この頃は、スズカ8時間エンデューロに向けての平坦地練習ばかりだったので、今日は趣向を変えて久しぶりに六甲山に登ってみようかと。通行止めが解除された裏六甲ドライブウェイから登って、「ヴォーリズ六甲山荘」の見学などをして、サッと下って帰ってこようというプランです。バイクは久々の出番のCAAD10。シャマルにチューブレスタイヤを履かせた仕様ですね。
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国道176号線、日下部交差点から県道15号(有馬街道)を走って裏六甲DWのある唐櫃を目指します。写真は五社のインター。有馬街道は道は狭いは交通量多いはトラックはバンバン走るわで、全然良い道じゃないけど、唐櫃に向かうにはこの道を行くしかないので我慢して走ることに。裏六甲の新緑の山並みがグッと迫ってくる感じは良いんだけどね。
唐櫃から六甲山トンネルに向かう車道を登って登って、ようやく裏六甲DWの登り口まで到着。山ツツジがお出迎え。これでようやく車通りの少ない道をゆったり走れる。といってもここまで来るのにすでに結構な標高を稼いでいるんだけどね。
久しぶりのヒルクライムで体があまり順応できないなぁ。インナーローでゆっくり登っているんだけど、あんまりリズムが掴めない感じ。今までヒルクライムさぼっていた報いだな。左の山肌は土が露出してる。ここが崩落地点っぽい。新しいコンクリと柵で土砂崩れを食い止めようとしてるけど、また土砂が流れてきそうで怖いな。
さっきのと比べると規模が小さいけど、ここも崩れたっぽい。土の上にシートを何枚も被せて崩落を防ごうとしている。
崩落地点を眺めながら裏六甲DWをのんびりと登り切って、ようやく六甲山上(記念碑台前)に到着。たしか1月に登ってきて以来の六甲山だと思う。山上は少し肌寒くて過ごしやすい気候という感じ。
六甲カンツリーハウスに向かうこの小道を登っていくと目的の「ヴォーリス六甲山荘」があります。ここは六甲縦走路のコースにもなっているのでハイカーの姿もありますね。
あ〜〜〜登六庵が閉鎖されてる!!
この様子だと臨時休業ってのでじゃなく、本格的に廃業になった感じ。一度ここに入ったことがあって、また久しぶりにここのカレーを食べようかななんて思っていたのに・・・。確かに客がいっぱいで儲かってるという感じじゃなかったんだけど、ずっと続いてきたお店だっただけにショック。それに、ご主人あれだけ頑張って小物を集めて店の内装整えて(?)きたのになぁ〜。一体どうしたんだろう(僅かなネットでの情報によると移転のため3/20に閉店したらしい・・・がそれ以上の情報は見つけられず)。
こんなオブジェもなんだか物悲しい。
ありし日の登六庵。かなりの不思議系食堂。こんな感じでゴチャゴチャしてるけど意外と落ち着く。でも名物の昭和カレーは店内の雰囲気とはうって変って素朴な昔ながらのカレーといった雰囲気でけっこう美味しい。嗚呼、登六庵、一体どこへ?
登六庵の前の道を進んでいくと、六甲山上の別荘地帯に入って行きます。背の高い杉並木があって冷んやりとして良い雰囲気だ。
そんな中、今日の目的地である「ヴォーリズ六甲山荘」に到着。ヴォーリズ六甲山荘はちらっと見物して終わりかと思ったら、案内人さんも居てこの山荘の歴史やヴォーリズ建築の特徴や何やかやとたくさんのお話しが聴けて、思いがけず楽しい時間を過ごしました。それを記事にすると長くなるので、その記事は次の回ということで、今回はこれにて閉じます。
どなたか登六庵のその後をご存知の方教えてくださいm(__)m。蒐集した小物のことを嬉しそうに話されていたご主人の姿がなんだか忘れられない。