きやすいですね。


手すりのロープなども張られていてします。登山客の多い山なので整備がされている印象です。


山頂までの古い道標も置かれています。この山に初めて登ったのは高校生の頃です。伊丹の高校で山登りの部活に入っており、その活動の中で初めてこの山に登りました。その時は何故か重い荷物を背負っていたので、僅かな山道がけっこう大変だったような記憶がありますね。


斜面を登り切るとお地蔵様のお出迎えです。六丁峠というらしいです。隣の尖がった山への道の分岐でもあります。この周辺は尾根筋なので道がなだらかになっています。日光に当たりやすい場所で温かく明るい雰囲気がします。


味のあるお顏をしているお地蔵様です。こんな顔したおじさんいそうですね。


坂道をずっと登っているとこんな平坦な道がすごく心地良いんですよね。でもそう長くは続かないのが残念。


山頂までもうひと登りというところ。苔むした石の上に置かれた祠が良い雰囲気ですね。


山頂までの九十九折の坂を登ります。30歳前後、自転車にハマる前は登山に夢中になっていました。岩登りなどはせずひたすら登山道を歩くだけのものですけどね。その集大成が、吉野から熊野大社までの道を歩く大峯奥駈道でした。4泊5日の行程で独り、吉野から大小の山を登って下りてを繰り返し、熊野大社を目指しました。毎日10時間以上、20Kgの荷物を背負って歩かねばならないことは事前に分かっていたので秋の本番に向けて春先からじっくりトレーニングを積みました。

そのトレーニングコースがこの羽束山登山だったのです。週に3日、朝早く起きて仕事に行く前に25kgの荷物を背負ってこの道を歩いたものです。今日は荷物も軽いし軽やかに坂を登って行けますけど、流石に25Kgの荷物を背負うと一歩一歩が本当に辛かったですね。でもこうしたトレーニングの甲斐あって、大峯奥駈道登山では全くへばることなく完遂することができました。


山頂付近は神社やお寺、展望台などがあって開けた雰囲気になっています。何年かに1度、お正月にはこの山頂で振る舞い酒が出ています。一度だけ暗いうちから初日の出を拝むために登ったことがありますが、結構な人出だったので驚きました。


苔むした石垣の脇を通って行くと山頂の開けた場所に出ます。


羽束神社です。久しぶりです。義父が最初の脳梗塞で倒れた時に病の回復をここで祈りました。もう何年も前の話です。幸い義父の病は重篤なものではなく、ほどなく日常生活に復帰することができました。しかし、時を経て、その義父も今秋、その脳梗塞を悪化させたことが原因で帰らぬ人となりました。息子というより孫のような齢の私を穏やかに可愛がってくれた義父でした。


羽束山の山頂は眺望が良いんですよ。ちょうど太陽も出てきたので、最近の寒さが信じられないようなポカポカ陽気になりました。


羽束山から西方面を望みます。霞んでいるので、はっきりとは見えませんが、三田市街地もウッディタウンもしっかりと見えます。有馬富士公園、福島大池も見えますね。千丈寺湖は山の向こうなので見えません。左手奥に見える高い山の連なりは六甲山系です。自分が暮らしている地域を眼下に見下ろして、高い所から全体像を捉え直すというのは面白い作業です。


山頂の岩場を奥に進むと、更に見晴しの良い岩場がありここで休憩を取ります。岩の間にハーケンが打ちこまれているので、ここで登攀を行う人がいるということなのでしょう。


こちらは千狩湖を見下ろす東南の方向ですね。山の名前は分かりませんが、一番奥の山は中山連山かな。あの山を越えるときっと阪神間の市街地が広がっているはずです。


そして、登山と言えばコレですね。気持ちの良い場所でお湯を沸かし、珈琲を淹れます。このマグカップはステンレス製のモノですが、最近、チタン製のマグカップを改めて買い直しました。チタンは自転車のフレームやパーツの素材としても使われる金属の一種ですが、軽くて錆びず腐食にも強く、永持ちする素材です。また、保温力にも優れているので、熱を逃しにくいという利点もあります。淹れたての珈琲を温かいままに飲むにはぴったりのマグカップですね。また、チタン独特の鈍い光沢や他の金属とは違った柔らかい肌触りの良さが気に入りました。末永く大事に使っていこうと思います。


山頂の広場にある寺の境内はイチョウの落ち葉で黄金色に輝いていました。今年も残り僅かとなりました。心穏やかに新年を迎えられるよう祈りたいです。

MTBからの登山企画(2) 高平の里から大船山に登る。

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今回は三田市、高平の平野部に聳え立つ大船山に登ってみようと思います。自転車乗りにとって高平は三田の中でも一等のサイクリングコース。三田ループのトレーニングコースとしても、羽束川渓谷沿いに後川や母子、篠山方面へとも繋がっているためにルートの要となる場所でもあります。要は自転車乗りにとって高平は走る機会の多い場所なのです。そんな高平を走る時に必ず視界に入ってくる存在感のある山がこの大船山です。

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実は数年前、自転車趣味を始める前に大船山にも登ったことがありますが、当時は高平地区そのものに対しての感慨もなく、ただ山に登った、というだけの印象しか残っていませんが、今は違います。ふらっと訪れるだけなので、高平地区にそんな深い繋がりが持てている訳ではありませんが、ここ数年の間、自転車で幾度この場所にやって来たことか。春夏秋冬、早朝も夕暮れも真っ暗な夜も高平を走ってきました。また木器のポタポタさんという知己も得て、この土地のことを色々と教えてもらったりして、自分なりにこの高平という土地柄に馴染みを感じてきました。そうした思いを持って大船山と面してみると、以前に登った時とはまた違った印象を受ける筈です。


それにしても見事な山容です。「大船」というのは、この山を遠望した時にまるで海原を行く船のような姿に見えることに由来していることは間違いありません。古代より、高平に暮らす人たちはこの山を神格化し、敬意と誇りを抱いてきたのでしょう。


寒いです。冷気が頬にピシピシと突き刺さります。大船山の登山口を目指してMTBでのんびりと農道を走ります。


太陽が大船山から登って来るので、山の写真を撮ると逆光になって仕方がありません。


以前から高平を走っている時に気になっていた小さな個人商店「薮田商店」。只物ではなさそうなお店の外観からなかなか中に入れずにいましたが、今回は頂上で食べるおやつを購入すべくお店に入ってみました。「鮮魚と青果とお菓子」という謎の品揃えの看板からさぞ不思議なお店と思っていましたが、中は案外と普通な感じで外観ほどのインパクトは無かったです。お店のおばちゃんに丁寧に大船山の登山口までの行き方を教えてもらいました。「大船山に登る」と話すと親しみを持って接せられた感じが伝わりました。


神姫バスの「十倉」バス停の近くにある大船山登山口の看板です。味のあるボロさ加減ですね。


看板の場所から坂道を数百メートルほど登っていくと登山口に辿り着きます。獣除けの電柵があり、中に入るにはこれを取り外して行かなくてはならないようです。MTBはここでお役御免ということで登山装備に切り替えます。靴はツーリング用のビンディングシューズのまま山を登りますがまぁ何とかなるでしょう。


登山口からしばらくは車両も走れる林道の穏やかな道で幾つかの農業用のため池を脇に眺めながら登り進んで行きます。


ため池の水面に綺麗に周囲の木々が映し出されていました。歩いて身体を動かしているとちょうどいい感じに身体が温まってきたようで寒さはそれほど感じられなくなりました。


ため池を過ぎるといよいよ登山道っぽい感じになってきました。先回の羽束山は登山道そのものが参道ということもあって粗い石の階段で整備されずいぶん登り易くなっていたことが分かります。


どこがルートなのか分からないような場所には、目印のこのようなテープが貼ってあることが多いので目を凝らして目印を探しながら登って行きます。大事なことです。


適度なガレ具合の急坂を登って行くと上の方にずいぶんと明るい場所が見えてきました。斜面から尾根筋に登ってきたことに間違いありますせん。


案の定です。登り詰めた場所は広場になっていて大船山西の麓の集落、波豆からの登山道との分岐点になっていました。ご丁寧にも大船山まで870mと記してありますね。登りの870mはそう近い訳ではありません。


しばらく登ると再び分岐点。山頂まで350m。あと一息というところまでやって来ました。


ここから山頂まで胸突き八丁と言わんばかりの急坂となります。落ち葉が積もった道が滑るのでグリップの甘いビンディングシューズは辛くなってきました。


横手を見ると木々の向こう側に母子や永沢寺の集落のある山並みが見えます。


急坂にもストックは強い味方になってくれます。脚の補助というよりも4本の脚というぐらいに大活躍です。こういう登坂でもリズム感が大事です。急がなくていいので自分の心地よいテンポで歩を進めるのが楽しい。


もうすぐ山頂のようです。なかなか険しい最後の急坂でした。


着きました。大船山の山頂です。僅かばかりの山頂の広場に祠と遠望できる山を示す標識と山の由来の記したプレートがあります。


遠く西国から明石沖までやってきた舟がこの山を見て大和(畿内のことかな?)に帰ってきたと安堵するという。本当かな。六甲山系が見えたらそれで良いような気がするんだけど。


山頂のおやつ時間です。先回はコーヒーを淹れてブラックで飲みましたが、疲労した体には甘いものが嬉しいです。ブラックではなく牛乳を入れてカフェオレを作りましょうということで牛乳を瓶に入れてもってきました。早瀬野菜研究所のジャムの小瓶が丁度良い牛乳入れになってくれました。薮田商店で買った薄皮あんぱんもあるし、用意万端!と思いきや・・・まさかのまさか、ドリップ式の珈琲豆を持ってくるのを忘れてしまいました。なんてことだ!と落胆ひとしおでしたが、気を取り直して、牛乳をお湯で割って温め直し、砂糖を入れてホットミルクを作りました。うん、美味しい!あんぱんにはやっぱり牛乳だね。


山頂からの眺望です。南の方角にはまず羽束山の優美な山容が目に入ります。その奥に六甲山系と中山連山。その手前に色々な山の連なりです。


光学ズームを使って三田市街地を撮っています。武庫川の流れが薄っすらと見えますね。


六甲山系東端と中山連山の西端が切れ込んで行く向こう側に宝塚市街をはじめとする都市部がほんのりと見えますね。大船山の山頂からは南方や東南の方向の眺望は得やすいのですが、肝心の高平の集落は深い木々に遮られてほとんど見えません。そんな事はない筈です。羽束川沿いの細長い高平の集落を眼下に一望できるポイントがかならず大船山にあるはずです。登山のガイドブックには記されていないような、地元の人しかしらないようなルートがあるに違いない。そんな気がします。

出勤前の輪行ポタリング。宝来橋を渡ってちょっと坂を登ってみました。 

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ここ数日、三田の朝のあまりの寒さに負けて自転車の輪行通勤をやめて徒歩通勤でしたが、これではいかぬということで輪行通勤に切り替えて少し朝の時間に走って来ました。JR宝塚駅で下車して、阪急宝塚駅前で輪行を解きます。阪急宝塚駅の3連アーチの入口がけっこう好きなんです。職場の最寄駅というのは毎日通う場所になるので、その駅や駅周辺の街並みを気に入るかどうか、というのは生活の中で大きな要素になると思うんです。宝塚は都会ではないし、都会特有の雑多さには欠けますが落ち着いた雰囲気なので仕事に疲れて帰るにはちょうど良い感じなのかも知れません。奥に見えるブックファースト宝塚店もこじんまりとして静かで、でもある程度の品揃えはあって、お客さんの数もほどほどでと仕事帰りに立ち寄るのにはピッタリなお店で大好きですね。

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職場の方向とは違いますが、ちょっと寄り道をして行こうということで、武庫川に架かる宝来橋を渡り武庫川右岸に出ます。宝塚は元々温泉郷として栄えた土地で、今でもその名残があって大きな温泉旅館が建っていたりします。向かいに見えるホテル「若水」がその例ですね。ひと昔前はもっとたくさんの温泉旅館やホテルなどもあったのですが、今はマンションなどの高層住宅に取って替わられています。ここからは有馬温泉も近いので、中途半端に温泉街を維持するよりも駅近物件としてマンションを建設する方が経済効果が大きいと見込んでのことなのでしょうね。今の世の中的には昭和レトロな温泉街が残っている方が観光名所にもなって経済効果も上がりそうなものですが、さぁどうなんでしょうね。


ともかくも橋を渡り、ローソンとカレー屋の間から続く塩尾寺に向かう住宅街の坂道(東六甲縦走路のスタート地点、六甲全山縦走の最後の下り坂)を上ってみることにしましょう。


紅葉谷を流れる川に沿って住宅地の坂を登って行きます。この坂をずっと登り詰めた場所に中学校があるので、朝からハイキングのような通学路を歩く生徒もいてますね。小径車でゆっくり登るには何てことのない坂道ですけど、毎日これを徒歩で行くというのは結構大変だと思いますよ。住宅街に迫る山並みは六甲山系の東端ですね。


紅葉谷の坂を中途まで登った後は高台の住宅街の中を下って行きます。なんかこの景色を見ていると、さぁ1日がこれから始まるよ!という感じがしません?


高台の住宅地からはすぐに下りてきて阪急宝塚南口前の阪急宝塚ホテル前まで出てきました。時間があればここらへんの喫茶店で朝食なんですけど、もう職場に向かわないといけません。


のんびりだらりと住宅地の中を抜けて行きます。中州という閑静な住宅地域です。


逆瀬川沿いの小道を走るとすぐに武庫川に合流です。


武庫川の上流に赤い屋根の宝塚歌劇場と阪急電車の橋が見えます。あのタワーマンション上層階からはどのような景色が見えるのでしょうね。


武庫川対岸には中山連山と山裾の住宅街の様子が遠望できます。中山連山は川西の方まで続いているので尾根伝いに歩いていくのも楽しいものですよ。


末広公園からは東六甲の山並みが綺麗に見えます。山の右手、マンションの陰になっている場所に塩尾寺があって、そこからあの山並みを伝って六甲最高峰を目指す道が東六甲縦走路です。このコースで一番大変なのは、あの宝来橋のローソンから塩尾寺までの住宅地と舗装路の登り道です(笑)。可笑しいでしょ。そこまで登ってしまえば、あとのアップダウンはまぁ距離は長いけど容易いものなんですよ。


須磨からの六甲全山縦走で下手して時間を掛けてしまうと、この東六甲は真っ暗闇の中を歩かないといけなくなります。独りで真っ暗闇の中、ライトの電池があとどの位持つかを気にしながら山の中を歩くような状況になると凄いですよ。ほんと怖いです。道の脇でガサガサと音がする度にビクッとなって心拍が急上昇します。興味のある方は是非チャレンジしてくださいね。

今日は徒歩通勤。長閑な街で働ける歓びをひしひしと感じています。

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前日はKHS号での自転車通勤でしたが、帰りはあまりの寒さに負けて自転車を職場に置き去りにして帰ってしまいました。基本的に根性はないので石に噛り付いても自転車通勤だ!みたいな気合はありません。なのでその翌日は徒歩通勤です。バスに乗って行けば早いのですけど、それでは面白くもなんともないので、朝早く家を出てのんびりと歩いて行くことにします。といってもいつもと変わらないコースなので、あまり変わったこともありませんけどね。JR宝塚駅から阪急宝塚駅に渡ります。建物の柔らかい色合いやアーチ窓の連なりが素敵ですね。

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駅構内コンコースからの風景が好きなんです。大きなアーチ式の門から六甲東端の山並みと山の手の住宅街が見えます。昨日のブログでも紹介した風景ですね。


さて、幾度も登場する花乃みちです。宝塚ハーフマラソンの幟がたくさん。マラソンはあまり好きではありませんがコース設定には興味がありますね。花乃みちも走るのかな。


花乃みちをてくてくと歩いて行くと右手に宝塚大劇場の大きな建物が見えてきます。桜並木はすっかりと葉を落として冬の風情ですが、今日は太陽の光が暖かくて歩いているうちに汗ばんできました。


武庫川左岸からの六甲山の風景です。東六甲の稜線と山裾に広がる住宅地の模様が一目瞭然。山が迫りくる街並みの風景というのにどうしようもなく心惹かれます。何故なんでしょうかね。宝塚市から神戸市にかけて阪神間の六甲山南麓の風景や、そこでの暮らしに憧れます。遠い将来の夢ということで心に留めておきましょうか。


職場からほど近くに出来たタリーズカフェ宝塚店に立ち寄りました。以前は10:30に開店だったような気がしますが、開店時間が7:00になっているという情報を聞きつけて立ち寄ってみました。


いつもはセブンイレブンの珈琲なんですけど、今日はちょっと贅沢にタリーズの珈琲です。テイクアウトの珈琲を飲みながらてくてくと歩いて職場に向かうとは自分でも贅沢な時間を過ごしていると思います。しかし、この時間を得るために寒い三田を7時前に出ているのですからね。良いんです。早起きは得意で寝起きも良いのでそれは苦になりません。問題なのは寒さだけです。


仕事が終わってからも30分以上かけて、てくてくと宝塚駅まで歩いて行きます。阪急宝塚駅前ではクリスマスツリーが出迎えてくれました。周囲に派手なイルミネーションはありませんし、どちらかと言うと寂しいくらいの雰囲気の中でこのクリスマスツリーはほんのりと空気を温めてくれるような、そんな感じです。今、宝塚という長閑な街で働ける歓びをひしひしと感じています。

やはりロードバイクの走りは別格です。ほぼ2ヵ月ぶりにマドン6で走ってきました。

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マドン6に乗るのはずいぶん久しぶりです。最後にマドンで走ったのはいつだったかと調べてみると、10月26日に千丈寺湖周回トレで走った時でした。もう2ヵ月近く前のことなんですね。10月下旬から11月、12月中旬にかけて親戚の不幸があったり仕事が忙しい時期があったり、他にも色々とあったりで、なかなか集中してロードバイクに乗れる気分になれずトレーニングもほったらかし状態。この秋に目標にしていたアワイチ5時間切りの挑戦もさっぱり駄目でした。だって結局アワイチを一度も走ってないんだもの。2010年の秋頃からロードバイクでツーリングをしたりトレーニングに励んできましたが、この2014年の秋は図らずもいったん小休止という形になりましたね。

けど、まぁいいんです。あくまで自転車は趣味ですから。日々の生活を自分なりに充実させるための一つの要素でしかありません。走りたい時には走り、気分が乗らない時には走らない。そのことに何の不満があるでしょうか。けど、ロードバイクに乗らない分、MTBで千丈寺湖周辺ポタを楽しんだり、KHS号で花山院の坂を登ったり、通勤前に武田尾温泉や清荒神、紅葉谷などを走ったりしてゆったりまったり自転車を楽しむことが出来ましたし、久しぶりに自転車でのヒルクライムではなく山道を歩いて山に登る、いわゆる登山の楽しさも思い出しました。

そして12月中旬、久しぶりにマドン6に乗りたいなという気持ちが昂まってきたというところで早朝に千丈寺湖に繰り出してみました。ずいぶん久しくロードバイクにも乗っていないのでトレーニングという程でもなく、ロードバイクの感覚を思い出すための試走という程度に過ぎませんけど。それにしても今朝は寒かった。雪が降らないのが不思議なくらいの厳しい冷え込みと快晴の冬の空の中、千丈寺湖から乙原や高平、木器といった馴染み深い場所を走ってきました。

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気持ち良い!! マドンで走り出したものの、あまりの寒さに気分が萎えてしまうんじゃないかという心配もあったのですが、微塵もそんなことはなく、ロードバイク、マドン6の持つ圧倒的な走りの軽快感に惹きこまれてしまいました。やっぱりMTBや小径車とは「走ること自体の楽しさ」が全然違う。ロードバイクはやっぱり凄い。


千丈寺湖ん湖面からは「蒸気霧」が発生して湖面を霧状の水蒸気が風で流され幻想的な風景を作り出しています。冷え込みの厳しい冬の朝に見られる風物詩ですね。


沿道の冬枯れの桜の木が朝日に照らされています。冬の朝日は暖かい色合いですね。葉が一つもない冬枯れの枝の広がりもなんとも魅惑的です。


厳しい冷え込みの冬の朝にここまで出向いて来たことへのご褒美でしょうか。


こちらは飯盛山の麓の住宅群と千丈寺湖。まるで温泉の湯気のように蒸気霧が吹き出して、湖面をサラリと流れていく様子に見惚れてしまいました。マドン6を走らせる爽快さと冬の景観の見事な様子の連続に楽しくて仕方ありません。


おはよう乙原。永沢寺へと続く美しい平野部の道のりを爽快に走ります。奥の山並みが朝日に照らされて綺麗ですね。


おはよう千丈寺山。この山は千丈寺湖の湖畔の向こうに雄大に見える山です。数年前に一度だけ登ったことがありますが、また近いうちにこの山にも登らなければね。この冬のうちに登ってみたいね。


乙原から隣の高平へと峠を越えてやって来ました。稲穂が刈り取られた田圃の向こうに見える三角錐の見事な山が大船山です。先日もこの山への登山の様子を記事にしましたが、山は観る角度によって全然違う姿を見せてくれるのが面白いですね。


この季節に麦の若葉の緑はとても眩しい。今まであまり知らなかったですけど、麦の栽培には「麦踏み」という工程があって芽が少し育ってきた頃に敢えて麦の若葉を踏み付けて痛めつけることで麦がより丈夫に育つんですって。そう言えば、そういう話を小学生の頃、「はだしのゲン」という漫画でゲンのお父ちゃんが力説していた場面があったことを思い出しました。麦畑の向こうには木器方面から見た羽束山が聳え立っています。前回は山の向こう側の香下からの登山でしたが、木器側からも登れるらしいので、こちらも登ってみたいですね。どんな登山風景になるのでしょうか。


これまで木器には何度も足を運んできましたが、ここは初めて来た場所です。木器も高平もまだまだ知らない場所がたくさんありそうです。


ちょっとした高台にある林から高平方面を眺めてみました。快晴の冬の朝は清々しくて良いですね。


木器の旧郵便局の建物です。神戸市北区大沢や篠山市今田の旧郵便局はリノベーションされてカフェに生まれ変わっていますが、この建物も趣があって何かの施設に利用できると良いとは思いますが、どうやら個人宅の敷地にあるのでそういうことは難しい感じですね。


千丈寺湖に戻ってきました。湖面の向こうに見えるのが先ほども紹介した千丈寺山(589m)です。どうやら三田市で唯一一等三角点が設置されているらしい。乙原付近にある「てんぐの森」で森林浴を楽しみながら山頂を目指す登山が面白そうです。森林浴ということなのでやはり新緑の季節(4月から5月にかけての時期)が気持ち良いでしょうね。

久しぶりのマドン6での出走でしたけど、トレーニングというよりすっかり身近な地域のポタリングになってしまいましたね。まぁいいんです。マドンに乗って走ったということが大事なんですから。また時期が来たらトレーニングに打ち込む時期がやって来ることもあるでしょう。でもやはりマドンの爽快な走りは他のバイクとは別格のものでした。
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